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テレビを処分する方法4つ-リサイクル料金が無料になる捨て方

オリンピックやスポーツ観戦のためにテレビの買い替えを検討している方もいるのではないでしょうか。2020年には新型コロナウィルスに関わる生活様式の変化から、自宅でテレビ番組や映画、ドラマなどを楽しむ人が急増したといいます。
YoutubeやNetflixなど、動画サービスと連携できるテレビに買い替える方もいるでしょう。

5年から10年に一度のペースで更新するご家庭が多いのではないでしょうか。テレビの新調に伴い、古いテレビを処分する手間もあります。

家電量販店などに古いテレビを引き取ってもらうケースですと3,000円ほど損をしているかもしれません。

この記事は、以下の方におすすめです。

・テレビの調子が悪いので、買い替えを検討している。
・いらないテレビがあるので、お得な処分方法が知りたい。
・テレビがたまにつかなくなる。

この記事を読むとテレビの正しい処分方法が分かり、自分の状況やテレビの状態に合わせて損なく処分することができます。

テレビは粗大ゴミではない

家電リサイクル法が施行された平成13年4月1日以降、テレビは粗大ゴミとして処分することが出来なくなりました。
また、テレビを処分するときには「家電リサイクル料金」が必要となり、決められた処分方法を守らないと処分できません。

テレビがリサイクル家電になった理由

家電リサイクル法が施行されてから、平成21年4月1日には「液晶式テレビ及びプラズマ式テレビ」も追加され、全てのテレビが家電リサイクル法に沿った正しい方法で処分しなければならなくなりました。

粗大ゴミとして処分されていた当時、テレビに使われていた部品は一般的な処理施設での処理が難しく、処分業者を悩ませ、埋め立てゴミとして処分されていました。
また、テレビを含めた家電製品に使用されている部品には、リサイクル可能な資源も含まれていましたが、分解する工場が整えられていなかったため有効活用されていませんでした。
そこで、処分方法の取り決めを行い「リサイクルも視野に処分方法を見直そう」ということから、家電リサイクル法が制定されたのです。

テレビの家電リサイクル料金

テレビに関わらず徴収された家電リサイクル料金は、回収されたテレビを分解し、資源としてリユースするための設備費や人件費に使われます。 確実に無駄なく資源を取り出しリサイクルするために、分解作業は手作業で行われます。

処分するテレビの種類によって解体作業工程やとれる資源の種類が違うため、リサイクル料金が異なります。同じテレビでもメーカーによって500円程度差があるのは、自社で分解工場を持っているメーカーと分解を委託している場合があるからです。

テレビのリサイクル料金は「ブラウン管式テレビ」と「液晶・プラズマ式テレビ」の2種類に分けられ、さらに各種類「料金区分なし・小・大」の3つの区分があります。

【ブラウン管テレビのリサイクル料金一覧】

メーカー名 小(15型以下) 大(16型以上) 区分無し
東芝・パナソニック

LG・ハイアール

1,320円 2,420円
シャープ・ソニー

三菱・日立

1,870円 2,970円
サムスン電子ジャパン 2,970円

【液晶・プラズマ式のリサイクル料金一覧】

メーカー名 小(15型以下) 大(16型以上) 区分無し
東芝・パナソニック

シャープ・ソニー

三菱・LG

1,870円 2,970円
ツインバード工業

ハイセンスジャパン

3,100円 3,700円
サムスン電子ジャパン 2,970円

テレビを処分する4つの方法

最も損せずにテレビを処分する方法は、テレビの状態、スペック、状況によって異なります。廃棄処分の他にテレビを売って処分する方法や譲って処分する方法もあります。

それぞれの処分方法を4つご紹介します。

家電販売店で処分する

家電販売店で古いテレビを処分する方法は、買い替えに伴い処分する方法の中で、1番スムーズに処分です。

新しいテレビを購入する家電販売店、古いテレビを購入した家電販売店のどちらに依頼しても問題はありませんが、収集運搬料金は購入する店舗に依頼した方が1,100円程度安くなります。新しいテレビを購入せずに処分だけを依頼することできますが、収集運搬料金が1000円程度上乗せされる家電販売店が多いです。

家電リサイクル法で販売者は引き取りを義務づけられているため、引き取りを断られることはありません。家電量販店に回収されたテレビは分解され、資源としてリサイクルされます。

もし、処分するテレビが5年未満の場合には、買取り対象になることが多いため、家電量販店に引き取りを依頼すると損をする可能性があります。

料金

家電量販店でテレビの処分を依頼する場合は、家電リサイクル料金と収集運搬料金が必要です。収集運搬料金は指定引取所に運ぶ時に必要な料金ですので、家電販売店に持ち込んだ場合でも収集運搬料金が発生します。

収集運搬料金は店舗独自で決められており、大手家電販売店で無料引き取りをしているところはありません。

【収集運搬料金一覧】

ヤマダ電機 ヨドバシカメラ エディオン コジマ ビックカメラ ケーズデンキ
買い替えの場合 1,650円 550円 1,110円~2,700円 1,650円

(2台目以降2,750円)

1,650円 1,650円
引き取りのみの場合 1,650円

(別途

2,750円)

2,750円 2,200円~3,850円 2,750円 2,750円 1,650円

(別途

3,300円)

アマゾンでテレビを処分する

アマゾンで購入した場合でも、処分したいテレビを回収してくれます。
基本的な手順は家電量販店での流れと同じですが、処分できるテレビには2つの条件があります。

〈アマゾンで処分できるテレビの条件〉
①新しいテレビを販売者Amazon.co.jpから購入した場合
②過去にAmazon.co.jp販売者からテレビを購入した場合
上記のどちらかに当てはまる場合は、回収してもらうことができますが、配達日前に回収してもらうことはできません。

家電リサイクル法対象商品以外の不用品の回収は行っていないため、スピーカーやテレビ台などの回収はしてもらえません。
Amazon.co.jpが引き取り、販売・配送する場合の収集運搬料金は1,650円必要です。

不用品回収業者でテレビを処分する

不用品回収業者にテレビを回収してもらう方法もあり、壊れていても、どこで買ったものでも回収してくれるのが魅力です。

不用品回収業者はテレビを「不用品」として回収し、再利用を目的としているため、回収した後は国内で需要が見込めるものはリサイクルショップや市場を通して再販売されます。国内で需要がないものは東南アジアに輸出し、できる限り再利用されます。

買取を行う不用品回収業者もありますが、買取専門業者よりも買取りの対象の基準が厳しく、買取り価格も低いです。
例えば、買取り専門業者であれば、製造から5年未満のテレビであれば壊れていても買取してくれますが、不用品回収業者では製造から3年未満で正常に動くものしか買いとってもらえません。
買取対象にならないテレビやテレビ台やスピーカーなど周辺機器や家具もまとめて回収してくれるので、引越しや断捨離の際は便利です。

料金

不用品回収業者を利用した時の料金は6000円~10000円程度で、これは人件費や車両費、処分費用などテレビの回収に必要な経費が含まれた金額です。
内訳は基本料金3,000円と、引き取り料金3,000円~7,000円です。
42型のテレビ程度であればスタッフ1名で対応できますが、階段料金などオプション料金として2,000円ほどかかる場合があります。

市区町村の収集業者でテレビを処分する

市区町村の廃棄物処理業者に引き取って処分してもらう場合は、住んでいる市役所や役場の環境課に問い合わせ、廃棄物処理業者を紹介してもらいます。

「家電リサイクル券システム取扱店」であれば「一般廃棄物収集運搬許可」がなくても引き取り処分ができるため、引き取り業者は各市区町村に20社以上あります。

なお、東京23区は「家電リサイクル受付センター」があり、引き取り業者を案内してくれるため、スムーズに手続きが行えます。

引き取りの流れは引き取り予約を入れ、回収日当日にリサイクル料金と収集運搬料金を引き取りに来た業者に直接支払います。現金での支払いになります。
収集運搬料金は引き取り業者ごとに設定されていますが、相場価格は1,000円~4,000円程度です。引き取りの際には「家電リサイクル券の控え」を渡されるので、廃棄処分完了するまで保管しておきましょう。

自身で持ち込み処分する

指定引取場所に、自分で持ち込み処分する方法があります。
その際には家電リサイクル券を郵便局で購入し、一緒に持ち込む必要があります。
持ち込み場所は粗大ゴミの収集施設ではないので、注意が必要です。
指定引取場所であればどこに持ち込んでも大丈夫ですが、持ち込み予約が必要なところが多いため、持ち込み予定の場所は事前予約が必要か確認しておくことをおすすめします。
基本的に平日9:00-17:00の時間帯に持ち込みを受け入れている場所が多いですが、休憩時間や営業時間は指定引取所によって違いますので、確認してから持ち込みましょう。
料金
自分で指定場所に直接持ち込むため収集運搬費はかかりませんが、処分するテレビに合わせた家電リサイクル料金が必要になります。その他に自分で持ち込むときにかかる車両代、ガソリン代など見えない費用が掛かります。

家電リサイクル券を貼る位置

家電リサイクル券を張り付ける位置は、家電リサイクル券を発行している家電リサイクル券センター(RKC)によって決められています。

・ブラウン管式テレビは画面向かって右側側面の上側
・液晶/プラズマ式テレビは背面の左上部分
決められた場所に貼らず、画面部分などに貼ると、液晶部分のリサイクルが難しくなります。
家電リサイクル券は面積が広く粘着力が強いので、貼り直しが困難です。貼る場所を間違えないように注意してください。

テレビを売って処分する

テレビを売って処分する方法には、大きく分けて2通りあります。

1つ目は買取専門業者やリサイクルショップを利用する方法です。
出張査定は無料で行っている買取業者が多いですが、成約が決まると手数料3,000円程度が買取り金額から引かれることがあります。そのため、電話やメールで出張査定を依頼する前に、引かれる手数料やキャンセル料の有無を確認しておきましょう。
2つ目はフリマアプリやネットオークションで売る方法です。
出品から発送、取引連絡まで全て自分でこなすため、手元に残るお金は多いです。
出品するときには、送料や手数料を考慮した価格設定をする必要があります。

売れるテレビの3つの条件

売れるテレビの条件は3つあります。

1.正常に動く
2.製造から5年未満
3.大きな傷や汚れがない

上記の3つのうち1つでも欠けていると、買取り対象外として扱われる可能性が高くなります。
また、買取に出すときには、説明書やリモコン、配線など付属品、箱が揃っていると買取価格が下がりにくくなります。
テレビのモデルによっては、液晶が割れているものや電源がつかないものでも、ジャンク品として売ることができます。

テレビの落札履歴

実際にどれくらいで出品/落札されているのか、利用者の多いメルカリで相場を確認してみました。
メーカー;東芝 型番;LED REGZA S8 40S8 年式:2014年 大きさ;40インチ
落札価格:20,000円 送料込み

メーカー;ソニー 型番;KDL-40EX500 年式:2012年 大きさ:40インチ
落札価格:10,000円 送料込み

メーカー;シャープ 型番;4T-C50AJ1 年式:2018年 大きさ:50インチ
落札価格:60,000円 送料込み

テレビを譲って処分する

テレビを欲しい人に譲って処分する方法もあります。
この場合は廃棄処分ではないので家電リサイクル料金は不要ですし、気の知れた間柄であればやり取りもスムーズに進みます。

テレビを求める知り合いがいない時は、譲渡掲示板「ジモティー」を利用して処分する方法もあります。ジモティーは地元の人に中古品などを譲り合いできる無料広告掲示板で、直接会って引き渡しをするのが特徴です。

ジモティーの中には修理して利用する方や、パーツのみをとりたい方もいるので、壊れていても引き取ってもらえるケースが少なくありません。

テレビの処分でよくある質問

テレビの大きさはどこで分かりますか?

テレビの大きさは、テレビの裏側などに貼ってあるラベルに書いてある型番で分かります。
型番のアルファベットの中に2桁の数字があり、その2桁の数字がテレビの大きさを表しています。
例えば、先ほどのシャープのテレビの場合、型番は「4T-C50AJ1」です。
この場合、CとAの間にある数字の50がテレビの大きさを表しているので、このテレビの大きさは50インチとなります。
このように、テレビのサイズは型番を確認するだけで簡単に分かります。

テレビを無料処分はできる?

テレビを無料で処分する方法は3つあります。
1つ目は不用品回収業者、2つ目は買取業者、3つ目は譲ることです。ただし、正常に動くことは最低条件です。

不用品回収業者に依頼すると、無料で処分できる可能性があります。
不用品回収業者は再利用を目的としているため、回収した後は国内で販売できるものを販売し、国内で需要がないものは東南アジアに輸出します。

そのため、正常に動作しているものが無料回収の対象になります。
その他にも液晶テレビであること、いつ頃に作られたものかなど、業者によって条件が異なります。回収を依頼する際は、事前に電話やメールで確認しておきましょう。

テレビを下取りしてくれる家電販売店

テレビの下取りを行う家電販売店もありますが、リサイクル料金や収集運搬料金は必要になるケースも多いので条件を確認しましょう。

<ビックカメラ>
ビックカメラは買い替えキャンペーンを行っており、指定のテレビを購入し不要のテレビをリサイクルする場合に限り、最大35,000ポイントがもらえます。
不要なテレビはリサイクルするので、リサイクル料金と収集運搬費がかかります。

<ジャパネットたかた>
下取り条件は「下取りあり」、「無料下取り」の表記があるテレビを購入すると年式・メーカー・故障の有無に関わらずどんなものでも下取りをしてくれます。

しかし、テレビの場合はリサイクル料金と収集運搬費が別途必要です。
下取りに出すテレビの大きさによって料金が変わりますが、リサイクル料金と収集運搬費合わせて3,520円~5,720円程度です。

テレビを処分するまとめ

テレビの処分方法には、家電量販店に依頼する以外の方法として、フリマアプリで売ったり知り合いに譲ったり、さまざまな選択肢があります。

壊れているテレビの場合でも、ジャンク品として引き取ってくれる可能性があるので、テレビの状態に合わせて最適な処分方法を選ぶことが大切です。
また、テレビを処分するときにかかる「家電リサイクル料金」は、分解され、資源としてリサイクルされる場合のみ必要となるため、回収後にテレビとして再利用される場合には「家電リサイクル料金」がかかりません。
テレビを処分するときは、処分する前に何の料金が発生するかを理解しておくことで、テレビの状態にあった処分方法を選択できます。
テレビ,処分

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