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【体験談付】冷蔵庫4つの処分方法|売る・あげるときの注意点

価格が高く、重量物である冷蔵庫は頻繁に買い替える物ではありません。

メーカーが製造終了から9年間は修理に必要な部品を保存する義務もあるため、一般的に冷蔵庫の寿命が9年~13年と言われています。したがって、冷蔵庫を処分する機会は10年に1度程度という方が多いです。

冷蔵庫は「家電リサイクル法」により粗大ごみとして処分できないので、その他の手段で処分する必要があります。しかし冷蔵庫は処分方法によってかかる費用に差があり、処分方法次第では損をしてしまうこともあります。さらに初めて処分する際には「リサイクル料金」や「収集運搬料金」などの耳慣れない言葉に戸惑ってしまう方もいるのではないでしょうか。

この記事では簡単に冷蔵庫を処分する方法を4つご紹介します。

この記事を読めば、冷蔵庫の処分方法が分かり、引っ越しや新しい冷蔵庫が届くまでに自分に合った方法で冷蔵庫を処分できます。


遺品整理士,片山万紀子
【監修】遺品整理士協会認定 遺品整理士
片山 万紀子

祖父の遺品整理をきっかけに遺品整理や不用品回収に興味を持ち、遺品整理士協会認定・遺品整理士の資格を取得。ReLIFE(リライフ)のディレクターをする傍ら、年間600件以上の遺品整理に携わる。遺品整理を通して「ありがとう」という言葉をいただけること仕事のやりがいとしています。

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冷蔵庫はリサイクル対象家電

冷蔵庫,処分

冷蔵庫は家電リサイクル法対象家電なので、粗大ごみとして各自治体で処分できません。

廃棄処分する際には必ずメーカーが指定する工場で分解し、有効資源として活用する必要があります。その際に「家電リサイクル料金」が発生します。

家電リサイクル法とは?

家電リサイクル法とは資源の有効活用を目的として2001年4月に施行された法律です。
この法律によって対象となる家電は販売店やメーカーによるリサイクルが義務付けられたため、粗大ごみとして処分することができなくなりました。

集められたリサイクル家電は、メーカーの分解工場に送られ、分解し有効資源として活用します。そして消費者はリサイクルの為に回収する費用として「収集運搬料金」と、処分の際にかかる費用を「リサイクル料金」として課されました。

回収された家電製品は、毎年1000万台を超えて有効資源としてリサイクルされており、2016年にはリサイクル家電の回収総累計台数が2億台を突破しています。

家電リサイクル法対象家電

家電リサイクル法の対象となるのは家庭用の「家電4品目」

・冷蔵庫及び冷凍庫
・テレビ
・エアコン
・洗濯機及び乾燥機

となっています。

冷蔵庫はフロンガスや鉛などの有害な化学物質が排出されるため、回収し適切に分解して処理する必要があります。また、分解する際は冷蔵庫の型式によってネジの配置や分解工程が異なるので手作業で行います。

先述した「リサイクル料金」は、この分解する際の人件費や処理料金に使われています。

冷蔵庫の処分にかかる2つの料金

冷蔵庫,処分

冷蔵庫の処分には「家電リサイクル料金」と「収集運搬料金」がかかります。
リユースや海外輸出されて、分解せずに冷蔵庫として再度使われるような場合には「家電リサイクル料金」はかかりません。

家電リサイクル料金

冷蔵庫のメーカーによって家電リサイクル料金は異なりますが、全国一律料金です。

どのメーカーも冷蔵庫の容量で2つに分かれていて170L以下、171L以上が基準になります。
パナソニックやシャープなど自社でリサイクル工場を持つメーカーは安く分解ができるため、ニトリなどと比べて安くなります。

2ドアの冷蔵庫は170L以下の冷蔵庫に多いですが、171L以上の冷蔵庫でも2ドアの場合があります。

冷蔵庫の容量は冷蔵室の内側側面やドア内側に貼られているので簡単に確認できます。

【冷蔵庫のリサイクル料金一覧】

容量 リサイクル料金
170L以下 約3,740円~5,200円
171L以上 約4,730円~5,600円

収集運搬料金

自宅から指定引取場所へ運ぶ際にかかるのが、収集運搬料金です。

収集運搬料金の相場価格は1,650円~3,300円で、業者によって独自に決められています。

家電販売店や廃棄物処理業者に引き取りを依頼した時には必ず発生しますが、自分で指定引取場所へ冷蔵庫を持ち込むときには収集運搬料金はかかりません。

 

冷蔵庫を処分する4つの方法

冷蔵庫,処分

冷蔵庫を廃棄処分する方法をご紹介します。

手間をかけるほど安く、費用を払うほど簡単に処分できます。

1.不用品回収業者の冷蔵庫引取を利用

冷蔵庫,処分

冷蔵庫を最も早く簡単に処分する方法は不用品回収業者に依頼することです。

不用品回収業者は回収を依頼したその日に回収できる場合もありますし、希望の日時を指定できるので新しい冷蔵庫の搬入日前日の夜や、引っ越し日当日など無駄のないスケジュールを組むことができます。

また、古物商許可証を取得している不用品回収業者であれば、冷蔵庫の買取も可能です。

希望があれば床や壁が傷つかないように養生してから運び出しをしてくれます。養生はオプションに設定されている不用品回収業者もありますが、冷蔵庫1台くらいであれば無料サービスしてくれることも多いです。冷蔵庫1台を布で覆うだけで搬出に差しさわりがないからです。

希望する場合は資材の準備が必要なため、事前に伝えます。

冷蔵庫の処分料金

不用品回収業者の冷蔵庫処分料金相場価格は0円~20000円程です。
費用に幅がある理由は冷蔵庫が買取対象の場合は基本料金などと相殺されて0円になる事があるからです。

3階以上のマンションで階段で搬出しなければならない場合には、オプションとして追加料金が3,000円程度加算される事もあります。

冷蔵庫の回収事例

冷蔵庫,処分

5ドア冷蔵庫を引き取っていただきました。
知らない間に水漏れしてしまっていたので、一刻も早く処分したく、不用品回収業者を利用しました。

電話の方の質問に答えていくだけで、スムーズに予約が取れました。
時期もよかったので、翌日の朝一に来ていただきスタッフ2名がかりで丁寧に運び出してくれました。

料金も電話でお見積もりいただいた金額から1円も上がりませんでした。
何より、すぐに引き取っていただけたのでよかったです。

回収内容 5ドア冷蔵庫(シャープ)
スタッフ 2名
建物 マンション6階(エレベーターあり)
作業時間 30分
ご希望 とにかく早く回収してほしい

3ドア以上の冷蔵庫は重量があるので必ず2名以上のスタッフが必要です。
2ドア以下の冷蔵庫は1人で運べるので、人件費を抑えられるので、回収費用も安くなります。

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冷蔵庫,処分,

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2.家電販売店で捨てる

冷蔵庫,処分

買い替えに伴い冷蔵庫を処分する方には安く、スムーズに処分できる方法です。

新しい冷蔵庫の配送時に交換する形で古い冷蔵庫を引き取ってくれるので、新しい冷蔵庫が届くまでに処分する必要もありません。

処分だけの場合は過去に購入した家電販売店であれば確実に処分できます。
家電リサイクル法では「販売店は回収すること」を義務付けられているからです。

購入した店舗を忘れてしまったときや引っ越しで遠方になったときには系列店や最寄りの家電販売店でも引き取り処分してくれます。

家電販売店の処分料金

家電販売店で冷蔵庫を処分する時には「家電リサイクル料金」と「収集運搬料金」がかかります。

家電販売店で回収された冷蔵庫はメーカーごとにリサイクル工場に運ばれて分解され、資源としてリサイクルされます。この時に家電販売店から指定取引場所に運ぶ費用として「収集運搬料金」があります。

収集運搬料金は家電販売店ごとに定められていて、「配送先と引き取り場所」や「配送日と引き取り日」が異なると2500円程度加算されます。

収集運搬料金

家電販売店名 買い替え時 引き取りのみ
ビックカメラ ¥1,650 ¥2,750
ヤマダ電機 ¥1,650 4,400円(収集運搬料 1,650円+訪問回収費 2,750円)
ノジマ ¥1,650 ¥3,300
ジョーシン ¥1,100 3,300円
ヨドバシ ¥550 2,750円
ケーズデンキ ¥1,650 4,950円(収集運搬料 1,650円+出張費 3,300円)
コジマ ¥1,650 2,750円
ベスト電器 ¥1,650 2,750円
エディオン 250L以下1,100円 251L以上1,650円 <250L以下>

エディオンで購入した商品の場合2,200円

他店購入品の場合3,300円

<251L以上>

エディオンで購入した商品の場合2,750円

他店購入品の場合3,850円

家電販売店の引き取り処分体験談

冷蔵庫,処分

古い冷蔵庫はエディオンで引き取ってもらいました。
調子が悪くなってきたので3月の決算セール時期を狙って買いに行きました。冷蔵庫の買い替えは結婚してから初めてだったので、処分方法やリサイクル料金など何もわかりませんでした。

店員さんに「古い冷蔵庫のお引き取りはご希望されますか?」と聞いていただけたので、説明を聞いてお願いしました。
古い冷蔵庫を撤去してから、新しい冷蔵庫を入れていただきました。

手続きなど家電販売店の店員さんがやってくれたので難しい手続きはありませんでしたが、時間指定はできませんでした。
引き取りもお願いするときは時間を選べないことが多いらしいです。

冷蔵庫 5ドア冷蔵庫(日立)
スタッフ 2名
建物 アパート1階
作業時間 30分
家電販売店の引き取りを選んだ理由 同日に撤去と設置ができるから

3.自治体指定の廃棄物処理業者に依頼する

冷蔵庫,処分

引っ越して近くに冷蔵庫を購入した店舗が遠方の場合や購入店舗を忘れてしまった場合は市町村が指定する廃棄物処理業者に引き取りに来てもらう処分方法があります。

原則、「一般廃棄物収集運搬許可」を取得している業者でなければ家庭から出たゴミを引き取り処分は行えませんが、「家電リサイクル券システム取扱店」であれば引き取り処分が可能です。

自治体によっては「家電リサイクル券システム取扱店」を紹介される場合があります。また、市町村に協力する家電量販店が請け負う場合もあります。

地域の許可を受けている業者はお住いの地域の市役所や役場の環境課に問い合わせましょう。

冷蔵庫引取の流れ

手順1 申し込み

自治体から許可を受けている業者に電話やメールで連絡し、回収を希望する冷蔵庫のメーカーと容量を伝えます。

※担当収集会社へ条件の確認

「リサイクル料金の支払い方」や「作業内容」を確認します。基本的に、収集業者による運び出しは受け付けていませんが、集合住宅など上層階の玄関から1階までの運び出しが困難な場合は別途料金で請け負ってくれる場合があります。家電リサイクル券を自身で準備するのかなど詳細も把握しておくと当日の回収がスムーズです。

手順2 引き渡し

収集日当日になったら、引き取り業者に冷蔵庫を引き渡します。

手順3 支払い

業者が家電リサイクル券を用意してくれる時には、リサイクル料金と収集運搬料金を現金で支払います。
支払いが完了すると、家電リサイクル券の控えを受け取ります。家電リサイクル券の控えは廃棄処分するまで保管します。家電リサイクル協会のサイトでメーカーにきちんと引き渡されたか確認できます。

東京23区は家電リサイクル受付センターへ

東京23区は「家電リサイクル受付センター」が引き取り業者を案内してくれます。電話もしくはインターネットからの受付が可能です。

名称 家電リサイクル受付センター
電話番号

受付時間

0570-087200(ナビダイヤル)

月曜~金曜 9:00-17:00

インターネット申込 https://kaden23rc.jp
受付停止期間 年末年始

廃棄物処理業者利用の体験談

冷蔵庫,処分

自治体の窓口に相談したら、紹介してくれた回収業者さんへ引き取りをお願いしました。

問い合わせるまで回収の流れや収集運搬料金が分からないところが不安でしたが、電話口で料金や時間などを教えてくれました。

家電リサイクル券は自分で用意するようにとのことだったので、郵便局へ買いに行きました。玄関の前まで出さなければならなかったので、友人に協力してもらって運び出しました。

冷蔵庫 2ドア冷蔵庫
スタッフ 1名
建物 アパート1階
家電リサイクル料金 3,740円
収集運搬料金 3,300円
処分方法を選んだ理由 役場で紹介されたから

4.指定引取場所に自分で持ち込む

冷蔵庫,処分

自身で直接指定引取場所まで持ち込んで処分する方法もあります。リサイクル料金のみで処分できるので、他の方法よりも安く廃棄処分できます。

収集運搬料金は指定取引場所まで運搬する際にかかる費用なので、自身で直接持ち込めば収集運搬料金を支払う必要はありません。

安い代わりに50㎏以上ある冷蔵庫を運搬し、家電リサイクル券を自身で購入しなくてはならないので時間と手間がかかります。

家電リサイクル券の買い方

指定引取場所は各市町村によって決められているので、家電リサイクル券センターのサイトから確認し、電話やメールで持ち込み日を予約し、持ち込みます。

持ち込み可能日時は平日の9:00-17:00の所が多いですが、各指定引取場所によって異なるので事前に確認します。

冷蔵庫の持込処分体験談

冷蔵庫,処分

一人暮らしで使っていた冷蔵庫を持ち込み処分で捨てました。

とにかく安く捨てたかったことと、軽トラを借りれたことが持ち込み処分を選んだ理由です。

私は学生だったので指定引取場所の営業時間内(平日9:00-17:00)までに持ち込めましたが、社会人だったら無理だろうなーと思いました。

家電リサイクル券の購入から持ち込み予約まですべて自分でやらなければいけなかったので大変でしたが勉強になりました。

冷蔵庫 2ドア冷蔵庫
家電リサイクル料金 3,740円
収集運搬料金 0円
処分方法を選んだ理由 安く捨てたかったから

指定引取場所への持ち込みは収集運搬料金がかかりませんが、レンタカーを借りた場合は車両代、自家用車でもガソリン代などの見えない費用が掛かります。

売って、冷蔵庫を処分

冷蔵庫,処分

買取可能な冷蔵庫であれば売って処分する方法があります。この方法は廃棄処分ではないので家電リサイクル料金がかかりません。

売る方法は買取業者を利用する方法と自身で売買する方法の2つがあります。

買取業者は引き取りに来てくれるので労力はかかりませんが手数料がかかります。

個人間の取引は出品から発送まで自身で行う必要があるが、買取業者に依頼するよりも手元に残る金額が多い場合があります。

売れる冷蔵庫の条件とコツ

冷蔵庫を売るための最低限の条件が3つあります。

1.正常に動くこと
2.製造から5年以内
3.大きな傷やへこみなどがない

この3つの条件が1つでも欠けていたら売れる可能性は限りなく低くなります。

また、買取金額を下げる要因として中の汚れや臭いがあります。汚れや臭いも査定の基準に含まれるので事前に掃除をした方が良いですし、説明書や卵入れ、製氷機能に付随するスコップなどの付属品が揃っていることも大切です。

その他に「真空チルド」や「キラッと製氷」などの機能が追加されていたり、パナソニック日立などの有名な家電メーカーの冷蔵庫は、国内での需要があるので買取金額が上がる場合もあります。

冷蔵庫の買取条件詳細は【冷蔵庫の買取は5年以内が最低条件―高く売れる時期とメーカー別査定額―】をご覧ください。

1.買取業者・リサイクルショップに売る

冷蔵庫,処分

出張査定をしている買取業者やリサイクルショップに査定依頼をします。査定だけは無料で行う業者が多いので3社程度に依頼すると競合し買取金額が1000円程度高くなりやすいです。

一括査定サイトを活用する場合は、訪問査定後に正確な買取金額が決まるケースが多いので、あくまでも目安としたほうが良いでしょう。

2.フリマアプリ・ネットオークションで売る

買取業者に依頼をせずにフリマアプリやネットオークションで売却する方法もあります。

基本的には洋服や小物を出品する際と同じ流れですが、冷蔵庫は重量物なので送料が10,000円以上することもあります。また、トラブルを避けるためにも冷蔵庫に傷や汚れがある場合は出品写真に掲載しましょう。

2022年11月18日現在、ヤフーオークションでは直近1年間で個人が出品している中古品の冷蔵庫は3,432件以上落札されていて、平均落札価格は15,916円です。

冷蔵庫は送料が高いため、送料無料もしくは送料込みでの商品が落札されやすく、直接受け渡しで送料を抑える取引も多いです。

また、3432件中100L~200Lのタイプが1595件、100L未満のタイプが676件となっており、ファミリー向けの大型のものよりも単身向けの冷蔵庫の方が落札されやすくなっています。

その他に10代から20代の若者の利用者が多いメルカリでは、より単身向けの冷蔵庫が売れやすい傾向です。

冷蔵庫売買のトラブル事例

買取専門業者に依頼する場合はトラブルが少ないが、個人間の取引はトラブルに発展するケースも少なくないです。

例としては購入者の元に届いた時に電源が入らなかったりきちんと動作しない場合です。こういったケースは輸送中に故障したのか、発送前から故障していたのか照明できないので、返金・返品などで揉めることがあります。

また、冷蔵庫は重量物のため送料が高く、処分するにも返品するにも費用がかかるためトラブルが長引くことが多いです。

トラブル回避方法

トラブルを回避するためには出品時に詳細を明記することが大切になります。写真では目立たない臭いや傷、汚れも明記することで購入者との認識のズレを防げます。

その他には荷物の保証制度がある配送会社を利用することです。ヤマト運輸は基本サービスに30万円までの保証が付帯します。

しかし、あくまでも配送業者に責任がある場合にしか適用されません。出品者の梱包不備などで故障した場合は保証適用外になるので注意が必要です。

冷蔵庫を譲る

冷蔵庫,処分

「自分がもらってうれしい」と思える冷蔵庫であれば、譲るという選択肢もあります。

「冷蔵庫を欲しがっている方」

・買い替えを検討している方
・一人暮らしを始める方
・ドリンク用など冷蔵庫を購入予定がある方

知人や親せきに譲る

知人や親せきなど身近な方で冷蔵庫を欲しがっている方がいないか声をかけてみます。
以下の情報を事前に共有すると相手にも伝わりやすいです。

・いつ頃購入したか
・サイズや機能、色
・本体の状態(傷やへこみ)

ほしいという方が現れたら、配送方法や費用などの詳細を決めていきます。
詳細を決めていく中で、話が流れてしまうこともあるでしょう。
冷蔵庫の配送は費用がかかりますし、今ある冷蔵庫と入れ替えるのであれば処分手続きに時間もかかるからです。

ネットを通して引き取り手を探す

ネットの譲渡掲示板「ジモティー」を利用して、引き取り手を探す方法もあります。
ジモティーとは譲渡をメインとしたサイトで、近所にいる方の中で不用品を引き取ってくれる方を探すことができます。

利用の流れ

1.ジモティーへ書き込む
譲りたい冷蔵庫の詳細を条件とともに書き込みます。

2.交渉する
ほしいという方が現れたら、引き渡し日や配送方法を交渉します。

3.引き渡す
交渉で決まった引き渡し方法で譲り渡します。

メルカリやヤフオクと同様に個人間での取引となるため、トラブルが起こった際も自分で対処しなければなりません。
引き渡し日当日になっても指定場所へ現れなかったというトラブルもあるようです。

冷蔵庫の処分でよくある質問

冷蔵庫,処分

冷蔵庫の処分でよくある質問をご紹介します。

Q.海外からの輸入品でもリサイクル料金がかかるの?

A.はい、かかります。
家電リサイクル法では輸入業者も製造業者(メーカー)に含まれます。また、輸入業者と販売元が異なる場合は販売元が法的なリサイクル責務者になることがあります。

下記のURLに製造業者(メーカー)ごとのリサイクル料金一覧が記載されています。一覧に無い場合は「指定法人(その他)」になり、170L以下の冷蔵庫であれば税込5200円、171L以上であれば税込5600円のリサイクル料金がかかります。

家電リサイクル券システム リサイクル料金一覧表

Q2.壊れていなくても家電リサイクル料金はかかりますか?

壊れていなくても廃棄処分する場合は家電リサイクル料金がかかります。

分解されずに冷蔵庫として再利用されるのであれば、リサイクル料金はかかりません。したがって不用品回収業者を利用した場合は、国内で需要が無くても海外へ輸出されて冷蔵庫としてリユースされることが多いので、家電リサイクル料金がかからないことが多いです。

冷蔵庫からの壊れる前にはサインがあります。詳細は【冷蔵庫には寿命があった!サインを見逃さず安く買い替えるには】をご覧ください。

冷蔵庫を処分する方法のまとめ

冷蔵庫を処分する方法は大きく分けると4つあります。
1.不用品回収業者に依頼する
2.家電販売店で引き取り処分する
3.市町村の引き取り業者に依頼する
4.指定引取場所に自分で持ち込む

この4つの中で最も簡単で早い方法は不用品回収業者に依頼する方法です。冷蔵庫の状態と業者によっては買取も可能なので0円で処分できる可能性があります。

その他に売って処分する方法もあります。

1.買取業者に依頼する
2.フリマアプリやネットオークションなどの個人間の取引

買取業者に依頼する場合は手間がかからずトラブルも少ないですが手数料がかかります。対して個人間の取引は買取業者に比べると手数料は安く済みますが、トラブルに発展するケースも少なくないです。

冷蔵庫を処分する際に家電リサイクル料金がかかるのは、分解され資源としてリサイクルされる場合のみで、冷蔵庫として再利用される場合は家電リサイクル料金がかかりません。
どの方法で何の料金が発生するのかを理解すると自身の状況と冷蔵庫の状態に合った選択ができるので処分料金を抑えることができます。

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