布団の捨て方5つと亡くなった人の布団の扱い方・売れる・寄付できる条件
布団はサイズが大きいため、「捨て方がわからない」といいう人もいるでしょう。布団の捨て方は状況や目的に応じて適切な方法を選ぶ必要があります。
本記事では、遺品整理で実家にある布団を複数枚捨てる時や買い替え時など捨てる時など状況に合わせた布団の処分方法を紹介します。布団を買い替えるタイミングや布団を長持ちさせる方法についてもまとめていますので、ぜひご活用ください。
【監修】遺品整理士協会認定 遺品整理士
片山 万紀子
祖父の遺品整理をきっかけに遺品整理や不用品回収に興味を持ち、遺品整理士協会認定・遺品整理士の資格を取得。ReLIFE(リライフ)のディレクターを務める傍ら、年間600件以上の遺品整理に携わる。遺品整理を通して「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとしています。
目次
布団の捨て方・手放し方5選
ここでは、一般的な布団の捨て方・手放し方を5つ紹介します。
捨てる方法によって料金や時間が変わるため、各捨て方を比較して最もあなたの状況にあう方法を選択することが満足度の高い布団処分のポイントです。
1.粗大ゴミで捨てる
布団は8割以上の自治体で「粗大ゴミ」に分類されます。可燃ゴミや不燃ゴミで捨てる場合とは異なった手順を踏んで処分しなければなりません。
各自治体によって粗大ゴミの定義は異なりますが、一般的に広げたときの1辺が30cm以上のものは粗大ゴミに分類されます。
シングルの布団は広げた状態で横100㎝×縦210㎝なので、粗大ゴミとして扱います。当然、セミダブル以上の布団の場合もすべて粗大ゴミです。
なお、夏用の布団は厚みが少ないため、折りたたむと45リットルの可燃ごみの袋に入ります。しかし、ゴミ収集車やゴミ処理施設の機械に絡まって故障の原因になるため、粗大ゴミに分類される点に注意しましょう。
戸別収集で捨てる
布団を粗大ゴミで捨てる方法には、戸別収集と持ち込み処分があります。戸別収集は家の前など指定場所までゴミ収集車が取りに来る方法で、持込処分は自身でゴミ処理場まで運ぶ方法です。
戸別収集は処分料金も安く労力も少ないため、女性一人でも布団を捨てやすい方法といえます。
粗大ごみの収集日は月に1回しか設定していない自治体もあり、申し込みから収集日まで短くても1週間、長いと1カ月半以上かかるケースもあります。特に2月後半~3月下旬は引っ越しシーズンで粗大ゴミの予約が増える時期になるため、余裕をもって申し込みましょう。
1度に排出できる布団の枚数を5点から10点と制限を設けている自治体もあり、遺品整理や実家の片付けで複数枚の布団を処分したい方は数回に分けて申し込む必要があります。
戸別収集の手順
①申し込み
粗大ゴミを出す際には、事前に電話やインターネット、LINEなどで申し込みが必要です。
電話での申し込みはタイミングによってつながりにくいことがあるため、インターネットやLINEからの申し込みをおすすめします。
生活保護受給者や被災者はゴミ処理手数料の減額・免除が受けられます。対象者は聞き取りや証明が必要となるため、電話で申し込みましょう。
②粗大ゴミ処理券の購入・貼り付け
コンビニやスーパーなどの指定販売所や清掃事務所などで、必要枚数分の粗大ゴミ処理券を購入します。粗大ゴミ処理券には氏名・収集日・受付番号などを記入し、必要な金額分を見やすい位置に貼りましょう。
布団はビニール紐や麻の紐で十字に縛ると広がらずに持ちやすくなり、粗大ごみ処理券も剥がれにくくなります。布団に直接貼る場合は、上から透明のテープで粗大ゴミ処理券を固定すると剥離を防止できます。
粗大ゴミ処理券を間違えて買ってしまうと、基本的には払い戻しできません。購入の際には処分料金と必要枚数を間違えないよう、注意して購入しましょう。
③排出
指定された日時に指定場所へ布団を出します。指定時間は地域によって異なりますが、朝7時から8時までに出すよう指示されることが多く、持ち去りや放火を防ぐために前日に搬出することは禁止されています。
布団が家から持ち出せない方に向けて補助制度を用意している自治体もありますが、65歳以上のみで構成された世帯や障害のある方など、利用条件は厳しく設定されています。自分が該当するかは各市区町村の環境課など粗大ゴミを管轄している部署に確認しましょう。
布団を戸別収集で捨てる料金
敷き布団と掛け布団の1組を粗大ゴミとして処分する場合、処分手数料の目安は200~500円で、粗大ごみ処理券を購入して支払います。
処分料金は自治体によって独自に設定されているため、お住まいの市区町村のWebサイトや入居時にゴミ処理配布される「ゴミ処理ガイドブック」から確認します。
ゴミ処理センターへ布団を持ち込み処分
粗大ゴミの持ち込み処分を許可している自治体では、布団を持ち込んで捨てる方法もあります。持ち込み予約を必要としない処分場では、営業時間内であれば自分の好きな時間に持ち込める点がメリットです。
持ち込み処分が可能かどうかは自治体ホームページで確認できるため、一度確認してみましょう。
手順
①持ち込み可能か確認する
地域や自治体によって決められた処分場にしか持ち込めないため、自治体のWebサイトや「ゴミの出し方ガイドブック」から持ち込み可能な施設を確認します。
②持ち込む
予約が必要な場合には指定日、予約が必要ない処分場では営業時間内に布団を持ち込みましょう。処分場に持ち込めるのは対象地域の方のみであり、受付で住所や氏名が確認できる免許証の提示を求められます。
処分場では自分で荷物を降ろす場合と係員が降ろしてくれる場合の2通りがあり、係員の指示に従って布団を降ろし、完了したら処分料金を支払います。
料金
料金も支払方法も自治体や処分場によって異なります。目安は無料~500円で、戸別収集よりも処理手数料は安くなります。例えば、東京23区では持ち込み処分の場合には戸別収集の半額で捨てられます。
重量によって料金が決まる場合、10kgあたり200円が相場価格であり、布団は1枚あたり3~6kgであるため、掛け布団とセットで捨てても500円以下となります。
不用品回収業者に布団の引き取り依頼
不用品回収業者に回収処分を依頼することでも布団の処分が可能です。
電話一本で自宅まで布団を引き取りに来てくれる点が不用品回収業者のメリットです。
自治体で捨てる際の費用よりは高くなりますが、早ければ電話をかけたその日に布団を捨てられます。また、遺品整理などで客用布団をまとめて捨てたい場合にもおすすめの処分方法です。
利用の流れ
①不用品回収業者を決める
不用品回収業者は関東圏では100社以上あり、中には悪質な不用品回収業者もあるため2~3社から見積もりをとって業者を比較することをおすすめします。
不用品回収業者を選ぶ際、実際に利用した知人からの口コミが信頼性の高い情報です。また、友人や家族が過去に不用品回収業者を利用していれば、料金や回収物などの詳細を聞き、参考にしましょう。Web上にある口コミを参考にする際には、慎重な判断が必要です。
不用品回収業者の自社サイトや業者紹介サイトに掲載されている口コミや評判だけでなく、Googleマップの口コミなど幅広い媒体を確認することで、不自然なレビューを見極めることができます。
口コミを参考にする際は「とても良かったです!」など具体的でない口コミではなく、「スタッフの○○さんが親切で…」と利用した方にしかわからない詳細な内容が書かれているものを参考にしましょう。
不用品回収業者選びに迷ったら、ReLIFEへご相談くださいませ。
②問い合わせ・見積もり・契約
依頼する業者が決まったら、電話やWEBから問い合わせましょう。
営業時間内であれば電話で問い合わせた方が細かい内容の確認や料金交渉もできますし、スタッフの雰囲気もわかります。
布団1点とタンス2つなど品名と個数がはっきりと決まっているときには、電話だけでも料金の確定から予約までできる不用品回収業者もあります。相場料金と5000円以上離れているときには、理由を聞いてみましょう。
理由の説明するときに専門用語などを並べ、言葉巧みに契約へと誘導する業者ではなく、素人でもわかりやすい言葉で説明をしてくれる不用品回収業者は作業の丁寧さにも期待できます。
1部屋分の片付け依頼などで回収物が多い時には訪問見積もりをしなければ、料金が出せないため電話で契約はできません。
③回収・支払
回収業者は、予約をした日に布団を引き取りに来てくれる場合もあります。搬出からトラックの積み込みまですべてスタッフが行うため、布団は押し入れに入れたままで構いません。布団の回収だけであれば30分ほどで作業が終わります。
料金目安
不用品回収業者によってプランや名目に差がありますが、料金は布団1枚につき5,000~10,000円ほどです。この中には出張費や人件費、車両費や布団の処分費用が含まれます。
不用品回収業者の店舗から回収先まで2時間以上かかる場合は、出張費用が2,000円程度上載せされることがあるため、業者の店舗からの距離も考慮しましょう。
売却して手放す
新品未開封の布団は、売却して手放すことも可能です。売却の方法は、リサイクルショップやフリマアプリ、ジモティーなどのサービスを利用する方法が挙げられます。
売却の場合は処分費用がかからない上に、収入が得られる可能性がある点がメリットです。使用した布団は衛生面から基本的に買い手が付かず、売却できないことが多くあります。
そのため、使用した布団については、ゴミとしての処分をおすすめします。
リサイクルショップを利用した場合の買取価格の目安は以下の通りです。
買取価格の目安
リサイクルショップで買い取ってくれるブランドは主に、西川産業、丸八真綿、イワタ、エアウィーヴ、RELAX、シモンズ、フランスベッド、ロマンス小杉、テンピュールなどが挙げられます。
布団の状態により買取価格は異なりますが、高級寝具ブランドの場合、10,000~30,000円で買い取られるケースもあります。
フリマアプリでの取引目安料金
フリマアプリを活用して売却する場合は、以下のような相場となります。
過去に取引されているブランドは、主に、西川リビング、ニトリ、銀座ルフト、ニッセン、アイリスプラザなどで、4,500~20,000円で取引されています。
リサイクルに出す
羽毛布団の場合、布団販売店で無料のリサイクルを実施している場合があります。解体した羽毛を洗浄して新しい布団にリサイクルする仕組みです。
無料で布団を手放せる方法であるため、羽毛布団の捨て方にお悩みの場合はリサイクルを検討してみましょう。また、布団を寄付や寄贈する形でリユースすれば、ゴミとして処分する必要はありません。
羽毛は1羽のダックから10g程度しか取れない上に、年々取れる量が減っている貴重な資源です。羽毛布団を捨てたいとお考えの場合、積極的にリサイクルに出すことで、環境にも配慮した処分ができます。
可燃ゴミで布団を捨てる
綿素材の布団は、可燃ゴミのルールに収まるよう30cm四方以下に切ると「可燃ゴミ」として捨てられる場合もあります。可燃ごみの収集日は1週間に1回以上あり、予約も必要ないため、比較的早く捨てられます。
ただし、自治体によっては解体しても粗大ゴミとして処分するルールにしている場合もあるため、注意して確認しておきましょう。
ここでは、可燃ゴミで捨てる手順や道具を紹介していきます。
布団をはさみで切る
布団を粗大ゴミから可燃ゴミにするには布を切り、小さくする必要があります。自治体によって多少異なりますが、1辺の長さを30cm以下にすると粗大ゴミの規定から外れることになります。
必要な道具は以下の4つです。
・45Lの可燃ゴミ袋3枚
・裁ちばさみ
・マスク
・掃除機
布団を切ると中に入っていた、細かい繊維やダニの死骸などが空中に舞い、一気に吸い込むことでハウスダストアレルギーが発症する恐れもあります。換気とマスク着用によって防ぎます。
布団を着る手順
①外側を切る
まずは、布団の外側の縫い糸をハサミで切り、外側の生地と綿を外していきます。生地が外せたら、30㎝以下に細かく切っていきます。縦に3回、横に10回程度切ると30cm以下になります。
②中側の綿を切る
生地と綿を外したら、中の綿を30㎝以下に切っていきます。綿が潰れていると密度が高くなり、はさみが通らないことがあります。その際は、手で割いて小さくします。なお、羽毛布団の場合、この作業は不要です。
生地と綿をそれぞれ30㎝以下に切れたら、各自治体が指定しているゴミ袋に入れます。捨てる際は袋の口を固く縛って中身が漏れないようにします。
布団を着る作業は30分~1時間程度かかります。また、布団を切った後の部屋は綿や繊維が浮遊しており、床は埃で白くなります。後処理も大変ですので、強くはおすすめできない方法です。
布団を袋に入れる
自治体によっては布団を裁断せず、折りたたんで指定のゴミ袋に入れば可燃ゴミとして出してもよいとしている場合があります。
夏用布団は折りたたむだけで45リットルの袋に入りますが、冬用の布団は布団を小さく畳んだ上でヒモを使って結び、圧縮袋に入れるとより小さくなります。時間が経過すると隙間から空気が入り、膨らんでしまうこともあるため、ゴミ袋に入れたらすぐに口をきつく結びます。
自治体の中には「布団は絶対に粗大ゴミとして出してください」というルールを徹底している所もあるため、事前に必ず自治体のWebサイトなどを確認しましょう。
布団を寄付する
布団を支援団体に寄付する方法もあります。
国際社会支援推進会「ワールドギフト」は布団の寄付を受け付けています。ワールドギフトは、布団以外にも要らなくなった衣服やおもちゃ、電化製品などの不用品を全国から集め、発展途上国へ物資支援や動物保護支援など、社会支援を行っている団体です。
全国から届く不用品を物資として再利用し、貧困層の多い国や動物保護施設に届けて再利用する手助けをしています。ワールドギフトでは汚れや臭いが酷いもの、破れてしまっている布団の回収は受け付けていませんが、使用済であっても状態がよければ寄付できます。
送付方法
ワールドギフトへ布団を送る際は、ダンボール、布団袋や衣装ケースなどに梱包します。
梱包ができたら、ワールドギフトのWebサイトから集荷依頼を出すと、希望の日時に宅配業者が集荷に来てくれます。
送料は縦×横×奥行の三辺の合計によって全国一律の送料が決まっており、配送業者に支払います。掛け布団1枚であれば140cmサイズで収まりますが、敷き布団は1枚でも160cmサイズになる点には注意が必要です。
縦×横×奥行の三辺の合計 | 送料 |
120㎝まで | 2,400円 |
140㎝まで | 2,900円 |
160㎝まで | 3,700円 |
販売店で布団を引き取ってもらう
布団を販売しているお店で引き取りサービスを利用して捨てる方法もあります。ここでは、ニトリと楽天の例を紹介します。
ニトリで布団を捨てる
ニトリでは、布団の引き取りサービスを実施していません。
ニトリでは配達員設置品を購入した時のみ「引き取りサービス」を3,300円~4,400円で利用できます。配達員設置品に該当するのはベッドや机、ソファなど大型家具が対象となるため、家具の引き取りを希望する場合は利用を検討してみましょう。
購入商品と同じ数量または同じ重量でなければいけないことが基本的な条件であり、引き取りサービスだけの利用はできません。
楽天販売店での布団の引き取り
楽天販売店の「眠り姫」でも布団の引き取りサービスを行っています。眠り姫で購入したことがなくても羽毛布団やこたつ布団など布団であれば引き取り可能です。サービスチケット代として1,000円(税込)と配送料が必要になり、配送料は地域ごとで異なります。
なお、ウレタンマットなどのマット類は引き取り対象外です。
専用袋A | 専用袋B | |
北海道地方 | 2,400円 | 5,600円 |
東北地方 | 2,000円 | 4,400円 |
関東・信越地方 | 1,800円 | 3,500円 |
北陸・東海地方 | 1,700円 | 3,100円 |
関西・中国・四国地方 | 1,700円 | 2,600円 |
九州地方 | 1,600円 | 3,100円 |
サービスのレビューを見てみると、「梱包するのが大変」「専用袋のサイズ感がわかりづらく足りなくなった」などの声はあるものの、利用者は布団の処分に困っていた方が多く、「かゆい所に手が届くサービス」「集荷サービスで助かった!」など比較的評価は高いようです。
費用だけを比較すると、不用品回収業者を利用した時と同等またはやや高額になりますが、楽天ポイントが溜まる利点があります。
引越し業者で布団は捨てられない
引っ越し業者の中には不用品の買取や処分・引き取りサービスを行っている所もありますが、布団は対象外とする業者が多いです。
買取や引き取りなどのサービスを行っている引っ越し業者は、メンテナンス後に再販売したり、リサイクルを行ったりしている場合が多いため、需要が少ない布団は買取や引き取り対象外となります。
引っ越しの際には、布団は粗大ゴミとして引っ越し当日までに処分するよう業者から指示されます。
布団を打ち直して捨てずに使う
布団は打ち直しを行うことで、寿命を延ばして再使用できます。
打ち直しとは、布団の羊毛や木綿の綿を取り出し、ほぐして状態を改善してから再度布団にいれる方法です。また、単純に綿を新しいものに取り替える方法もあります。
布団の寿命は素材によっても異なり、綿・ポリエステル・ウールなどは敷布団が約3年、掛け布団は約5年、羽毛布団は5~10年が平均的な寿命の目安と言われています。打ち直しを行うことで、布団の寿命を伸ばせます。
打ち直しの料金は?
打ち直しの費用は素材や業者にもよりますが、シングルサイズの布団で12,000円~70,000円程度が相場です。
打ち直しは、木綿の布団よりも羽毛布団の方が費用は高くなり、羽毛布団の打ち直しの費用相場は20,000円ほどです。
打ち直しは、綿の調整やサイズの変更なども可能で「新居が狭いからシングルサイズにしたい」「最近、腰が痛いから綿を厚くしたい」などの要望にも対応できます。
打ち直しが可能な布団の状態は?
シルクや樹脂素材の布団は打ち直しできません。その場合は、寄付やリサイクルなど他の方法での処分を検討しましょう。
素材が木綿や羊毛、羽毛、ポリエステルであれば打ち直しが可能です。愛着のある布団を手放したくないという方は、打ち直しの利用を検討してみましょう。
木綿の敷布団は80年程度、羊毛の敷布団であれば100年程度使用できると言われています。丁寧に使用していれば何度も打ち直して再利用できるため、積極的に利用しましょう。
亡くなった人の布団の扱い方
亡くなった人の布団は、そのまま使っても問題はありませんが、処分するように決められている地域もあります。
布団を供養して処分する
日本では「死=穢れ」という考え方が根付いているため、最後に故人を寝かせた布団は一式すべて処分することがあります。
自宅でお通夜時に故人が寝ていた体液が染み込んでいることも考えられます。見た目はきれいでも中に臭いがこもっていることもあり、衛生的にも良い状態ではありません。
粗大ゴミとして処分することに抵抗がある方は、供養をしてから処分すると気持ちに引っ掛かりがなくなります。供養の費用は合同供養で4,000円~、単独供養ですと30,000円~が相場です。
供養サービスの提供ができる遺品整理業者を利用すると、布団の供養と回収が一度で済みます。
供養の手順などは【遺品の供養の手順・時期・依頼先・料金をご紹介―供養する意味は?】をご覧ください。
ReLIFE(リライフ)で【供養のできる不用品回収業者を探す】
亡くなった人の布団で寝る
亡くなった人の布団でそのまま寝ても問題はありません。故人が病院や介護施設で息を引き取ったときは、布団は綺麗な状態である場合が多く、シーツやカバーを変えれば、引き続き使えます。
ただし、客用布団として出すのはおすすめできません。人によっては「亡くなった人が使っていた布団」に対して、穢れたものというイメージを抱く方もいます。
自分や同居の家族であれば、亡くなった人の布団を使い続ける選択肢もあります。
布団の捨て方に関するよくある質問
ここでは、布団の捨て方に関するよくある質問に回答します。布団を捨てる際の疑問解決にご活用ください。
布団はなぜ粗大ゴミ?
布団はシングルサイズでも1辺の長さが30cmを超えるため、一般的には粗大ゴミとして扱われます。自治体によっては、布団を畳んだり丸めたりしてゴミ袋に入れば普通のゴミとして処分できる場合もあります。
また、裁断して小さくしてから可燃ゴミや不燃ゴミとして処分する方法もありますが、自治体が解体しても粗大ゴミとして処分するように定めている場合もあるため、分別ルールを確認しておきましょう。
布団はどう捨てる?
布団は基本的に粗大ゴミとして処分します。また、不用品回収業者を利用することでも処分が可能です。
粗大ゴミとしての処分には事前の手続きが必要であり、指定の集積所に自分で運搬する必要があります。不用品回収業者を利用する場合は、電話一本で自宅に業者が布団を回収に来るため便利です。
一方、不用品回収の費用は粗大ゴミで処分するよりも高くなるため、費用を重視する方は粗大ゴミとしての処分、便利さを重視する方は不用品回収業者の利用が適しています。
敷布団を捨てるときは切って捨てる?
布団を捨てるときは粗大ゴミとして処分するため、切って捨てる必要はありません。
布団を裁断して可燃ゴミ・不燃ゴミとして処分できる自治体では切って処分することも可能ですが、手間と時間がかかります。分別ルールはお住まいの自治体のWebサイトなどを確認して、適切な対処を心がけましょう。
布団の回収は実績豊富なReLIFEにお任せください!
布団を処分する際には、回収の実績が豊富なReLIFEにお任せください!
「急ぎで布団を処分したい」「布団を粗大ゴミとして出す手続きが面倒」といった場合に、電話一本で予約可能です。お客様の都合のよい日程・時間帯に自宅まで伺い、スムーズに布団を回収処分いたします。
布団の種類や状態を問わず、布団以外の不用品もまとめて処分できる点がReLIFEの特徴です。
お客様の要望や状況に合わせて回収を実施するため、布団の捨て方にお困りの際は、ぜひReLIFEにご相談ください。
布団の処分方法のまとめ
布団は一般的には粗大ゴミに分類されるため、戸別収集や持ち込み処分で捨てられますが、期日が迫っていて収集日まで待てない方は自治体のルールに沿って、30cm以下に切って可燃ゴミとして捨てる方法もあります。
新品同様の布団であれば、売って捨てる方法や支援団体に寄付もできます。寄付する時の送料や梱包資材は自身で負担する必要がある点には注意しましょう。
できるだけ早く、楽に処分したい場合は、不用品回収業者を利用すると最短でその日のうちに布団を引き取りに来てくれます。料金や対応エリアなど、不明点があればReLIFEへお気軽にご相談ください。
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