仏壇の魂抜きしないとどうなる?費用・服装・お供え物まで徹底解説
「仏壇の魂抜きしないとどうなるの?」
「引っ越しで魂抜きは必要?」
「魂抜きの費用はいくらくらいかかるの?」
と仏壇の魂抜きがそもそも必要なのか迷っている方もいるのではないでしょうか?
魂抜きの意味が分かっていても、いざ直面すると、何から始めればいいのかわからなくなってしまうものです。
この記事でわかること
・魂抜きが必要なタイミング
・仏壇の魂抜きマナーと費用
・魂抜きが終わった仏壇の処分方法
この記事を読むと仏壇の魂抜きにかかる費用やルールが理解でき、仏壇をすっきりと処分、移動できます。
【監修】遺品整理士協会認定 遺品整理士
片山 万紀子
祖父の遺品整理をきっかけに遺品整理や不用品回収に興味を持ち、遺品整理士協会認定・遺品整理士の資格を取得。ReLIFE(リライフ)のディレクターをする傍ら、年間600件以上の遺品整理に携わる。遺品整理を通して「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとしています。
目次
仏壇の魂抜きをしないとどうなる?
現実的には、魂抜きをしなくても何も起こりません。
仏壇などに宿るとされる魂を抜く儀式を魂抜きと呼びますが、実際には魂は目に見えないため「魂の存在を信じるか、信じないか」という問題です。たとえば、数十年前に魂入れを行っていた場合でも、後継者が無宗教で必要性を感じずに魂抜きを行わず撤去したとしても法的な罰則はありません。
ただし、もしあなたが無宗教などで「魂抜きは不要」と考えた場合でも、親族などの身内や周囲の人はそうであるとは限りません。気持ちの整理をつけるという観点からすると魂抜きなどの儀式は必ずしも不要とはいえず、一定の役割を担っていると考えることができます。
仏壇の魂抜きとは?
魂抜きとは仏壇から仏様や故人の魂を鎮めて抜く儀式のことです。
仏壇を購入時に住職が魂入れをすることで、「ただの箱」から手を合わせる対象へと変わります。一方で、仏壇から魂を抜くことで「魂が宿るもの」から「ただの箱」へと戻りますので、移動や処分をしても問題なくなります。
日本では古くから「すべてのものに魂が宿る」という考え方があります。とくに人形などには魂が宿るとされており、粗末に扱うことに抵抗がある人も少なくありません。
魂抜きとお性根抜きの違い
魂抜きにはお性根抜き、閉眼供養、撥遣供養(はっけんくよう)など、さまざまな呼び名がありますが、どれも仏壇やお墓などに宿った魂を抜くことに違いはありません。儀式や流れ、費用にも大きな相違点は見られません。
呼び名は地域や宗派によって異なりますが、最も一般的な呼び方は「こんぬき」や「おしょうこんぬき」です。
浄土真宗の魂抜き
浄土真宗では魂という概念がなく、仏壇に魂を入れるという考え方が存在しないため「魂抜き」を行いません。しかし、魂抜きのかわりに「遷仏法要(せんぶつほうよう)」や「閉扉法要」という儀式をします。
浄土真宗では、仏壇には故人の魂ではなく阿弥陀様が宿っていると考えます。そのため、仏壇を処分するときは遷仏法要や閉扉法要にして阿弥陀様を移動させる必要があるのです。
宗派によって呼び方は違いますが、仏壇の処分や引っ越しによる移動などの際には魂や阿弥陀様に対する儀式を行う点は共通しています。
仏壇の魂抜きが必要な時
仏壇の処分や引っ越しなど、仏壇を移動させて外に出すときには魂抜きが必要となります。
仏壇には魂が宿っており、仏壇を動かすときには中の魂を抜かなければならないと古くから考えられているためです。
具体的に仏壇の魂抜きが必要となるのは
・引っ越し
・仏壇の処分
・新しい仏壇への買い替え
の3つのタイミングです。
買い替える場合には、仏具店での案内に従えば問題ありません。
しかし、引っ越しや仏壇の処分の際には自分で魂抜きを手配する必要があります。ここでは、仏壇の引っ越しと処分を検討している人に向けて、魂抜きのポイントや注意点を解説します。
仏壇も引っ越しするとき
引っ越しや家のリフォームなどにより仏壇を移動する場合は、魂抜きと「魂入れ」の2つの儀式が必要となります。魂入れは仏壇へ魂を入れるというもので、「開眼供養」や「遷座法要(せんざほうよう)」とも呼ばれる儀式です。
前に住んでいた家で仏壇の魂抜きを行い、魂の宿らない「ただの箱」の状態にしてから移動します。そして、仏壇を引っ越し先に設置してから魂入れの儀式を行います。魂入れの済んでいない仏壇は、「ただの箱」に過ぎません。日々手を合わせて故人の供養をする場所ですので、魂入れはできるだけ早く行いましょう。
魂抜きと同じお寺に魂入れを依頼する場合は、魂抜きと併せて依頼しておくとスムーズです。別日に行う場合は、魂抜きとは別にお布施をお納めします。
旧居と新居で別のお寺に依頼する場合は、お布施の金額や用意するものが変わる場合もあります。用意するものはお布施、線香、ロウソク、水、お供え物、供花が一般的ですが、依頼するお寺に確認しておきましょう。
仏壇を処分するとき
仏壇を処分するときには、魂抜きをして故人の魂を抜き、仏壇を「ただの箱」の状態に戻したうえで処分します。魂が宿る仏壇の魂抜きをせずに処分すると、故人の魂ごと捨てるという意味合いになってしまうため注意が必要です。
最近では、遺品整理で仏壇を処分する際に、魂抜きを依頼する人も増えています。
両親が亡くなって実家を引き継ぐ人が他にいない場合、子供は空き家を整理して仏壇や位牌だけ自宅に引き取る形となります。しかし、核家族化と都市集中により、背丈以上ある立派な仏壇を自宅に持っていくのは現実的ではありません。
おもにマンション住まいのケースでは、先祖代々の仏壇を手放して押し入れに入る小さめの仏壇に買い替える人も増えています。遺品整理は仏壇の魂抜きに適したタイミングのひとつです。
仏壇の魂抜きの流れ
魂抜きをすることが決まり次第、菩提寺などのお寺へ相談しましょう。
僧侶のスケジュールの都合もありますので、余裕を持って依頼することをおすすめします。
ここでは、魂抜きの依頼から準備・当日の流れまでをご紹介します。
1.僧侶の手配、場所、日取りの決定
菩提寺があればまずは菩提寺へ、菩提寺がない場合は近所のお寺へ相談してみましょう。
ネットでも「仏壇 魂抜き 地域名」で検索すると対応可能なお寺や専門業者を見つけることができます。
魂抜きを行わないと仏壇を移動できないため、仏壇のある自宅や実家に僧侶を呼ぶ必要があります。遠方だとお車代が高額になりうることも考慮して、相談するお寺を選ぶと良いでしょう。
魂抜きは弔事や祝い事ではないため、友引や仏滅などの六曜を考慮する必要はありません。
希望日をいくつか僧侶へお伝えし、調整するとスムーズです。
希望の日時が直近の場合、調整が難しくお寺に迷惑がかかりますので注意しましょう。
魂抜きが引っ越しや退去など移動のためによるものであれば移動日当日の1週間前から前日ぐらいの間までに済ませておくと慌てずにすみます。
引っ越し先などで魂入れが必要な場合は、魂抜きと合わせて事前に相談しておくと安心です。もし移動先が遠方の場合は、同じ宗派のお寺を紹介してもらうとスムーズです。
2.魂抜きの準備
魂抜きの準備として、必要な仏具とお供え物、お布施とお車代を用意します。念のため依頼の際に、事前に用意するものをお寺へ相談しておくと安心です。
<準備するもの>
・ざぶとん・お供え物・仏花・数珠・線香・ロウソク・ライター・水・お布施・お車代
お花は生花店やスーパーで売られている仏花で構いませんが、生花店へ依頼する場合は魂抜きにお供えすることを伝えて故人の好きな花を入れてアレンジしてもらうのもおすすめです。
お供え物はお茶やお酒、お菓子、果物など、故人の好きだったものをお供えするとよいといわれています。
お布施などの現金については後で詳しく説明しますが、お悔やみとは異なり事前に準備できるため、旧札ではなく新札を包むのが常識です。包む金額が5000円~20000円程度までなら単純金封タイプのお布施袋を、30000円以上となる場合は中袋のある多当折りタイプのお布施袋を使用します。
3.魂抜き当日
魂抜きの当日は必要なものを揃えた状態で僧侶をお迎えします。僧侶に仏壇の前で読経していただき、魂の入った仏壇を「ただの箱」に戻してもらいます。
同時に位牌や遺影の供養や処分まで依頼する場合には、お寺に引き取られた後お焚き上げ供養によって処分されます。
【遺品整理でお焚き上げは必要?供養の仕方と依頼する場所と費用】
【位牌を処分する方法と手順―供養はどこ?費用は?宗派による違い】
【遺影の処分方法3つー供養は必要ない理由と小さくする方法】
魂抜きのマナー3つ
仏壇の魂抜きではお葬式の様に細かいルールはありませんが、最低限のマナーがあります。親族間で恥をかかないよう、知っておくといいマナーを3つご紹介します。
魂抜き当日の服装
仏壇の魂抜き当日は平服で構いませんが、露出が多い服や派手な色合いの洋服は避けます。
魂抜き供養も法要の1つであり、住職に来てもらうので紺色のワンピースや襟付きのシャツなどシックな服装で揃えるといいでしょう。
反対にジーパンやTシャツなどカジュアルな服装や露出の多いミニスカート、華美なアクセサリーは避けた方が無難です。子供の服装も制服または私服でかまいません。
法事・法要と同じように礼服が望ましいとされていますが、実際に礼服で参加する方は非常に少ないのが現状です。
地域や親族独自のしきたりがあるケースも考えられるため、魂抜きの日に同席する親族などに確認すると安心です。
お布施袋の書き方
お布施袋の表面には、中央上部に「御布施」、その下に自分の名前を記載します。苗字のみで問題ありません。地域や宗派によってはお布施を「回向料(えこうりょう)」と書く場合もあり、いずれも間違いではありません。
裏面は、中袋がない場合は裏面へ住所・氏名・電話番号・金額を書いておくとより丁寧です。金額には香典と同じく漢数字(壱、弍、参、圓)で「金壱萬円也」などと書きます。
なお、「御布施」だけでなく、交通費として「お車代」のお布施袋も別に用意する必要があります。お車代のお布施袋は中央上部に「お車代」、下部に自分の苗字を書くのが一般的です。
お布施の渡し方
お布施を渡すタイミングは、魂抜きの読経が終わって僧侶がお帰りになる直前です。お礼を伝えて渡しましょう。誰が渡すべきかという明確なルールはないので、魂抜きを依頼した人や代表者がお渡しすれば問題ありません。
お布施は、切手盆に乗せてお渡しするのが正式なマナーです。
切手盆とは、祝儀袋やお布施を渡すときに使う黒塗りの小さなお盆です。用意できないときは帛紗に包んでおき、僧侶の前で帛紗から取り出して帛紗(ふくさ)の上に乗せてお渡しします。
僧侶から見て、表書きが読める向きにすることも小さなマナーのひとつです。
仏壇の魂抜き費用相場
魂抜きでは、お布施とお車代を僧侶にお渡しします。金額の相場や注意点を解説します。
魂抜き・お性根抜きのお布施金額相場
魂抜きでのお布施の相場は10000円~50000円で、お車代の相場は5000円程度です。それぞれを別のお布施袋に包んでおき、僧侶に同時にお渡しします。
お布施料の相場には幅があるため、決めかねる場合は中間をとって30000円程度を包むケースが多いです。
金銭的に余裕がない方は相場の半額以下でも問題ありませんが数字には注意しましょう。仏教の世界では「4」は「死」を同じ読み方ができるので避けた方がいい数字とされています。また、「2」も別れを連想されるので好まれない数字です。
「1」「3」「5」「7」の奇数を選びましょう。
お布施の意味と種類
お布施とは、僧侶に読経をしていただいた場合などにお渡しするお礼の金銭です。魂抜きの際は僧侶を自宅にお呼びしてお経をあげていただくので、お布施が必要となります。また、来ていただく際の交通費として「お車代」もお渡しします。
なお、僧侶に法要を依頼するときは宴席の費用に相当する「お膳料」もお渡ししますが、魂抜きでは会食をしないためお膳料は必要ありません。
お坊さんへ金額の聞き方
お布施をいくら包んだら良いかは、魂抜きの依頼をお受け頂いたときに聞くのが良いでしょう。お寺によっては、法要に必要なお布施の額を提示してもらえる場合もありますが、こちらから聞いても失礼にはあたりません。
参考までに筆者は、法事をお願いする際に「恥ずかしながら不慣れで相場がわかりません。お布施はいくらお包みしたら良いでしょうか。」と質問して金額を教えてもらいました。
もし聞きにくい場合は「他の檀家さんはどれぐらい包んでらっしゃいますか?」と間接的に伺うのも良いでしょう。
僧侶から「お気持ちで」と返されてしまった場合は、近所の方やお寺の事情に詳しい石材店や葬儀社などに聞いてみるのもひとつの方法です。
仏壇以外で魂抜き対象となるもの
魂抜きの対象となるものは、仏壇や遺影、仏像、掛け軸、人形、その他遺品全般です。
故人へ思いを馳せ、供養の対象としていたものは魂抜きの対象となります。魂抜きを行うことで処分もしやすくなり、気持ちの面でも軽くなります。
仏壇や位牌以外は僧侶を呼んで魂抜きは行わず、お焚き上げ供養を利用するのが一般的です。
【仏壇の処分方法5つと注意点―正しい流れと処分依頼先はココ】
遺影
遺影は、本来仏教の教えや本質とは関係がありません。
しかし現代では、仏壇や仏壇のそばに遺影を飾ることが一般的となり、日々手を合わせて供養の対象になっていることが多いです。このようなことから、遺影にも故人の魂が宿っていると考える方も増えており、遺影の供養依頼も増えています。
遺影の処分方法は【遺影の処分方法3つー供養は必要ない理由と小さくする方法】をご覧ください。
仏像
仏像には作り手である彫刻師の魂が込められています。遺影と同じく、日々手を合わせ供養の対象として祀られているため、処分するときには魂抜きが必要とされています。
引っ越しなどやむを得ず移動する場合は、仏像から一度魂を抜いて、新しい場所へ安置してから魂入れの儀式を行い再び戻ってきてもらうことが良いとされています。
博物館や美術館などで行われている「仏像展」では、移動の際に魂抜きが行われているそうです。
掛け軸
仏壇の中にかけられた掛け軸は仏像と同じ意味を持つため、魂抜きをするのが一般的です。
飾りかたは、掛け軸を本尊として祀る、または仏像のように左右に掛け軸をかけるなど、宗派によって異なります。掛け軸を引っ越し、移動、処分などする場合も仏像と同じように魂抜きを行います。
人形・ぬいぐるみ
人形などには魂が宿るとされています。そのためゴミとしてそのまま処分するには抵抗がある方も少なくないのではないでしょうか。魂抜きだけでなく「人形供養」や「お焚き上げ」で人形を供養することもできます。
人形供養は、近くお寺へ依頼するか、受け付けていない場合は、遺品整理業者やネットで人形供養を受け付けているお寺もあります。
【ぬいぐるみの処分方法4つ-売る・寄付・燃えるごみ…供養は簡単にできる】
【人形の供養を無料でする2つの方法と供養後の処分方法】
遺品全般
遺品や仏具には、魂入れが行われていないものも多いですが、毎日供養され、拝まれることで魂がこもると考えられています。仏壇と同じように魂抜きが必要でしょう。
【遺品の供養の手順・時期・依頼先・料金をご紹介―供養する意味は?】
魂抜きした仏壇の処分方法
魂抜きが終わった仏壇を処分する方法は大きく分けると以下の3つです。
・粗大ごみとして捨てる
・遺品整理業者に依頼する
・仏具店に依頼する
自治体の粗大ごみ収集や処理施設へ持ち込み処分
魂抜き供養が終わった仏壇は「ただの箱」となるので、粗大ゴミとして処分しても構いませんし、解体して可燃ゴミや不燃ゴミとして処分しても問題ありません。ただし自治体によっては仏壇を宗教上の理由から粗大ゴミとして処分できないものに指定されていることもあります。
処分できる自治体では収集申し込みの後、粗大ごみ処理券を購入して申込日に指定場所へ排出します。粗大ゴミとして処分できる自治体では仏壇1つにつき500円~1000円で処分できるので、最も安く捨てらます。
また、高齢者の中には粗大ゴミ置き場に仏壇が置いてあることに抵抗を感じる人もいます。近隣の目が気になる場合は遺品整理業者に依頼する方法もあります。
不用品回収業者に引き取り依頼
遺品整理業者に頼むと、仏壇の回収から処分、手続まで全て電話一本で完了します。
遺品整理業者では供養もまとめて引き受けてくれますので、お布施やお車代も明確ですし、お供え物やお花を準備する必要もありません。
仏壇の回収費用は5000円~10,000円で、供養もまとめて依頼する時にはオプションとして合同供養で5,000円、訪問供養で40,000円程度の費用がかかります。
【ReLIFEおすすめの遺品整理業者を探す】
【仏壇の魂抜きについて相談する】
菩薩寺に引き取ってもらう
菩提寺が仏壇の引き取りを受け付けている場合には、依頼することができます。お焚き上げで焼却処分をしてもらえて、費用の相場は10000円~100000円程度です。
お焚き上げを受け付けているお寺では、仏壇だけでなく位牌や仏像なども一緒にお願いできるのが一般的です。
費用はお布施としてお納めするため、明確な金額が提示されずに「お気持ちで」と言われる場合もあります。菩提寺にお焚き上げの可否を問い合わせる際、お布施の金額もあわせて確認するとスムーズです。
仏具店に引き取ってもらう
買い替えに伴い仏壇の魂抜きをした際には購入する仏具店で引き取ってくれることもあります。仏壇は中古の需要がなく、引き取った後は廃棄処分するしかありませんので、仏具店で引き取ってもらうときにも費用はかかります。
引き取りの相場価格は5,000円~30,000円で、下取りとして購入する仏壇が安くなることもあります。
【仏壇の処分方法5つと注意点―正しい流れと処分依頼先はココ】
仏壇の中には美術品として価値があるものもあり買い取りの対象となる時もあります。
【仏壇と仏具の買取価格と売る前の3つのマナー・魂抜き(閉眼供養)供養】
仏壇処分前に確認すること
仏壇を処分する前に、引き出しの中に貴重品が残っていないか十分に確認しましょう。
現金や通帳、印鑑などの貴重品の保管場所として仏壇を活用している人も多いので注意が必要です。目立たない場所に「隠し引き出し」が設けられている仏壇もあるため、不安があれば仏具店に相談するのもひとつです。
また、処分は自分ひとりで決めず、親族の意向を確認しておくこともトラブル回避のポイントです。自分にとっては不要でも、他の親族が心のより所にしている可能性があるのでしっかりと伝えておきましょう。位牌や遺影などの扱いについても、同様に親族間で話し合うことをおすすめします。
仏壇の魂抜きまとめ
・仏壇の魂抜きは必須ではないが、特別な理由がなければした方がいい
・仏壇の魂抜きをするタイミングは処分する時や引越しで仏壇を移動させるとき
・魂抜きにかかる費用は10,000円~60,000円で金額は依頼先によって異なる。直接聞いても失礼には当たらない
・一般的には菩提寺に魂抜きを依頼するが、こだわりがなければネットからでも構わない
・仏壇の他に位牌など開眼供養を行ったものや思い入れの強い遺品は魂抜き供養やお焚き上げをするといい
・魂抜きした仏壇は粗大ゴミ、遺品整理業者で処分する。買い替える時は仏具店に相談する方法もある
仏壇の魂抜きも処分もリライフで完結
仏壇の魂抜きから回収処分までのすべてを任せるなら、不用品回収のReLIFE(リライフ)をぜひご利用ください。面倒な手間を省いて、電話ひとつでスピーディに仏壇処分のお悩みを解消します。
選べる2つの供養
ReLIFEでは現地へ住職がお伺いする個別供養と、お引き取り後に他の遺品と一緒に供養する合同供養の2つの供養をご利用いただけます。宗派などのご希望もスタッフに相談可能であり、供養証明書の発行も可能です。
ご依頼の流れ
ReLIFEでは、次の4ステップで仏壇を処分していただけます。
1.問い合わせ
:お電話またはホームページの問い合わせフォームよりお問い合わせください。
2.お見積もり
:仏壇のサイズや他に回収したい物品の有無などをヒアリングし、お見積り金額をお伝えします。料金・サービスにご納得いただける場合には、訪問日をお決めください。
3.魂抜き、お引き取り
:訪問日当日にお引き取りに伺います。合同供養の場合は仏壇を回収してから供養を行います。個別供養の場合には住職がお宅に訪問して魂抜きを行い、その後お引き取りとなります。
4.お支払い
:仏壇のお引き取り完了後に料金をお支払いいただきます。
お見積りは無料で承っていますので、お気軽にお問い合わせください。
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