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豆知識

不用品回収

主婦が汚部屋にした3つの原因と大きなリスク。失敗しない片付け方

気づいたら床・ソファ・ダイニングテーブルの上がもので溢れていて、何をするにも物をどかさなければいけない状況に陥っている主婦もいるのではないでしょうか。

汚部屋は自分だけではなく、子供やパートナーの生活にまで悪影響を及ぼします。

この記事では汚部屋になりやすい人の共通点や解消方法をご紹介します。
記事を読み終えると片付いた部屋を保てるように変わっていきます。



【監修】遺品整理士協会認定 遺品整理士
片山 万紀子

祖父の遺品整理をきっかけに遺品整理や不用品回収に興味を持ち、遺品整理士協会認定・遺品整理士の資格を取得。ReLIFE(リライフ)のディレクターをする傍ら、年間600件以上の遺品整理に携わる。遺品整理を通して「ありがとう」という言葉をいただけること仕事のやりがいとしています。

汚部屋,主婦

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主婦が汚部屋化する3つの原因

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まずは、主婦が自宅を汚部屋化させてしまう原因についてご説明します。

1.片付けに専念する時間がない

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現在では、夫婦で育児に参加する方も増えました。とはいえ「夫は日中に仕事へ行き、その間の育児は主婦が行う」というケースが多いです。

とくに子供がまだ小さく保育園に上がるまでは、常に自宅でお世話をしなければなりません。

子供相手にやるべきことはいくつもあります。例えば、遊び相手になったりおむつを替えたりといったことが盛りだくさんです。

片付けをしようと思っても、こうした育児で作業がストップしてしまうとあまり捗りません。小さい子供からは目を離せないため、結局片付けは後回しになってしまいます。

またせっかく片付けても、部屋の物に興味を持った子供が散らかすこともあります。こうしたことが重なり、片付けに専念できず、汚部屋化してしまうのです。

2.育児・家事・仕事で疲れている

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上記のような育児に加えて、主婦は家事もこなさなければなりません。共働きの場合は、ここに仕事も入ってきます。

「夫婦+小さい子供」という核家族世帯が多い日本では、夫婦でこれらを分担しながら進めていけなければなりません。しかし家事や育児に関しては、主婦側に負担が偏ることも多いです。

仕事で稼ぎながら家事や育児もこなすので、当然心身への疲れは溜まります。その結果、片付けをする気力が湧かなくなり、汚部屋化してしまうのです。

このように汚部屋になってしまう原因は、主婦に問題があるわけではなく、家事や育児を平等に分担できていないことにあります。

とくに核家族世帯が増えている日本では、主婦側に負担がかかる現象が起きがちです。

3.捨てられない

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子供がいると、成長と共に自宅に物が増えていきます。例えば以下のような物です。
・ベビー用品
・ベビーカー
・小さい頃の洋服
・ランドセル
・学校で作った作品
・教科書
・プリント類

こうした物に子供との思い出を感じ、捨てられない主婦もいます。

しかし、子供が小さいときに使っていた物を今後使うことはほぼありません。使わない物を溜めておいても、汚部屋になるだけです。

部屋をきれいに保つには、普段から断捨離する習慣を身に付けることが必要です。これは子供が使っていた物に限りません。壊れた家具や着ない洋服なども、必要に応じて処分した方が良いです。

こうした汚部屋は、主婦に限らずさまざまな方がなる可能性があります。汚部屋になりやすい人の特徴や汚部屋のデメリットなど、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
汚部屋のレベルと女子に多い理由―病気になる前に片付ける方法

汚部屋主婦の共通点

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汚部屋にしてしまう主婦には5つの共通点があります。誰でも多かれ少なかれ当てはまる内容ですが、すべてに深く共感する時には今、汚部屋になっていなくても予備軍です。

① とりあえず置きが習慣化

子育てや家事に追われたことが原因で、主婦の中には「片付けまで手が回らないから、あとで整理しよう」と考え、一旦床に物を置くようになる方もいます。

本来、使った物は定位置に片付けた方が良いです。しかし、忙しくなることでその余裕が無くなり、とりあえず床に置いたはずの物がそのまま放置されてしまいます。

ソファーやダイニングテーブルなど、生活に必要な家具が物置化するというのは、かなり物が増えている証拠です。汚部屋に近づくだけでなく、主婦が家の中で休める場所も無くなってしまいます。

飲み終わったペットボトルの使い道はありません。捨てずについ放置してしまうことで、そのまま他のゴミも積み重なり、汚部屋化してしまいます。

②衝動的な行動が多い

主婦の中には、家事や育児などによるストレスで衝動買いをする方もいます。あるいは、セール品に惹かれてとくに必要ではない物を買ってしまうこともあります。

こうした衝動買いは「買うこと自体」が目的になっている行為です。そのため「購入したけど結局使わずにゴミとして溜まる」ということが繰り返され、汚部屋化してしまいます。

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③便利グッズや収納アイテムが好き

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物を整理するために収納アイテムを活用する方もいます。物が多いほど必要な収納アイテムの数も増えますが、そもそも収納アイテムを活用せず、不用品などを床に放置していれば意味がありません。

そうなると、物を整理するためにあるはずの収納アイテムが、家を散らかし汚部屋化させる原因となってしまいます。

④時間に余裕がない

部屋が散らかると、どこに何を置いたか自分でもわからなくなります。結局見つからず放置されることで、失くし物はゴミとして溜まってしまいます。

とくに家にいる機会が多い主婦の方は、必然的に自宅内で失くし物をするリスクが高まるものです。

これらの失くし物が見つからなければ、新しい物を買わなければなりません。こうしてどんどん物が溜まり汚部屋化していくのです。

⑤不安になりやすい

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不安症や行き過ぎたもったいない精神が汚部屋化を加速させていることもあります。

不安になりやすい方は必要以上にリスクを心配しています。
不測の事態に備えていつも冷蔵庫がいっぱいに詰まっていないと不安になったり、冷凍庫に大量の保冷剤が詰め込まれていないと落ち着かなくなってしまいます。

また、引き出しが締まらないほどの量の洋服を持っているのに処分できないのは行き過ぎたもったいない精神が影響していることも考えられます。

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汚部屋が子持ち主婦に与えるリスク

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汚部屋は自分だけでなく家族にも悪影響をあたえていきます。パートナーや子供を巻き込む3つのリスクをご紹介します。

離婚の危機

主婦が片付けられないことが原因で夫から離婚を切り出された事例もあります。

妻が部屋を片付けられないことが耐えられず一緒に住むことが苦痛になり、別居した時には法定離婚事由の第五項「その他婚姻を継続し難い重大な事由」として認められる可能が高いです。
片付けていなかった証拠写真を写真に収められていると、離婚の原因が妻側にあると認められ別居時の生活費を請求されることもあります。また、ネグレクトと言われて親権をとられるリスクもあります。

汚部屋は離婚の危機の始まりになり得ます。

ママ友や地域からの孤立

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ママ友や地域からの孤立するリスクもあります。汚部屋になってしまった理由には精神面や身体面など仕方のない事情もありますが、事情を知らない人からは「汚部屋の住人=だらしがない人」と思われてしまいます。

また、ママ友の付き合いでは相手の家に行ったら、次は来てもらうというのが暗黙のルールとなっているので、「家に呼べないということは何かあるのでは…?」とあらぬ噂をたてられることもあります。

汚部屋を一時的に片付けて人を招いたとしても、臭いや汚れ具合で清潔感のなさはバレます。

汚部屋がバレてしまうことを心配すると人との付き合いが徐々に希薄になり、孤立していきます。
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子供への影響も

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汚部屋で生活している子供は喘息やアレルギーの発症率が高くなります。また、平均的な衛生感覚がなくなるので、片付けるという習慣が身に付かないまま大人になってしまいます。

自宅が汚部屋だと気づいた時には友達を家に呼べないので、子ども同士の付き合いにも悪影響を及ぼします。汚部屋と自覚がない子供であっても、遊びに来た子供に指摘されて気が付くこともあります。

遊びに来た子供から親に伝わり、母子ともに汚部屋が原因で人間関係がうまく作れないことも考えられます。

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主婦が汚部屋化を防ぐ3つの習慣

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このように、汚部屋化させてしまう主婦には共通点があります。これらを防ぐために、以下の習慣を身につけることが大切です。

①安易に物を増やさない

衝動買いをしたり、失くし物が見つからず新しい物を買ったりするなど、汚部屋化させてしまう主婦は物を増やしがちです。

確かに、育児や家事などのストレスがあるとつい物を買ってしまいます。とくに100円ショップには、安くて手軽に買える物がたくさんあります。出費もそこまで大きくないので、つい買ってしまうものです。

しかし、安易に物を増やすというのは、汚部屋化に繋がる行動です。物が増えることで、床に直置きしたりソファーが物置化したりという現象が起きます。

物が増えなければ、片付けの手間もかかりません。そのため、物を増やすときは「今の自分に必要か?」という点を考えることが大切です。

②収納場所は増やさない

収納場所を作ると「ここに置けばいいだろう」という考えになり、物を増やしてしまいます。もちろん、生活に必要な物の収納場所は必要です。

しかし収納場所が増えすぎて、不要な物まで溜めるようになってはいけません。

主婦であれば「子供が大きくなったので新たに収納スペースが必要だ」などの状況にならない限りは、安易に収納場所を増やさないようにしましょう。

もし物が増えたら、収納場所を増やすのではなく「物を減らす」という方向性で考えることが大切です。

③とっておく理由を探さない

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明確に使う理由がある物であれば、保管しても問題ありません。しかし「いつか使うかも」のように、理由がハッキリしない物を保管しても汚部屋化を加速させるだけです。

なんとなく捨てるのが不安で、無理やり理由をつけて保管している物であれば処分してしまいましょう。

汚部屋を片付けるポイント

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汚部屋を片付けるときは、以下のポイントを意識しながら作業を進めます。

①使っていないものは断捨離

使っていない物を保管するのは、汚部屋化を招く大きな要因です。そのため、不要な物は積極的に断捨離していきます。

主に以下の物を断捨離していくと良いです。
・衣服
サイズが合わなくなったり、1年以上着ていなかったりする衣服は断捨離します。放置するとかさばるだけでなく、虫食いなども起こるため不衛生です。

・食料品
期限の切れた食料品には使い道がありません。冷蔵庫だけでなく、キッチンの戸棚にも期限切れの食料は溜まります。お皿など必要な物を置けなくなるので、そうした食料品は断捨離して大丈夫です。

・キッチン用品
主婦は料理をする機会も多いです。そのため、つい最新式のキッチン用品を追加で買ってしまうこともあります。

快適な家事のためにはキッチン用品の質も大切です。しかし、フライパンなどの大きな物が増えると、あっという間にスペースを取ってしまいます。そのため、キッチン用品は数を厳選することが大切です。

食器の捨て方・大量に捨てる・寄付してリサイクルする

・ブランド品
普段から使わず、放置されたままのブランド品があれば断捨離をします。状態が良ければ、フリマアプリやリサイクルショップなどで買い取ってもらえます。

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②ゴミ箱を各部屋に置く

ゴミを捨てる場所が無いと、ついその場に放置してしまいがちです。ゴミ箱のある部屋まで行くのが理想ですが、移動を面倒に感じることもあります。これが続くと汚部屋化の原因となるので、各部屋にゴミ箱を設置しておきます。

③こまめにゴミを出す

汚部屋化を防ぐためには、こまめにゴミを捨てる習慣をつけることも大切です。

あまりゴミが溜まっていないと「次の収集日に出す」と考える方もいます。
また、主婦の中には、節約のことを意識して「ゴミ袋が減るスピードが上がるのはもったいない」と感じる方もいます。

しかし、片付けの習慣を身につけるためにも、ゴミ収集日ごとにこまめに捨てることが欠かせません。缶やペットボトルならリサイクルステーションに出すと短いスパンでごみが捨てられますし、ゴミ袋代もかかりません。

④物の「定位置」を決める

家にあるすべての物に定位置を決めておきます。物の定位置を決めておかないと、「とりあえず床や机に置こう」という状況が起こります。

例えば「リモコンはテレビの横」「箸は一番上の引き出し」「書類はこの箱」というように細かく決めると迷うことがなくなります。また、無造作に机の上に出ているモノが気になるようになります。

新しく物が家に入る時には必ず、定位置を決めてあげましょう。

⑤ストック買いをしない

必要でない物をまとめ買いをするのは避けるべきです。トイレットペーパーや非常食など生活に必要な物であれば一定数のストック買いをしても問題ありません。

買い物の機会が多い主婦だと、セールに惹かれてつい買い過ぎてしまうこともあります。しかし、それが続いて不要な物が増えれば、収納スペースが少なくなり他の物が置けなくなります。

必要な物だけを買うことで、汚部屋化させないことが大切です。

このようなポイントを守ることで、汚部屋の片付けは捗ります。汚部屋の片付けについて詳しいことを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

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美部屋をキープする3つのコツ

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「きれいにしよう」というモチベーションは平均1週間、長くても1か月も続きません。一度リセットした部屋は住んでいる人が習慣を身に着けることで美部屋をキープできます。

ここからは美部屋をキープする3つのコツを紹介します。

1.簡単な収納にする

収納は簡単なほど部屋が散らかりにくくなるしまいやすくなります。

例えば、衣類はハンガー収納をメインにすると、干した洗濯物が乾いたらそのままかけるだけで収納が完了するので仮置きをする必要がなくなります。また、靴下も揃えるのが面倒であれば、箱に入れるだけでも問題ありません。

収納の前の工程がなくなると床やソファの上に洗濯物が一時置き場になることを防げるので散らからない部屋になります。

2.大切にできるものを選ぶ

物を選ぶ基準は大切にできるものに変えていきます。汚部屋の主婦は「安いから」「便利だから」を基準に物を買ってしまうので、モノが増えるだけで執着が少なく散らかりやすくなってしまいます。

服も食器も鉛筆1本など小さなものでも色や形が自分の好みのモノを選ぶように心がけると購入のハードルが上がるので、モノが増えにくくなります。また、大切にしているものであれば床の上に転がすこともなくなり、美部屋をキープできます。

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3.家族に頼る

家族みんなで美部屋をキープする方法もあります。

家族みんなで使っている部屋を主婦だけが片付けることには限界がありますし、不満にも繋がります。週末の朝を片付ける時間に決めたり、リビングの掃除を当番制にしたりと家族全員の仕事にすると汚れることも少なくなります。

また家族の中で役割を与えることは子供の責任感が育ちます。

家事代行サービス

仕事をしていて平日に時間が取れない方や貴重な週末を片付けに充てたくない方は家事代行サービスを利用するのも選択肢の一つです。

約2時間で洗濯から掃除までプロにやってもらえるので、自分の時間を好きなことに使えます。家事代行サービスの相場料金は1時間当たりの料金は2000円~4000円と外食1回分程度です。

主婦の汚部屋のまとめ

・時間の余裕や気持ちにゆとりがないと汚部屋になりやすい
・汚部屋にしてしまう主婦には共通点がある
・汚部屋に住むことはパートナーや子供にまで悪影響を与える
・物を増やさないことや収納自体を増やさないことで物が減り、汚部屋化を防げる
・一度リセットのために断捨離をする必要がある

・リセットした部屋をキープするには家族に協力してもらうことも必要
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