豆知識

不用品回収

アイロン台の処分方法5選|無料回収や分解でお得に処分

アイロン台の処分で、次のような困りごとはありませんか?

・アイロン台は何ゴミ扱いになるの?
・アイロン台は分解しないと捨てられない?
・お金と手間をかけずに楽に捨てる方法はある?

アイロン台はこまめに買い替えるものではありませんから、いざ捨てたいと思ったときに処分法が分からず困ってしまう人も多いようです。捨て方を間違えると、ゴミ収集車に回収してもらえないなどのトラブルが起こるため注意が必要です。

アイロン台の捨て方の基本ルールを抑えておけば、手早く手軽に処分することができます。今回はアイロン台の処分について解説します。

この記事で分かること
・自分のケースに適したアイロン台のベストな捨て方
・アイロン台を処分するタイミングと、トラブルを避けるポイント



【監修】遺品整理士協会認定 遺品整理士
片山 万紀子

祖父の遺品整理をきっかけに遺品整理や不用品回収に興味を持ち、遺品整理士協会認定・遺品整理士の資格を取得。ReLIFE(リライフ)のディレクターをする傍ら、年間600件以上の遺品整理に携わる。遺品整理を通して「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとしています。


アイロン台,処分

アイロン台,処分

アイロン台の処分方法

アイロン台,捨て方
アイロン台は次の5つの方法で処分することができます。

1.燃えないごみで捨てる
2.粗大ごみで処分
3.フリマアプリやネットオークションを利用
4.不用品回収業者の引き取りを利用
5.ほしい人に譲る

最も一般的な処分法は自治体の燃えないゴミや粗大ゴミに出すことですが、アイロン台の状態や同時に処分したい物品の有無などによって他の方法のほうが適している場合があります。

それぞれの方法の手順や注意点などを解説します。

1.燃えないごみで捨てる

一辺30cmまたは50cm以内など自治体の定めた粗大ゴミの規定サイズ未満の小型アイロン台は、燃えないゴミに出せます。ゴミ袋に入れ、口を閉めて出しましょう。

ただし、アイロン台のゴミ区分は自治体ごとに異なっており、お住いの地域によって可燃ゴミ扱いとなったり、サイズを問わず不燃ゴミに出せたりする自治体もあります。自分の住む市町村のホームページまたはゴミ出しハンドブックで、地域のゴミ出しルールを確認しましょう。

自治体ごとのアイロン台のゴミ区分の例を、以下の表にまとめました。

自治体名 ゴミの区分 備考
東京都世田谷区 粗大ゴミ(400円) 解体しても可燃ゴミ・不燃ゴミなどとして出すことはできない。
神奈川県横浜市 可燃ゴミ、金属ゴミ、粗大ゴミ 50cm未満で木製・プラスチック製またはマットのみの場合は可燃ゴミ。

30cm未満で金属製の場合は「小さな金属類」。

それ以外は粗大ゴミ。

神奈川県平塚市 不燃ゴミ サイズを問わず不燃ゴミ。
愛知県名古屋市 粗大ゴミ 30cm角を越える場合に粗大ゴミとなる。
大阪府大阪市 粗大ゴミ 最大辺30cm以上の場合に粗大ゴミとなる。

2.粗大ごみで処分

多くの自治体では、一辺30cmまたは50cmを越えるアイロン台を粗大ゴミに出すよう指示しています。自治体のホームページなどで、粗大ゴミに該当するか確認してください。

粗大ゴミとなる場合は、次の3ステップで処分しましょう。

アイロン台を粗大ゴミに出す手順
1.自治体の粗大ゴミ受付センターに電話やインターネットなどで申し込む
2.コンビニなど自治体指定の販売店で、粗大ゴミ処理券を購入する
3.粗大ゴミ処理券をアイロン台に貼り、予約日当日の朝に指定場所に出す

回収料金は400円前後が相場ですが、サイズによって前後する場合があるため予約時に料金を確認しましょう。

なお、粗大ゴミの予約は通常2週間から1か月程度先の日程となり、年末年始や新生活シーズンは予約が集中して1か月以上待たなければならないケースも多いです。粗大ゴミに出したい人は、日程にゆとりを持たせましょう。

3.フリマアプリやネットオークションを利用

破れや焦げなどが少なく、状態のよいアイロン台ならばメルカリやヤフオク!などのフリマアプリ、ネットオークションで販売することも可能です。

アイロン台は家庭の必需品ですし、中古でも一定の需要があります。実際にメルカリでは2000円前後を中心に中古や新古品のアイロン台が数多く出品されており、売買が成立しています。

フリマアプリなどを利用する場合は、次の手順で売却しましょう。

フリマアプリで売る方法
1.サイトに会員登録をする。
2.販売価格を決め、商品情報を写真付きで記載して出品する。
3.購入者が現れたら梱包・発送する。

注意点として、状態を正確に伝えないと購入者からクレームが来る場合があります。劣化や不具合のある箇所は、隠さず写真とともに詳細に伝えて購入希望者に注意を促しましょう。

また、システム手数料や送料負担が生じるため、販売価格を安くし過ぎると赤字になるおそれがあります。

4.不用品回収業者の引き取りを利用

不用品回収業者に回収を依頼すると、自分の都合の良い日程に業者スタッフが自宅に引き取りに来てくれます。「今すぐアイロン台を捨てたいから、粗大ゴミや不燃ゴミの収集日まで待てない」という人には、とくにおすすめの処分法です。

不用品回収業者の利用手順
アイロン台,処分
1.電話やメールで問い合わせる
2.見積もり金額を確認し、問題なければ予約日を決める
3.当日に回収してもらい、料金を払う

処分費用は出張費用3000円前後にアイロン台の単品回収費用1000円前後の、合計4000円程度です。他の処分方法に比べて割高ですが、迅速に処分できて他の不用品もまとめて回収可能な点が不用品回収業者の強みと言えます。

ただし、ごくまれに悪徳業者が混在しているため業者選びには慎重になりましょう。一般廃棄物収集運搬許可や古物商許可を持ち、良識ある業者を選ぶことが大切です。
業者選びの詳細は【不用品回収業者の選び方とトラブル事例・対処方法】をご覧ください。

5.ほしい人に譲る

友人や近所の人にアイロン台をほしいという人がいたら、譲るのもひとつの方法です。身近に譲る相手がいない場合は、ジモティーなどのネット掲示板で希望者を募集するのも有効です。

アイロン台を譲る前に汚れや不具合について詳しく伝え「本当にそれでもほしいか」を相手に確認しておくことが、後々のトラブルを避けることにつながります。素材やサイズも必ず伝えましょう。

アイロン台を郵送などで相手に送るなら、誰が送料を負担するか事前に決めることも大切です。ゆうぱっくでアイロン台を配送する場合、サイズや配送距離にもよりますが一般的に2000円前後の送料が発生します。

また、ネット掲示板を使う際には、見ず知らずの相手との取引なので個人情報の保護に注意が必要です。相手に自分の家まで引き取りに来てもらうと自宅住所を知られる危険があるので、トラブル回避のためにも最寄りの駅などで受け渡しをすることをおすすめします。

アイロン台の処分料金比較

アイロン台,処分
ここまでお伝えした5つの処分方法の料金を表で比較します。

処分方法 料金 備考
燃えないゴミで捨てる 無料(ゴミ袋代は別途) 自治体による処分なので安い。
粗大ゴミで処分 400円前後
フリマアプリを利用 売れれば収入になる 2000円前後での出品が多いが、商品状態などにより出品価格は異なる。
不用品回収業者を利用 4000円前後 自宅に業者が引き取りに来てくれるので、自治体処分より割高になる
ほしい人に譲る 無料(配送する場合は送料) 郵送すると2000円からの送料がかかる

アイロン台処分の注意点

アイロン台,処分
アイロンを処分する際は次の3点に注意しないと、回収してもらえなかったり予期せぬトラブルに見舞われたりするおそれがあります。

自治体のルールに従う

アイロン台のゴミ処理区分は自治体ごとに異なるため、自分の自治体のルールを確認してから捨てましょう。たとえば、不燃ごみとして出すべき自治体でルールを無視して可燃ゴミの日に出したとしても、収集車は回収しません。

また、神奈川県横浜市のようにアイロン台のサイズと素材によって可燃ゴミ、金属ゴミ、粗大ゴミなど処分法が細分化されているケースも見られます。自己判断を避けて市町村のホームページやゴミ出しハンドブックを確認し、不明点があれば役所の担当窓口に相談しましょう。

アイロン台の分解・分別に注意

粗大ゴミ扱いとなる大きなサイズのアイロン台であっても、パーツごとに細かく分解してから分別すれば無料で捨てられる場合があります。しかし、アイロン台は意外と分解しにくいので、ケガのないよう十分に注意しましょう。以下の手順に沿い、必要な工具を使えば分解することができます。

アイロン台の分解方法
1.ドライバーで外せるネジをすべて外す。
(eリングがついていたら、専用レンチかマイナスドライバーで外す。)
2.アイロン台の足が外れたら、金属とゴム部分を分別する。
3.板部分が粗大ゴミの規定サイズ以下になるようのこぎりで切断する。

自治体により処理区分は異なるものの、一般的にはマットや布、本体の板やゴム製パーツは可燃ゴミ、金属パーツは金属ゴミ扱いとなります。

分解作業に不慣れな人が行おうと、ケガをしたり想定以上に時間がかかったりする可能性があるため注意が必要です。

不用品回収の悪徳業者に注意

不用品回収業者にアイロン台の回収を依頼する場合には、悪徳業者に引っかからないようにしましょう。悪徳業者は無料回収を謳いながら回収時に追加費用を請求したり、回収後に不法投棄を行ったりといったトラブルを起こすため注意が必要です。

たとえば、廃品回収車や突然家を訪問してくる業者は、きちんと事業所を構えていない可能性が高いので利用しないことをおすすめします。服装や話し方がだらしない、契約を急かそうとする、高圧的な話し方で畳みかけてくるなども、悪徳業者にしばしば見られる特徴です。

アイロン台1点のみを回収する場合の費用は、地域や時期によるものの4000円前後が相場です。適正価格からかけ離れている業者を避け、マナーの行き届いた業者を選びましょう。

アイロン台処分のタイミング

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アイロン台の寿命の目安を解説します。これらの症状が出たら、買い替えを検討しましょう。

へこんでいる箇所があるとき

くり返しアイロン台を使っていると、中綿(クッション材)がへたって天板の表面がへこんでしまう場合があります。天板に凹凸ができるとアイロンをかけたときにしわが寄ってしまうため、アイロン台本来の機能を果たすことができません。

ぴったりのサイズの中綿を購入できる場合には、アイロン台の表面カバーを外して中綿だけを交換することも可能です。しかし、中綿だけでも1000円前後の費用がかかり、交換の手間も生じるため本体ごと買い替えるほうが手軽と言えるでしょう。

がたつきが気になるとき

アイロン台の脚部が傷んでがたつく場合には、寿命が来たと考えましょう。アイロンをかけるたびにがたつくようだと、作業効率が落ちますしきれいにアイロンがけをすることができません。

ゴム製の脚キャップだけが破損・紛失してがたつきが生じているのであれば、脚キャップを購入して付け替えれば使い続けることができます。規格が合わないと付け替えることができないため、アイロン台の規格や脚部のサイズを確認したうえで付け替えパーツを購入すると良いでしょう。

パーツが壊れたとき

一般的なアイロン台は金属製の脚部と天板からなり、天板は芯となる固い板に厚手のキルト綿などが敷かれ、その上から布などでカバーされています。また、脚部にはゴム製の脚キャップがついています。

脚キャップ以外のパーツのどれかが破損した場合には、買い替えを検討することをおすすめします。部分交換には手間と費用が掛かりますが、新品のアイロン台は1000円~3000円程度の低価格帯で購入することができるためです。

思い入れのあるアイロン台なら別ですが、とくにこだわりがないのならパーツが壊れたタイミングで買い換えたほうがスムーズです。

アイロン台処分のまとめ

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アイロン台を捨てるときは自治体のゴミ収集に出すか、不用品回収業者の有料回収を利用するのが一般的です。状態のよいアイロン台なら、フリマアプリなどでの売却やほしい人への譲渡を検討するのも良いでしょう。

自治体のゴミ収集に出す際には、自治体ごとに粗大ゴミ、不燃ゴミ、可燃ゴミなど区分が異なるため、必ずお住いの地域のルールを確認してください。粗大ゴミ扱いとなる場合でも、パーツごとに分解すれば不燃ゴミなどに出せる場合もあります。ただし、分解には工具が必要で、手間と時間がかかる点に注意しましょう。

不用品回収業者に回収を依頼する場合は、必要な許可を持ち適正価格で引き受けてくれる優良業者を選ぶことが重要です。

今すぐ捨てたいか、処分の際の予算はどの程度かなどの条件を整理し、自分にぴったりな処分方法を選びましょう。

アイロン台の処分はリライフへ

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アイロン台の処分は、不用品回収のReLIFE(リライフ)お任せください! アイロン台1点から一軒家いっぱいにあふれる不用品まで、お客様のご希望に合わせて回収します。

ご都合のよい日程でスピーディに駆けつけ、夜間・早朝対応などにも対応しているため快適にゴミを処分することができます。壊れてぼろぼろになったアイロン台や、アイロンとの同時回収ももちろんお引き受けしますのでお気軽にお声がけください。

藤沢市でのアイロン台とアイロンの不用品回収事例

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神奈川県藤沢市のマンションにお住いのK様から、「壊れたアイロンと一緒に、古くなったアイロン台も回収してほしい」とご依頼いただきました。

アイロン台は7年以上使っていたものの、脚が少し錆びたり表面カバーの布が劣化したりと不便さを感じていたそうです。アイロンが壊れたため、どうせならアイロン台も一緒に買い換えようと思ったとのことでした。

藤沢市ではアイロンは不燃ゴミまたは小型家電回収ボックスに出すことができますが、K様のアイロン台は大型で粗大ゴミの手続きをしなければならず、面倒に感じられたそうです。K様のご希望を受け、ご依頼当日に回収に伺いました。「すぐ来てくれたので、助かりました。粗大ゴミを待つ手間も省けました」とのお言葉をいただきました。ご利用ありがとうございました。

大阪市で積み軽トラ積み放題を利用したアイロン台などの不用品回収事例

アイロン台,処分
大阪府大阪市にお住いのA様から、引っ越しに伴う不用品回収をご依頼いただきました。

大学4年生でひとり暮らしをしていたA様ですが、卒業後に地元に戻るためアパートの引き渡し準備をなさっていたそうです。

不用になったアイロン台とアイロン、カラーボックス、冷蔵庫と古いパソコン、その他日用品などを回収しました。荷物の量から軽トラック積み放題パックのほうが安くなることをお伝えし、積み放題パックをご利用いただきました。

こまごまとした日用品や雑誌類もまとめて積み込めたため、「ゴミ出しの手間をかけずに一気に片付けられて、良かった」とのお言葉をいただきました。ご利用ありがとうございます。

アイロン台,処分

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