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豆知識

不用品回収

洗濯機の処分方法4つー売る・譲る・安く捨てたいならー

洗濯機は買い替えのタイミングで処分する場合が多く、5年に一度くらいの機会しかありません。以前の処分方法とは変わっている場合があり、戸惑ってしまい買い替えに踏み切れない方もいるのではないでしょうか?

買取対象の洗濯機でも廃棄処分をすると1万円以上損する場合もあるので、自身に合った処分方法を調べるのがおすすめです。

「洗濯機の音が大きくなってきた」「今の洗濯機はもう7年以上も使っている」など、洗濯機の買い替えを検討している方におすすめの内容です。

この記事を読むと洗濯機の正しい処分方法が分かり、自身の状況と洗濯機の状態に合わせた損しない処分方法が分かります。

洗濯機は粗大ゴミではない

洗濯機は「家電リサイクル法対象家電」となるので、粗大ゴミではありません。

洗濯機を廃棄処分するのに必要なものは「家電リサイクル券」は自治体で粗大ゴミとして処分する時に必要な「粗大ゴミ処理券」とは全く別物で、「家電リサイクル券」は家電リサイクル券取扱店や郵便局のみで購入可能で、全国共通です。

洗濯機は家電リサイクル法対象

家電リサイクル対象家電である洗濯機を廃棄処分する場合、「家電リサイクル料金」+「収集運搬料」が発生し、家電リサイクル料金は洗濯機のメーカーによって決められています。収集運搬料金は引き取る業者によって料金が変わります。

しかし廃棄処分せず、リユースする場合や海外へ輸出する場合には「家電リサイクル料金」は発生しません。
製造年数から5年未満で正常に動く洗濯機はリユース、リサイクルされる可能性があるので、廃棄処分せず、買取業者へ依頼したり、ネットオークションに出品する選択肢もあります。

家電リサイクル法

「家電リサイクル法」とは2001年に施行された法律で、特定の家電のまだ使える部品や材料をリサイクルすることで廃棄物を減らし、資源の有効利用を推進することを目的として制定されました。

毎年1000万台を超える家電製品がリサイクルされ、2016年には回収総累計が2億台を突破しました。

家電リサイクル法では、冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビの4つが特定家庭用機器として指定されています。この4つの家電を処分する場合は、家電リサイクル法に沿って処分する必要があり、「家電リサイクル料金」が発生します。

洗濯機を処分する際に支払った「家電リサイクル料金」は洗濯機を分解する際の人件費、処理料金に使用されています。洗濯機はメーカーや型式によってネジ位置や分解の手順が異なり、手作業での分解がされています。

洗濯機の処分方法4つ

洗濯機の処分方法は大きく分けると4つあります。

洗濯機が正常に動き、製造年数が5年未満の場合にはリサイクルショップやフリマアプリ、ネットオークションを通じて売却する方法もあります。洗濯機の売却方法は次の章でご紹介します。

ここからは洗濯機を処分する方法をご紹介します。
手段が違うだけで基本的にはリサイクル法に従った処分方法で、それぞれの手順や料金からメリットが高い順でご紹介します。

不用品回収業者

洗濯機を早く処分したい時は不用品回収業者を利用するのがおすすめです。

不用品回収業者との都合が合えば、連絡したその日に回収してもらうことも可能です。
不用品回収業者を利用するメリットはスケジュールの組みやすさと、搬出や処分手続きを代行してくれる手軽さにあります。

例えば、引っ越しや洗濯機の買い替え日に合わせて回収日時を決めれば、スムーズに洗濯機を処分することができ便利ですし、引っ越しで他にも不用な家電や家具がある場合には一度に処分することができます。

回収作業に慣れているのでマンションの規定に合わせてエントランスや廊下など共有部分から室内の床や壁に養生し、傷がつかないように配慮してくれる場合もあります。基本的に養生作業は無料オプションに設定している不用品回収業者が多いですが、洗濯機の回収だけを依頼した場合は養生をせずに運び出すこともあります。

スタッフが洗濯機を持ち上げて搬出するので、傷がつく可能性が少ないからです。養生を希望する場合には事前に伝えると対応してくれます。

不用品回収業者が「古物商許可」を取得している場合、洗濯機の買取も可能です。電話口でも洗濯機の年式やメーカーを伝えると買取り対象か否かと買取可能な場合には買取り金額を提示してくれます。

回収後は国内の市場を通してリユースされる他、海外に貿易品として輸出されることもあります。洗濯機が壊れている場合や製造から7年以上経っているときにはにはリサイクル対象家電として法律に従って処分してくれます。
洗濯機を不用品回収業者に処分を依頼する場合、「家電リサイクル券」の購入手続きも代行してくれるので自分で用意する必要はありません。

料金
不用品回収業者に依頼した時の相場料金は0円から15000円程度です。
内訳は不用品回収業者によって異なりますが「基本料金」+「回収費用」で基本料金の中には搬出費用や人件費、車両代などが含まれています。

回収費用が0円になるケースは洗濯機の買取が成立し、基本料金や運搬料と相殺される場合で、洗濯機が製造から3年未満で正常に動く場合は買取対象になりやすいです。

また階段がない3階以上のマンションは、オプション料金として3000円程度が加算される場合もあります。不用品回収業者によって金額が3000円以上変わるので、3社以上から相見積もりを取るのがおすすめです。

【洗濯機の回収料金例】
「基本料金3000円」+「回収費用3000円」=「合計6000円」
縦型の洗濯機は1人で搬出可能なので、上記の料金が目安になります。
ドラム式の洗濯機の場合、搬出に2名以上必要なので上記の料金に追加で人件費が加わり、合計で9000円が回収料金の目安になります。

不用品回収業者を探す

家電販売店

洗濯機を買い替える場合は、家電販売店で処分してもらう方法がスムーズです。
新たに購入する洗濯機と入れ替える形で処分でき、料金も安く済みます。

買い替えではなく処分したいだけの場合も、過去に購入した家電販売店での回収処分が可能です。家電リサイクル法では販売店の家電回収は義務付けられているので断わられることはありませんが、収集運搬料金が買い替えの場合と比べて2000円程度高くなります。

家電販売店で回収された洗濯機はメーカーごとのリサイクル工場に運ばれて分解され、資源としてリサイクルされます。収集運搬料金は家電販売店から工場に運ぶ時にの配送料に充てられています。

収集運搬料金は各家電販売店で異なります。
また、新たに買った洗濯機の配送先と処分する洗濯機の引き取り場所が違う場合や、買った洗濯機の配送日と処分する洗濯機の引き取り日が異なる場合、料金が2000円程度加算されます。

料金
家電販売店で洗濯機を処分する場合「家電リサイクル料金」と「収集運搬料金」がかかります。

【洗濯機の回収料金例】
「家電リサイクル料金2530円」+「収集運搬料金1650円」=「合計4180円」

家電リサイクル料金
家電リサイクル料金は、洗濯機のメーカーによって異なります。
パナソニックやシャープなどの大手メーカーは自社のリサイクル工場を持っているので、ニトリなど家電をメインとしていないメーカーよりもリサイクル料金が安くなる傾向がありますが、形によって料金が変わることがありません。

縦型でもドラム式でもリサイクル料金は同じです。
洗濯機のメーカー名は説明書、また洗濯機本体上部や側面にシールで貼られていることが多いので必ず確認しましょう。

【洗濯機のリサイクル料金一覧】

メーカー名 リサイクル料金
パナソニック・シャープ・日立・東芝など 2530円
サムスン電子ジャパン 2640円
ヤマダデンキ 2805円
ニトリ・ノジマ・アイリスオーヤマなど 3300円

【収集運搬料金目安】※買い替えによる引き取りの場合

家電販売店名 収集運搬料金
ヤマダデンキ 1650円
エディオン 2,750円~3850円
ケーズデンキ 1650円

市区町村の回収業者

粗大ゴミの回収を有料で行っている自治体もありますが、リサイクル対象家電は自治体で処分することはできません。

お住まいの市役所や役場の環境課へ問い合わせすれば、廃棄物処理業者を紹介してもらえます。「家電リサイクル券システム取扱店」であれば洗濯機の引き取り処分することができます。

東京23区の場合「家電リサイクル受付センター」があり、引き取り業者を案内してくれます。紹介してもらった業者と引き取り日を決めることができるので、ある程度予定が組みやすい処分方法です。

市区町村から紹介された業者に依頼した時には洗濯機を引き取り日に玄関先まで運ぶ必要があります。洗濯機の吸水・排水ホースやアース線の取り外しもしなければならないので、一人で洗濯機を運べない方や取り外しが不安な方は家族やご近所など、運ぶのを手伝ってもらう必要があるので注意しましょう。
料金は回収時に直接業者へ支払います。
クレジットカード決済を導入している業者は少ないので現金払いを求められることが多いです。

料金
【洗濯機の回収料金例】
「家電リサイクル料金2530円」+「収集運搬料金3000円」=「合計5530円」

東京23区の取引業者で洗濯機を処分する場合に支払う費用は、家電リサイクル料金2530円と収集運搬料3000円の合計5530円程度が目安です。
収集運搬料金は引き取り業者ごとに設定されていて、相場価格は1000円~4000円となります。
直接業者に料金を支払うと「家電リサイクル券の控え」を渡されるので、廃棄処分完了するまで大切に保管しておきましょう。

持ち込み処分する

自身で指定引取場所に洗濯機を持ち込み処分する方法もあり、収集運搬料金がかからないので、リサイクル料金のみで安く廃棄処分できます。

持ち込むための車、人手や時間の手間がかかりますし、家電リサイクル券も自身で購入する必要があります。
家電リサイクル券の詳しい買い方は「家電リサイクル券の購入方法」でご紹介しています。

 

指定引取場所は各市区町村によって決められています。
家電リサイクル券センター」のサイトから確認し、持ち込み日を予約しましょう。
東京23区は「家電リサイクル受付センター」のサイトからも検索できます。
持ち込み可能日時は各指定引取場所によって異なりますが、平日9:00-17:00のところが多くみられます。
持ち込み日を予約したら、家電リサイクル券を処分する洗濯機へ貼り付け、予約日に指定場所まで運びます。指定引取場所によっては自身で洗濯機をおろすことを求められます。

料金

【洗濯機の回収料金例】
「家電リサイクル料金2530円」+「振込手数料約150円」=「合計2680円」
洗濯機を廃棄処分する方法の中では一番安く済みますが、車両代やガゾリン代が掛かります。

洗濯機を売って処分

製造から5年未満で正常に動く洗濯機の場合は売って処分する方法もあります。
売って処分する方法は家電リサイクル料金が掛からず収入にもなります。

買取業者を利用する方法と自分で売買する方法の2パターンがあり、それぞれメリット・デメリットがあるので自分に合った処分方法を選びましょう。

買取業者を利用する場合、引き取りなどの手間が掛からない代わりに手数料が3000円程度かかります。売れた金額から手数料が引かれるので、手元に残る金額が少なくなります。

自分で売買する場合、ネットオークションやフリマアプリを利用するので、出品から発送、取引連絡も自分で行わなければならないので手間と時間が掛かります。また、すぐに売れるとも限りません。

3月~4月上旬の引っ越しシーズンには一時的に需要が増えるので、売れるまでの時間が短くなりますが、需要が少ない時期や洗濯機の状態によっては1年以上売れないこともあります。買取業者を利用する場合と比べて、中間マージンがかからないので手元に残る金額が多くなります。

売れる洗濯機の条件とコツ

最低でも以下の3つの条件がそろっていない場合、売れる確率は低くなります。

1.正常に動くこと
2.製造から5年未満
3.大きな傷やへこみなどがない

3つの条件をクリアし、なおかつスマホと連動している洗濯機などスペックが高いと買取価格が上がる傾向にあります。また説明書や付属品(給水ホース)が揃っている、パナソニックなどの大手家電メーカーの洗濯機の方が国内の需要が高いので高く買い取られます。

洗濯層の汚れや臭いも査定基準の一つなので、買取査定前には見える範囲だけでも掃除をすると数百円~1000円程度買取価格が左右されます。
縦型よりもドラム式の方が新品の価格自体も高いので、買取価格も高くなります。

買取業者・リサイクルショップ

洗濯機を売りたい場合、出張査定をしている買取業者やリサイクルショップで買取り査定をしてもらいます。
出張査定だけだと無料でしてくれる場合が多いですが、買取に同意した場合に「搬出料金」「出張料金」が発生する業者もあるので、問い合わせ時に確認しておくといいです。

一括査定サイトで比較して査定金額を出すこともできますが、正確な買取金額は訪問査定後になることが多いのであくまでも目安として利用しましょう。

2.フリマアプリ・ネットオークション

洗濯機をフリマアプリやネットオークションで売却する方法もあります。
洗濯機を売るときも基本的には洋服や小物を出品する時と同じ手順となりますが、大型家電である洗濯機の場合、送料が10000円以上することもあります。

出品者負担にするか、落札者負担にするかによって、出品金額は5000円以上変わってきます。

洗濯機の出品写真を撮影する時には、あとでトラブルにならないように傷や汚れの写真を必ず入れましょう。

洗濯機売買のトラブル事例
個人の間でやりとりする洗濯機売買は、買取業者との売買に比べトラブルに発展するケースが多くなります。
例えば、「洗濯機が届いたが電源が入らない」場合が挙げられます。出品する前は「正常に動いていた」と主張しても、配送中に故障したのか、故障していたのかを証明できないので揉めることになります。
購入者と出品者で返金や返品などで対処することになりますが、大型家電である洗濯機は送料も処分費用も5000円程度料金が掛かるため、トラブルが長引く傾向があります。

トラブル回避方法
上記のような個人間での売買のトラブルは、出品時に洗濯機の状態を詳細に明記することで回避できます。
傷や磨いても取れない汚れなど、写真を撮って出品時にアップすれば購入者との認識のズレがなくなります。
また輸送中の事故破損については、保証がある配送業者を利用するといいです。例えば、ヤマト運輸の場合は最大30万円の補償を受けられます。

洗濯機を譲って処分

洗濯機を譲って処分する方法もあります。
洗濯機をほしい友人や知人に譲れば、配送時にかかる料金だけで済みますし、自分で運ぶ場合はさらに料金がかかりません。
周囲に洗濯機が欲しい方が見つからない時はジモティーなどインターネットの掲示板を通して譲る方法もあり、配送や設置などを譲る方、譲られる方で済ませられるならスムーズに進められます。

譲る場合もトラブルにならないように、譲る前は各機能(コース)が正常に動くかを確認しましょう。
洗濯機は標準対応年数が7年程度なので、譲る際はこの年数を目安に考えます。標準対応年数に近いものや超えるものは、譲ってすぐに壊れたなどトラブルになってしまうので譲るのは控えましょう。

洗濯機の処分でよくある質問

洗濯機を処分するにあたって、よくある質問をご紹介します。
この他に気になる点、ご質問などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

Q1.安く捨てられるのはどの方法ですか?

洗濯機を一番安く捨てられるのは、自分で持ち込み処分する方法です。
収集運搬料がかからないので、家電リサイクル料金のみで処分できますが、労力と運ぶための車が必要です。

売れる洗濯機の条件に当てはまる場合であれば、買取業者や不用品回収業者を利用した方が安くなることもあります。

Q2.簡単に洗濯機を捨てる方法はどれですか?

一番簡単な洗濯機の処分方法は不用品回収業者を利用することです。
不用品回収業者は搬出からしてもらえるので、自分で運ぶ必要がありません。また、家電リサイクル券を購入する手間もないので手軽に処分できます。

買い替えに伴い処分する場合は新しく洗濯機を購入する家電販売店で処分する方が簡単です。新しい洗濯機と入れ替える形で引き取ってくれますし、家電リサイクル券の手続きもまとめて家電販売店で済ませられます。

Q3.引越し当日に捨てたい時はどうすればいいですか?

引っ越し当日に捨てたい場合は不用品回収業者を利用しましょう。
不用品回収業者はスケジュールの調整がしやすいので、事前に予約しておけば、引っ越し日に合わせて引き取りにきてくれます。

また、引っ越しで不要になった他の家電や家具などの回収も行ってくれるので、引っ越しの際は不用品回収業者を利用するのがおすすめです。

洗濯機を処分する方法のまとめ

洗濯機を廃棄処分するには不用品回収業者・家電販売店・市区町村の業者・持ち込み処分と、4つの方法があります。これらの方法は洗濯機が資源としてリサイクルされるため、家電リサイクル料金が発生します。
売れる条件に当てはまる洗濯機は売って処分する方法もあり、この場合は洗濯機として再利用されるので家電リサイクル料金は発生しません。

洗濯機の状態と自身の状況によって処分方法の選択肢も料金も異なります。どの方法が自身の状況と洗濯機の状態にあっているかを確認し洗濯機を適切に処分しましょう。