ラブドールの正しい処分方法と料金!里帰りや料金も徹底解説
ラブドールやダッチワイフはプライベートなものであり、サイズが大きいこともあって処分方法に困るものです。また、きちんと処分したいという想いもある一方で、周囲には知られたくないと考えるのも自然なことです。
本記事では、ラブドールの処分方法や処分にかかる費用について解説します。また、周囲の人に悟られずにラブドールを手放すポイントについてもまとめました。
ラブドールの正しい処分方法
ここでは、ラブドールを正しく処分する方法を解説していきます。
ラブドールには、「シリコン」や「熱可塑性エラストマー(TPE)」と呼ばれるゴムとプラスチックの中間のような素材が使用されており、適切な方法で手放さないと環境汚染につながってしまいます。
そのため、以下の方法で処分を進める必要があります。
自治体のルールに沿って捨てる
ラブドールの処分方法として、自治体のルールに沿ってゴミとして処分する方法が挙げられます。
ラブドールはサイズの大きな人形であるため、そのまま捨てるのであれば「粗大ゴミ」に分別されるのが一般的です。粗大ゴミの分別ルールは自治体ごとに異なるため、該当する場合は指定する方法や場所を確認して回収してもらいます。
念のため、自治体の担当者にラブドールのサイズや素材を伝え、粗大ゴミに該当するかどうかを確認しておくと安心です。
また、自力で解体して「不燃ゴミ」として処分することも可能ですが、ラブドールの解体に抵抗を感じる方もいます。解体後は金属やシリコンなどを分別する手間も発生することは認識しておく必要があります。
メーカーの回収サービスを利用する
ラブドールを手放すには、メーカーの回収サービスを利用する方法もあります。「里帰り」と呼ばれる仕組みで、メーカーが役目を終えたラブドールを回収処分するサービスです。
国内のラブドールメーカーの多くは、上記の回収サービスを展開しています。一方で、海外メーカーのラブドールは里帰りサービスを利用できない場合があるため注意が必要です。
また、送料やサービス料金などのコストがかかる場合があります。里帰りサービスを活用する際は、料金システムについて確認しておきましょう。
ラブドール処分の専門業者に依頼する
ラブドール処分の専門業者に依頼することでも、ラブドールの処分が可能です。こうした業者の多くではプライバシーに配慮しつつ、スムーズに回収してもらえます。有料サービスですが、里帰りが難しい海外メーカーのラブドールなどの処分も依頼できる点がメリットです。
問い合わせは、各業者の公式Webサイトからメールや電話で行います。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼すれば、自宅にいながら簡単に処分できます。
大きなラブドールを自分で運ぶ手間が省けるだけでなく、周囲の目を気にせず、プライバシーを守って処分できるのが大きなメリットです。費用は業者によって異なりますが、一般的には5,000円から10,000円程度が相場です。ただし、ラブドールのサイズや量によって料金は変動します。
不用品回収業者に依頼する際は、複数の業者に見積もりを依頼し、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
ラブドールの処分にかかる費用相場
ラブドールの処分にかかる費用相場を以下の表にまとめました。
処分方法 | 費用相場 |
自治体の処分 | 自治体によって異なる |
メーカーの回収サービス(里帰り) | 〜15,000円 |
専門の業者 | 〜20,000円 |
不用品回収業者 | 業者によって異なる |
里帰りやラブドール処分の専門業者の処分にかかる料金の目安は、高くとも20,000円を見込んでおくとよいしょう。廃棄するラブドールのサイズによって料金は変わるため、詳細は業者に確認する必要があります。
また、自治体や不用品回収業者に処分を依頼する場合、回収可否や費用は依頼先によって異なります。複数業者から見積りをとってサービス内容を比較するとよいでしょう。
大量の不用品処分を同時に行う場合は、不用品回収業者の「トラック詰め放題パック」など独自のプランを利用することでトータルの費用を抑えられることがあります。
ラブドールの処分で気を付けたいこと
ここでは、ラブドールを手放す際に気をつけたいことを紹介します。
個人情報は残さない
ラブドールはプライベートなものであり、手放した後に元の所有者が特定されることや、ラブドールに付随する個人情報の流出は避けたいものです。
廃棄の前にできるだけ洗浄や消毒を行い所有者の痕跡を消すなどの対応が必要です。
メーカーやラブドール処分の専門業者、不用品回収業者など回収処分のプロに依頼することで個人情報の流出を防止できるため、安心して処分できます。
梱包は丁寧に行う
ラブドールを処分する際は梱包を丁寧に行いましょう。
ラブドールを処分する際は公の場で人目に触れないよう配慮する必要があります。梱包が雑でラブドールの一部が露出してしまうと、事件性を疑われるリスクもあります。
勘違いだったとしても、多くの人に不安感や恐怖感を与えたり、迷惑をかけたりする可能性があります。ラブドールを手放す際は、内容が露出しないよう、丁寧に梱包することを心掛けましょう。
自治体のルールを確認しておく
ラブドールを廃棄する際は、自治体のルールを把握しておかなければなりません。
自力で解体して家庭ゴミとして処分する場合は、自治体が定めるルールに沿って素材を分別する必要があります。ラブドールの素材にはシリコンやTPE、金属などが使われており、素材によっては不燃ゴミとしての処分ができません。
また、粗大ゴミとしての回収処分を検討している場合は、ラブドールの回収処分が可能かどうか、回収可能な場合はどのような方法で収集に出すべきかを確認しておく必要があります。
自治体のルールに沿って処分しない場合、回収してもらえません。手間や露出を防ぐためにも、事前に処分方法を確認しておきましょう。
ラブドールを周りに知られずに捨てるためのポイント
ラブドールを周りに知られずに捨てるための主なポイントとして、以下の3点が挙げられます。
・自力で解体処分する場合はできるだけ細かくする
・メーカーやラブドール処分の専門業者に回収を依頼する
・信頼できる人にのみ譲渡する
ラブドールを処分する際は周囲に知られにくい回収廃棄のノウハウが豊富な専門業者を利用することで、安心して手放せます。
また、個人で解体して処分する場合は、できるだけ細かく解体するとよいでしょう。形がわかる状態でゴミ捨て場に置いておくと、ゴミ袋から露出したり透けて見えたりして、内容物を周囲に知られるリスクがあります。
ラブドールを他人に渡す際は、周囲の人に言いふらさない信頼できる方にのみ譲渡しましょう。
ラブドールの処分に関するよくある質問
ここでは、ラブドールの処分に関するよくある質問に回答していきます。
処分の前にお葬式やお祓いはするべき?
ラブドールに限らず、人形などの供養や葬儀は必須ではないものの、手放す本人が納得できるかどうかが重要なポイントです。
したがって、ラブドールをそのまま捨てることに抵抗がある場合は、お葬式や供養を行ってから処分しましょう。
ラブドールは雛人形や五月人形のように一般的な寺社仏閣での供養はできません。ラブドールの葬儀・供養専門の業者に依頼する必要があります。
ラブドールの葬儀や供養には数万~10万円の費用がかかりますが、大切にしていたラブドールと丁重にお別れしたい場合は葬儀や供養を行いましょう。
ラブドールをそのままゴミで捨ててもよい?
ラブドールをそのままゴミとして捨てるのは、適切とは言えません。ラブドールは人間に見えるため、通常のゴミとして捨てると事件性を疑われてしまう可能性があります。
そのため、ラブドールを処分する際は、専門の処分業者やラブドールのメーカー、不用品回収業者に回収を依頼するか、ラブドールとわからないように細かく解体して素材ごとに分別してから廃棄する工夫が必要です。
まとめ
ラブドールを処分する際は、ラブドールのメーカーや専門の回収処分業者、不用品回収業者などに処分を依頼するとスムーズです。ただし、依頼先によってサービス内容や費用が異なるため、複数の情報を集めて検討しましょう。
また、自力で解体して不燃ゴミとして処理する場合や粗大ゴミとして処理する場合は、周囲の人にラブドールを捨てたことを知られないための工夫が必要です。細かく解体する、丁寧に梱包するなどして対応しましょう。
ラブドールをゴミとして処分することに抵抗を感じる場合は、ラブドールの葬儀や供養サービスを展開している業者の利用をおすすめします。
ラブドールはプライベートなものであるため、個人情報が漏洩しないための対策も意識して手配するとよいでしょう。
【監修】遺品整理士協会認定 遺品整理士
片山 万紀子
祖父の遺品整理をきっかけに遺品整理や不用品回収に興味を持ち、遺品整理士協会認定・遺品整理士の資格を取得。ReLIFE(リライフ)のディレクターをする傍ら、年間600件以上の遺品整理に携わる。遺品整理を通して「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとしています。
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