セルフネグレクトになる5つのきっかけ。脱出できる3つの治し方
久しぶりに帰った実家が汚れている、上京した息子がだらしなさ過ぎる…これらの原因はセルフネグレクトかもしれません。
日本語で自己放任と呼ばれるセルフネグレクトは些細なことがきっかけで起こり、悪化すると命にかかわる危険もあります。無気力状態になってしまった家族や友人に働きかけることで、改善するきっかけを与えることができます。
この記事を読むと分かること
・セルフネグレクトの症状
・セルフネグレクトの原因ときっかけ
・家族や自分がセルフネグレクトにならないための予防策
・セルフネグレクトの家族、友人にできること
【監修】一般社団法人 遺品整理士協会認定 遺品整理士
認定第IS25495号
片山 万紀子
祖父の遺品整理をきっかけに遺品整理や不用品回収に興味を持ち、遺品整理士協会認定・遺品整理士の資格を取得。ReLIFE(リライフ)のディレクターをする傍ら、年間600件以上の遺品整理に携わる。遺品整理を通して「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとしています。
セルフネグレクトの症状と末路
セルフネグレクトは著しく「生活環境」や「健康状態」が悪化し、心や身体のケアをおろそかにしてしまう状態のことをいい、自己放任とも言われています。
なんらかの精神的ダメージや取り巻く環境によって本人の意欲が低下している、もしくは意図的にそのような状況をつくっていることが原因と考えられます。セルフネグレクトは誰にでもなる可能性があります。
セルフネグレクトの初期症状
セルフネグレクトになるとなにもやる気が起こらなくなる無気力状態になります。身だしなみや掃除など生活環境を整えることはもちろん、食事をすることすらも億劫になっていきます。
セルフネグレクトのサイン
・衣類や食器を片付けなくなる
・ゴミ出しや買い物が面倒になる
・4〜5日入浴しないことが当たり前になる
・洗濯の頻度が1カ月に1回程度になる
セルフネグレクトは徐々に進行するため、本人には自覚症状も危機感もありません。自分からSOSを出したり、積極的に改善策をとることは難しいとされています。周囲からはだらしないだけという認識をされていることもありますが、度を越えた「だらしなさ」はセルフネグレクトの初期症状です。
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家がゴミ屋敷化する
セルフネグレクトを放置し続けると部屋はゴミ屋敷や汚部屋になってしまいます。
片付けやゴミ捨ての習慣がなくなるため当然のように部屋にはゴミの山が溜まっていきますが、外出することへのハードルが上がっているためゴミを外に出さなくなります。
一人暮らしの方が1カ月以上ゴミを出さなかった時には、床がゴミで埋まっている状態になります。空容器残された残飯からは異臭がしますし、害虫も引き寄せてしまいます。
次第にゴミ屋敷化する自宅をみても無気力状態を抜け出せないのがセルフネグレクトの怖さです。
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セルフネグレクトは命の危険も
進行したセルフネグレクト状態は「災害」や「病気」で命を落とすこともあります。
ゴミ屋敷では火事が起こりやすくなりますし、燃えるものが多いので鎮火にも時間がかかります。ゴミ屋敷からの火災では全焼や周囲の建物にまで燃え広がる大火事になります。
掃除の行き届いていない部屋にはウィルスが浮遊し感染症を招く危険性もあります。
また、セルフネグレクトが進行すると生きるために必要な食事にすら興味がなくなってしまいます。極端な人ではお腹を満たすためだけに、毎日食パンだけを食べ続けることもあります。
食生活の質の低下は栄養失調や免疫力の低下につながり体内に入ってきた弱いウィルスにすら勝てず、重症化する恐れがあります。自分の健康状態にも鈍感になると疾患に気づかず、手遅れになってしまうこともあります。
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セルフネグレクトになった5つのきっかけ
セルフネグレクトは些細なきっかけや気づかないうちに陥りやすく、「判断力」と「気力」を失うとセルフネグレクトは一気に加速します。
1.衝撃的な出来事があった
ショックを受ける出来事をきっかけに仕事や勉強はもちろん、食事や娯楽などすべてに興味がなくなり無気力になることがあります。
セルフネグレクトのきっかけとなるできごと
・パートナーや家族の死
・相手の浮気などショックを受ける理由で失恋した
・ストレスが原因で仕事を辞めた
精神的に負担がかかるできごとがあっても、周囲に相談できる人や気にかけてくれる人がいない場合には一人で塞ぎこんでしまい回復が遅くなります。通常であれば3か月程度で徐々に気持ちを落ち着かせることができますが、人と会わない生活をしている方はそのままセルフネグレクトになってしまいます。
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2.社会とのつながりがなくなった
社会とのつながりがなくなると人の目が気にならなくなるため、身だしなみがおろそかになっていきます。人と会う予定があれば最低限の身だしなみを整える習慣が付きますが、セルフネグレクト予備軍になると自分から約束を取り付けることも億劫になります。
社会からの孤立するきっかけ
・親の介護で自分の時間がとれない
・退職後、次の仕事が見つからない
・定年して、定期的な用事がない
「親の介護」のように自分の時間を大幅に費やさなければいけない状態になったときには、ストレスもかかります。介護から解放される数時間でのストレスの発散は難しく、自分が気付いてきたコミュニティとも疎遠になっていきます。
3.病気になっていた
病気がきっかけでセルフネグレクトになることもあります。
高齢者の場合に多いのが認知症をきっかけにしたセルフネグレクトです。自分がお風呂に入ったのか、食事を済ませたのかなど日常的な行動の記憶も忘れてしまうからです。認知症には「30秒前の行動を忘れてしまう」「物の位置が覚えられない」認知力と判断力が低下する症状があります。
セルフネグレクトになりやすい病気
・認知症
・うつ病
若年性アルツハイマーは20代~40代であっても発症する可能性がある病気です。一度発症すると薬で抑えることはできても根治することはできません。自分では気づかないうちに病気が進行し、セルフネグレクト状態になっていることもあります。
4.お金がないから
金銭的な理由で「食事」や「生活環境」を整えられなくなり、セルフネグレクトになっていることがあります。
お金がないとお腹を満たすことや簡単に食べられる食事を選ばざるを得なくなり、毎日ジャンクフードやモヤシだけなど「健康的な食事」からは遠ざかってしまいます。また、お金を稼ぐためにはアルバイトの掛け持ちなど長時間労働をしなければならないため、自分の時間が無くなります。
残された自分の時間は睡眠時間として奪われてしまいます。
自分のために使える時間が無くなるので、病気で一定期間働けなくなるなどバランスが崩れると生活できなくなってしまいます。
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5.新型コロナウィルス
2022年現在、新型コロナウィルスの影響を受けて、セルフネグレクトになる可能性が極めて高くなっています。
感染症対策として行われているリモートワークの増加や、外出の自粛によって他者との交流が減少してしまうからです。また、新型コロナウィルスの影響で仕事がなくなり、給料が下がったときには、今までの生活を維持できなくなります。
生活スタイルの変更が強いストレスにつながると、セルフネグレクトを引き起こすこともあります。
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セルフネグレクトになりやすい3タイプ
自己肯定感が低い人はセルフネグレクトになりやすいです。自分のためにかける時間やお金をもったいないとか無意味だと思ってしまうからです。年齢に関係なくセルフネグレクトは発症するリスクがあります。
1.人付き合いが苦手な専業主婦
そもそも人づきあいが苦手な専業主婦はセルフネグレクトになりやすいです。
パートナーが外に出て、働いたり、人間関係を代わりにこなしてくれさえすれば、24時間365日引きこもることもできてしまうからです。
ママ同士の付き合いやご近所付き合いを積極的にこなす方であっても、トラブルをきっかけに引きこもりやセルフネグレクトになることは十分あります。また、子どもが小学校に上がると行事も減るため、ママ同士の付き合いは希薄になります。
社会的なつながりが減っていくため、自己肯定感が下がりやすく自己放任へつながることもあります。
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2.期待が大きい大学生
大学1年生の春はセルフネグレクトになりやすい時期です。進学と同時に一人暮らしを開始すると人間関係を0から作らなければなりませんし、帰宅してから身の回りの家事もこなさなければならなくなるからです。
大学に入学したら「恋愛や勉強を頑張りたい」と強く願う学生であればあるほど、現実とのギャップを感じた際に精神的負担が大きくなります。ギャップの溝を自分の努力で埋められなかった時にはすべてを投げ出し、セルフネグレクトになっていることもあります。
女性の場合には外では清潔な身なりをしていても、自宅は【汚部屋】状態というケースも多いです。
インスタグラムやツイッターなどSNSで理想とする自分をかけ離れているときにも起こりやすくなります。SNSはいつでも友人とつながることができて便利な反面、対面する機会減らしてしまうデメリットもあります。
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3.一人暮らしの高齢者
一人暮らしの高齢者でセルフネグレクトになっている方は多いです。孤独荷を迎えた方の8割はセルフネグレクト状態だったという報告もあります。
病気や長年付き添った夫や妻など身内や友人の死などがきっかけとなり、生きている意味を見失うケースが多いです。特に買い物や洗濯、運動など特定の習慣がない方は孤独の時間が長くなり、その分セルフネグレクトとなる可能性が高くなってしまいます。
認知症の診断を受けている方の場合、自分が今から何をしようとしていたのか、何をすべきなのかが分からなくなってしまうと、周囲のサポートがなければ先に進むことができません。
さらに足腰に大きな負担を背負っている方であれば満足に外出することもできないので、誰とも話さない時間も増加し孤独な時間が増えてしまいます。セルフネグレクトによって社会や地域、家族から孤立した時には孤独死にもつながります。
上記に当てはまる方でさらに自分の気持ちや考えを伝えることが苦手な方や自己肯定感が低い方はセルフネグレクトに陥る確率は倍以上に跳ね上がります。
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【原因別】セルフネグレクトの改善策
セルフネグレクトから脱出させるには心理的、物理的の両面からサポートする必要があります。原因別の改善策をご紹介します。
1.環境を変える
物理的で一番簡単なのは生活環境を変えることです。
引っ越しをして住む場所を変えることやゴミ屋敷を片付けてリセットすることが当てはまります。
環境が変わることで「新しいことを初めてみよう」という前向きな気持ちになれるきっかけになるからです。セルフネグレクトの原因が地域の人間関係への疲れや一緒に住んでいた家族の死だった時には特に効果があります。
経済的貧困からセルフネグレクトになっていた時には思い切って田舎に住むと改善されることもあります。地方であれば月の家賃5,000円以内で部屋を借りることもできるので、固定費が安くなり経済的な余裕がうまれます。
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2.心が疲れているときは専門家に相談
精神科や心療内科で症状を相談することがセルフネグレクトの脱出につながることがあります。うつ病や認知症が原因でセルフネグレクトになってしまった時には、医師による治療でしか改善しないからです。
体の不調や心の不調は繋がっています。「気分が沈むことが多い」「無気力」「突然涙が出る」などの症状が続く自覚がある時には専門家にカウンセリングを受けるだけで心が軽くなりやすいです。
3.貧困のときは、生活保護を受ける
お金がなくてセルフネグレクトになっているときには生活保護の需給を検討することも選択肢の一つです。病気やケガがきっかけで働けなくなり、収入が途絶えると人間らしい生活ができなくなってしまいます。
明日の食事も食べられない状態では正常な判断はできなくなり、負のループに陥ります。
役所には相談窓口があり、自信の状況からアドバイスや生活保護申請の手続きを進めてくれます。
プライドが邪魔をして人に相談できない方もいますが、命を落とすよりも得策です。生活保護を受給して基盤を整えてから再度プライドを取り戻していけば問題ありません。
大切な人には寄り添う
友人や親、兄弟、パートナーがセルフネグレクトになっているときには徹底的に寄り添った方が脱出しやすいです。セルフネグレクトの自覚症状を持っている人は少ないので、無理に解決しようとすると逆効果になってしまうことがあるからです。
正しい寄り添い方
・相手のことを否定しない
・無理強いしない
・タイミングよく、手を差し伸べる
セルフネグレクトになっている本人は現状に不満を持っていないこともあります。本人が環境を変えたいと思ったタイミングで手を差し伸べられるよう、ゆっくりと構えて寄り添います。
セルフネグレクト4つの予防策
セルフネグレクトは小さな予防策の積み重ねが肝心です。
生活習慣でもあるセルフネグレクトは一度なってしまうと元の生活に戻すのは難しくなるからです。
セルフネグレクト診断チェック10項目
自分や家族、友人にセルフネグレクトが疑われたら以下の項目で当てはまるものを数えてみます。
1.問題を一人で解決しようとする
2.洋服や髪形に無頓着になっている
3.ゴミを部屋に放置するのが習慣になっている
4.部屋では大半をベッドや布団の上で過ごしている
5.最後に掃除した日を覚えていない
6.鏡を見るのは一日に1回以下
7.家の外に行くのが面倒
8.ゴキブリなど害虫がいても気にならない
9.睡眠や食事が疎かになっている
10.休みの日も家に閉じこもりがち
10項目のうち、5つ以上当てはまっている方はセルフネグレクトの疑いがあり、3つ以上当てはまっている方は、セルフネグレクト予備軍、つまりこれからなるリスクが高い状態にあります。
家の外に行くのが面倒など誰でも一度は思ったことがあるのですが、慢性的に続いているのであれば早めの対処が必要です。
1.社会とのつながりを持つ
社会とのつながりを持つことはセルフネグレクトの予防になります。
趣味の教室やスポーツジム、仕事など定期的に予定があれば生活にメリハリがつくようになります。
専業主婦の方であればパートに出たり、趣味を見つけてコミュニティに所属するのが効果的です。体を動かすと気分のリフレッシュにつながりさらに効果的と言われていますが、運動が苦手な方は手芸教室やピアノなど室内でできる趣味でも構いません。
趣味を持つことよりも大切なのは能動的に動き、人とのかかわりを持つことや外に出る習慣をつけることです。
2.定期的に顔を見て話す
1カ月に1回程度は直接会って話すこともセルフネグレクト対策に有効です。顔色や室内の状況から異変に気付くこともできるからです。一緒に食事に行くことも効果があります。高齢者でも若者でも外に出かける予定があれば、身なりに気を使うようになれます。
認知症の発見は日常の些細な「違和感」から始まります。
例えば、冷蔵庫に賞味期限が切れた食材が増えたり、洋服の仕舞い方が雑だったり気になることが増えてきたら認知症のサインかもしれません。
小さなサインを見逃さないことが予防法になります。
例えば、実家に帰ったときに長期間片付けができていない状態だったら、一度リセットを手伝ってあげることもセルフネグレクトの予防になります。実家の片付けは正しい手順で行うと両親との関係を良好な関係を継続できます。
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3.役割を持つ
仕事を持ったり、家庭内で役割を与えることもセルフネグレクトの予防になります。責任を持たせてもらうことや人から頼りにされることで「自分は必要な存在だ」という意識が生まれるからです。
体調不良や人間関係を作るのが苦手な場合には無理に仕事に就く必要はありません。
家庭内で「ゴミ出しの担当」「食卓に箸を並べる」など簡単なことで構いません。
家族や同僚から「ありがとう」と言葉をかけてもらうとさらに自己肯定感が高まります。
4.地域のセルフネグレクト対策
孤独死にもつながるセルフネグレクトを予防するため、高齢者の場合は介護保険制度や民生委員など自治体で行われている制度を利用する方法があります。
地域でセルフネグレクトや孤独死を対策している市区町村もあります。
例えば、岐阜県多治見市は孤独死を防ぐために「孤独死ゼロ/虐待死ゼロのまち協力隊」を発足ました。新聞配達や保険会社など86の業種の方が住民を見守り、新聞が溜まっていたら訪問しセルフネグレクトの早期予防に努めています。
離れて暮らす家族には行政サポートを利用して地域とのかかわりを持たせることが、セルフネグレクトの予防策になります。
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セルフネグレクトのまとめ
・セルフネグレクトの初期症状は無気力状態になること
・身だしなみに清潔感がなくなったり、部屋がゴミ屋敷化する
・放置すると命を落とすこともある
・セルフネグレクトになった5つのきっかけ
1.大切な人の死など衝撃的な出来事があった
2.定年や退職で社会とのつながりがなくなった
3.認知症やうつ病など病気になっていた
4.お金がないから食事や生活がおろそかになった
5.新型コロナウィルスで外出する機会が減った
・セルフネグレクトになりやすい3タイプ
1.人付き合いが苦手な専業主婦
2.期待が大きい大学生
3.一人暮らしの高齢者
・セルフネグレクト4つの予防策
セルフネグレクト診断チェック10項目
1.社会とのつながりを持つ
2.定期的に顔を見て話す
3.家庭内や社会で役割を持つ
4.地域のセルフネグレクト対策を利用する
・セルフネグレクトから脱出
引っ越しなどで環境を変える
専門家に相談して、治療する
一次的に生活保護を受けて、立て直す
徹底的に寄り添う
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