ゴミ屋敷が子供にあたえる5つの悪影響。３つの原因とすぐにできる解決策

ゴミ屋敷はいじめ、学力の低下、社会性の欠如など子供の将来にも悪影響があります。自分で住む場所や環境を変えられない子供はゴミ屋敷の被害者とも言われています。

この記事ではゴミ屋敷が子供に与えるリスクとゴミ屋敷になってしまった原因をご紹介します。原因と共にすぐにできる解決策もお伝えしますので、ゴミ屋敷を脱出するサポートになる記事です。

また、近くに子供がいるゴミ屋敷があるときの相談先も最後に記載しています。

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【監修】遺品整理士協会認定　遺品整理士
片山　万紀子

祖父の遺品整理をきっかけに遺品整理や不用品回収に興味を持ち、遺品整理士協会認定・遺品整理士の資格を取得。ReLIFE（リライフ）のディレクターをする傍ら、年間600件以上の遺品整理に携わる。遺品整理を通して「ありがとう」という言葉をいただけること仕事のやりがいとしています。

ゴミ屋敷が子供に与える5つの悪影響

子供がゴミ屋敷に住むと5つの悪影響が考えられます。
ここからはゴミ屋敷が子供に与えるリスクと理由をご紹介します。

1．子供が病気になるリスク

ゴミ屋敷には病原菌や虫が大量にいるので、子供が病気になりやすいです。

ゴミを溜め続けると、その家にはさまざまな害虫が集まり始めます。集まるのは以下のような害虫です。
・ハエ
・ゴキブリ
・ダニ
・ノミ
・アシダカグモ
・蚊
・カミキリムシ
・チャタテムシ
・ネズミ

これらはあくまでも一例です。害虫は、チフス・O-157・大腸菌・黄色ブドウ球菌・赤痢・サルモネラ菌など、さまざまな種類の病原菌を媒介する可能性があります。

害虫は、糞や尿をゴミ屋敷の中にするため、こうした病原菌が体内に侵入するリスクも高いです。

例えば、ダニの死骸によるアレルギー症状や脳炎、嘔吐、下痢など、多くの健康被害が発生します。とくに、O-157のように毒性が強い病原菌は、免疫力の低い子供だけが発症することもあります。

梅雨の時期はカビが肺に入ることで引き起こされる「夏型過敏性肺炎」や「肺線維症」にもなりやすいです。抵抗力や体力のない子供にとって咳は負担がかかります。
放置しておくと悪化して、肺が硬くなり、時には命にかかわる事もある病気です。

ゴミ屋敷の虫については【【虫の画像無し】ゴミ屋敷に住む虫10種類と2つの撃退方法と虫の出ない部屋】をご覧ください。
ゴミ屋敷の病気リスクは【ゴミ屋敷がコロナ禍で増えた。5つの原因と命に係わる3つのリスク】をご覧ください。

2．子供がいじめられるリスク

健康被害だけでなく、子供が学校でいじめのターゲットにされてしまうリスクもあります。

大量のゴミの中で生活することで、そのゴミの臭いが徐々に衣服に染み付きます。本来であれば、親が定期的に洗濯をして、子供の衣類を清潔に保たなければなりません。

しかし、ゴミ屋敷に住んでいる時点で清潔感とは無縁になります。そもそも、ゴミが溜まりすぎていれば、スペースもないので「洗濯をする」という行動すらできません。
その結果、子供は毎日、ゴミの臭いが染み付いた洋服を着て登校せざるをえなくなり、クラスメイトからいじめの標的にされてしまいます。

部屋が臭い！５つの原因とすぐできる対処法｜部屋をいい匂いにするコツ

3．子供の学力が低下するリスク

ゴミ屋敷では学力が低下します。

机の上はモノで溢れ学習スペースの確保もできませんし、目に入る情報が多すぎて目の前の教材に集中もできません。また、学校から持ち帰った宿題や提出期限があるプリントもゴミ屋敷の中に埋もれやすくなります。

宿題やプリントをなくすと教師やクラスメイトからの印象も悪くなり、学校や勉強に対する劣等感も抱きやすくなります。

また、学習には十分な睡眠とブドウ糖やDHAといった栄養価の高い食事が必要です。ゴミ屋敷のキッチンではシンクもゴミや食器で溢れているので栄養価の高い食事も作れません。ゴミの中で埋もれるように睡眠をとるので、質の低い睡眠となってしまい、記憶の定着にも期待できません。

ゴミ屋敷は学習に必要な環境が整えられていないので、学力は低下します。

4．コミュニケーション能力が低下するリスク

ゴミ屋敷に住む子供はコミュニケーション能力が低下するリスクもあります。

学校で衣類や持ち物、自身の清潔感がないことを指摘されれば、自分に自身がなくなります。積極的に話しかけられなくなってしまい、友達が減ります。また、周囲からも分かるレベルのゴミ屋敷になっている場合、友達の親から「あの子の家に行くのはやめなさい」と制限されることもあります。

他人の家を行き来する機会が減ると初対面の人と接する機会が少なくなります。あいさつや振る舞いなど社会に出た時に身についていなければならないマナーを覚えられないまま大人になってしまいます。

コミュニケーションスキルは子供のころから徐々に養われるものです。
ゴミ屋敷に住む子供は人とのつながりを持つ機会が減るので、コミュニケーション力の低下リスクがあります。

5．将来、ゴミ屋敷にしてしまうリスク

ゴミ屋敷に幼い頃から住むことで、「ゴミを溜め込んで暮らす」という価値観が子供にとって当たり前になってしまいます。

そのため、一般的な感覚を知らないまま大人になってしまい、将来自分の家をゴミ屋敷にすることに対してなんの疑問も抱きません。

子供が一人暮らしをすればそれを正してくれる人はいないですし、恋人や家族ができたときに問題となってしまいます。家をゴミ屋敷にするような人間と結婚したいと思う方はいません。

親が作り出したゴミ屋敷での生活は子供時代だけでなく大人になってからも影響を与えてしまうのです。

ゴミ屋敷になった原因

ゴミ屋敷になってしまった原因と改善策をご紹介します。
ゴミ屋敷はストレスや環境の変化が引き金になっていることが多いですが、根本的な解決には周囲の協力や病院での受診が必要なケースもあります。

1．産後うつでゴミ屋敷になる

女性の場合、産後うつがきっかけでゴミ屋敷になることもあります。

産後うつになると突然不安や悲しさが襲ってきたり、無気力状態になってしまいます。産後直ぐから3ヶ月の間に現れやすい症状で10人に1人の割合で発症する比較的身近なものです。

医学的にも産後直ぐには女性ホルモンのバランスが乱れて精神に影響を及ぼすのは、当然という見解もあります。時間の経過とともに症状も落ち着いていきますが、つらい時は身近な方や自治体のサポート事業に頼り一人で抱え込まないのが解決につながります。

初期段階で周囲に助けを求めることで、ゴミ屋敷になる前に安定することもあります。産後うつを放置するとそのまま育児ノイローゼにもなりやすいので、早めの対処を心がけましょう。

2．親の仕事が忙しい

仕事が忙しく、不規則な生活になっていることもゴミ屋敷になる原因の一つです。

家に帰るのは寝る時だけで食事すら疎かになっているとゴミ屋敷化は進みます。

仕事に対して真面目な方は責任感が強く完璧主義な傾向があります。ゴミの分別や自分で決めたルールにこだわりすぎた結果ゴミ屋敷になることもあります。一度ゴミ屋敷になってしまうと、周囲にばれるのが恥ずかしくなり人にも頼れないので悪循環になります。

仕事のストレスが原因でゴミ屋敷になっているのであれば、転職するのも選択肢の一つです。
仕事を好きで続けているなら、ゴミ屋敷片付け業者や家事代行サービスを利用して自分の苦手な片付けを外注する方法もあります。

ゴミ屋敷に女性が多い理由は
【汚部屋のレベルと女子に多い理由―病気になる前に片付ける方法】
【ゴミ屋敷の7割は女性。今すぐにできる、たった3つの対処法】をご覧ください。

3．親が片付けられない病気

先天的な疾患が原因で片付けられないこともありますし、ストレスや環境、年齢が原因でうつ病や溜め込み症やセルフネグレクト、認知症を発症していることもあります。

「がんばってもできない」「何もないのに涙が出る」「常に無気力」のいずれかに当てはまる時には病院で心の状態を診察してもらいましょう。心の病気は自分しか分からないので、周囲からはだらしがない人と見られていることもあります。

病気が原因でゴミ屋敷になっているときには医師の指示に従って、投薬など治療を優先させましょう。

また、親が精神的な病気や疾患を抱えているのであれば、子供への接し方などゴミ屋敷以外でも子供への影響が出ている可能性が高いです。

ゴミ屋敷の原因は合わせて以下のページもご覧ください。
【ゴミ屋敷の原因は溜め込み症かも。捨てられない原因と効果的な治療方法】
【ゴミ屋敷6つの心理状態とすぐにできる3つの解決方法―孤独・ストレス】
【ゴミ屋敷のトラブル事例と原因ー住人の共通点・根本的に解決する】

【片付けられない3つの原因とタイプ別解決策―共通点と病気の可能性】
【セルフネグレクトになる5つのきっかけ。脱出できる３つの治し方】

ゴミ屋敷を自分で片付ける

ゴミ屋敷に住み続けるのは子供にとっても親にとっても悪影響しかありません。
まずはゴミ屋敷を片付ける気持ちの持ち方とすぐに始められる方法をご紹介します。

子供のために片付ける

目的は子供の健康や快適な学校生活、将来のために片付けることです。自分の為だと途中であきらめてしまう方でも、子供の為であればゴミ屋敷を脱出できるモチベーションを維持できます。

面倒だと感じたらこの記事の上部にある「ゴミ屋敷が子供に与える5つのリスク」を読んで、モチベーションを整え直します。ゴミ屋敷の片付けは毎日少しずつ行うと習慣化するのでモチベーションに頼らなくても片付けができるようになります。

最初の2週間だけは「子供のために片付けること」を頭に入れてゴミ屋敷の脱出を進めます。

今日できることを紙に書き出す

毎朝、今日できる片付けを3つだけ紙に書き出しましょう。
ゴミ屋敷の片付けが失敗する原因はやらなければならないことがありすぎて、どこから手を付けたらいいかが分からないことです。

まずは、すぐにできること「ペットボトルをゴミ袋にまとめる」「可燃ゴミを集積所に持って行く」「シンクの食器を洗う」などその日のうちに達成できることだけを書きだします。

それぞれ10分以内で終わる、生活に負担がかからない目標にしましょう。

1日の終わりにできたものだけを消していきます。書き出した紙自体を失う人は、スマホのカレンダー機能に追加してアラーム機能を付けると忘れにくくなります。

片付けやすい収納にする

ゴミ屋敷からゴミが無くなったら畳んだり、整頓しなくてもいい収納に改善しましょう。

ゴミ屋敷からきれいな収納を目指しても挫折します。片付けられない方が一番苦手なのは使ったものを元の状態にして戻すことです。

例えば、衣類を着た後にハンガーにつるすのが面倒で床に置いてしまうのであれば、ハンガーにかけなくても入れられる引き出しや箱を作り元の場所に戻せるようにします。

シワになりますが、床に放置することはなくなるので、ゴミ屋敷化を防げます。
ゴミ屋敷からゴミが無くなった後に目指すのはモノの住所を決めることです。

もっと具体的なゴミ屋敷の片付け方は【ゴミ屋敷の片付けるマインドと費用―片付け業者に依頼すると10万以上】をご覧ください。

子供をゴミ屋敷から救う

身近にあるゴミ屋敷から子供を救う方法を3つご紹介します。

子供はゴミ屋敷の被害者

家庭環境を選べない子供はゴミ屋敷の被害者です。

ゴミ屋敷という不衛生な環境は育児放棄とみなされることもあります。また、生活環境が整っていない時には食事生活の面でも虐待を受けている可能性も高くなります。

自立できる年齢までゴミ屋敷に耐え続けてきた方もいますが、ゴミ屋敷の中で命を落とす子供がいるのも事実です。匿名で電話をするだけで子供をゴミ屋敷の被害から救うことができます。

1．児童相談所に相談

児童相談所の電話番号は「189」で、電話をして職員から虐待の内容や虐待の疑われる住所をそのまま伝えましょう。児童相談所に連絡すると、職員が48時間以内に家庭訪問をして安否確認を行ってくれます。

児童相談所への連絡は匿名でできますし、その後事情聴取されることもありません。

児童相談所のサイトには虐待について以下のように書かれています。
“家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院に連れて行かないなどは育児放棄” ゴミ屋敷で子供に生活させることは「ひどく不潔にする」該当しますので、相談しても問題ないでしょう。

2．自治体に相談

ゴミ屋敷の存在について自治体に知らせると自治体の職員が家庭訪問やゴミ屋敷片付けの交渉を行ってくれます。東京都足立区の様に環境部生活環境保全課ごみ屋敷対策係が設けられているところもありますが、特別に部署がない時は総合案内から生活課に案内されることが多いです。

足立区の様にゴミ屋敷に対する条例を定めている自治体もあります。条例に違反している場合は勧告や話し合いを経たうえでゴミ屋敷の強制撤去をすることもできます。条例があってもゴミ屋敷の強制撤去までには数年以上かかります。

ゴミ屋敷の住人と自治体の話し合いを50回以上重ねても、解決が難しい時にだけ行政代執行によりゴミ屋敷の撤去作業が始まります。

ゴミ屋敷の片付けが行われるまで子供はゴミ屋敷での生活に耐え続けています。
匿名でも構わないので、早く相談しましょう。

3．警察・消防に相談

ゴミ屋敷の存在を警察や消防に知らせるだけでも多少の効果があります。

ゴミ屋敷はトラブルや火事に巻き込まれやすいです。事前に知らせておくと警察で見回りの強化地域に入れるなどの対策をしてもらえるので、放火の抑止や火事が起こったときの消火までの時間が早くなります。

また、警察であれば児童相談所と連携をとって子供をゴミ屋敷から救ってくれることも考えられます。
ゴミ屋敷が火事になりやすい理由は【ゴミ屋敷が火事になる5つの原因と近隣のゴミ屋敷火災から自宅を守る対策】をご覧ください。

ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する

ゴミ屋敷と呼べるほどゴミを溜め込んでしまうと、自分たちだけで片付けることはできません。

そもそもゴミの量が多く、すべて処理するとトラック数台分になることもあります。これだけの量を運び出して処分するだけで、何日もかかることは確実です。

しかも、危険な害虫や頑固な汚れ、汚物などの処理もしなければいけません。こうしたものは病原菌を含んでいるため、正しい装備で処理をしないと病気になってしまいます。

このような事情があるため、ゴミ屋敷を片付けるのであれば、業者に依頼したほうが安全です。ゴミ屋敷の片付けには慣れているため、効率よく隅々まで清掃してくれます。

片付け業者に依頼するメリット

それでは、ゴミ屋敷の片付けを清掃業者に依頼した場合の、メリット・デメリットを詳しく確認していきましょう。

メリット1　スピードが早い

清掃業者は、これまでゴミの片付けをした経験を積み重ねているプロです。そのため、大量のゴミであってもスピーディに片付けてくれます。

片付けに慣れていない方では数日かかる量のゴミであっても、半日〜1日ちょっとで終わらせてくれるので便利です。

子供がゴミ屋敷による悪影響を受けないためには、1日でも早くゴミを片付けることが重要になります。

子供が健康で暮らし続け、キレイな衣類を着て友達と遊べる環境を作るためにも、業者に依頼してなるべく早めにゴミを処理しましょう。

メリット2　プロが完璧に清掃

ゴミ屋敷の片付けに慣れていない方であれば、大量のゴミを運び出しただけで疲れてしまいます。

しかし、ゴミ屋敷の片付けは「ゴミの運び出し」だけでは終わりません。長年こびりついた汚れの掃除や害虫の駆除など、隅々までキレイにするためにやるべきことがあります。

長年蓄積した汚れは簡単に取れません。もちろん一箇所だけではないため、すべてを完璧に掃除しようとすると何時間もかかってしまいます。

害虫の駆除も、きちんと卵や巣の駆除までやらなければいけません。丁寧に取り組まなければ、時間が経って再び害虫が繁殖してしまい、健康被害をもたらします。

業者に依頼すれば、こうした細かい部分の掃除まで完璧に行ってもらうことが可能です。掃除に必要な装備や、駆除の道具も業者が準備してくれます。自分たちで慣れないまま適当に掃除をするよりも確実です。

メリット3　人の目を気にするストレスの改善

ゴミ屋敷に住み続けると、近隣住民の間で、悪い意味で有名になってしまいます。家の外までゴミがあふれ出ていればそれが噂の対象になりますし、「あの家の悪臭がこちらにまで漂ってくるから迷惑」「ゴミ屋敷の害虫がこっちの家にまで侵入してきた」など、近隣にさまざまな形で迷惑をかけてしまうため仕方ありません。

こうした非難の目が向けられるというのは、ゴミ屋敷の住民にとってもストレスです。しかも、ゴミ屋敷になったことに関して子供に罪は無いため、大人以上にそうした視線が強いストレスとなってしまいます。

こうした近隣住民からの視線を改善するためには、ゴミ屋敷状態を抜け出すしかありません。業者に依頼してスピーディにゴミを片付ければ、悪臭や害虫被害を食い止められるので、近隣からの目を改善できます。

片付け業者は費用面での負担が大きい

清掃業者に依頼するデメリットとしては、やはり「費用負担が大きい」ということが挙げられます。ゴミ屋敷を片付ける際の相場は以下の通りです。

間取り	作業人数	想定の作業時間	費用相場
1R・1K	1〜2名	3時間前後	2万〜10万円前後
1DK・1LDK	2〜4名	4〜6時間前後	3万〜20万円前後
2DK・2LDK	2〜6名	6〜8時間前後	5万〜30万円前後
3DK・3LDK	3〜8名	10時間前後	6万〜50万円前後
それ以上	10名前後	12時間前後	20万〜60万円前後

一部屋が狭かったり、部屋数が少なかったりすれば、費用負担は抑えられます。しかし、子供と一緒に住んでいるのであれば、子供部屋などを含めて複数の部屋を掃除しなければいけない可能性は高いです。

その場合、片付けにも時間がかかり作業員の数も増やす必要があるため、費用は増加します。

業者によっては見積もりを無料で出しているため、まずは連絡して確認をすると良いでしょう。
ゴミ屋敷の片付け費用は【ゴミ屋敷の片付け費用は「量」と「内容」で決まる！ 5つのコツで安くする】をご覧ください。

ゴミ屋敷の片付け事例

ゴミ屋敷の片付け事例を金額と共にご紹介します。

東京都１LDKアパートの事例

費用 198,000円
間取り 1DK
人数/時間 4名/5時間

「ゴミ屋敷を片付けたいけど、お金がありません」とご相談いただきました。

依頼者様は母子家庭で周囲に頼れる親族もおらず、昼も夜も働いているので時間がなくゴミ屋敷状態になってしまったとのことでした。アパートの管理会社から悪臭やゴミに対する苦情が来たと連絡があり、お部屋を片付ける決心をされました。

お子様へのネグレクトを疑われてしまうことも気にされていたので、作業は人の少ない昼にしました。

腰丈以上に積まれたゴミの山を低予算で片付けるために、依頼者様で運べるゴミは持ち込み施設へと運んでいただきました。分別や仕分けを弊社スタッフで行い、依頼者様がゴミの日に出していただくだけでも処分費用が無くなるので安くできます。

予算内ギリギリでおさめることができ、ご依頼者様も安心されていました。

埼玉県3DK マンションの事例

費用 648,000円
間取り 3LDK
人数/時間 8名/8時間

「亡くなった父の部屋がゴミ屋敷です。どうしたらいいですか。」

と娘様からご依頼いただき見積もりに伺うと、玄関先から洗面、リビングまですべてゴミで埋め尽くされていました。1週間後にマンションの査定業者が来る予定なのでそれまでに片付けたいと急ぎのご依頼受けたので、弊社に丸投げしていただくことにしました。

ゴミ屋敷の清掃ではありますが、遺品整理も含まれているので仕分けに時間がかかります。通常よりも3名ほどスタッフの人数を減らして作業いたしました。

ゴミを掘るようにして片付けると中からは、現金や通帳など貴重品がでてきましたので、慎重に作業を進めていきました。2トントラック3台分のゴミや不用品を回収し、無事マンションの査定に間に合ったとのことです。

実家がゴミ屋敷になっているときには
【実家が汚いストレスと３つのリスク。すぐにできる2つの実家回避法】
【実家の片付けの6つのコツと片付け業者を利用する目安】
【実家がゴミ屋敷になった4つの原因と片付けるタイミング3つ】をご覧ください。

子供が住むゴミ屋敷のまとめ

・ゴミ屋敷は子供に将来にも悪影響しかあたえない
・ゴミ屋敷になってしまった原因は生活環境の変化やストレスが考えられる
・育児ノイローゼや病気、仕事などゴミ屋敷になった原因を取り除くことが優先
・自分で片付けられないなら、ゴミ屋敷片付け業者を利用する選択肢もある。費用はかかるが人の手を借りてリセットした方がいい時もある
・近所に子供が住むゴミ屋敷がある時は、虐待の可能性もあるので、児童相談所や警察、自治体に知らせた方がいい

自分では手が付けられなくなったゴミ屋敷の片付けはReLIFE（リライフ）へお気軽にご相談ください。状況や悩みから最適なご提案をいたします。

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