電子ピアノの処分方法5選！無料の処分方法や買取価格も解説

電子ピアノの処分をお考えの方は、以下のことが気になりませんか？

•電子ピアノってどうやって処分するの？粗大ごみ？
•無料引き取りしてもらえるって本当？
•2階の電子ピアノを処分したいんだけど、一人では無理。

弾かれることがなくなり、置物状態になってしまった電子ピアノの処分に困っている方も多いのではないでしょうか？捨てると決めたら、1日でも早く行動したほうがよいのが電子ピアノ。ほおっておいてもよいことは一つもありません！

この記事でわかること
•電子ピアノの5つの処分方法
•電子ピアノ処分時の注意点
•電子ピアノの回収事例

記事を読み終えると自分に合った処分方法が分かり、処分へと進めるようになります。

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【監修】遺品整理士協会認定　遺品整理士
片山　万紀子

祖父の遺品整理をきっかけに遺品整理や不用品回収に興味を持ち、遺品整理士協会認定・遺品整理士の資格を取得。ReLIFE（リライフ）のディレクターをする傍ら、年間600件以上の遺品整理に携わる。遺品整理を通して「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとしています。

電子ピアノの処分方法

電子ピアノの一般的な処分方法は以下の5つになります。

•粗大ゴミで捨てる
•楽器専門店の買取を利用
•リサイクルショップに買い取ってもらう
•フリマアプリやネットオークションで売る
•不用品回収業者の引き取りを利用

お住まいの地域や電子ピアノの状態によって、それぞれ適した処分方法があります。処分の手順や費用、注意点について解説するので、参考にしてみてください。

粗大ゴミで捨てる

電子ピアノは自治体の粗大ゴミとして処分することができます。粗大ゴミで処分する場合、以下の手順に沿っておこないます。

1.お住まいの自治体の「粗大ごみ受付センター」へ収集の申し込みをする
2.スーパーやコンビニで粗大ゴミ処理券を購入し、電子ピアノに貼り付ける
3.収集日の朝8時までに玄関先などの指定された場所へ電子ピアノを搬出する

電子ピアノの粗大ゴミ処理手数料は400～2,300円が目安になります。地域によってはサイズや重さで料金が大きく変動しますが、基本的には低価格で処分することが可能です。

ただし、自治体で処分する場合は電子ピアノを自分で屋外まで運び出さなければなりません。電子ピアノの重さは一般的に40～60kgであるため、一人で運び出すのは大変な作業になります。

電子ピアノの処分できない自治体も多い

電子ピアノの回収をおこなっていない地域や、重さが80kg以上の粗大ゴミを適正処理困難物に指定する自治体もあります。自治体で処分できない場合は専門の処理業者や民間の不用品回収業者に処分してもらわなければなりません。

低コストで処分できる一方で不便の多い処分方法です。

楽器専門店の買取を利用

電子ピアノは楽器専門店で買い取ってもらう方法もあります。電子ピアノの買取相場は10,000～30,000円が目安ですが、人気モデルだと100,000円前後で買取されるものもあります。

楽器専門店だと楽器に関しての知識が豊富なスタッフが査定をおこなってくれるので安心です。また、多くの楽器専門店では出張買取や宅配買取に対応しているため、梱包や運び出しを自分でおこなう必要がありません。処分費用や手間がかからず臨時収入にもなる、メリットの多い処分方法です。

ただし注意点として、製造から5年以上経過したものは買取価格が大きく下がる傾向にあります。また、買取価格から作業費が差し引かれたり、古い電子ピアノや故障した電子ピアノは買い取ってもらえない場合もあります。買取不可の場合は処分費用が発生してしまう可能性もあるので気をつけましょう。

電子ピアノの人気メーカーとモデル

メーカー	モデル	買取価格相場
YAMAHA（ヤマハ）	Clavinova／ARIUS	50,000～250,000円
Roland（ローランド）	LXシリーズ／HPシリーズ	30,000～200,000円
CASIO（カシオ）	CELEVIANO／Privia	20,000～120,000円
KORG（コルグ）	G1B Air／LP-380U	20,000～120,000円
KAWAI（カワイ）	NOVUS／Concert Artist	15,000～100,000円

リサイクルショップに買い取ってもらう

電子ピアノはリサイクルショップで買い取ってもらうことができます。無料で処分できる方法の1つです。

ただしリサイクルショップで売る場合、自分で搬出や荷下ろしをしなければなりません。重量のある電子ピアノを運ぶだけでも一苦労なのに、さらに店舗まで運搬する車両も用意する必要があり、手間や労力がかかります。

宅配買取や出張買取をおこなっているリサイクルショップもありますが、送料が高額になるので高額買取には期待できません。また、楽器専門店と同様、古い電子ピアノや故障した電子ピアノは買い取ってもらえない場合もあります。

リサイクルショップでの買取を検討している方は、まずはオンライン査定をすることをおすすめします。

査定額アップのポイント
•正常に使用できる
•製造年が新しい
•付属品がそろっている
•傷や汚れがない

フリマアプリやネットオークションで売る

電子ピアノはフリマアプリやネットオークションで売ることも可能です。この方法だと自分で販売価格を決めることができます。さらに、傷や汚れがある場合や故障している場合でも販売することが可能です。

販売価格の相場はメーカーや型番で大きく異なりますが、一般的には10,000円～120,000円、人気モデルの電子ピアノであれば300,000円以上で売れる場合もあります。

ただし、フリマアプリやネットオークションで出品する場合、送料が高額になることに留意しなければなりません。メルカリでは「梱包・発送たのメル便」という大型アイテムの発送が可能なサービスがありますが、電子ピアノだと5,000～8,600円の送料が発生します。

10,000円で販売した場合、利益は数千円程度なので出品価格を決める際は注意が必要です。また、出品前に電子ピアノの状態を確認し、傷や汚れ、故障がある場合はしっかり記載することが大切です。トラブルにならないよう、十分に気をつけましょう。

不用品回収業者の引き取りを利用

電子ピアノは不用品回収業者で引き取ってもらう方法もあります。処分費用は8,000円～15,000円が相場で多少コストがかかりますが、充実したサービス内容を考えるとコスパのいい処分方法です。

不用品回収業者を利用するメリットとして、スタッフが梱包や運び出しをおこなうので手間をかけずに処分することができます。さらに電子ピアノ以外の不用品もまとめて処分することができ、申し込みをして最短即日で引き取ってもらうことが可能です。時間帯の指定も可能で深夜や早朝でも引き取りに来てくれます。

ただし、不用品回収業者の中には不法投棄や高額請求をする違法業者も存在します。業者選びの際は口コミをチェックしたり、ホームページから行政の許可を所有しているか確認したりして安全な業者を見極めることが重要です。

女性や一人暮らしの方など、自分で電子ピアノを運び出すことができない方や故障した電子ピアノを処分したい方におすすめの方法です。

電子ピアノ処分時の注意点

電子ピアノの処分にはいくつか注意点があります。買取を検討している方は電子ピアノの状態を確認しなければなりません。場合によっては買い取ってもらうことができません。

その他、電子ピアノは大きく重量もあるため運び出しに一苦労ですし、発送の際は送料が高額になります。以下で注意点について詳しく紹介します。

買取されない電子ピアノに注意

電子ピアノを楽器専門店やリサイクルショップで買い取ってもらおうとお考えの方は、注意が必要です。電子ピアノの状態によっては買い取ってもらえない場合があります。

買取不可になる可能性の高い電子ピアノ
• 正常に使用できない
• 傷や汚れがある
• 海外輸入品または海外仕様電源プラグ
• 製造から8年以上経過している
• 市場価格が安いモデル

電子ピアノの寿命は一般的に8年とされています。楽器専門店やリサイクルショップでは製造から8年以上経過した電子ピアノは買取不可となるケースが多いです。また、音が正常に出ないなど故障があったり、傷がついていたりする場合も買い取ってもらえない可能性があります。

買取のルールは店舗によって異なるので、事前に電子ピアノの状態を伝えて買取可能かどうかを確認しましょう。

電子ピアノの運び出しに注意

電子ピアノはサイズが大きく重さもあるので、運び出しには注意しなければなりません。粗大ゴミで処分する場合は自分で運び出しをしなければなりませんが、安全のためにも搬出作業は2人以上でおこないましょう。

また、業者に引き取ってもらう際はエレベーター設備のない集合住宅の2階以上にお住まいの場合や、玄関から運び出すことができない場合は回収を断られる可能性があります。回収可能な場合でも階段料金や吊り下げ作業費などの追加料金が発生することが考えられます。

事前にエレベーターの有無や障害物の有無、玄関から運び出せるサイズかどうかを確認し、伝えておくことが大切です。

配送料に注意

電子ピアノを配送する際は送料に気をつけなければなりません。電子ピアノの平均的なサイズ（3辺の合計）は200～250cmで、重さは40～60kgです。送料は5,000～12,000円が目安で、高額になります。

フリマアプリやネットオークションで売る場合は送料も計算に入れて出品金額を決めることが大切です。

各運送会社の送料や注意点

運送会社	サイズ・送料（関東圏）	注意点
ヤマト運輸（らくらく家財宅急便）	200サイズ／4,510円 250サイズ／7,740円 300サイズ／11,270円	100kgを超える場合、別途作業料金が発生
ヤマト運輸（梱包・発送たのメル便）※メルカリ利用時のみ	200サイズ／5,000円 250サイズ／8,600円 300サイズ／12,000円	100kgを超える場合、別途作業料金が発生
日本郵便	170サイズ以内／3,000～3,070円	170cm、30kg以上のものは配送不可
佐川急便	200サイズ／8,129円 260サイズ／11,836円 300サイズ／14,663円	開梱・設置・梱包資材の回収などは追加料金が発生

日本郵便は170サイズ以上のものは発送できないため、多くの電子ピアノは発送することができません。ヤマト運輸か佐川急便を利用してください。また、それぞれの運送会社によっても注意点があるので気をつけましょう。

電子ピアノの回収事例

以下では電子ピアノの回収事例を紹介します。

東京都調布市の回収事例

調布市では電子ピアノを粗大ゴミとして処分できないそうで、60代の女性から困った様子でご連絡がありました。また、故障しているためリサイクルショップでも買い取ってもらえないということで、引き取ってほしいとご依頼いただきました。

元々電子ピアノのみ回収する予定でしたが、当日に急遽食器類やガーデニング用品の回収も依頼されたので引き取りました。予定になかったものまで引き取ってくれて助かったと喜んでいました。

回収品目	電子ピアノ、食器類、ガーデニング用品
作業時間	40分
スタッフ人数	2人

栃木県宇都宮市の回収事例

主婦の女性から、娘が巣立ったので子供部屋を片付けたいということでご依頼いただきました。電子ピアノの他に学習机やベッド、雑貨などを回収しました。

大型の不用品が多かったのでスタッフ3名で伺い、1時間ほど作業しました。短時間で部屋が一気に片付いたと感激されておりました。

回収品目	電子ピアノ、学習机、ベッド、雑貨類
作業時間	1時間
スタッフ人数	3人

愛知県豊田市の回収事例

一人暮らしの男性からの依頼でした。引っ越しが迫っており急いで処分したいものの、引っ越しシーズンのため自治体では1ヶ月待ちと言われたそうです。大変困った様子でなるべく早く回収してほしいということでした。

タイミングよく翌日にキャンセルが出たので、すぐに回収へ伺いました。電子ピアノの他にオーディオ機器やゲーム機器を回収しました。こんなにすぐ来てもらえるとは思ってなかったと大変喜んだ様子でした。

回収品目	電子ピアノ、オーディオ機器、ゲーム機器
作業時間	30分
スタッフ人数	2人

電子ピアノ処分のまとめ

電子ピアノの処分方法について紹介しました。電子ピアノは粗大ゴミで処分できない自治体もあります。状態のいい電子ピアノは買い取ってもらうという選択肢がありますが、年式や状態によっては買い取ってもらえない場合もあるので注意が必要です。

自治体で処分できない方や電子ピアノの他にも処分したい不用品がある場合は不用品回収業者が便利です。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、ご自身の状況などを踏まえたうえで負担の少ない適切な処分方法を選んでください。

電子ピアノの処分はリライフにお任せください

電子ピアノの処分にお困りの方は、リライフにお任せください。リライフはあらゆるニーズにお応えします。「電子ピアノの処分を急いでいる」「自分で運び出せない」「日中に時間が確保できない」といったお悩みを抱えている方でも安心してご依頼ください。

梱包から搬出まですべての作業を経験豊富なスタッフが迅速におこないます。また、吊り下げ作業や階段からの運び出しにも対応しているため、玄関から運び出せない方やエレベーターのない集合住宅にお住まいの方でも気軽にご相談ください。

壊れた電子ピアノはもちろん、電子ピアノ以外の不用品もすべて回収いたします。見積りは電話・メールの他、出張見積もりも可能です。キャンセル料も無料なので、安心してご相談ください。

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