【無料有】ランドセルの処分方法6つ|寄付先の迷惑になることも
小学校入学前のランドセル選びから始まり、共に子の成長を見守ってきたランドセルも、子どもが小学校を卒業すると同時にその役目を終えます。
思い出がたくさん詰まったランドセルですが、正しい処分方法はあるのでしょうか。また、思い出として残す方法についても知っておきたいものです。
本記事では、使わなくなったランドセルの正しい処分方法を紹介します。ランドセルのリメイクについても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
使わなくなったランドセルの処分方法|無料アリ
使わなくなったランドセルはそのまま置いておきたい気持ちもありますが、場所を取ってしまいますし、他の使い道もありません。
ランドセルを処分する主な方法としては、以下の6つがあります。
・ゴミ回収に出す
・フリマアプリに出品する
・寄付する
・リサイクルショップを活用する
・友人や知人に譲る
・不用品回収業者に依頼する
ここでは、それぞれについて詳しく解説します。
ゴミ回収に出す
ランドセルは自治体のゴミ回収に出すことができます。ただし、回収方法は自治体によって異なるため、事前に確認する必要があります。
多くの自治体では、1辺の長さが30cmを超えるものは粗大ゴミとして分類されます。ランドセルをそのまま処分したい時は、粗大ゴミ回収のルールに従います。
粗大ごみを回収する手順については、以下の通りです。
1.自治体で粗大ごみ回収の予約をする
2.粗大ごみ回収シールを購入する
3.ランドセルに粗大ごみ回収シールを貼り付ける
4.指定された日時に回収場所に置いておく
可燃ゴミまたは不燃ゴミに分類される場合は、指定の日時に収集場所に持っていくだけです。
ただし、ランドセルの金具部分は金属であるため、切り取るなどして取り外してから回収に出しましょう。
フリマアプリに出品する
ランドセルをフリマアプリで出品すれば、少額でも現金化できる可能性があります。
状態がいいものやブランドものであれば、思わぬ高値がつくこともあります。
ノーブランドのランドセルでも、1,000~3,000円程度の値がつくこともありますが、必ず売れるとは限りません。
フリマアプリの出品手順は、以下の通りです
1.フリマアプリに登録する
2.ランドセルの写真を撮る
3.写真とランドセルの詳細を記載し、出品する
4.購入者が決まったら発送する
5.フリマサイトから代金が入金される
ランドセルを出品する際は、ランドセルの情報をできるだけ細かく記載します。ランドセルのサイズや材質だけでなく、細かな傷や汚れについても同様です。
写真も5枚前後は載せ、傷や汚れがある場合はその部分が見てわかる写真も載せておきましょう。マイナスな情報も正しく公開しておくことが、トラブル防止につながります。
この方法では、売れるまで時間がかかる場合もあり、出品手続きから梱包、発送まで自身の手で行う必要があるため、時間と手間がかかります。
寄付する
日本のランドセルは丈夫で長持ちすることは海外でも知られています。そのため、海外の子どもたちに向けてランドセルを寄付する活動も広まっています。
ランドセルの寄付を受け付けている主な団体は、以下です。
・REBORN Project(リボーンプロジェクト)
・NPO法人グッドライフ セカンドライフ
・株式会社クラレ ランドセルは海を越えて
寄付のルールは団体によって異なりますが、多くの場合は団体への送料が自己負担です。また、梱包や発送の準備も自身で行う必要があります。
リサイクルショップを活用する
ランドセルをできるだけ手間をかけず無料で処分したい時は、リサイクルショップに持ち込む方法もおすすめです。
ただし、買取には「状態が良い」ことが条件となるため、汚れていたり傷が多かったり、壊れていると買い取ってもらえない可能性があります。
一般的な中古のランドセルは500円~1,000円、新品やブランド品であれば10,000円~50,000円の値がつくこともあります。
友人や知人に譲る
日本では新入学の際に新しいランドセルを買うのが一般的です。
しかし、6年の間に何らかの事情で壊れてしまったり傷がついてしまったり、あるいはデザインや色の好みが変わるなどして違うランドセルを買い求めることがないわけではありません。
そのような友人や知人に、ランドセルを譲り渡すという方法もあります。タイミングが合う人がいれば、捨てられずに持っていたランドセルを使ってもらえるよい機会です。
不用品回収業者に依頼する
ランドセル以外にも不用品が多く、まとめて処分したいのであれば、不用品回収業者への依頼を検討しましょう。
ランドセルのみを不用品回収業者に回収してもらうと、出張費などが割高となってしまうため、他にも処分したいものがあるときに合わせて依頼するのがおすすめです。
ランドセルを処分する場合の注意点
ランドセルを処分するにあたって、注意しておくべき点があります。
ここでは、ランドセルを処分する場合の注意点を紹介します。
ランドセルの分別方法
ランドセルのサイズは、基本的には縦31cm×横22cm~23cmとなっているため、1辺が30cmを超える場合に粗大ゴミに分類される自治体では、粗大ゴミとして処分します。
費用をかけずにランドセルを処分したい場合は、ランドセルを解体することも検討しましょう。金具の部分は取り外す、あるいは切り取るなどして不燃ゴミに出します。革の部分は指定ゴミ袋に入るサイズであればそのまま袋に入れ、可燃ゴミに出します。
ランドセルの処分にかかる費用
ランドセルの処分には、少なからず費用がかかる場合があります。
処分方法 | 処分費用の目安 |
自治体でゴミとして処分 | 200円~500円 |
不用品回収業者に依頼する | 500円~800円 |
寄付する | 1,000円程度 |
リメイクする | 10,000円~30,000円程度 |
費用を抑えたいのであれば、自治体でゴミとして処分するのがおすすめです。不用品回収業者への依頼は、処分費用に加え基本料金や出張料がかかるため割高になります。
寄付は送料等を自己負担する必要があります。リメイクの場合、費用はかかるものの、思い出の詰まったランドセルが形を変えて残るため、どうしても捨てられない場合におすすめです。
寄付が迷惑になることも…
ランドセルを寄付する場合、必要としていない施設に送ってしまうと、負担になってしまう恐れがあります。
ランドセル寄付を募っている団体はインターネットなどで検索できるため、寄付を考えている場合は検索してみましょう。
また、あまりにも傷が多いランドセルや汚れているもの、壊れているものは送っても使えないため、寄付を控えて処分しましょう。
ランドセルをリメイクして記念として保管する方法もある
ランドセルには子どもの6年間の思い出が詰まっています。小さな傷一つも思い出深く、処分できない方もいるでしょう。
近年は、ランドセルを小物などにリメイクして思い出を残しておく方が増えています。
ここでは、ランドセルのリメイクについて紹介します。
革小物にリメイクする
ランドセルはさまざまな小物にリメイクできます。人気のリメイク方法を紹介します。
・ミニチュアランドセル
・ペンケース
・パスケース
・コインケース
・卓上カレンダー
・フォトフレーム
・キーチャーム
ランドセルをそのまま小型のミニランドセルにリメイクすると、思い出をギュッと凝縮したように感じられます。そのままインテリアとして飾るのもおすすめです。
ペンケースやパスケースは日常使いできるため、思い出をずっと身近に感じられます。
リメイクの費用は10,000円~30,000円が目安となりますが、かけがえのない品が出来上がります。
リメイクする場合の注意点
ランドセルをリメイクする場合は、ランドセルが解体や再加工に耐えられる状態であることが重要です。
著しく劣化している場合は、せっかくリメイクしても長持ちしない可能性があります。劣化の具合によってはリメイクを断られることもあります。
また、素材によって特徴も異なります。人工皮革は、傷がつきにくいのが特徴ですが、ひび割れしやすいデメリットがあります。
牛革の場合は、経年劣化でひび割れても味がありますが、激しくひび割れていると耐久性に欠けるためリメイクはおすすめできません。
いずれの場合も、リメイクを行っている業者にまずは相談してみるとよいでしょう。
ランドセルの処分は不用品回収ReLIFEにお任せください
リライフではランドセルのお引き取りも行っています。ランドセルと合わせて、学習机やシステムベッドをまとめて回収もできます。1点からでもご自宅にお伺いし、スタッフが大切にお引き取ります。
お引き取りしたランドセルは状態に合わせて、リユース・リサイクルし、最後まで使い切ることを徹底しています。
ランドセルの処分をお考えであれば、まずはリライフにご相談ください。
まとめ
小学校を卒業すると使わなくなるランドセルですが、そのまま残しておくと収納スペースを埋めてしまいます。
ランドセルの処分方法は、主に以下の6つです。
・ゴミ回収に出す
・フリマアプリに出品する
・寄付する
・リサイクルショップを活用する
・友人や知人に譲る
・不用品回収業者に依頼する
ランドセルの状態や優先したい条件によって幅広い選択肢があります。
ランドセルを背負っていた本人とも相談し、処分方法を検討しましょう。
【監修】遺品整理士協会認定 遺品整理士
片山 万紀子
祖父の遺品整理をきっかけに遺品整理や不用品回収に興味を持ち、遺品整理士協会認定・遺品整理士の資格を取得。ReLIFE(リライフ)のディレクターをする傍ら、年間600件以上の遺品整理に携わる。遺品整理を通して「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとしています。
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