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不用品回収

500円以内も!扇風機7つの捨て方|解体して不燃ゴミで処分

1年ぶりに付けたら扇風機の電源が付かない、カラカラと異音がする…
扇風機の寿命は約8年ですので、初めて処分することになり捨て方が分からない方からのご相談をよくいただきます。

扇風機には7つの処分方法があり、無料で捨てることもできます。引越しや買い替えで時間がない時には1週間以内に捨てる方法を選べます。

この記事で分かること
・扇風機を1週間以内に捨てる方法
・無料で扇風機を捨てる方法
・ハンディファンの危険な捨て方



【監修】遺品整理士協会認定 遺品整理士
片山 万紀子

祖父の遺品整理をきっかけに遺品整理や不用品回収に興味を持ち、遺品整理士協会認定・遺品整理士の資格を取得。ReLIFE(リライフ)のディレクターをする傍ら、年間600件以上の遺品整理に携わる。遺品整理を通して「ありがとう」という言葉をいただけること仕事のやりがいとしています。

扇風機,処分

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1.安い!粗大ゴミ収集で処分

扇風機,処分
扇風機を処分する際には、粗大ゴミとして処分するのが一般的です。

粗大ゴミの基準は自治体ごとに異なっていますが、基本的には1辺の長さが30cm以上の場合は粗大ゴミに分類されます。規定サイズを超える不用品は可燃ゴミや不燃ゴミとして出すことができないため戸別収集や持ち込み処分、不用品回収業者を利用して捨てることになります。

簡単3ステップ

扇風機,処分
扇風機を粗大ゴミとして収集してもらう手順について解説します。

1.申し込み予約

自治体指定の粗大ゴミ受付センターに電話やインターネットネットで申し込みをして、粗大ゴミ回収の予約をします。粗大ゴミ受付センターの連絡先が分からない場合には、市役所に電話で質問したり、インターネットで検索したりすると調べることができます。

申し込みのときに粗大ゴミの回収可能日を教えてもらえるので、自分の都合のよい日付を指定します。申し込みから収集日までの日数は、収集車の回収スケジュールに空きがあるか次第となりますが、2週間から1カ月程度先になるケースが多いです。

2.粗大ゴミ処理券の購入

扇風機の処分手数料分の粗大ゴミ処理券を購入します。

粗大ゴミ処理券はスーパー、コンビニ、郵便局など、自治体指定の販売店で販売されています。処分手数料は自治体ごとに異なりますが、扇風機の処分料金は200円~500円程度です。

なお、粗大ゴミ処理券を誤って購入してしまった場合などに払い戻し(還付)ができるか否かは、自治体ごとに異なります。例として、東京都杉並区では払い戻しが可能ですが、中野区では原則不可とされています。原則不可でも、ゴミ処理券購入後に区外へ転居したなど特定のケースでは、払い戻しに対応している自治体もあります。

自分の住んでいる自治体のルールを確認すると安心です。通常、払い戻しの申請は販売店ではなく、自治体の清掃事務所や役所の担当部署で行っています。

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3.粗大ゴミ置き場に出す

購入したゴミ処理券を扇風機に貼りつけて、粗大ゴミ回収日の当日に指定場所へ排出します。収集場所は予約時に指定され、各家庭の玄関先や集合住宅の前など、建物ごとにゴミを出す「戸別収集」の形式を取っているケースが一般的です。

地域で決められた集積場所に出すよう指示されるケースもあります。

なお、「朝7:00-8:00の間に収集場所に出すように」など、当日の排出時間についても指定されることが多いです。前日夜間に排出してしまうと持ち去りなどトラブルが起こる可能性もあるので、基本的には当日の朝でなければ収集場所に排出できません。

扇風機の処分手数料

粗大ゴミの回収料金は、粗大ゴミ処理券を購入する形で納付します。
扇風機を粗大ゴミに出す際の料金は自治体ごとに異なりますが、200円~400円程度が相場です。料金例を以下の表にお示しします。

市区町村 料金
世田谷区 400円
名古屋市 250円
大阪市 200円
広島市 250円
福岡市 300円

2.無料処分も!持ち込み処分する

扇風機,処分
扇風機を自分で自治体のゴミ処理施設に持ち込んで、処分してもらう方法もあります。

戸別収集のように収集車のスケジュールを待つ必要がないため、持ち込んで処分するほうが早く処分することが可能です。また、持ち込みのほうが粗大ゴミ収集よりも安く処分できるケースが多いです。

持ち込み処分の手順

扇風機をゴミ処理場へ持ち込んで処分する際の手順を解説します。

1.持ち込み予約

自治体のゴミ処理場に連絡して、申し込みします。連絡先はインターネットで検索するか、役所に電話で質問すると調べられます。事前予約の不要な自治体や当日中に持ち込み可能な自治体などさまざまなケースがあるので、自分の自治体でのルールを確認しましょう。

新宿区のように持ち込み処分ができない地域もあるので、注意が必要です。都市部では、持ち込み先がないところが多い傾向があります。

2.持ち込み当日

持ち込み日当日に、扇風機を自治体のゴミ処理場に直接持ち込みます。受け入れ時間内に持ち込まなければならない点に注意が必要です。ゴミ処理場の受け入れ時間は施設ごとに異なりますが、平日9:00-15:30などと設定されています。

受け入れ個数に制限を設けているゴミ処理場もあるので、実際に持ち込む前に自治体の情報をチェックすると安心です。

扇風機の持ち込み処分料金

料金は品目によって決まっているケースと、重量によって決まっているケースがあります。重量で料金が決定される場合には、ゴミ処理場で重量を計ってから現金払いとなるケースが一般的です。

地域によっては、「総重量100kgまで無料処分」などとしている自治体もあります。また、神奈川県横浜市のように、持ち込み料金が粗大ゴミ収集と同額になっているケースもあります。持ち込み処分の費用例を以下にお示しします。

市区町村 料金
世田谷区 200円
名古屋市 200円
大阪市 90円
広島市 無料
福岡市 140円

3.最短即日!不用品回収業者で処分

扇風機,処分
処分したいものが扇風機以外にもある場合などは、不用品回収業者を利用すると便利です。自治体で粗大ゴミとして処分するときよりも費用は高くなりますが、業者が自宅まで来て運び出してくれるので、労力と時間を省くことができます。自分の手間は電話で申し込むときだけなので、負担の少ない方法といえるでしょう。

不用品回収業者では扇風機1台から回収してくれます。

不用品回収業者の利用方法

扇風機,処分
不用品回収業者に扇風機の回収を依頼する方法を解説します。

1.問い合わせ

不用品回収業者を利用する場合には、お住まいの地域を対応エリアとしている業者を選んで、電話やメールで問い合わせます。インターネットで不用品回収業者を検索する際は、「住んでいる市区町村名 不用品回収」と検索すると、効率よく業者を見つけることができます。

2.見積もり

回収してもらいたい品目が扇風機だけなら、訪問見積もりをせずに電話口で回収料金を教えてもらえるケースが多いです。複数品目の回収を頼む場合には、家まで訪問した上で見積もりを出してもらうケースも見られます。
金額やサービス内容に納得できれば、そのまま予約に進みます。

3.作業当日

回収予約日当日に不用品回収業者が自宅に到着したら、扇風機を引き渡します。最短なら申し込みの電話をかけた当日のうちに、回収しに来てくれる場合もあります。

引越しやゴミ屋敷の片付けなどで大量の不用品が出るときには、軽トラ積み放題サービスのある業者を選んだほうが、品目ごとに回収するよりも費用を抑えやすくなります。

扇風機の処分料金

不用品回収業者で扇風機を処分する際の料金は、基本料金3,000円と扇風機の回収費用500円~1,000円の合計3,500~4,000円程度です。状態がよい扇風機やスペックが充実しているものならば、買取対象になることもあります。

例えば、ダイソンホット&クールのように購入時の価格が30,000円を超える扇風機であれば、買い取ってもらえる可能性も高くなります。

悪徳業者に注意

扇風機,処分
残念ながら、不用品回収業者の中には不法投棄や高額請求などの問題を起こす悪徳業者も混在しているのが実状です。見積もり時に極端に安い金額を提示して当日に高額請求する業者や、回収希望の不用品以外の物品を勝手に運び出して回収費用を追加請求してくる業者など消費者生活センターには毎年100件以上の被害が報告されています。

「なんでも無料回収」のチラシを配布したり、拡声器で「無料回収」とアナウンスして廃品回収車で巡回していたり、しつこい電話勧誘をしてきたりする業者は、悪徳業者である可能性が高いです。不用品を適切に処分するには費用がかかるため、「なんでも無料」や異常な低価格で受け入れている業者は、不法な方法で処分しているリスクがあるのです。

トラブルをさけるため、これらの特徴に当てはまる業者を避けることをおすすめします。
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不用品回収業者の選び方

扇風機,処分
不用品回収業者を選ぶときには、以下の3点を満たすことが重要です。
①必要な資格許可を持っている
②見積もりが相場価格である
③スタッフの対応が良い

不用品回収業者の処分や買取には、一般廃棄物収集運搬業許可や古物商許可の資格が必要です。一般廃棄物収集運搬業許可を自社で保有していない場合には、許可を持つ別業者と提携していれば問題ありません。見積額が相場内で申し込み時のマナーに問題のない業者を選ぶと、経営方針にも信頼感が持てるため安心できます。

不用品回収業者を安く利用するコツ

費用を安くするには、近所の業者や持ち込み処分できる業者を選ぶのもおすすめです。同区内など近所の不用品回収業者なら、車両ガソリン代を削減できるため基本料金を1000円引きなどにして対応してくれるケースもあります。また、不用品を業者に直接持ち込むと、基本料金なしで処分費用のみの支払いで済みます。不用品の持ち込み処分に対応しているか否かを、業者に事前に確認しましょう。

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4.売れる!扇風機の買取

扇風機,処分
買取業者に扇風機を買い取ってもらう方法を解説します。

売れる扇風機

売れる扇風機の条件として、以下が挙げられます。
・涼風・温風の切り替え、省エネ機能、空気清浄機などの複合機能つき
・大手メーカー製(ダイソン、パナソニックなど)
・大型の扇風機
・元値が数万円の高価格帯
・正常に動作し、日焼けなどの劣化がない
・製造後5年未満

羽なし扇風機やタワーファンは、一般的な羽つき扇風機よりも高価買取されやすい傾向が見られます。なぜなら、デザイン性が高いのでインテリアに馴染みやすく、手入れが簡単で、子供の指入れなどの事故が少ないというメリットがあるからです。

また、昭和家電のレトロな味わいのある扇風機は、正常に作動しなくてもインテリアとしての価値から買取されるケースも見られます。

リサイクルショップの買取

リサイクルショップの店舗に扇風機を直接持ち込み、査定してもらいます。買値がつけばその場で手放すことができ、即座に現金化することが可能です。持ち込みが大変な場合は、家で査定する「出張買取」を利用するのも一つです。ただし、買値がつかなかった場合に出張費を払わなければならないショップもあるため、利用条件を事前に確認することをおすすめします。

中古扇風機の買取価格は数百円程度からですが、状態が良く人気のある機種であれば2万円台など高額での買取も見られます。扇風機は夏に需要が高まるため、6~8月に売却すると高値で買い取られやすいです。

説明書や保証書、リモコン、外箱など付属品がそろっていると商品価値が上がるため、値が付きやすくなります。きれいな状態にしてから売るのもポイントです。扇風機のボディを清潔にするのはもちろん、上部を解体して羽や内部の軸などを柔らかい布などで拭きとってほこりを落とすと、査定評価が高くなることがあります。

フリマアプリやネットオークションで売る

扇風機,処分
メルカリなどのフリマアプリや、ヤフーオークションのようなネットオークションでの扇風機を売却することも可能です。リサイクルショップで買い取ってもらえなかった扇風機でも、購入希望者と出会えれば売却することができます。

ネットで上手に売るコツはリサイクルショップと同様に、付属品をそろえてきれいな状態にし、夏場に売ることです。加えて、商品説明文を充実させて、状態を分かりやすく伝えるように写真を撮影することも大切です。

説明文には商品の三辺サイズや重量などの規格も詳しく書き、商品の傷や不具合などを正確に記載するとトラブルを回避することにつながります。発送までの日数を1~2日以内など短く設定すると、急いで購入したい人にも対応できるため売れやすくなります。

5.買い替えなら、家電販売店の引き取り処分

扇風機,処分
不要な扇風機を、家電量販店で引き取ってもらうことができます。たとえばエディオンやヤマダ電機、ケーズデンキなどでは、小型家電リサイクル法にのっとって扇風機の引き取りサービスに対応しています。

新しい家電を購入しなくても、扇風機の引き取り処分を依頼できる家電販売店もあります。リサイクル費用や出張費用は家電量販店ごとに異なるため、確認が必要です。

ヤマダ電機

ヤマダ電機では、扇風機のリサイクル回収を税込1,100円で依頼可能です。店舗へ直接持ち込むと、回収してもらえます(沖縄は対象外です)。自分で店舗に持ち込まないで自宅に訪問回収してもらう方法もありますが、別途出張費がかかります。

また、ヤマダ電機指定のダンボール箱に詰めれば1箱1,650円(税込)で一括回収してくれるサービスも展開されており、売り場販売員に申し込むことができます。

エディオン

エディオンでは、縦・横・高さの三辺合計120cm以下、重さ10kg以下の扇風機であれば、リサイクル料金550円(税込)で引き取ってもらうことができます。申し込み・問い合わせはエディオン各店舗で受け付けています。

不用家電の引き取りサービスは直営店限定なので、フランチャイズ店では適応されません。

ケーズデンキ

ケーズデンキ店舗に扇風機を持ち込むと、550円(税込)で引取可能です。問い合わせ・申し込みは近隣店舗で受け付けています。自宅まで引き取りに来てもらいたい場合には、新しい商品を購入して配送時に回収してもらう方法があります。購入商品の配送時に古い扇風機を引き取ってもらう際には、出張費用はかかりません。

ただし、購入なしで訪問回収のみを利用する場合には、出張料金が別途発生します。なお、業務用扇風機は対象外です。

ジョーシン

ジョーシンでは、550円(税込)で扇風機の引取が可能です。引き取りの申し込みは店舗で行います。引取り方法は2通りで、近隣の店舗に持ち込みするか、購入商品の配達時に引き取り回収してもらうかとなります。

配達時の引き取りには事前の申し込みが必要で、配達当日にその場で回収依頼することはできません。一部対象外店舗があり、業務用扇風機は対象外となります。

6.安い!解体して不燃ゴミで処分

扇風機,処分
扇風機を解体すると、可燃ゴミや不燃ゴミとして処分できる自治体もあります。多くの自治体では粗大ゴミの基準を1辺の長さが30cm以上などとしており、基準を下回れば一般ゴミ扱いとなるためです。ただし、東京都世田谷区のように、製品解体後も粗大ゴミ扱いとしている自治体もあります。

扇風機解体の手順

一般的な羽つき扇風機の解体手順を解説します。なお、羽なし扇風機やタワー型扇風機は解体不可の製品が多いため、解体せずに粗大ゴミとして処分するのが一般的です。

羽つき扇風機の解体作業は、必ずコードを抜いた状態で行います。必要な道具はドライバーだけですが、作業時にほこりを避けるためマスクもあると安心です。

1.羽の取り外し

ファンの前面カバーを手で取り外し、ファンを固定している中央の手回しネジを手で緩めて外します。逆ネジ仕様になっている製品が多く、ネジを緩める際には、普通のネジとは逆向きの「右回転」で行うケースが一般的です。ファンを取り外してから、ファン後面のカバーも取り外します。

2.本体の解体と分別

ファンやカバーを本体から取り外したあと、ドライバーを用いて、解体できる部分をすべて解体して小さくします。モーター部分と軸部分をつないでいるネジを外し、上部と分解すれば不燃ゴミの規定サイズに収まることが多いです。プラスチックの外装と内部の配線は、くっついたままでも不燃ゴミとして排出できます。

なお、扇風機の分解は、基本的にメーカーでは推奨されていません。廃棄の際は、不燃ゴミサイズに収まる程度の分解で良いでしょう。

解体後の分別

扇風機を解体後は、素材ごとに分別処分します。

燃えるゴミ 燃えないゴミ
プラスチック製の羽(自治体によってはプラゴミ) ・リモコン

・土台

・ネジ(金属製のネジは金属ゴミ)

7.壊れていない扇風機は寄付できる

扇風機,処分
使わなくなった扇風機を寄付して、社会貢献する方法もあります。例えばエコトレーディング不用品宅配回収や、セカンドライフなどで寄付を受けつけています。

寄付できる扇風機

寄付できる扇風機の条件は、寄付先の団体によって異なります。一例ですが、エコトレーディングでは原則的に製造後5年以内の家電に限り寄付可能です。寄付後の再利用や、売却による収益を得ることを目的としているため、正常に動作する価値ある製品が求められています。

重量制限やサイズ制限のあるケースもあるため、送る前に寄付先へ確認すると安心です。寄付された扇風機は、発展途上国へ輸出されたり、国内施設、被災地などで再利用されたりします。または、商品売却によって得た収益金を国内外のボランティア活動や児童養護施設への支援に充てるといった活用法もあります。

寄付の手順

寄付の手順は団体ごとにことなるため、ホームページや電話での確認が欠かせません。一般的な流れとしては、寄付を申し込んでからダンボールに梱包し、送り状を用意して宅配業者に集荷してもらいます。寄付費用として2000円程度かかったり、寄付費用は無料で送料のみ自己負担としたりなど、料金システムも寄付先によりさまざまです。

小型扇風機の処分方法

扇風機,処分
ハンディファンや卓上扇風機のような小型扇風機を処分する際は、リサイクルボックスに入れるか、不燃ゴミとして捨てます。お手持ちの小型扇風機がモバイルバッテリー式の場合は小型家電リサイクル法に該当するため、リサイクルボックスへ出すこととなります。

小型家電リサイクル法

小型家電リサイクル法とは、小型家電を回収して適切にリサイクルして金属資源を再生するための法律として2013年に施行された法律です。小型家電には鉄、アルミ、金、銅、レアメタルなど価値のある金属が含まれおり、リサイクルできる貴重な資源です。それにもかかわらず、これまで大半が有効活用されずに廃棄物として埋め立て処分されてきました。

一般的な大型扇風機は小型家電に含まれる品目であり、ハンディファンの中にも小型家電リサイクル法の対象になる製品があるのです。

乾電池式小型扇風機

乾電池式のハンディファンは、小型家電リサイクル法の対象にはなりません。そのため、不燃ゴミとして処分することとなります。
乾電池式のハンディファンは燃えないゴミとなる一方、充電式電池内蔵のハンディファンは小型家電リサイクル法の対象となるため、処分方法が異なる点に注意が必要です。

モバイルバッテリー内蔵小型扇風機

リチウムイオン電池などモバイルバッテリー内蔵型のハンディファンは、リサイクルボックスで回収されています。リサイクルボックスは役所や公民館、スーパー、ホームセンターなどに設置されています。また、リサイクル協力店として登録されている電気製品販売店に持ち込んで回収してもらうことも可能です。

リチウムイオン電池の不適切な廃棄が原因で、近年は発火事故が頻発しています。

モバイルバッテリーの事故

モバイルバッテリーを可燃ゴミに出すと、爆発事故を起こすおそれがあります。リチウムイオン電池には可燃性の材料も使われており、激しい発熱による発火・爆発が起こりやすいのです。さらに、圧力をかけると発火の危険が高まります。可燃ゴミとして誤って排出されたモバイルバッテリーによる、ゴミ収集車の火災事故が多くなっています。

リチウムイオン電池を不燃ゴミとして排出した場合にも、出火事故の危険があります。ゴミ処理施設の粉砕処理中に出火する事例が増えており、愛知県一宮市のゴミ処理施設では、令和3年の上半期に、粉砕処理中に179件の炎検知例が報告されました。

リチウムイオン電池など、モバイルバッテリーを処分する際は、必ずリサイクルボックスかリサイクル協力店で回収しなければなりません。

充電池を取り外せないときは、ショートを防ぐため衝撃を避けて製品ごと回収ボックスに出します。濡らさない、電池の端子部分を露出させないといった配慮が、発火防止に役立ちます。

業務用扇風機の処分

扇風機,処分
業務用扇風機を処分する方法を解説します。

粗大ゴミにならない

業務用扇風機は、粗大ゴミとして捨てることはできません。なぜなら、粗大ゴミの回収や持ち込み処分は一般家庭用のシステムであるためです。業務用扇風機は事業系粗大ゴミであり、捨てるときには「排出事業者責任」があります。

廃棄物処理法に従って、産業廃棄物として業者に回収依頼しなければなりません。

業務用扇風機の捨て方

業務用扇風機を捨てる際には、2通りの方法があります。

(1)産業廃棄物収集運搬許可証を持つ業者に回収依頼をする

業務用扇風機の回収は、産業廃棄物収集運搬許可を持つ業者に依頼する費用があります。一般家庭の不用品回収には「一般」廃棄物収集運搬業許可が必要ですが、事業ゴミの場合は産業廃棄物収集運搬許可証が必要です。名前は似ていますが、異なる許可であるため注意が必要です。

許可業者のリストは、自治体ホームページから閲覧できます。また、役所に問い合わせると教えてもらえます。不用品回収業者の中には、事業系ゴミの処分を委託できる業者もあるため、申し込み時に業務用の扇風機である旨を伝えて確認するのもよいでしょう。

(2)家電量販店で製品買い替え時に引き取り処分する

家電量販店の中には、ビックカメラのように商品購入後の配送時に購入商品と同一商品を無料下取りしてくれる店舗もあります。ただし、ジョーシンやケーズ電気のように事業用家電を引き取り対象外とする家電量販店もあるため、事前に確認しておく必要があります。扇風機の引き取りを希望する店舗で、販売員に直接確認すると安心です。

扇風機の処分まとめ

扇風機,処分
1.粗大ゴミ収集で処分
・処分料金の相場価格は200円~500円で安い。
・処分には収集予約や粗大ごみ処理券の購入などが必要。
・収集予約から回収までには2週間から1カ月程度かかる。

2.持ち込み処分する
・扇風機1台の処分料金は0円~300円程度と安い。
・2022年1月現在、新型コロナウィルスの影響を受けて、1日の持ち込み制限をかけている処分場も多い
・当日持ち込みを打入れているごみ処理場もある

3.不用品回収業者で処分
・不用品回収業者での扇風機処分料金は3500円程度
・引き取りから処分手続きまでしてくれる上、自分の都合がいい時に引き取りに来てくれる
・悪質な不用品回収業者の一定数いるので、慎重に選ぶ必要がある

4.扇風機の買取を利用
・最新モデルや未使用であればリサイクルショップで買取り対象となる
・フリマアプリやネットオークションで売ることもできるが、送料が高くなるので儲けは少ない
・不用品回収業者でも買取を行っている

5.家電販売店で引き取り処分
・買い替えであれば交換する形で扇風機の引き取りを依頼するとスムーズ
・引き取りだけの場合には1500円程度の引き取り料金が発生する

6.解体して処分
・解体して不燃ゴミの規定サイズに収めると、不燃ゴミとして処分できる
・ドライバーがあれば素人でも30分程度できる
・扇風機の解体は安全の保障がないためメーカーでは推奨されていない

7.寄付する
・壊れていない扇風機であれば支援団体へ寄付する選択肢もある
・支援団体へ送る際の送料は発送する側で負担するので、2000円程度の送料がかかる

小型扇風機の処分方法
・乾電池式の小型扇風機は自治体のルールに従って「可燃ゴミ」または「不燃ゴミ」で処分する
・モバイルバッテリーが内蔵されているハンディファンは小型家電回収ボックスに捨てる
・モバイルバッテリーは発火の危険があり、過去に事故も報告されている

業務用扇風機の処分
・業務用扇風機は粗大ゴミには分類されない
・産業廃棄物収集運搬許可を持つ業者に依頼して引き取ってもらう
・買い替えであれば下取りをしている家電販売店もある

扇風機,処分

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