豆知識

不用品回収

おもちゃの捨て方6選|タイミングとおもちゃを増やさないコツ

子どものおもちゃの捨て方で以下の悩みや不安はありませんか?

・壊れたおもちゃの捨て方が分からない…
・おもちゃの電池は分解とか必要?
・プラスチックだけど燃えるゴミにしてもいいのかな?
・使ってないけど、捨てるのはもったいない

知育玩具やキャラクターもののおもちゃは年齢に合わせて、興味がなくなってしまうものです。捨てられずに溜まってしまっている方も多いのではないでしょうか。

この記事でわかること
・おもちゃの捨て方、リサイクル方法
・子供のおもちゃを捨てるタイミング
・おもちゃを捨てなくてもよい、環境の作り方



【監修】遺品整理士協会認定 遺品整理士
片山 万紀子

祖父の遺品整理をきっかけに遺品整理や不用品回収に興味を持ち、遺品整理士協会認定・遺品整理士の資格を取得。ReLIFE(リライフ)のディレクターをする傍ら、年間600件以上の遺品整理に携わる。遺品整理を通して「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとしています。

おもちゃ,捨て方

おもちゃ,捨て方

おもちゃの捨て方6選

おもちゃ,処分
おもちゃは材質や大きさ、状態に合わせて6種類の捨て方があります。

おもちゃの捨て方
1.一般ゴミで捨てる
2.粗大ごみで捨てる
3.施設や支援団体に寄付する
4.リサイクルショップで売る
5.フリマアプリやネットオークションで売る
6.不用品回収業者に依頼する

それぞれの注意点や処分料金をご紹介します。

1.一般ゴミで捨てる

おもちゃは素材ごとに分別すれば、燃えるゴミや燃えないゴミなど一般ごみで捨てられます。
子供用のおもちゃの素材はプラスチックやビニールで作られているので、家庭から出る雑貨類や衣類と同様にゴミ処理場で処理できるからです。

素材ごとに分別してから捨てるのがルールとして決められています。たとえば、ねじは外して、不燃ゴミ又は金属ゴミになりますし、電池は外して両端にテープを貼って絶縁処理をしてから資源ごみや不燃ごみとして処分します。

分別したおもちゃは素材ごとに指定ゴミ袋に入れて、地域ごとに決められた日時、場所へ排出します。排出時間の朝6:00-8:00の間に出すと、放火や持ち去りの危険を避けられるようになります。

収集日は1週間に1回程度設けられているため、簡単で早くおもちゃを処分できる方法です。

おもちゃ 分別
ぬいぐるみ 燃えるゴミ
指定袋に入らないサイズのぬいぐるみ 粗大ゴミ
ミニカーや鉄道模型 金属製:燃えないゴミ プラスチック製:燃えるゴミ
積み木 燃えるゴミ
リカちゃん人形 燃えるゴミ

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2.粗大ごみで捨てる

粗大ごみとして捨てなければならないおもちゃもあります。
滑り台やジャングルジム、ベッドメリー、手押し車など指定ゴミ袋に入らなかったり、1辺の長さが30㎝を超えると一般ごみの規定サイズから外れてしまい、他のゴミ収集に支障が出てしまうことが理由の一つです。

粗大ゴミに該当するサイズの大型おもちゃでも、規定サイズ以内まで分解・切断すれば燃えるゴミや燃えないゴミとして捨てることもできますが、手間も時間もかかります。子供用のおもちゃは安全面に配慮しているため、簡単に分解できない作りになっているためです。

処分料金は1つにつき200円~600円程度で、粗大ゴミ処理券を利用して支払います。

粗大ごみ処分の流れ
1.申し込み予約…粗大ごみ受付へ電話し、収集予約をします。
2.粗大ゴミ処理券の購入…サイズや種類に合わせた粗大ゴミ処理券を購入します。
3.排出…予約した日時に指定場所へと運び出します。

自分でゴミ処理場へ持ち込む際にはゴミ処理券や予約が不要になる地域もあります。

3.施設や支援団体に寄付する

NPO法人が運営する支援団体や養護施設へと寄付しておもちゃを手放すという選択肢もあります。
日本では無料でも需要がないような簡素なおもちゃであっても発展途上の子供たちにとっては貴重な宝物として受け入れてくれます。

寄付できるのはぬいぐるみやラジコン、手押し車など多岐にわたりますが、「壊れていないこと」が条件です。支援団体に寄付されたおもちゃは支援団体が提携している輸出業者によって国内外の施設へと配送され、必要とする子どもたちに再利用されるからです。

ワールドギフトやセカンドライフのようにおもちゃの他に絵本や衣類品、雑貨類まで多様に募集している団体もありますし、おもちゃバンクのようにおもちゃの寄付に特化した支援団体もあります。

寄付の手順
1.申し込み…寄付したい支援団体へ申し込みます。
2.手数料の振込…指定された金額を指定の口座へと振り込みます。
発送料金を含めて、段ボール1箱あたり3000円程度です。
3.梱包・発送…ダンボールに梱包し、指定業者にて発送します。

保育園や幼稚園ではおもちゃの寄付を受け入れていないことの方が多いです。とくに公立の機関では公平な立場を保つためと、衛生面への懸念から断られやすいので、直接持ち込むことはやめましょう。

4.リサイクルショップで売る

状態の良いおもちゃや希少価値の高いおもちゃであればリサイクルショップへ売ることもできます。買い取られたおもちゃは店頭やネットショップで再販売されるため、買い取られるのは市場価値のあるおもちゃに限定されてしまいますが、手元にお金を残して手放すことができる方法です。

カードゲームやフィギュアなどコレクター商品や、一定期間しか使わない知育玩具、人気キャラクター商品が売れるおもちゃです。

室内用のブランコや滑り台など大型遊具は大型リサイクルショップに持ち込んだほうが買い取ってもらえる可能性が高くなります。リサイクルショップの買取対象商品は面積や規模に比例するためです。

高く売るポイント
・箱や取扱説明書を一緒に持ち込む
・きれいに拭く、洗うなど衛生状態をよくする
・複数の店舗に持ち込み査定金額を比較
・おもちゃ買い取り専門店に持ち込む

品目 買取相場価格
フィギュア 100円~15,000円
ミニカー 100円~20,000円
知育玩具 100円〜10,000円
キャラクターのおもちゃ 100円~500円
室内用の遊具 100円~800円

買取価格がつかないものでも家電や衣類、ブランド品とまとめて持ち込むと無料で引き取ってくれることもあります。

5.フリマアプリやネットオークションで売る

フリマアプリやネットオークションを通じて、おもちゃを売るという選択肢もあります。リサイクルショップとの違いはネットの先にいる全国の「ほしい人」にむけて、直接出品できることと自分の納得がいく価格設定をできるところです。

出品作業や梱包、取引連絡など作業や手続きも自分の責任にはなりますが、家に居ながらにして完結できます。

フリマアプリやネットオークションではボーネルンドやウッディ・プッティのような少し高級なおもちゃが人気です。ゲームソフトやカードゲームのように定期的に新商品が出る商品も購入者が見つかりやすくなっています。

早く購入者を見つけるコツは出品する時間帯をおもちゃの種類によって変えることです。
たとえば、幼児用のおもちゃは主婦層に向けて14:00-16:00または21:00-23:00を狙います。大人うけするフィギュアやカードゲームは7:00~の出勤時間や17:00-20:00に出品すると目にとめてもらいやすくなります。

6.不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者におもちゃを引き取ってもらう捨て方もあります。
不用品回収は自治体のごみ収集とは違い、依頼者の都合の良い時間に自宅まで引き取りに来てくれるサービス業です。運び出しから分別、適切処分まですべてスタッフに任せられる点が特徴的で、引っ越しや断捨離などで利用されるケースが増えています。

引き取られたおもちゃは状態や種類ごとに分けられて、国内外でリユース、リサイクルされています。不用品回収業者の利用料金は出張料金と品目ごとに決められた手数料で決まり、おもちゃ段ボール1箱あたり500円~1000円が目安です。手数量に加えて出張料金が約3000円かかるためおもちゃ1点だけでの利用には向いていませんが、まとめて捨てたい不用品があるときには便利な処分方法です。

おもちゃ,捨て方

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何ゴミかわからない。捨て方に悩むおもちゃ

おもちゃ,処分
分別の判断がつかないおもちゃやそのまま捨ててもよいのか悩むおもちゃの対処法をご紹介します。

捨て方に悩むおもちゃ
・何ゴミかわからないおもちゃ
・電池がとれないおもちゃ
・分別に困るプラスチックのおもちゃ

何ゴミかわからないときの対処法

おもちゃが何ゴミになるかわからないときには、自治体のごみ受付課またはおもちゃの製造会社へ相談すると解決します。

指定袋に入らなければ粗大ゴミとして処分できますが、燃えるゴミか不燃ごみになるかわからないという見た目のおもちゃもあります。おもちゃの製造会社へ相談すると素材を教えてもらえるので、自治体のルールに従って処分していけば問題ありません。

製造元や素材の分別が分からないときにはお住まい地域の環境課やゴミ処理場へ相談し指示を仰ぎましょう。

電池がとれないおもちゃの捨て方

おもちゃの電池はマイナスドライバーを使って「テコの原理」を利用すると、外れやすくなります。おもちゃの中で液漏れを起こしていたり、錆ができてしまっているときには潤滑油を数時間なじませてあげましょう。
無理に外すと電池から漏れた液が目に入って失明することもあり危険です。

子供用のおもちゃには安全面からボタン電池や乾電池が使われているのが一般的で、充電式の電池が使われているケースはまれです。充電池は乾電池に比べて蓄えられる量が大きいので、電源の切り忘れなどで電池が流れ続けたときには破裂・発火、発熱の恐れがあるためです。

子供用のおもちゃでは電池が飛び出さないようにカバーがねじで止められていることもありますが、製造工程の最後につけられるので比較的取り出しやすい位置にあります。

タカラトミーのようにラミネートタイプ(パウチタイプ)の充電池内蔵製品をおもちゃごと引き取っているメーカーもあります。

プラスチックのおもちゃの捨て方

素材がプラスチックのおもちゃは、資源ゴミではなく燃えるゴミで捨てます。プラスチック製品であってもプラスチック製容器包装マークがついていないからです。

もちろん、プラマークが記載されていれば資源ごみとしても捨てても問題ありません。しかし、おもちゃに使用されるプラスチックには不純物も含まれており、再利用がしずらいためプラマークがついているのは稀です。

おもちゃを捨てる5つのタイミング

おもちゃ,捨て方
おもちゃを捨てる波がくるタイミングがあります。

5つのタイミング
1.収納できなくなったとき
2.新しく買ったとき
3.遊ばなくなったとき
4.ときめかなくなったとき
5.節目や年末

判断力と時期が合わさったときにはおもちゃの取捨選択がはかどります。

1.収納できなくなったとき

使用しているおもちゃ箱に入りきらなくなったときは、おもちゃを捨てるタイミングです。
おもちゃ箱自体を増やさないことで、むやみにおもちゃの数が増えてしまうのを防ぐことも期待できます。

視覚的に分かりやすいため子供にも受け入れてもらいやすいですし、「おもちゃを自分の判断で捨てる」という行動から、判断力を育てることにもつながります。

おもちゃ箱は3つくらい用意して、種類やサイズ色など子どもの基準で分けてもらうと一定期間は積極的な片付け行動に期待できます。

2.新しく買ったとき

1つ買ったら1つ捨てるというルールは、おもちゃの増えすぎをコントロールできます。
新しいおもちゃに興味がいき、古いおもちゃの魅力が下がったように感じるためあまり遊んでいないおもちゃを手放してくれることがあります。

「新しいおもちゃを買うには、古いおもちゃを捨てなければいけない」ことを理解してくれる年齢になると、おもちゃ選びに慎重になり、大切に扱ってくれるでしょう。

このルールを習慣化できると、おもちゃが増えない状況を自動的に作れます。

3.遊ばなくなったとき

遊ばなくなったときはおもちゃを捨てるタイミングです。
子どものおもちゃは年齢と興味、関心に合わせて作られているため、遊ばなくなったときは対象年齢から外れている時とも考えられます。

とくに0歳から5歳くらいまでは心も体も知能も成長のスピードが早いので、購入から3か月も経たないうちに対象年齢から外れてしまうこともありますが、「成長の証」と捉えると捨てやすくなります。
おもちゃで遊ばなくなったのはできるようになった、もしくは好奇心が満たされ満足したという状況の場合もあるのです。

使っていないおもちゃはすぐに捨てるのではなく、子供の目が届かない場所に移動します。数か月経っても探す様子がなければ処分の候補とします。
子どもがおもちゃを探す場合には、無理に捨てずにおもちゃ箱に戻します。

4.ときめかなくなったとき

おもちゃはときめかなくなったときも捨て時です。
見ても心が躍らないという状況は、今の自分に必要でないものの可能性が高いからです。

すぐに判断できない方向けに、判断方法をご紹介します。
1つ目は一定期間離れてみることです。ときめきが強くならない、離れても大丈夫と判断したら、それは捨て時の合図です。

2つ目は、磨くなどメンテナンスをすることです。メンテナンスをしてときめきを感じる場合は無理に捨てる必要はありませんが、メンテナンスが面倒だと感じる場合は手放す合図です。

捨てることに抵抗がある場合は、売る・譲るなどの方法を使います。
自分にとって必要なものは人によって判断基準が違うので、自分で必要なものを判断する力を鍛えることが大切です。

5.節目や年末

節目や引っ越しなど処分しなければいけない不用品が多いタイミングは子供にとってもおもちゃを捨てやすい環境です。引っ越しや大掃除など家族が捨てている姿に影響されて、子供も自分の持ち物を自主的に捨てる姿も期待できます。

不用なものを大量に捨てているため、「捨てる」こと自体に抵抗も無くなっているからです。

おもちゃを捨てやすい時期
・大掃除
・引っ越し
・衣替えシーズン
・部屋の模様替え
・学年が上がるとき

引っ越しでは新しい家に持っていけるおもちゃの量を「ダンボールに入るだけ」と明確に決めてあげると、子供はおもちゃの取捨選択がしやすくなります。

捨てるときの注意点

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実際におもちゃを捨てる際に、注意すべきことは以下の3点です。
1.子どもの気持ちを尊重する
2.思い切って捨てる
3.譲る相手への配慮

一つずつ、具体的に解説します。

1.子どもの気持ちに注意

おもちゃは親が勝手に判断するのではなく、必ず子どもが納得してから捨てましょう。子どもの所有物ですし、子どもにしか分からない特別な思い入れがあるからです。

子どもが捨てたくないと判断した時には、理由を聞いてみます。子どもは「捨てたくない理由」を考え、口に出すことで自身の気持ちに整理がつき、気持ちよく手放すことができるようになります。

親は会話を通して子どもの成長を感じ取ることもできます。

捨てたくないと主張した時や迷っている時には無理に処分を促さず、半年くらい捨てるのは保留してあげましょう。時間を置くと子どもも成長に伴い自身の心の整理がついて、改めて判断できるようになります。

2.思い切って捨てる

おもちゃの処分には思い切りも肝心です。
おもちゃを捨てられない理由は「捨てることに慣れていない」または「思い入れがある」のいずれかでしょう。

捨てることに慣れるために、「1日1捨」という方法があります。ボールペンや消しゴム、雑誌など使わないものやなくても問題ないものを捨てて、小さな決断を重ねることで捨てることに慣れるための行動です。

続けていくと、「使っていないものはなくなっても大丈夫」ということが理解できますし、「捨てる」「残す」の判断基準を育てていくことにもつながります。1日1捨が習慣化してきたら、本題であるおもちゃの選別に取り掛かると思い切りよく捨てられます。

思い入れがあって捨てられないおもちゃを無理に捨てる必要はないので、メンテナンスをして、定位置を作ってあげます。思い入れが強すぎて捨てられないときには写真に撮って思い出として残すという行動も思い切って捨てるコツです。

3.譲るときの注意点

おもちゃを譲る際は、相手がもらってうれしいという状態で譲ります。
なぜなら、状態が良くないものや必要がないものはもらう側の迷惑になるからです。

具体的には以下の3点を意識します。
・相手が必要なもの
・正常に動くもの
・衛生的なもの

おもちゃは人気や流行りに左右されますので、新品購入時には子供が喜んでいたとしても流行りが過ぎてしまえば興味がないどころかゴミとなってしまいます。特に戦隊もののフィギュアやおもちゃのベルトはテレビの放映が終わると需要がなくなってしまうものです。

突然おもちゃを持っていくのではなく、まずは聞いて反応を見てから譲るという配慮が必要です。

おもちゃを増やさないコツ

おもちゃ,捨て方
おもちゃを増やさないコツは
・むやみにもらわない
・おもちゃ以外のプレゼントに変える
・子供の判断力を育てる

の3つだけです。それぞれの理由を具体的にご紹介します。

むやみにもらわない

日常的にむやみにもらわないことがおもちゃを増やさないコツです。
もらったおもちゃは、おもちゃの送り主の「喜んでほしい」という気持ちを想像するため自分で購入したものよりも捨てにくくなってしまいます。

たとえ無料であったとしても、捨てるためにはエネルギーを使うのでため込んでしまうケースがあるからです。ペットボトルについているおもちゃやハンバーガーのセットについてくるおもちゃでも興味がないものは、断る判断力と勇気が必要です。

大きさや量に関わらず、家に不要なおもちゃを入れないことを日常的に意識するだけでおもちゃが増えにくい環境が出来上がります。

おもちゃ以外のプレゼントに変える

おもちゃ以外のプレゼントに変更してもらえばむやみにおもちゃを増やすことはなくなります。

おもちゃが増える理由の一つに「祖父母からのプレゼント」があります。
祖父母から孫へのプレゼントは愛情表現の一つです。断ってしまうと今後の関係性にひびが入ることもあるので避けたいものです。祖父母からプレゼントの提案があったときには

・祖父母の家に置かせてもらう
・実用的なプレゼントに変えてもらう

ようにお願いしてみます。孫が遊んでいる姿を見られる上に、遊びに行く口実にもなるため祖父母の満足度が高くなる方法です。

祖父母宅が遠方の時には実用的でかさ張らないプレゼントを提案してみましょう。たとえば、洋服や絵本、ワークブックなど自宅でも収納しやすく、使用頻度が高いものが好ましいです。もらった服を喜んで着ている姿や、絵本を読む姿を写真や動画で普段から伝えておくと喜ばれます。

判断力を育てる

おもちゃの増えすぎを防ぐにはおもちゃの買い方や管理方法に制限を設けて、子どもの判断力を育てるのが良い方法です。判断力が鍛えられなければ、いつまでたっても自分で取捨選択ができないからです。

判断力を育てるルール
・自分のお小遣いの範囲で買う
・収納箱に収まる量だけを保つ
・1つ買ったら、1つ捨てる

大事なことは制限の中で取捨選択を子ども自身にさせることです。
もし子供が購入したことを失敗したと感じたら、なぜ失敗と感じるのか、次に買うときには何に気を付けるか考えることで、経験が蓄積され判断力が強化されます。

必要と判断したおもちゃは手入れをするなど物を大切に使う力も一緒に育てることで、自分にとって大切なものの基準もはっきり分かるようになります。

おもちゃのサブスクを利用する

おもちゃのサブスクリプションを利用するのもおもちゃを増やさないコツです。月齢や年齢や興味に合わせてプロが選んだおもちゃを毎月届けてくれるサービスで、月額990円~利用できます。

届けられるおもちゃの中には新品で購入すると15,000円以上するものもあります。
1歳から2歳にはパズルや型はめ、ルーピングなど指や手を使うものがメインですが、6歳になるとプログラミング学習ゲームや幼児用顕微鏡などが届きます。

豊富なおもちゃが届くので子供の興味や関心を知ることができるよい機会にもなりますし、「捨てる」のではなく「返却」する仕組みなので、罪悪感もありません。

参考:トイサブ

おもちゃの捨て方まとめ

おもちゃ,捨て方
・おもちゃの捨て方6選
1.一般ゴミで捨てる
2.粗大ごみで捨てる
3.施設や支援団体に寄付する
4.リサイクルショップで売る
5.フリマアプリやネットオークションで売る
6.不用品回収業者に依頼する

・何ゴミかわからないおもちゃは自治体やメーカーの窓口に材質や大きさ相談すると適した処分方法が分かる

・おもちゃを捨てる5つのタイミング
1.収納できなくなったとき
2.新しく買ったとき
3.遊ばなくなったとき
4.ときめかなくなったとき
5.節目や年末

・捨てるときの注意点
・子どもの気持ちを尊重し、残したい理由を聞いてみる
・思い切って捨てる決断力
・譲るときには押し付けない

・おもちゃを増やさないコツ
・むやみにもらわない
・おもちゃ以外のプレゼントに変える
・子供の判断力を育てる
・おもちゃのサブスクリプションを利用するという手もある

おもちゃ,捨て方

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