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不用品回収

エレクトーンの処分方法6選|無料で捨てる方法や処分費用の相場

リビングの片隅で引かれなくなったエレクトーンを数年放置しているという方もいるのではないでしょうか。古いエレクトーンは100kg以上の重量があり、運び出すには3人以上が必要な重労働となります。
エレクトーンの処分方法は、主に6つあります。大型楽器であるエレクトーンは、内部構造が複雑で粗大ゴミとして出せないため、処分方法は限られます。
本記事では、エレクトーンの処分方法や費用の相場などを紹介していきます。

この記事を読むと分かること
・エレクトーンを処分する6つの方法
・エレクトーン処分費用の相場
・処分する際の注意点



【監修】遺品整理士協会認定 遺品整理士
片山 万紀子

祖父の遺品整理をきっかけに遺品整理や不用品回収に興味を持ち、遺品整理士協会認定・遺品整理士の資格を取得。ReLIFE(リライフ)のディレクターを務める傍ら、年間600件以上の遺品整理に携わる。遺品整理を通して「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとしています。

エレクトーン,処分

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エレクトーンは粗大ゴミではない

エレクトーン,処分

粗大ゴミの基準は自治体ごとに異なりますが、エレクトーンを粗大ゴミとして受け付けていない自治体が過半数です。
大型楽器であるエレクトーンは、電子部品やプラスチック部品、木製部品も組み合わさっており、「適正処理困難物」に指定されています。

横浜市では粗大ゴミ一覧の中に「オルガン(電子オルガン)」がありますが、重量が80㎏以上を超えるエレクトーンはピアノと同様に適正処理困難物とみなされ、粗大ゴミとして出すことはできません。

また、一部の自治体では粗大ゴミとしての処分が可能でも、自分でエレクトーンを粗大ゴミ粉砕処理場へ持ち込まなければならない、解体しなければならないなどの条件が付いているケースもあります。

エレクトーンは適正処理困難物

適正処理困難物とは、設備や回収車両で適切に処理できないゴミのことです。
ピアノやエレクトーンは大きくて重く、回収車に載せて運ぶことや処分場での粉砕が困難なため、適正処理困難物に指定されています。

自治体でエレクトーンを粗大ゴミとして受け付けているかどうかは、担当課に電話で確認できます。
エレクトーンを粗大ゴミとして出せない自治体の場合は、自治体指定の一般廃棄物収集運搬業者を教えてくれる場合もあります。

エレクトーンを解体して適切に分別すると、不燃ゴミや可燃ゴミとして処分も可能ですが、内部構造が複雑であるため、高い技術や専門性がない場合は自分での解体や分別は困難です。

エレクトーンの処分法としては、回収業者にお金を払って依頼する方法、買い取り・売却して収益を得る方法、無料で引き渡す方法から選ぶ必要があります。
処分費用やエレクトーンの状態などを鑑みて、自分に合った方法を選びましょう。

1.エレクトーンを一般廃棄物収集運搬許可業者で処分

エレクトーン,処分

ここでは、自治体指定の一般廃棄物収集運搬業者に連絡して、不要なエレクトーンを有料で処分してもらう方法を紹介します。

一般廃棄物収集運搬業者の探し方

一般廃棄物収集運搬業者は市区町村の役所や役場の担当課に相談して教えてもらうか、自治体の公式サイトでも指定の一般廃棄物収集運搬業者の一覧を確認できます。

例えば、検索エンジンで「〇〇市(区町村) 一般廃棄物収集運搬業者 一覧」と入力すると、掲載ページが検索エンジンの上位に表示されます。一覧表には業者名や住所、電話番号だけが掲載されていますが、業者の雰囲気や回収費用は掲載されていません。

エレクトーンの回収方法は業者によって異なり、自宅まで訪問して回収する業者と、持ち込み処分が必要な業者があります。

処分費用と作業内容

エレクトーン,処分
処分費用も業者ごとにさまざまで、費用の目安は15,000円~30,000円です。

自宅訪問で回収するケースの方が、搬出費や車両費が加算され費用は高くなる傾向にあります。

また、エレクトーンの重量によって運び出すための人数が変わるため、人件費が変わります。目安として、100kgのエレクトーンであればスタッフは4人必要です。
エレクトーンが戸建ての2階や内階段を必要とするアパートに設置されている場合、解体・吊り作業が必要になると別途料金が追加されます。

依頼する前に、きちんと費用を確認しておきましょう。

2.エレクトーンを買取業者に売る

エレクトーン,処分

リサイクルショップや買取業者でエレクトーンを買い取ってもらえる場合は、収益を得ることが可能です。ただし、買取可能なエレクトーンは人気モデルや最新モデルで状態の良いものに限られます。

ピアノやエレクトーンの買取り専門業者を利用すると、適正価格で買取してもらえるでしょう。リサイクルショップや不用品回収業者は楽器に関する専門知識が乏しく、適正価格での買取はあまり期待できません。

エレクトーンの買取専門業者であれば回収後に修理して販売できるため、故障していても引き取ってくれます。引き取り費用は13,000円程度かかりますが、運び出しから処分までの手続きをすべて行ってくれるため、時間の節約になります。

売れるエレクトーンと買取価格

エレクトーン,処分

最新モデルであるSTAGEA ELS-02やELB-02などは人気があるため、ヘッドホンや椅子などの付属部品と保証書が揃っていれば150,000円前後という高額で買い取ってもらえる可能性があります。

一方で、10年以上前の古い機種や不具合のあるエレクトーンの場合では、買取はまず難しいでしょう。1998年製EL-900などの古いモデルや、ペダルの欠け、鍵盤の沈みなどの問題点があるエレクトーンは値がつかないことから、買取できない恐れがあります。

リサイクルショップに持ち込む場合、急に店舗へ持ち込むと時間と手間もかかり、買取拒否となると無駄足になってしまいます。持ち込む前に、必ず見積もりを取ることをおすすめします。

「おいくら」などの一括査定サービスを利用すると、所有するエレクトーンの商品名や購入時期を入力するだけで一括査定が可能です。

エレクトーンは、製造年数が古くなるほど市場価格は下がっていきます。一般的に製造から10年未満で正常に動くエレクトーンであれば、売却できます。説明書や純正の椅子、メトロノームなども一緒に査定や出品することで、高く売れやすくなるでしょう。

まずは査定サイトやオークションサイトからエレクトーンの買取り相場価格を調べましょう。

・エレクトーンのスペックを調べるには
エレクトーンの鍵盤の裏側または背面に機種名や製造年月日、シリアルナンバー、メーカー名の記載があります。本体の記載が見つけられない場合は、説明書や保証書の背表紙に記載されていることもあります。

これらの情報を元に買取相場を調べると、より正確な買取価格がわかります。

・売れるエレクトーンの条件
①製造から10年未満である
②正常に機能し、調律が取れている
③ヤマハやカワイなど有名メーカー製である

3.エレクトーンをネットで売る

エレクトーン,処分

買取業者に売却するよりも高く売れる可能性を秘めているのが、ネットオークションやフリーマーケットアプリなど個人間で売買する方法です。

取引成立後10%程度の手数料が必要ですが、買取業者に支払う出張費や人件費より費用を抑えられます。

ネットオークションでは取引に関する連絡や梱包作業、配送手続きなど売却に必要な工程をすべて自身で行わなければなりません。アカウントの登録や振込口座の指定など手続きも多いため、ネットに詳しくない方や個人間での売買に不安がある方には負担が大きいと感じる可能性もあります。

送料の設定に注意

エレクトーン,処分

個人間の取引であるため、トラブルを避けるための配慮も欠かせません。
メーカー名、品番、製造年、使用状況、傷・汚れの情報を正確に記載することで、トラブルを減らせます。

ネットオークションの出品価格の相場は機種により大きく異なり、STAGEAやD-DECKなどの人気シリーズであれば200,000円などの高値で売買されます。
一方で、ELやそれ以前の機種の取引履歴は1,000円台となることもあり、送料込みで出品しているとマイナスになってしまいます。

エレクトーンは重量のある精密機器であるため、配送料が高額です。楽器配送に対応している業者を選んで15,000~20,000円の送料を含めた価格設定をする必要があります。

インターネットオークションで売却する時には配送料に注意しましょう。送料は落札者・出品者のどちらが負担するかを出品時に決められ、送料込みで出品する時には送料を考慮した値段設定をしましょう。
エレクトーンは縦・横・高さの3辺の合計が160cm以上あるため、通常の宅配便では送れません。

ヤマト運輸が提供するサービス「ヤマト運輸家財便」では送れますが、エレクトーンの場合は3辺の合計が約300cmとなるため、12,000円以上の送料が発生します。さらに重さが100㎏以上になると、10,000円以上の追加料金が発生します。

例:東京から大阪まで12,000円~15,000円の配送料がかかります。
ヤマト運輸家財便では、梱包や運び出しの費用も含まれるため、エレクトーンのような大きくて梱包資材をたくさん使う品の場合に便利なサービスです。

過去の取引履歴

日本最大級のインターネットオークションサイト「ヤフオク!」では製造から10年経過しているエレクトーン(ヤマハDDKー7)が145,000円で落札されたこともあります。状態が良ければ15年経過しているエレクトーンでも30,000円で落札されています。

4.エレクトーンを譲る

エレクトーン,処分

機能が正常で演奏可能なエレクトーンであれば、知人や友人に譲るのも一つの方法です。

子供がピアノを始めるので試しに使ってみたいという方もいるため、まずは友人や親戚などに聞いてみましょう。
友人や知人に譲る場合、送料はどちらが負担するかなどを事前に確認しておくことで、その後の関係を崩すことを避けられます。譲渡は処分したい人にも貰いたい人にもメリットがありますが、配送方法と送料には注意が必要です。

自分で運べない場合は配送業者を利用しますが、エレクトーンには精密な電子部品があるため、楽器配送に対応している業者を選ばなければなりません。
送料は15,000~20,000円が目安で、設置場所により追加料金が発生する場合があります。

例えば、戸建て2階から下ろしたり設置したりするとき、クレーンを使用する場合の追加費用は10,000円程度です。

送料がいくらで誰が負担するのか、双方できちんと合意しておくとトラブルを避けられます。また、譲り受けた人の部屋に入るサイズかどうかも、事前に計測しておきましょう。

5.不用品回収業者でエレクトーンを処分

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壊れて音が鳴らない場合は譲渡・売却ができないため、不用品回収業者に依頼するのが一般的な処分方法です。一般廃棄物収集運搬業者と処分手続きは似ていますが、不用品回収業者は自社で公式サイトを持っていることが多く、雰囲気や料金がわかりやすく確認できます。

問い合わせをして都合が合えば、最短でその日のうちに回収に来てもらえるため、引っ越しなどで期日が迫っている場合でも素早く対処が可能です。搬出から処分手続きまで不用品回収業者のスタッフが行うため、作業を見ているだけで終わります。

不用品回収業者のエレクトーン処分費用

エレクトーン,処分

不用品回収業者に依頼した時のエレクトーンの回収料金は15,000円~で、この中には車両費や人件費、処分料金など最低限の費用も含まれています。

追加料金が必要になるのは解体作業や吊り作業が必要な場合です。例えば、戸建2階や内階段のアパートからの引き取りや重量が100kgを超えるエレクトーンでは、鍵盤やペダルを外して解体してからの運搬が一般的であり、解体費用が追加されます。

解体には1時間程度かかるため、建物の搬出経路やエレクトーンの状態から解体するか否かが判断されます。マンションなどでエレベータがあり、搬出経路が確保できれば、通常は解体なしでそのまま搬出します。

リユースされるエレクトーンで玄関から運び出すのが難しい場合は、クレーン作業が必要です。クレーンを使用したベランダからの吊り作業では5,000円~10,000円の追加料金が発生します。

費用を抑えたい場合は2~3社で相見積もりを取ったり、見積もり時に価格交渉を行ったりすることで、1,000円~3,000円の費用を抑えられる可能性があります。

不用品回収業者の回収費用の内訳

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不用品回収業者の料金内訳は、以下で算出されます。目安として、15,000円~30,000円の費用となります。
運搬出張費(3000円~)+処分費(10,000円~)+特殊作業料金(廊下を通せない商品の解体、階段使用での搬出、吊り作業など)

コミコミパックとして出張費や人件費、処分費を一括で価格表示している業者もあります。

また、設置場所の都合で解体作業やクレーンでの吊り作業が追加された場合は、5,000~10,000円の追加料金が加算されます。事前の訪問見積もりが無料な業者に依頼すれば、正確な試算が可能です。

悪徳業者に注意

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不用品回収業者に依頼するときは、悪徳業者を避けることが重要です。

複数の業者から見積もりを取り、他の業者と比較しましょう。料金が高すぎる、または安すぎるなど相場から離れた業者は、利用を避けた方が無難です。また、マナーがなっていない、悪い口コミが目立つ業者は避けましょう。

料金体系が不明確で、訪問せず電話見積もりだけで料金を伝える業者は、当日になって追加料金を請求してくることが想定されます。当日になって現地で他の不用品も強引に引き取り、追加費用を高額請求された事例もあるため、注意が必要です。

万が一、回収品を不法投棄されてしまうと、所有者が罰金を支払うことになります。

無料回収をうたってトラックで走り回っている業者は、悪徳である場合が多いため、避けた方が賢明です。
接客マナーがきちんとしており、料金が明確、口コミも問題なく一般廃棄物処理業の許可や古物商許可を取っている業者の中から選ぶことで、リスクを回避できます。

悪質な不用品回収業者にかかわらないためには?
悪質な業者に関わらないためには、契約前に不用品回収業者の情報を調べる必要があります。見積もりに来たスタッフに不用品回収に必要な許可やその番号、回収後の処分先など踏み込んだ質問をしてみましょう。

はっきりと答えられない不用品回収業者は、提携している処分先がない悪質な不用品回収業者の可能性があります。少しでも怪しさを感じたら、その場でサインや印鑑を押すことは避けましょう。

悪質な不用品回収業者とのトラブル事例や安心な不用品回収業者の選び方は【遺品整理の料金は4つ+αで決まる!いい遺品整理業者の方が安い理由】をご覧ください。

不用品回収業者の選び方は【遺品整理業者の選び方・失敗しない3つのポイントでトラブル回避する】をご覧ください。
悪質な業者に関わるリスクは【不用品回収業者の選び方とトラブル事例・対処方法】をご覧ください。

エレクトーン,処分

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6.エレクトーンを寄付する

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古い機種のエレクトーンでも、国内外でリユースしてもらえるケースがあります。

発展途上国への寄付に対応している業者なら、1~2カ所くらい音の出ない鍵盤があっても、全体的な状態が良ければ引き取り可能な場合があります。
回収のために10,000円~20,000円の費用負担が必要ですが、エレクトーンを自宅で回収されたのちに輸出され、海外で必要としている人のもとへ届けられることとなります。

また、タイミングが合えば、広報誌や新聞投書欄といった無料の寄贈マッチング媒体を通して音楽団体や福祉施設に無償で寄付できる場合もあります。その場合は、ネットオークションや知人への譲渡と同様に、配送方法と送料負担に注意が必要です。

しかし、エレクトーンの寄付を募集している団体は少ないのが現状です。

エレクトーンを処分するタイミング

エレクトーン,処分
エレクトーンの処分には費用や手間がかかるため、つい後回しにしてしまうこともあります。不要なエレクトーンを処分することで部屋を広く使えるようになり、有効活用できるメリットもあります。
エレクトーンを処分するタイミングでお悩みであれば、以下で紹介する状況を参考に処分を検討してみましょう。

エレクトーンの習い事を辞めた

習い事を辞めたときは、エレクトーンを処分するのに適したタイミングの一つです。
習い事のためにエレクトーンを購入した場合、辞めた後はほとんど弾かなくなることが想定されます。エレクトーンはサイズが大きく場所を取るため、使用しない場合は処分することで部屋がスッキリします。
習い事を辞めても趣味としてエレクトーンを続けるなど、将来的にまた使用する見込みがある場合は急いで処分せずに置いておくのもよいでしょう。

リフォームや引っ越し

エレクトーンに限らず、リフォームや引っ越しは持ち物を整理するのに良い機会です。
リフォームの工事期間中、家具は仮住まいやトランクルームへ移動させるのが一般的です。エレクトーンのような大型家具を置ける広い部屋やトランクルームは賃料が高い傾向にあるため、リフォーム後に使用予定がない場合は処分しておくことで節約につながります。
エレクトーンは重量があるため、引っ越しの際には楽器運搬の専門業者を利用することになり、費用負担も重くなります。引っ越し前に処分しておくことで費用を抑えられるため、使用状況を考慮して残すか処分するか慎重に検討しましょう。

エレクトーンが故障した

音が出ない、フロッピーを読み込まないなど、エレクトーンに不具合が起きたら処分を検討するタイミングです。
比較的新しい機種であれば修理して使い続ける方がよい場合もあります。エレクトーンは使用方法やメンテナンス状況によって劣化具合が変わるため、使用してから10年以上経過しているのであれば手放すことも検討しましょう。

エレクトーンの型が古いと部品の流通が無く修理を断られる可能性もあります。古いエレクトーンが故障してしまったら、処分も視野に入れてどうするか検討しましょう。

子どもの部屋の整理を進めている

子ども部屋にエレクトーンを置いている場合、子どもが結婚や就職などで家から離れるタイミングが処分を検討する機会となります。
エレクトーンだけでなく、机やベッドなど他の家具も整理することで、子ども部屋を他の目的で使うことも可能です。モノが減ることで風通しが良くなり、カビの発生を防いだり、掃除がしやすくなったりするメリットもあります。
ただし、部屋を使っていた子どもが持ち物を残したい場合もあるため、エレクトーンを含む不要品の処分は相談しながら進めることが大切です。

エレクトーン処分費用の相場比較

エレクトーン,処分
ここでは、処分費用の相場を紹介していきます。エレクトーンは処分する機種や大きさによって費用が変動するため、下表はあくまで目安として参考にしてください。

費用 収益
自治体指定の業者料金 15,000円~

 

 

リサイクルショップ・買取業者 10,000円~100,000円
(良品に限る)
ネットオークション ~100,000円
(良品に限る。送料負担別)
知人
(送料負担別)
不用品回収 15,000円~
寄付 0円~20,000円

買値のつかない状態のエレクトーンや、引っ越しなどの都合で早めに処分したい場合は、不用品回収がおすすめです。

エレクトーンを無料で処分する2つの方法

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エレクトーンを無料で処分する方法は、買取業者に無料で引き取りをしてもらう方法と、解体して処分する方法の2通りあります。以下では、それぞれの方法について紹介します。

①買取業者で無料引き取り

無料で引き取ってもらえるケースとして、買取業者に見積もりを依頼して「買値はつかないが、無料でなら引き取り可能」と返答されたときが挙げられます。

製造後5年以内のSTAGEA ELS-02やELB-02などの最新人気機種で、状態の良いエレクトーンであれば買取業者やネットオークションで売却できますが、その他の古いエレクトーンは有料での処分が現実的です。

廃品回収業者で「無料回収」をうたっている場合は違法業者の可能性が高く、積み込み料金として10,000円以上を請求されたり、回収後に不法投棄されたりする恐れもあります。必要な資格や許可を取得しているかどうかを確認し、正しく処分してもらえる不用品回収業者を選びましょう。

②エレクトーンを自分で解体処分

エレクトーンを自分で解体して、パーツごとに可燃ゴミや不燃ゴミに分別して処分場に持ち込む方法でも、無料で処分できる場合があります。

エレクトーンを適正処理困難物としている自治体でも、解体して処分場へ持ち込むことは許可されている場合もあり、費用も「100kg以下は無料」など条件付きで不要なケースがあります。解体の経験があり、処分場まで運ぶためのトラックや解体用の道具が揃っている方にはおすすめの処分方法です。

地域指定のゴミ処分場を探し、持ち込み予約を電話やインターネットから行います。

指定日に解体したエレクトーンをトラックに積み込み、指定ゴミ処分場まで運びます。運搬中に解体した部品が落下しないよう、ビニールシートや幌をかけておくと安心です。

処分費用や精算方法は自治体によって異なりますが、基本的に現金払いが多く電子マネーやクレジットカード払いには対応していません。
例えば、さいたま市では処分手数料を以下のように決めています。

・重さ100㎏未満 無料
・重さ100㎏以上 10㎏につき20円(税抜)
引用元:家庭ごみを施設に直接持込みする場合について|さいたま市

エレクトーンを自分で解体する

エレクトーンを自力で処分する方法を解説していきます。

必要な道具

エレクトーンの解体に必要な道具は、電動ドライバーとペンチ、手袋です。これらはホームセンターやワークマンなどの職人用専門店で購入できます。手動ドライバーでも作業できますが、その場合には時間がかかります。

解体手順

電動ドライバーを使用してエレクトーンの背面を外します。
背面を外すとコードや半田ごてで付けられた金属パーツがむき出しになるため、それを1つずつペンチで切断していきます。
そして、中に入っているスピーカーや鍵盤などを順番に解体していきます。金属パーツは手に刺さりやすいため、必ず手袋を着用して解体作業を行いましょう。

エレクトーンを処分する際の注意点

エレクトーン,処分
エレクトーンを処分する際、いくつかのポイントに注意することで買取価格が高くなったり、処分費用を抑えたりできる可能性があります。

ここでは、エレクトーンを処分する際の注意点について紹介します。

メンテナンスしてから売る

エレクトーンを売却する場合は、あらかじめ掃除などメンテナンスを行い、きれいな状態にしておくことが大切です。購入時の状態に近いほど、エレクトーンの買取価格が高くなる可能性が上がります。

鍵盤は乾いた柔らかい布で拭き、隙間に溜まったホコリなどもブラシなどで可能な限り取り除いておきましょう。椅子や取扱説明書、保証書などの付属品に加えて、ヘッドホンやアダプター、補助ペダルなどのアクセサリーがあれば、買取価格が上がりやすくなります。

複数の業者から見積もりを取る

さまざまな業者がエレクトーンの処分を請け負っていますが、業者によってサービス内容や料金が異なります。無料で見積もりできる業者が多いため、依頼前に複数業者から見積もりを取って比較するとよいでしょう。

見積もりを依頼する際には、エレベータの有無やエレクトーンの設置状況、運び出す経路について詳細な情報を提供することで、より正確な見積もりが受け取れます。

また、問い合わせした際の対応などは、信頼できる業者かを見分ける参考情報になります。複数業者から見積もりを取り、自分に合う業者を選びましょう。

業者の実績を確認する

重量のあるエレクトーンは、無理に運ぶと傷ついたり故障したりする恐れがあります。売ったり譲ったりする場合は、楽器運搬を得意とする業者に依頼しましょう。
信頼できる業者を見つけるため、以下のポイントをチェックしておきましょう。

●対応人数
●エレクトーンを運んだ実績
●エレクトーンや周囲を傷つけない養生などの配慮や移動体制の有無

安全に運搬するためには、エレクトーンを含む楽器運搬の経験豊富な業者を選ぶことが大切です。

エレクトーンの処分に関するよくある質問

エレクトーン,処分
ここでは、エレクトーンの処分に関して、多くの方が疑問に思う点とその回答を紹介します。

エレクトーンを処分する方法は?

エレクトーンを処分するには、一般廃棄物収集運搬業者や不用品回収業者に引き取ってもらうほか、買取業者やネットを利用して売る方法があります。

また、身近にエレクトーンを必要としている人がいれば譲ることもできます。一部の自治体では粗大ゴミとしてエレクトーンを回収してもらえるケースもあるため、まずは自治体のルールを確認してみましょう。

エレクトーンの処分費用の相場は?

一般廃棄物収集運搬業者や不用品回収業者にエレクトーンの処分を依頼する際の費用の目安は15,000円〜です。搬出にクレーンが必要な場合など、追加料金がかかることもあります。

また、最新機種や人気機種であれば、買取業者が無料で回収してくれる場合もあります。ただし、無料回収をうたう業者の中には悪質な業者もいるため、注意が必要です。

エレクトーンの処分は実績豊富なReLIFEにお任せください!

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エレクトーンを処分したくても自分では運べないため、つい後回しにしてしまうこともあります。

エレクトーンの処分にお困りであれば、不用品回収の実績豊富なReLIFE(リライフ)にご相談ください。
ReLIFEではお客さまの状況やご要望をヒアリングのうえ、適切なプランを提案します。「時間をかけずに処分したい」「エレクトーン以外の不用品もまとめて処分したい」といった希望にも柔軟に対応可能です。

相談や見積もりは無料のため、エレクトーンの処分を検討される際は、ぜひお気軽にご相談ください。

エレクトーンの処分方法まとめ

エレクトーン,処分
エレクトーンの処分にあたって、自治体が粗大ゴミとして回収していないケースが多いため、一般廃棄物収集運搬業者や不用品回収業者に回収してもらう必要があります。

最新機種や人気機種であれば買取業者に買い取ってもらえたり、無料で回収してもらえたりします。自分で解体して一般ゴミとして捨てる場合を除き、エレクトーンの処分には費用がかかるのが一般的です。

なお、処分費用はエレクトーンの状態や設置場所などによっても異なります。業者に依頼する際は、詳細情報を伝えるか現地確認による正確な見積もりで比較して選ぶことが大切です。

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