婚礼家具の後悔しない処分方法、安く・簡単に処分するなら不用品回収

嫁入り道具として持たせてもらった婚礼家具の取り扱いに困っている方も多いのではないでしょうか。リライフでも「婚礼家具を家から出せない」や「処分したいけれど、タイミングが分からない」というご相談を毎月10件以上いただいております。
婚礼家具の処分方法は決まっていますが、後悔しない処分方法とは違います。
この記事を読み終えると、周囲も納得する方法で婚礼家具の処分ができるようになります。
【監修】遺品整理士協会認定 遺品整理士
片山 万紀子
祖父の遺品整理をきっかけに遺品整理や不用品回収に興味を持ち、遺品整理士協会認定・遺品整理士の資格を取得。ReLIFE(リライフ)のディレクターをする傍ら、年間600件以上の遺品整理に携わる。遺品整理を通して「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとしています。
目次
婚礼家具の引き取りサービス
婚礼家具の処分は、不用品回収業者を利用するのがおすすめです。
不用品回収業者に依頼すると運び出しから処分手続きまで全て任せられるためです。自分の好きな日時に回収に来てもらえ、最短であれば即日対応も可とする業者もあります。一人暮らしの方や体力に自信がない方、時間や労力を省きたい方は不用品回収業者の活用に適しています。
費用と回収事例
不用品回収業者の料金は「基本料金」+「品目ごとの回収費」+「オプション費用」の合計であり、基本料金は通常3000円~4000円程度です。回収したい婚礼家具の大きさや設置場所によって料金は変わります。費用目安は以下の表のとおりです。
種類 | 目安金額 |
婚礼タンス(洋) | 8000円~12000円 |
婚礼タンス(和) | 7000円~11000円 |
桐タンス | 5000~7000円 |
整理タンス | 4000~6000円 |
洋服タンス | 4000~6000円 |
鏡台 | 5000円~ |
依頼の流れ
不用品回収業者に婚礼家具の処分を頼む場合は、まずホームページから問い合わせます。
婚礼家具3点以内の時には電話やメールでマンション/戸建ての別や搬出経路の確認を行い、見積額が提示されます。
婚礼家具だけでなく部屋全体の不用品回収を頼む場合などは、電話見積もりだけでは不十分なので訪問見積もりが必要ですが、処分したいものが婚礼家具1点だけならば電話だけで見積もり金額を出してもらうことができます。
料金や見積もり時の業者の対応に問題がなければ契約し、回収の日にちを決めます。
回収日当日
当日は回収してもらい、支払いを済ませれば完了です。
支払いは現金の他にクレジットカードやペイペイ、振込に対応してくれる業者も増えています。
不用品回収業者の選び方
不用品回収業者を選ぶ際には悪徳業者を避けて良い業者を選ぶ必要があり、以下の3ポイントから判断します。
1.「一般廃棄物収集運搬業許可」または「古物商許可」を持っている
2.料金が明確である
3.スタッフの対応が良い
一般家庭の不用品を回収するには「一般廃棄物収集運搬業許可」または「古物商許可」が必要です。料金体系が明確で、事前に確実な回収費用を提示してくれる業者を選ぶことで、高額な費用を追加請求してくるような悪徳業者を避けることが可能となります。
また、電話対応や訪問見積もりのスタッフの態度が良く、説明が丁寧な業者を選ぶことも大切です。スタッフの態度は、会社の経営状態や方針を反映しているためです。
また、一部屋まるごとの不用品回収など大掛かりな依頼をする場合には、3社程度から合い見積もりを取って料金相場を把握すると、不当な価格の業者を避けることができます。
詳細は【不用品回収業者の選び方とトラブル事例・対処方法】をご覧ください。
違法な業者については【廃品回収車は違法!?トラブル体験談と不用品の安全な捨て方】をご覧ください。
回収後の処理方法
不用品回収業者で回収された婚礼家具の処理方法は、廃棄物として処理されるか中古として売買されてリユースされるかの2通りです。処理方法によって回収費用が影響を受ける場合もあり、一般的には廃棄されるよりもリユースのほうが回収費用は抑えられます。
海外でリユース・リサイクルされる
リユースの場合はネットオークションや国内のリユース業者、あるいは海外リユースに回されます。日本では生活様式の変化から婚礼家具の需要は低いのですが、東南アジアを中心に、日本の婚礼家具は海外で需要があります。
婚礼家具は作りがしっかりしており材質も良いため、海外リユースで再活用してもらえる可能性が高いです。状態が悪くて家具として再活用できなそうな場合には、適切に処分するのが一般的です。
戸別収集で婚礼家具を処分
婚礼家具を粗大ゴミとして処分できる自治体は多く、自宅玄関や集合住宅の前など指定された場所に持ち出して回収してもらう「戸別回収」が一般的です。
粗大ごみを戸別回収する際の費用は自治体ごとに異なり、婚礼家具の処分を受け付けていない自治体もあるので注意が必要です。ホームページや役所への電話により、必ず自分の自治体ルールを確認しましょう。
費用
費用は自治体ごとに違っており、自治体ホームページまたは各自治体の粗大ごみ受付センターへ問合せれば教えてもらえます。以下の表は、自治体で婚礼家具を戸別回収してもらう時の費用の一例です。
種類 | 目安料金 |
世田谷区 | 2000円 |
名古屋市 | 1500円 |
福岡市 | 1000円 |
戸別収集の手順
自治体の戸別収集で婚礼家具を処分するときの、一般的な流れは次の3ステップです。
1・自治体指定の粗大ごみ受付センターに電話・ネットなどで粗大ごみ回収予約を申し込む
2・粗大ゴミ処理券を購入する
3・予約日当日に指定場所で回収してもらう
通常、即日回収はできず、回収日まで1~2週間程度の時間がかかります。
また、可燃ごみとは異なり、粗大ごみの回収は有料となることにも留意しましょう。粗大ごみの処理券はコンビニなど自治体指定の販売店で購入可能です。
不用品回収よりも安く処分できますが、処分の手順が多くて面倒である点がデメリットと言えます。重たい婚礼家具を自分で玄関などまで運び出さなければならない点にも注意が必要です。一戸建ての場合は婚礼家具を2階の寝室などに設置している家庭が多く、階段からの搬出は素人には難しいと言えます。
持ち込みで婚礼家具を処分
粗大ごみとして、婚礼家具を自治体のゴミ処理施設まで自分で持ちこむことも可能です。持ち込み回収は戸別回収よりも費用が安くなるのがメリットと言えます。
ただし、婚礼家具は70kg程度の重量があるので運び出しが困難です。運搬を手伝ってもらう人や、大きなトラックが必要となります。婚礼家具をそのままの状態で運び出せない場合は、解体するのも一つの方法です。
費用
粗大ごみを持ち込み処分するときの費用は自治体によって異なり、重量で決まる場合と品目で決まる場合があります。また、重量ごとの処分費用も自治体ごとに定められています。自治体のホームページや役所への電話質問で確認することが可能です。
例として、以下の自治体の重量ごとの処分金額を記載しました。婚礼家具は1点70kgとして算出しており、お手持ちの家具の重量によって料金は変動する可能性があります。
種類 | 目安料金 |
世田谷区 | 1000円(収集料金の半額) |
名古屋市 | 1400円(10kg200円) |
福岡市 | 980円(10kg140円) |
持ち込み処分の手順
婚礼家具を粗大ごみとして持ち込み処分する際の基本的な手順は、次の3ステップです。
1・ごみ処理場に連絡して申込をする
2・処理場に自分で持ち込む
3・窓口で料金を支払って引き渡す
料金は重量制となっている施設が多く、持ち込んだ粗大ごみの重さを計って合計料金が決定されます。予約不要とする自治体もありますし、粗大ゴミ処理券の購入を事前に済ませておかなければならないケースも見られます。自分の自治体での持ち込み処分方法の確認が必要です。
婚礼家具を寄付する
婚礼家具はボランティア団体、支援団体などへ寄付することも可能です。発展途上国などで必要としている人の生活に役立てることができ、送料負担のみで処分費用がかからないという点がメリットです。
寄付の方法
婚礼家具を寄付するためには、まず送り先の業者や団体を決めます。株式会社ウォークの輸出・国際事業 エコトレーディングや、一般社団法人もったいないボランティアプロジェクトなどが挙げられます。
寄付の送り方としては、持ち込みまたは宅急便などでの配送が挙げられます。エリア限定で出張回収を受け付けている場合もあります。
配送の場合は婚礼家具を梱包し、送り状を用意して集荷を依頼します。大型の家具なので、配送業者に集荷方法や料金を確認するのがおすすめです。送料は自己負担の場合もあります。実際に寄付する際には、必ず送り先のホームページで最新情報を確認しましょう。
寄付する時の注意点
寄付するときは、婚礼家具が受け入れ対象とされているかどうか確認します。寄付先の団体のホームページや電話でチェックすることが可能です。和ダンスを受け入れ困難とする団体もありますが、婚礼セットとして和ダンスを含む場合には受け入れ可とするケースもあり、送る前に不安があれば問い合わせることをおすすめします。
また、配送料は自己負担しなければならないケースもあります。大型家具の配送には5000円前後からの費用がかかるため、寄付するときは費用負担も考慮する必要があります。
ニトリの婚礼家具引き取りサービス
ニトリで新しい家具を購入する方は、有料でニトリに婚礼家具を引きとってもらうことも可能です。店舗とインターネットサイトの両方で対応している「家具引き取りサービス」を活用することで、引き取りを依頼できます。
引き取り料金と条件
家具引き取りサービスを利用する際の条件は、以下の4点です。
(1)ニトリで新しい家具を購入する
(2)組立家具は対象外で、配送員設置商品に限られる
(3)購入した家具と同数量または同容量までの引き取りが可能である
(4)1注文につき4400円(税込)の引き取り料金がかかる
一部地域は対象外となるため、お住まいの地域で対応できるか確認が必要です。
参考:ニトリネットのうれしいサービスご紹介|ニトリネット
引き取りサービス利用の手順
ニトリの店舗で家具を購入した場合、購入時に従業員に引き取りサービス利用したい旨を伝えれば引き取りサービスの手続きしてもらえます。その場で引き取り料金を支払えば、配送日に購入家具と引き換えで不要な婚礼家具を回収してもらうことが可能です。
ニトリのインターネットサイトで購入する場合は、商品をカートに入れてからカート内で「引き取りサービスを利用する」の項目にチェックを入れる必要があります。引き取りサービスの表示が出ない商品を購入する場合には、引き取りサービスは利用できません。
婚礼家具の買取・無料回収
婚礼家具の買取や無料回収はほぼ無理でしょう。
婚礼家具は元値が高くて作りもしっかりしているため高額で売れるのではと期待する方も多いのですが、府中家具などの高価なものを除いて買取対象となるのは難しいのが実状です。
婚礼家具が買取されない理由
婚礼家具は、以下の3つの理由によりリサイクルショップなどでは買い取りを敬遠されがちです。
・婚礼家具は重量があり大きいため、搬出しづらい
・大きな婚礼家具は店舗内に陳列する際、大きなスペースを取ってしまう
・婚礼家具の需要自体が少ない
婚礼家具の買い取りをしても、リサイクルショップは利益を確保しづらいという側面があります。婚礼家具の需要が低くなったのは、日本の住宅環境の変化が原因と考えられています。近年は大きなタンスなどの婚礼家具を自宅における家庭が少なくなっており、備え付けのウォークインクローゼットなどのある比較的小ぶりな間取りの住居が多いです。シンプルな家具を好む若い世代の方が増え、余計なものを置かない生活スタイルが流行していることからも大型家具が敬遠される流れがあります。
フリマプリでの売却が難しい理由
フリマアプリでも、婚礼家具の売却は難しいと言えます。
リサイクルショップでの買い取りと同様に、住宅事情により婚礼家具の需要が低いためです。ただし、フリマアプリでは購入希望者とタイミング良く出会えれば売却も可能です。売り手と買い手の間で価格交渉できる点もメリットと言えるでしょう。
ただし、売却が成立した場合には婚礼家具を自宅から搬出しなければならず、購入者に発送するために梱包・配送を手配するなどの手間がかかります。通常の配送では重量制限に引っかかってしまうため、ヤマト運輸らくらく家財宅急便などで高額な配送料となることにも注意が必要です。
婚礼家具が捨てにくい理由と解決策
婚礼家具を処分しにくい理由として、感情面と物理面の事情があります。それらの事情を踏まえつつ、スッキリさせる方法を解説します。
感情面
婚礼家具は結婚の祝いとして贈られる品であるため、婚礼タンスの処分を縁起が悪いと感じる方もいます。親から贈られたものを処分することに罪悪感を抱いたり、結婚のときから使ってきた思い出の品なのでできれば捨てたくないと考えたりする方も多いです。
60代以上の方は購入時の価格を理由に「もったいない」という思いから捨てられないこともあります。
物理面
婚礼家具は大きくて重量があり、処分が困難であるため、仕方なく部屋に置きっぱなしになっているという方もいます。搬入時には吊り作業で2階に搬入している場合も多いため、搬出時も吊り作業か解体が必要であり、大変なので処分を先延ばしにしてしまうのです。
また、婚礼家具の中には着物やスーツなど普段使わないものが入っているため、収納物を置く場所に困って家具ごと置きっぱなしにしているというケースもあります。
後悔なく、捨てる
思い出の品であっても、不用になったのならば寿命を全うしたと考えることをおすすめします。
役目を終えたものを放置して取り扱いに悩むよりも、感謝しながら手放して今の住環境を整えるほうが、気持ちの上でもすっきりするためです。また、廃棄処分ではなく発展途上国などでのリユースを選ぶことで、人の役に立てて罪悪感なく手放すことが可能です。運び出しなどが大変で捨てられないという方は、不用品回収業者を利用すると電話一本で処分できます。
婚礼家具処分のタイミング
生活様式の変化により婚礼家具を贈る風習が廃れつつあり、現在は婚礼タンスを手放すことを検討するケースが増えています。引っ越しや断捨離、遺品整理のタイミングは特に処分しやすいです。
引っ越しや断捨離
引っ越しや断捨離のタイミングは、婚礼タンスの処分に適しています。現在の居住環境や価値観に照らし合わせて、処分すべきか判断しやすいからです。例えば、子供が独立して夫婦2人だけで住む小さな家に引っ越した場合、大型の婚礼家具を置くスペースを確保できないケースが考えられます。
また、断捨離では不要な物を断って自分の価値観を見直し、快適な生き方を手に入れようという考え方をします。家を圧迫している婚礼家具が自分の生活に必要かどうかを考え直す機会として、断捨離もふさわしいタイミングです。思い出深い婚礼家具であっても、今現在の暮らしに見合わなければ処分を検討する場合もあるでしょう。
遺品整理
遺品整理もまた、婚礼家具の処分に適したタイミングと言えます。なぜなら、生前には思い入れがあって本人が手放せなかった婚礼家具でも、残された家族が要・不要を判断することができるためです。
ひと昔前は婚礼タンスを次の世代に受け継ぐ家庭もありましたが、核家族化が進んだ現在では子どもに引き継げずに処分せざるを得ないケースも見られます。また、遺品整理のときには大量の不用品が発生するため、ほかの不用品と一緒に遺品整理業者に回収してもらうことができ、手間を省くことができます。
捨てる前に確認すること
婚礼家具を捨てる前には、中身の確認を忘れずに行います。すべての引き出しを空っぽにして、入れたままになっていた貴重品などがないか調べます。遺品整理の際には、収納家具の中に高額な現金などが見つかるケースもあるので特に慎重に探すことが必要です。
また、処分前に周囲に欲しい人がいないか聞くことも必要です。とくに遺品整理では、形見の品として貰い受けたい親族などがいないか必ず確認しましょう。
婚礼家具をリメイクして使う
婚礼家具を処分するのではなく、リメイクして再利用する方法もあります。「思い出のある婚礼家具を手放したくない」「高級な家具を処分するのはもったいない」という人からの需要があり、婚礼家具のリメイクは人気の高いサービスです。
家具のリメイクではライフスタイルに合わせて婚礼家具の背を低く作り変えたり、部屋にあったテイストの家具にアレンジしたりすることが可能です。婚礼家具は高級家具であるため素材や作りが良く、リメイク後にも高級感を出すことができます。
リメイクできる家具の種類
婚礼家具のリメイクでは、高さを変えて本来の用途を保つパターンと、解体を伴い本来の用途から大きく作り変えるパターンとがあります。例として、和ダンスの背を低くして整理タンスとしてリメイクしたり、キャビネット、テーブル、テレビボード、スタンドミラーなど、形状を変えての大幅にリメイクしたりすることが可能です。
リメイク料金
婚礼家具のような大型家具を別の家具にリメイクする場合の費用は最低10万円程度です。一言でリメイクと言っても、シンプルな作業からパーツを解体して新たな家具に作り替える大型リメイクまで多岐に渡り、作業内容や材料などによっても金額が変わります。
詳細な見積もりを電話で出すことは困難であり、家具を実際に業者に見てもらわなければなりません。リメイク料金は、「材料費+作業費+デザイン校正費+往復送料+諸経費」の合計となることが一般的です。
家具リメイクの流れ
婚礼家具のリメイクを依頼するには、まずは業者のホームページや電話などで問い合わせて申し込みをします。
メールや電話によって婚礼家具の引き取りまたは持ち込み日程を決定し、実際に家具が業者に届いた後でリメイクの詳細打ち合わせを行います。打ち合わせ内容をもとに料金の見積もりが出るので、入金次第リメイク製作開始となり、リメイクが完成すると配送されて完了です。
製作期間は依頼内容により異なり、オーダーリメイクは製作開始から3ヶ月~半年程度となることが多いですが、それ以上となるケースも見られます。家具修理や脚のカット等の簡易な加工であれば、目安期間は1週間程度~です。
DIYでセルフリメイク
リメイク業者に依頼せず、自分で婚礼家具をリメイクする方法もあります。リメイクの程度や難易度は、表面的に壁紙を張り替える程度の簡易なものから、原形が分からないほど大幅なものまで様々です。初心者は失敗を避けるため、大掛かりなリメイクを避けたほうが安心と言えます。
具体的なリメイク方法として、タンスの引き出しを外してオープンタイプの食器棚や収納棚として使用したり、リメイクシートやマスキングテープ、ペイントにより色や印象を変えたり、取っ手を付け替えたりする方法が取り入れやすいです。
しかし当然ではありますが、DIYでリメイクするよりも専門業者に頼むほうが完成度は高く仕上がります。プロのリメイクではサイズ調整や大幅なリメイクが可能であり、クリーニングや補修も行ってくれるため何十年先まで大切に使い続けることができます。
お金を掛けずに手軽に印象を変えてみたいという場合にはセルフリメイクがおすすめです。
婚礼家具とは
婚礼家具とは、日本の伝統として結婚する女性に対して両親から贈られる家具のことを指します。和ダンス(桐ダンス)、洋服ダンス、整理ダンスの3点セットが定番で、鏡台が含まれることもあります。一昔前までは、新婦が婚礼家具一式を持参して新生活をスタートさせる風習が全国的に見られました。特に名古屋では派手な結婚式をする習わしがあり、豪華な婚礼家具を運ぶ専用の「寿トラック」が稼働するほど一般化していました。
しかし近年は日本の住宅環境に合わなくなってきたため、婚礼家具を贈る風習は廃れつつあり、持ち主が婚礼家具を手放すケースも多くなっています。
婚礼家具処分のまとめ
・婚礼家具は不用品回収業者に依頼すると簡単に処分できる
・不用品回収業者は基準を守って選ぶと失敗しない
・自治体の戸別収集や持ち込み処分を利用すると、安く処分できる。
・自分たちで家から運び出さなければならないので、人手が必要
・収集申し込みから収集日まで時間がかかるので、余裕をもって申し込む必要がある
・東南アジアでは婚礼家具の需要があるので、寄付したり、海外貿易を行っている会社に引き取ってもらう方法もある
・処分料金はかからないが、引き取り料金や送料が5000円程度かかることの方が多い
・婚礼家具は親から贈られていることが多く、思い入れが強いので処分しずらい
・「引っ越し」「遺品整理」「断捨離」のタイミングで捨てると、気持ちにも区切りがつきやすい。処分する前には引き出しの奥まで中身がないか確認する
・婚礼家具のサイズを小さくしたり、色を変えるなどリメイクして使い続ける方法もある
・ReLIFEのサービスなら家からの運び出しから処分まで任せられる
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