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遺品整理

遺品整理士が教える、遺品整理料金を安くする5つのコツ!

「遺品整理の料金にいくらかかるのだろう…?」と気になる方からのご相談も増えてきました。
結論からお伝えすると遺品の量や家の状態によって5万円以下で終わることもあれば100万円以上かかることもあります。

遺品整理料金の決まり方や作業内容を知っていると、いい遺品整理業者を安く利用することもできるようになります。

この記事を読み終えると
・遺品整理の料金の決まり方が分かる
・安くするコツが分かる
・失敗しない遺品整理になる

 



【監修】遺品整理士協会認定 遺品整理士
片山 万紀子

祖父の遺品整理をきっかけに遺品整理や不用品回収に興味を持ち、遺品整理士協会認定・遺品整理士の資格を取得。ReLIFE(リライフ)のディレクターをする傍ら、年間600件以上の遺品整理に携わる。遺品整理を通して「ありがとう」という言葉をいただけること仕事のやりがいとしています。

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遺品整理の料金相場・決まり方

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遺品整理の料金相場は部屋の広さで大体の見積もりを出している業者が多いです。

遺品整理をする部屋が広いほど遺品の量も増えるので、作業時間やスタッフの人数も増え、部屋が広いほど料金は高くなります。

遺品整理業者は見積もりの際に遺品の量を見て、トラック何台分に相当するのかで計算します。トラック1台当たり8万円+人件費が基本的な料金の考え方です。
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料金表

ReLIFEに掲載している遺品整理業者から集計した料金相場で、記載されているのは作業料金や処分料金の合計価格です。

5年前に比べると平均価格は数万円程度安くなっています。2010年からの10年で遺品整理事業に参入する業者が増え、価格競争が激しくなったことや遺品整理業界全体の透明化が進んだことが理由に考えられます。

間取り 料金相場 作業人数 作業時間
1R・1K 30,000円~80,000円 1~2名 1~3時間
1DK 50,000円~120,000円 2~3名 2~4時間
1LDK 70,000円~200,000円 2~4名 2~6時間
2DK 90,000円~250,000円 2~5名 2~6時間
2LDK 120,000円~300,000円 3~6名 3~8時間
3DK 150,000円~400,000円 3~7名 4~10時間
3LDK 170,000円~500,000円 4~8名 5~12時間
4LDK以上 220,000円~600,000円 4~10名 6~15時間

トラックの大きさで決まる

遺品整理業者は2トントラックをメインで使用し、1台当たり8万円が加算されます。
遺品の2割以下は遺族が形見分けとして引き取ることもありますが、8割以上は不用品として遺品整理業者が回収するため、引越し時と同じ容量の車両が必要です。

部屋数と必要な2tトラックの台数の目安は以下の表になります。

間取り 合計料金相場 車両台数
1R・1K 30,000円~80,000円 2トントラック半分
1DK 50,000円~120,000円 2トントラック1台
1LDK 70,000円~200,000円 2トントラック1.5台
2DK 90,000円~250,000円 2トントラック1.5台
2LDK 120,000円~300,000円 2トントラック2台
3DK 150,000円~400,000円 2トントラック2台
3LDK 170,000円~500,000円 2トントラック3台
4LDK以上 220,000円~600,000円 2トントラック4台以上

例えば、1Kの部屋で標準的な遺品の量であれば2tトラック半分以下になので、遺品整理料金は40000円程度に収まります。

遺品整理に相場料金はない3つの理由

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家庭によって家の大きさや生活スタイルが異なるので、遺品整理の相場料金がありません。料金目安を一覧にするときには、過去の事例の平均値を基に作られています。

1.遺品の量が違うから

遺品の量が多ければ多いほど仕分け、梱包、搬出作業に時間がかかり費用も高くなります。

高くなる原因
・時間
・スタッフの人数
・トラックの台数

が多くなるので、合計料金が高くなります。
同じワンルームであっても足の踏み場もないような状態では、仕分け作業だけで半日かかってしまいます。反対に親族が貴重品をあらかじめ取り出し、不用品をまとめている状態であれば、遺品の回収作業だけで終わります。

遺品の量は生活スタイルによって大きく変わるので、相場料金が出しにくいです。

2.遺品の価値が違うから

遺品の質によって、遺品整理料金が10万円以上変わることがあります。買取りできる遺品が多いほど、安くなります。

遺品整理業者が引き取った遺品は、2つに分けられます。

1つ目はリユース・リサイクルするもので2つ目は廃棄処分するものです。リユース、リサイクルできるものが多ければ廃棄処分費用が抑えられるので、料金が安くなります。

例えば、コレクションフィギュア、ゴルフクラブ、新しい家電などはリユース・リサイクルに出すことができるので処分費用がかかりません。
反対に、ゴミ屋敷状態の家や需要がないタンスやテーブル、食品ゴミが多いと処分費用がかかり遺品整理料金は高くなります。

古物商許可を取得している遺品整理業者の場合、市場価値のある遺品は買取、遺品整理全体の料金から差し引いてくれます。また、訪問見積もり時に遺品を現金で買い取りする業者もあります。
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3.作業時間・内容が違うから

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作業時間は、スタッフの人数と技術に比例します。スタッフが多ければ作業時間は短くなりますし、スタッフが少なければ長くなります。また、スタッフが社員ばかりで構成されたチームであれば、仕分け作業や運び出しも早く進みます。

派遣バイトは基本的に運び出し作業しかできないので、効率が悪くなり、作業時間が長くなります。

1日のうちで遺品整理が行えるのは、朝9時~夕方5時の間です。
早朝、深夜の遺品整理は騒音トラブル、ご近所トラブルに繋がりやすく、スタッフが稼働できる時間は1日8時間と労働基準法で決められていることが背景に挙げられます。

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作業時間を短くするコツ

遺品整理中は依頼人の立ち会いが必要な事が多いですが、立ち会いとは遺品整理を一緒に行うという意味ではありません。中には、依頼者がスタッフと一緒に遺品内容を確認しながら作業を進めたいというケースもありますが、これをすると作業時間が伸びます。

依頼者が処分するかどうかの判断に時間がかかる、想い出に引きずられてしまう場合が多いからです。もし、何か見つけたい遺品があるなら、遺品整理業者に依頼する前に探しておくことをおすすめします。

そうすれば、作業時間が短くなり費用を抑えることができます。料金を安く抑えたいなら、遺品整理業者と一緒に作業をするのはやめておきましょう。

必ず発生する・3つの料金

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遺品整理には必ずかかる3つの料金があります。

1.人件費と作業費

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遺品整理を行うスタッフにかかる人件費は、1人1日につき約1万円です。

冷蔵庫やタンスなどの大型家具・家電を搬出するには、最低でも2人は必要になりますので、ワンルームであっても2人以上の人件費がかかります。
遺品整理をする部屋が増えると、スタッフ1人が追加されると考えてください。

人件費を削りたいからとスタッフを減らすのはおすすめしません。作業スタッフの人数が減ると、作業時間が長くなるので本来1日で終わる遺品整理が2日工程になることもあり、結果、高くなってしまうからです。

スタッフの人数の決まり方

スタッフの人数は訪問見積もり時に見積もりスタッフの経験と知識から決まります。
優秀なスタッフであれば適正人数を割り出してくれますが、経験が浅いスタッフの場合には、必要人数より1~2人多く見積もられてしまうこともあります。

見積もり書をもらったらスタッフの人数を確認しましょう。1ルームなのに7人以上が作業にあたる場合など、上の料金表よりも多いと感じたら遠慮せずにその理由を聞きましょう。
「半日で終わらせるため」など、納得できる理由と妥当な金額であれば問題はありません。

2.遺品の処分費用

遺品の処分費用は必ず発生します。買取、形見分けにされる遺品は1割もありません。

遺品のうち8割以上が「廃棄処分される遺品」なので、遺品整理業者に引き取られた後で粗大ゴミや不燃ゴミ・可燃ゴミとして適切に処分されます。

例えば、冷蔵庫や洗濯機などリサイクル法の対象家電は捨てる時にリサイクル料金として5000円以上かかります。その他、粗大ゴミも一部地域を除いては有料回収となるため、ワンルームであっても遺品の処分費用だけで5万円以上はかかります。

3.トラックの費用

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遺品整理業者の使用するトラックの費用も必ず発生する経費です。

遺品整理ではタンスや冷蔵庫、ベッドなど家具や家電を引き取ることになるので、2トントラックを使用します。軽トラで数回往復するよりも一度に積み込んでしまった方が効率よく作業することができます。

遺品の量が多い時には2トントラックを2台、3台と増やして対応してくれます。

遺品整理先へ向かうための高速代やガソリン代も車両費に含まれています。
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遺品整理の追加オプション

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遺品整理業者では遺品整理のあとや遺品整理の前に利用できるオプションがあります。最も需要が多いのは供養サービスで家全体からメガネ1つまで供養の対象にしてくれます。

供養サービス

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供養サービスは人気があるオプションで遺品整理業者であれば寺院や住職と提携して供養をしてくれます。
遺品整理をする子供世代は宗派にこだわりがない方も増えていますし、遺品整理先が遠方にある時には付き合いのあるお寺が供養だけを行ってくれないこともあります。

遺品整理では人形や仏壇、写真などそのまま捨てるのは忍びない遺品の供養される方が多いです。遺品整理業者の供養プランは「合同供養」「単独供養」の2種類があります。回収後遺品整理業者の倉庫で供養する合同供養は無料サービスしている遺品整理業者もあります。
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特殊清掃

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孤独死で発見が遅れた時には特殊清掃が必要になります。通常の遺品整理とは異なり、専用機材や洗剤で故人が亡くなられた場所の清掃をするため、費用は高くなります。

床や壁に染み込んだ体液は通常のハウスクリーニングだけでは取りきることができません。感染症のリスクから守るために防護服を着て、清掃したり、空気中に充満した臭い菌をオゾン脱臭機を使って取り除く技術と経験が必要です。遺品整理業者に特殊清掃技術がない時には提携する業者を仲介する形になります。
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依頼の多いサービス

「供養」「特殊清掃」以外にも必要なサービスが用意されている。
以下の作業は有料オプション設定されているケースが多く、料金は業者によって異なります。

オプションサービス
・エアコンの取り外し
・水回りのハウスクリーニング
・原状回復リフォーム
・消臭作業
・害虫の駆除
・家屋の解体
・空き家の管理

エアコンの取り外しは遺品整理業者にまとめて依頼すると、整理作業の合間に行えるので別に時間をとらなくてもよいといったメリットがあります。また、遺品整理業者によっては、自社で全てオプションを行うところもあれば、系列会社や提携会社を紹介するところもあります。

供養やリフォームは提携業者に依頼しているケースも多いので、中間マージンが発生していることも考えられます。安さを追求するのであれば、自分で手配した方がいいですが、遺品整理全てを任せた方が時間の短縮と負担の軽減につながります。

遺品整理を行う業者

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遺品整理を行う業者は4つ以上あります。自分の希望する業者に依頼すると適切な遺品整理料金になります。

遺品整理業者

遺品整理をメインで行う業者です。
遺品の買取から特殊清掃、家の解体、不動産の売却まで幅広いサービスを展開しています。
仏壇や人形の処分や供養など遺品整理に特化した知識と経験を持っているので、遺品整理全般を任せられます。

2015年くらいからは遺品整理業者の数が増えているので、悪質な業者の数も増えているのが現実です。遺品整理業者選びには利用者側にも知識が必要になっています。
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不用品回収業者

不用品回収業者は家庭や企業からでる不用品の回収をメインで行っています。

不用品回収をするときに分別や家具や家電の搬出を行っているので、遺品整理時の搬出作業や仕分け作業も可能です。

遺品整理業者と違い、供養サービスがない業者もありますし、スタッフは貴重品の捜索に慣れていません。
自分たちで遺品の仕分けをして、大型の家具や家電など不用品だけを不用品回収業者に引き取ってもらうという利用方法もあります。

近くの不用品回収業者をさがす

買取業者・リサイクルショップ

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買取業者やリサイクルショップは買取を専門で行っています。
着物や骨董品、書籍から宝石・貴金属、家電などはそれぞれの専門業者があります。

特に宝石やブランド品は専門業者を利用すると買取価格が適正になります。

買取専門業者は市場価値のない遺品は引き取ってくれないので、遺品整理業者や不用品回収業者と合わせて利用するのがおすすめです。

清掃業者

特殊清掃業者は孤独死された現場に残された体液や特殊なシミを取り除く業者です。
遺品の仕分けや引き取りは専門外なので遺品整理業者と合わせて利用する必要が出てきます。

遺品整理業者の特殊清掃よりもレベルが高いので、臭いの元や汚れを完全に取り除く技術があります。例えば、床下まで染み込んでいるときにはフローリングを切り抜き、床下部分の消臭コーティングもできます。

良い遺品整理業者6つのポイント

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よい遺品整理業者には6つのポイントがあります。

スタッフの対応が丁寧

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良い遺品整理業者はスタッフの対応や身だしなみが心地よいです。

遺品整理は、単に遺品を処分するだけではありません。依頼者の不安や悲しみを和らげる、取り除くものでもあります。スタッフの対応が心地いい遺品整理業者は、社員教育が行き届いている証拠です。

正式に依頼する前にスタッフの対応を確認できるチャンスは、2回だけです。

1回目は、問い合わせの電話です。最初の電話では、現地見積もりの日程を決めるのが主となります。そのときの電話対応者の声のトーン、言葉遣いなどに注意してみてください。

状況や依頼したい内容をスムーズに聞き出してくれるのが良いスタッフです。

2回目は、訪問見積もり時です。
挨拶、身だしなみ、清潔感など接客業として最低限のラインをクリアしていることは見た目で分かります。見積り時間は30分~1時間くらいですが、短時間で遺品や室内から依頼者の気持ちを汲み取ってくれます。

スーツや制服で訪問する業者がほとんどですが、中にはスニーカーにTシャツなどカジュアルな洋服で現れる担当者もいます。見積もり時に不信感を感じたらその場では断らず、「後日、ご連絡します。」と早く帰ってもらうようにします。

不用品の処分方法がはっきりしている

良い遺品整理業者は、リユースできない家具や家電を再資源化して資源として業者に買い取ってもらっています。資源として売却し、廃棄処分費用を減らしています。

例えば,傷が多いタンスや汚れている食器棚などは家具としては買取ってもらうことはできませんが、取っ手やガラス部分を分解し「木」「金属」「ガラス」として分別し、それぞれを資源買取業者に買い取ってもらうことはできます。

分解は非常に手間がかかる作業ですが、地道な作業によって処分費用を減らして依頼者の遺品整理料金を安く抑えています。資源の買取業者を探して契約することは、遺品整理業者に実績と評判、必要許可がないと難しく、リサイクルルートを持っているということは企業の間でも信頼がある業者という証でもあります。

契約までは無料

訪問見積もりや相談は無料な業者を選びましょう。

訪問見積もりだけで料金が発生する業者は見積もり金額も高くなることが予想されます。一般的に、キャンセル料金が発生するのは契約後です。作業予定日の1週間前のキャンセルからはキャンセル料金がかかることがあるので、キャンセルする時にはなるべく早く知らせましょう。

見積書が明確

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誠実な遺品整理業者が出す見積もりは急いでいても、項目が詳細に書かれています。
例を紹介します。

【基本料金】
人件費(〇人分) 〇〇円
車両費(2tトラック〇台分) 〇〇円
運送費・交通費  〇〇円
簡易清掃費 〇〇円
資材費   〇〇円
リサイクル料金 〇〇円

【オプション料金】
遺品のお焚き上げ  〇〇円

【値引き】
紹介割引(値引き) -〇〇円

このように細かくわけて明細を出せる業者は、経験や実績がしっかりある信頼できる遺品整理業者です。不明点や疑問があれば、正式に依頼する前に確認しましょう。

また、後のトラブルを避けるために追加料金の発生について書いてもらうのをおすすめします(例えば「本見積書通りの作業であれば、追加料金は発生しません」など)。

見つけて欲しいものや残してほしいものがあれば、見積もり書の備考欄に書いてもらうと認識の相違を防げます。追加料金や取り置き品などは、後にトラブルになりやすいので、見積書などの書面にしっかり書いておくことが大事です。

資格や許可がある

遺品整理業者はサービス内容によっては自治体や警察から「許可」を取得する必要があります。例えば、遺品の買取りには警察署から古物商許可の承認が必要になります。

遺品整理先がゴミ屋敷状態で、生ゴミや汚泥の引き取りする場合は、一般廃棄物収集運搬許可が必要となります。一般廃棄物収集運搬許可は市区町村ごとに取得できる業者数が決まっている、限りのある許可ですので、持っていない遺品整理業者もいます。

一般廃棄物収集運搬許可を取得していない時には提携している廃棄物処理業者と協力して対応してくれる場合もあります。一般廃棄物収集運搬許可は各自治体のホームページから確認ができます。

もし、依頼しようと考えている業者が一般廃棄物収集運搬許可を持っていない場合、「許可を持ってないけど廃棄処分はどうされますか?」と確認をしてください。そのとき、話をすり替えられたり、明確に答えてもらえない場合は依頼しないほうがいいでしょう。
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遺品整理士がいる

遺品整理士が在籍していることも基準の1つになります。

遺品整理士の資格を取得するためには「遺品の処理方法」「遺族への配慮」など遺品整理の精神と技術面をテキストとDVDを通して学ぶので、正しい知識が身につきます。
遺品整理士協会では遺品整理士や登録業者に対して、悪質なクレームや法令違反があると遺品整理士の資格を取り消されてしまいます。

遺品整理士の資格があるということはクレームや法令違反がない業者の証です。

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遺品整理業者の新型コロナウィルス感染症対策

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遺品整理業者でも新型コロナウィルス対策を取り入れています。

オンライン見積もり

遺品整理業者も、新型コロナウィルス感染症対策には力を入れています。

見積もりは以前であれば、電話もしくはインターネットで見積もり依頼後、訪問見積もりが一般的でした。しかし、緊急事態宣言の発令により、県外への移動を避けなければならない状況が続く時には、オンライン見積もりに対応する遺品整理業者も増えています。

遺品整理業者に鍵を郵送し、電話やテレビ通話などオンライン上で金額や作業内容の確認から金額交渉、契約まで家から出ることなく進められます。契約成立後は回収後の写真を送ってもらうことで作業内容の確認を行います。

貴重品が遺品整理先にないことが分かっている場合や、信頼できる遺品業者に頼むことが前提です。

マスク着用・検温・消毒

コロナ感染症対策としてスタッフは、マスクの着用、毎朝の検温、消毒の徹底を行っています。作業を行った後、部屋全体やドアノブに除菌作業サービスを提供している遺品整理業者もあります。

感染症対策を行っている事は必須条件ではありませんが、対策をしている遺品整理業者は利用者の気持ちを大事に考えている確率が高いので、作業全体を通して高い満足を得やすいです。

遺品整理料金を安くする5つのコツ

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自分で片付ける

遺品の量が減れば、「人件費」「車両費」が減るので、遺品整理料金も安くなります。

遺品の中でも、体積が大きいタンスや食器棚などを粗大ゴミとして自治体のルールに従い、戸別収集に出したり、ゴミ処理施設に持ち込むと最も安く処分ができます。

大型家具を搬出するのが難しい場合は、プラスチックの衣装ケース、椅子など、自分で持ち出せる遺品を処分するだけでも多少の効果はあります。

また、破棄処分する以外にも、遺品を売って処分をする方法もあります。
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買取や売却する

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遺品の中でも市場価値が高いものは、リサイクルショップやインターネット(メルカリやラクマ、ヤフオクなど)で売ることもできます。

遺品整理業者の中には、遺品の買取も行ってくれるところがありますが、鑑定が必要なカメラ、フィギュアコレクション、骨董品、ブランドバックなどの遺品はそれぞれの買取専門店に依頼したほうが、高く買い取ってもらえるケースが多いです。

家具・家電の買取基準
家電の買取ですが、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は製造から5年未満、空気清浄機や掃除機など小型家電は製造から3年未満が買取の基準になります。正常に動くことが条件で、故障品は買取されません。

ニトリやイケアなどの家具の量販店が増えたこともあり、中古家具の需要が下がっています。アンティーク家具、カリモクなど一部の人気ブランド品を除いては、買取対象外となることが多いです。また、30年以上の古い家具の場合は状態やブランドに関わらず買取対象外となる場合もあります。

近くの業者に依頼する

遺品整理業者の店舗や倉庫から遺品整理先が近いほうが、価格は安くなります。それは、移動距離が少ない方が、遺品整理業は効率的にスケジュールを組むことができるからです。

例えば、遺品整理先が店舗から4時間以上かかる場合は、4時間の間に2件以上近場の現場作業ができるので、移動時間分の料金が加算されます。
なので、同じ市内か県内にある遺品整理業者の方が料金は安くなります。
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安い日を選ぶ

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作業日を遺品整理業者に合わせると料金が安くなることがあります。
遺品整理業者は予定がない日や時間を減らしたいと考えているので「今月中ならいつでも大丈夫」や「この日なら、何時でも大丈夫」と作業時間を指定せずに依頼すると、値引きしてくれる場合もあります。

時間にゆとりのある方におすすめの方法です。

退去日が迫っている賃貸の場合などは、期日に余裕がないのでこの方法は使えません。
また、土日、祝日は遺品整理業者の予定が早く埋まるので、土日に作業をお願いしたい場合は1カ月以上前に見積もり依頼することをおすすめします。

引っ越しシーズンとなる3月~4月は最初から料金を上げて設定している業者も多く、また、月初に比べて、月末の方が依頼者が増えるため、料金が高い傾向にあります。

相見積もりをする

3社以上から相見積もりをとると遺品整理業者同士での価格競争で安くなりますし、サービス内容やスタッフの対応も比較できる効果があります。

遺品整理業者に払う金額はどのくらいが妥当なのか自分でも分かってきます。

高すぎる、安すぎる場合でも、正当な理由で料金が他社と違うケースもあるので、悪徳業者と決めつけずに、「どうしてこの金額なのか」説明を求めましょう。

また、相見積もりは値引き交渉の強い材料となります。遺品整理業者には「他社にも見積もりを依頼している」と事前に伝えることで、最初から値引き額を提示した見積もりをもらえることもあります。

数社から見積もりをとるのは時間がかかりますが、適正価格を把握し、正しい遺品整理業者に依頼するためにも訪問見積もりは必ず行います。

遺品整理料金が高くなる3つの事例

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遺品整理の料金が高くなる3つの事例をご紹介します。
高くなる原因を知っていれば悪質な業者からの不当請求を防ぐことができます。

孤独死の発見が遅れたとき

室内で孤独死をされてから発見が遅れた時は遺品整理の料金が高くなります。臭いが遺品に染み付いているため遺品はすべて処分品となるからです。

夏場では遺体の腐敗するスピードが速いため、2~3日で死臭が室内に充満します。遺品にも臭いや虫がついてしまうため、価値のある遺品であっても買い取れる可能性は低くなってしまいます。

また、故人の体液を清掃する時には特殊清掃も必要となるので遺品整理料金は高くなります。
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ゴミ屋敷状態

遺品整理先がゴミ屋敷状態だったときにも遺品整理料金は高額になります。

ゴミ屋敷状態の部屋からは買い取れる遺品がほとんどありませんし、仕分け作業に時間もかかります。玄関から腰丈以上の不用品の山が続いているときには、遺品の量も多いのでトラックの台数も増えます。

ごみ屋敷では「人件費」「車両費」「時間」の3つが増えるため料金は高くなります。

ゴミ屋敷の片付け費用―片付け業者に依頼すると10万以上

悪質な業者を利用した

悪質な遺品整理業者を利用すると相場の倍以上の料金になることもあります。

悪質な業者は利用者に知識がないことに付け込み、不当な料金を請求します。
その他にも遺品がトラックに積み終わり断れない状態にした後で、「積み込み費」「出張費」などあらゆる理由を付けて断れない状態を作り出されることもあります。

悪質な業者には関わらないことが一番の得策です。
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悪質な業者で失敗しないために

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悪質な業者で失敗しないためには3つのポイントを抑えましょう。

2人以上で立ち会う

見積、遺品整理当日共に複数人で立ち会うと、業者の抑止につながります。

可能であれば1部屋に1人が立ち会えるのが理想です。スタッフの近くに依頼者がいることで現金が出てきたときにもその場で返してもらえますし、仕分けに迷う遺品はその場で相談してくれますので思い違いを減らすこともできます。

万が一、悪質な業者に当たってしまっていた時にも複数人で立ち会うことで被害を防げます。

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質問する

気になったことは見積もり時に質問すると悪質な業者を見抜くきっかけになります。
遺品整理に関する業務をしている業者であれば、遺品の処分方法や供養方法などを答えてくれます。

質問する内容は具体的な方がいいです。たとえば、布団やキズが付いたタンスなどリユースが難しい遺品をどのように処分するのかをきいてみます。適切に処分している業者であれば処分場に持って行くと答えくれるでしょう。

あいまいな答えや納得できない答えが出るようであれば、避けた方が無難です。

相見積もりをする

遺品整理の相見積もりをすると相場料金やスタッフの対応力が比較できます。

遺品整理には必ずかかる経費があるので、家や遺品の量に合わせた料金相場はあります。相見積もりをとったときに10万円以上差が開くようであれば、見積りが間違っていたり、悪質な業者の可能性もあります。

「部屋丸ごと」や「遺品の買取」など希望がある時は最低でも3社から見積もりをもらって比較すると失敗しにくくなります。

遺品整理の作業事例と口コミ

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一軒家の遺品整理

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作業現場:東京都世田谷区三軒茶屋
間取り:3DK(マンション6階)
作業日数:2日
作業人数:4名
料金:140,000円(買取10000円引き)

母の遺品整理をお願いしました。
初めは私と妹で遺品整理を済ませる予定だったのですが、婚礼家具や冷蔵庫など私たちだけでは運び出せなかったのでお電話しました。

利用の決め手はコールセンターの方のご対応が丁寧だったことです。私たちの要望をゆっくり聞いてくれて信頼につながりました。

100万円以上の遺品整理

作業現場:埼玉県さいたま市岩槻区
間取り:4LDK+物置
作業日数:2日間
作業人数:7名
料金:1,000,000円

10年以上空き家になっていた伯父の家の遺品整理をお願いしました。

畑や釣りなど多趣味な伯父だったので、物置にも室内にも大量の遺品が詰め込まれている状態でした。どこかにあるとは聞いていたお金や通帳は遺品整理士の方に見つけていただきました。

費用は100万円以上と高額だったのですが、分割払いにも対応いただけたので助かりました。

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一軒家の遺品整理にかかる費用を3つのコツで安くする

アパートの遺品整理

作業現場:愛知県名古屋市中区
間取り:2DK
作業日数:4時間
作業人数:2名
料金:111,000円
大家様からのご依頼を受けました。
身寄りのない方がマンションの1室で孤独死されていたとのことです。まだ、生活感があるお部屋で、家具・家電・衣類・食器など多数残されていました。

コチラのアパートでは大家さんが定期的に入居者に声掛けを行っていたので、早期発見につながりましたが、通常であれば腐敗も進んでいるような状況でした。冷蔵庫や洗濯機など家財一式の撤去から遺品の仕分け、回収をさせていただきました。一人暮らしだったこともあり、荷物の量が少なかったため2トン車1台での回収になりました。

遺品整理料金のまとめ

・遺品整理の料金相場は「遺品の量」「買取できる遺品の質」からきまる。
・各家庭によって遺品の量も質も違うため、料金に明確な決まりがない
・遺品整理では「処分費用」「トラックの費用」「人件費」は必ず発生する
・遺品整理の追加オプションで需要があるのは「供養」「特殊清掃」
・遺品整理を行う業者は「遺品整理業者」「不用品回収業者」「特殊清掃業者」「買取業者」の4つ
・良い遺品整理業者には6つのポイントがある
・遺品整理業者は新型コロナウィルス感染症対策を行っている
・遺品整理料金を安くするには5つのコツを実践するといい
・遺品整理料金が高くなる3つの事例
・悪質な業者で失敗しないために
・東京でおすすめの遺品整理業者3社
・遺品整理の作業事例と口コミを3つ紹介

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