豆知識

不用品回収

ベッド・マットレスが捨てたいのに運べない!タイプ別5つの解決策

引っ越しや買い替えでベッドを処分したい方が最初に気になるのは、ベッドを部屋から出す方法ではないでしょうか。一人暮らしの女性から「どうやって捨てればいいか分からない」というご相談もよくいただきます。

本記事では、ベッドを捨てたいけれど運べないとお困りの方に向けて、ベッドを運び出す方法や処分方法などを紹介していきます。

この記事を読むと分かること
・友人や家族に頼らず、ベッドを捨てる方法
・ベッドの処分にかかる費用
・一人でベッドを運び出す3つのリスク


ベッド,捨てたい,運べない
【監修】遺品整理士協会認定 遺品整理士
片山 万紀子

祖父の遺品整理をきっかけに遺品整理や不用品回収に興味を持ち、遺品整理士協会認定・遺品整理士の資格を取得。ReLIFE(リライフ)のディレクターを務める傍ら、年間600件以上の遺品整理に携わる。遺品整理を通して「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとしています。

ベッド,捨てたい,運べない

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ベッドを運び出す方法

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ここでは、ベッドを運び出す方法を5つ紹介していきます。

1.家族や友人に手伝ってもらう

ベッドやマットレスを処分するとき、自分一人で運び出すのはほぼ不可能です。

身近に手伝ってくれる家族や友人がいる場合は、手伝ってもらう必要があります。家族や友人に運び出しを手伝ってもらう場合には、当日の作業がスムーズに進むよう、事前に段取りを済ませておくことが大切です。

事前準備は入念に

粗大ゴミとしてベッドを戸別回収に出す場合、当日にはベッドを運び出して処分できるよう、最低でも「予約」と「粗大ごみ処理券の購入」は済ませておきましょう。
自治体の粗大ゴミ受付センターに電話やネットで回収予約を申し込みます。自治体指定の販売店で粗大ゴミの処理券を購入し、当日までに、ベッドとマットレスに貼付しておきます。

持ち込み処分も予約確認

ベッドやマットレスをゴミ処理場に持ち込んで処分したい場合は、ゴミ処理場に申し込みを済ませておき、運搬に使う車を手配しておきます。

戸別回収や持ち込み処分の手順と金額は、自治体ごとに異なるため、事前にルールの確認が必要です。

粗大ゴミの戸別回収は自分の都合の良い日に出せる訳ではなく、粗大ゴミ受付センターから収集日を指定されます。そのため、友人に運び出しをお願いする場合は、収集日に合わせてスケジュールを空けてもらわなければなりません。

集合時間に注意

粗大ゴミの回収時間に間に合わせるために、早朝から家族・友人を呼ぶことになります。

戸別回収では申し込みのときに「朝7:00~8:00の間に粗大ゴミ置き場に出すように」という指示を受けるケースがあります。夜間に搬出すると、放火などトラブルの元になる可能性もあるため、粗大ゴミは当日の朝に出すのがマナーです。

持ち込み処分も日時に注意

ゴミ処理場への持ち込み処分の場合は、受付時間に合わせて集合時間を設定します。

ゴミ処理場の営業時間は平日9:00~16:30とされているケースが多いため、手伝いを頼む際には、日付・時間帯について相手の予定を押さえておく必要があります。受付時刻は自治体・ゴミ処理場ごとに異なるため、ホームページなどで確認しましょう。

2.不用品回収業者なら簡単に捨てられる

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身近に手伝ってくれそうな知人や家族がいない場合は、不用品回収業者にベッドの回収を依頼するのが便利です。ベッドの運び出しから処分手続きまですべてスタッフが行うため、自身が稼働する必要がない点がメリットです。

利用方法

不用品回収業者を利用する場合には、自分の地域を対応エリアとしている不用品回収業者に電話やメールで問い合わせます。

インターネットで「住んでいる市区町村名 不用品回収」と検索すると、近隣の不用品回収業者を検索可能です。ベッドとマットレス1つずつであれば、訪問見積もりをせずに電話口で料金を伝えてくれることもあります。

金額とサービス内容に納得できればそのまま予約に進み、自分の都合のよい日時に回収してもらいましょう。

不用品回収業者のベッド処分料金

ベッドの処分料金は、基本料金3,000円とベッドの処分費用約5,000円の合計約8,000円程度が目安です。基本料金にはスタッフの人件費や作業費、処分費用にはベッドを回収した後に処分するための費用が含まれています。

自治体で処分する料金と比べると高く感じますが、知人の手を借りることなく好きな日時に自分だけで処分できる点がメリットです。

悪質業者に注意

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残念ながら、不用品回収業者の中には、不当な高額請求などをしてくる悪質な業者も混在しているのが現状です。独立行政法人国民生活センターの消費生活相談データベースで「廃品回収サービス」を検索すると、2021年には2,231件の相談がありました。(参照:消費生活相談データベース(PIO-NETより)|独立行政法人国民生活センター)

よくあるトラブル事例
・高額請求
「ウェブから申し込んだ不用品回収業者から、サイトの広告と異なる高額な料金請求をされた」
・追加請求
「回収を頼みたい廃品以外の消火器や小型家電なども勝手に持ち出され、数万円の回収費用を追加請求してきた」
・不法投棄
「回収されたあとに近所の空き地に不法投棄されていた」

自治体や国民生活センター、環境省などでも、無許可の回収業者や廃品回収車を利用しないよう呼びかけられています。
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不用品回収業者の選び方

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以下の3つの条件をクリアしている不用品回収業者から選ぶと、失敗するリスクを大きく減らせます。

(1)必要な資格許可がある
(2)見積もりが相場価格と比べて妥当である
(3)スタッフの対応が良い

一般家庭の不用品を回収するには一般廃棄物収集運搬業許可、買取も行っている場合は古物商許可が必要です。自社には一般廃棄物収集運搬許可がない場合でも、許可を持つ別業者と提携していれば問題ありません。

見積もりが相場より安すぎる業者は、当日に追加請求してきたり、無茶なコストカットの末に不法投棄したりする恐れがあるため避ける方がよいでしょう。スタッフのマナーや態度は会社の経営状態や方針を反映するため、マナーの悪い業者には依頼しないのが賢明です。

積み放題プラン

引っ越しで細々したものをまとめて処分したいときは、定額プランや軽トラ積み放題プランがある業者を選ぶと単品回収よりも安く済みます。ただし作業員が一人のプランでは、ベッドのように一人で運べないサイズの粗大ゴミの運搬を、依頼者が手伝わなければならない場合もあります。作業員の人数も含めて費用確認すると安心です。

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3.買取業者を利用する

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ブランドベッドや未使用に近いベッドであれば、買取業者やリサイクルショップに買い取ってもらうこともできます。出張買取を利用すると自分で運べなくても引き取ってもらえます。

買取対象のベッド

状態の良い人気ブランドのベッドは、買取してもらえる可能性があります。

ベッド側面やヘッドボードなどに傷がなければ、良い状態と言えます。一方で、明らかに使用感のあるベッドは、買い手がつかないため、売却は困難でしょう。

シモンズやテンピュールのような高級ブランドのベッドは、買値の40%程度で売れる場合もあります。ニトリや無印良品、ホームセンターやノーブランド品などのベッドの高額査定は難しく、状態がよくても買値の20%程度までが相場です。

対応エリア内なら無料で出張査定してくれる業者も多いため、依頼前にホームページや問い合わせフォームなどで出張査定費の有無を確認しましょう。買い取ってもらえないベッドであっても、不用品回収業務を行っている業者ならば有料で廃品回収してもらえます。

マットレスの買取

マットレスは、ほぼ買い取ってもらえません。なぜなら、衛生面を気にして他人が使った中古ベッドを避けるため、中古市場での需要がないためです。

ただし、シモンズなど有名ブランドのマットレスであれば、未使用品は高額買取されるケースも見られます。また、中古でも状態が非常に良ければ、買い取ってもらえる可能性があります。

スプリングが壊れていたり、へたったりしているマットレスは、有名ブランドのものでも買取不可になります。マットレスは肌に触れるものであるため、シミやニオイなどが染み付くものです。状態が悪くなりやすいため、買取りは期待できません。

4.引っ越し業者を利用する

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引っ越し業者によっては、引っ越しのついでに不要なベッド・マットレスの引き取り回収をするサービスを用意している業者もあります。

利用方法と料金

まずは引っ越し業者のホームページで、引っ越し時に不用品回収サービスを利用できることを確認します。次に問い合わせフォームや電話で引っ越しの見積もりを申し込み、「不要なベッドとマットレスの回収も頼みたい」と伝えます。

引っ越し当日にいきなり依頼しても断られる可能性が高く、仮に断られなくても追加料金が発生する可能性があります。引っ越し業者の迷惑にもなるため、必ず見積もり時に相談しましょう。

引っ越しのサカイのように、不用品の回収だけでなく買取対応をしている業者もあるため、状態の良いベッドなら売却することも可能です。

なお、ヤマトホームコンビニエンスの不用品買取サービスは2021年5月31日をもって終了しています。

引っ越し業者の不用品の回収料金は、引っ越し費用に加えて、1点あたり3,000~5,000円が相場です。

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5.一人で解体して捨てる

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運び出しを頼める知人がおらず、業者への依頼も避けたい場合には、自分でベッドやマットレスを解体して捨てる方法があります。時間と手間がかかりますが、数百円で処分できます。

電動のこぎりやボルトクリッパーなどの工具が必須であり、これらの工具を持っている方は、解体を検討してみてもよいでしょう。工具代だけで数千円するので、持っていない方には解体はおすすめできません。

ベッドの解体方法

基本的には1辺30cm以内のサイズまで解体すれば不燃ゴミや可燃ゴミに出せます。解体に必要な工具は、以下の通りです。

解体に必要な道具
・ドライバー
・六角レンチ
・電気のこぎり
・ブルーシート

その他、目を保護するゴーグルや軍手、汚れてもよい長そで長ズボン・靴下を着用します。

まずは、ベッドの構造を見て解体可能であることを確認します。ブルーシートを敷いて、床板、ヘッドボード、脚など分解できる部分をすべて分解し、電動のこぎりで一辺30cm以下になるまで切断します。電動のこぎりは大きな音が出るため、集合住宅に不向きで、使用する場合は早朝・深夜を避けましょう。

素材ごとに分別し、可燃ゴミは指定のゴミ袋にまとめ、金属部品は金属ゴミの指定日に出します。解体の所要時間には個人差がありますが、プロの業者でも30分程度はかかります。日曜大工に不慣れで腕力の弱い女性などの場合では、さらに時間がかかる前提で時間を確保しておきましょう。

マットレスの解体方法

マットレスを解体するには、布を切るハサミと硬い金属を切断するボルトクリッパーが必要です。ベッドの解体時と同様に、ゴーグルや軍手も着用しましょう。ブルーシートにマットレスを置き、表面の布や中の綿をハサミで切断・除去していきます。

金属のスプリングコイルが出てきたら、ボルトクリッパーで切断して30cm未満のサイズにします。かなり手間がかかり、腕力も必要な作業なため、数日に分けて行うことをおすすめします。また、金属片で怪我をしないよう、注意が必要です。

ベッド・マットレスの分別

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解体後には、素材ごとに分別していきます。木製ベッドは可燃ゴミ、パイプベッドは不燃ゴミとして扱います。マットレスは布資源または可燃ゴミと、金属ゴミに分別します。自治体ごとに定められている分別ルールに従って分別しましょう。

ベッドは一人で運ばない方がいい3つの理由

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ベッドを一人で運ぶことはおすすめしません。その理由は次の3つです。

大きくて、重いので無理

そもそも自分の背丈よりも大きく、幅や厚みのあるものを一人で持ち運ぶのは無理があります。階段を降りるときは足元が見えず、屋外では通行人がいても見えづらいなどの問題があるためです。

標準的なシングルサイズのポケットコイルマットレスは約20kg、ベッドフレームは約40kgの重さがあります。重量・サイズともに、一人で持ち運べるものではありません。

怪我をしやすい

ベッドやマットレスを運び出すときには怪我をしやすいため、一人で運ぶのはやめておきしょう。重いベッドを持ち上げるときに腰・腕・背中など全身に負担がかかり、急性腰痛症(ギックリ腰)などを起こす危険があります。

引っ越し業者で働いている方など、普段から重いものを持つことに慣れている方ならば問題ありません。しかし、腰に負担をかけない運搬法が身についていない方は、怪我のリスクが高いため、やめておくのが無難です。

室内や共有部分を傷つける

一人でベッドやマットレスを運んでいると、室内の壁紙やマンション共用部分の壁、エレベーターなどを傷つける可能性が高くなります。一人で運んでいると、足元や壁に見えない部分が増えてしまうためです。

専門業者は運搬時に必ず養生をしていますが、素人が運び出す際には養生の手間を省いて失敗するリスクがあります。ベッドを安く処分できても、補修費用の方が高くなることもあります。住宅に傷をつけるリスクを減らすためには、養生してから複数人で運搬することがおすすめです。

自治体の運び出しサービス

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自治体によっては、粗大ゴミの運び出しサービスが用意されている場合もあります。利用条件や料金は自治体によって異なりますが、健康な30~40代では利用できないケースが一般的です。

厳しい利用条件

自治体の運び出しサービスには、利用条件が決められています。

例えば、母子家庭や65歳以上の高齢者のみの世帯、障害のある方のみの世帯で、身近な人などの協力が得られない場合に限られており、女性の一人暮らしなどは条件に当てはまらないことが多いです。利用条件に当てはまる場合は、管轄の清掃事務所に相談すると申し込めます。

運び出し料金

自治体が行う運び出しサービスの利用料金は、粗大ゴミ自体の回収費用はかかりますが、運び出し作業に料金はかかりません。

島根県松江市や兵庫県猪名川町など、地域のシルバー人材センターで粗大ゴミの運び出しサービスを紹介してくれるケースもありますが、その場合には1回につき1,000~4,000円程度の料金が発生します。

ベッド・マットレスは粗大ゴミ

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ベッドやマットレスをゴミとして排出する場合は、「粗大ゴミ」の扱いとなります。

粗大ゴミになる理由

自治体では、ゴミ収集車での回収が難しいゴミを粗大ゴミに分類しています。粗大ゴミの基準は1辺の長さが30cmを超えるゴミや、指定サイズのゴミ袋に入らないゴミなど、自治体によってさまざまです。
ベッドやマットレスはサイズが大きいため、基本的には粗大ゴミに分類されます。

マットレスの分別に注意

スプリング入りマットレスは、一部の自治体では「適正処理困難物」に指定されており、「粗大ゴミ」として出すことができません。

適正処理困難物とは、廃棄物処理法に規定される「適正な処理が困難であるもの」を指します。スプリング入りマットレスは、金属類と布類が混ざっており、解体しないとゴミ処理場で処分できないため、適正処理困難物に指定されます。

適正処理困難物に指定されていても、さいたま市のように処分料金を支払えば戸別回収してくれる自治体もあります。
一方で、千葉市や栃木県佐野市のように受け入れていない自治体もあるため、注意が必要です。受け入れのない自治体にお住いの方は、自分で廃棄物処理業者を手配する必要があります。

ベッド・マットレス8つの処分方法

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ここでは、ベッド・マットレスの処分方法について要点をまとめます。

1.自治体の粗大ゴミ回収

自治体にベッドを含む粗大ゴミの回収を依頼するメリットは、費用が安いことです。費用は自治体ごとに異なりますが、シングルサイズならベッド、マットレスともに1,000円台からの処分費用となることが一般的です。

デメリットは、指定された日の朝に回収場所まで自分で運ばなくてはいけないことです。そのためベッドを自分で運べない方は利用できません。

ただし自治体によっては高齢者や障害者世帯に向けて、粗大ゴミなどの運び出しのサービスを行っている場合があります。

サービスの利用ができる世帯であれば、自分でベッドを運べなくても自治体の粗大ごみ回収を利用できます。

サービスの有無やサービスの範囲は自治体によって違うため、利用を検討している場合は自治体に問い合わせるとよいでしょう。

2.処分場への持ち込み

自治体のゴミ処理施設にベッド、マットレスを持ち込んで処分すると、費用を抑えられます。

合計重量によって費用を算出している自治体が多く、一般的なシングルベッド40kg、マットレス20kgの合計60kgであれば500円程度が費用の目安です。

ただし、ゴミ処理施設には自分でベッドを運ばなくてはいけません。運搬用のトラックを準備し、自分で搬出・運搬する必要があるため、自分でベッドを運べない方には利用できない方法です。

自分で運べたとしても、家からベッドを搬出したりトラックに乗せたりする作業は、戸別回収のとき以上に大きくなります。馴れない大型車両の運転にも、注意が必要です。

3.不用品回収業者の回収

不用品回収業者に依頼して、ベッドとマットレスを運び出してもらう方法です。手伝いを頼める知人がいないときに、最も簡単で現実的な方法といえます。

電話一本で依頼でき、最短即日で回収可能なのが大きなメリットです。自分は運び出しを手伝う必要がなく、ただ見ているだけで運び出しから処分まで頼めます。

不用品回収業者のデメリットは、費用が自治体のゴミ回収より高くなることです。相場価格はベッドが3,000円、マットレスが5,000円程度です。

また、悪徳業者を避けるための業者選びも重要となります。

4.引っ越し業者

引っ越し業者の、不用品回収サービスを利用する方法です。引っ越しのついでに、不要なベッドとマットレスを処分できるため、便利です。

自分でベッドを運べなくても、搬出・運搬・処分まで依頼できます。

ただし引っ越し業者は、引っ越しのタイミングでなければ利用できません。また、不用品回収・買取サービスを展開していない業者もあるため、事前確認が必要となります。

5.リサイクルショップ

リサイクルショップにベッドとマットレスを買い取ってもらう方法です。

出張買取を行っているリサイクルショップであれば、買取可能なベッド・マットレスをスタッフが運び出してくれるため、楽に処分できます。また、買値が付けば収入になる点もメリットです。

デメリットは、使い古したベッドの買い取りが困難である点です。特に、マットレスは衛生面から敬遠する人が多く、業者も買取に消極的です。

人気ブランドの商品で、ほぼ未使用など状態の良い商品であれば、売却を視野にいれるのもよいでしょう。

6.フリマサイトで売る

ベッドやマットレスは、フリマサイトで売却できますが、マットレスは衛生面からあまり需要がありません。新品に近いものやブランドものであれば、需要があり、売れる可能性があります。

うまく売れた場合は、ベッドの配送は配送業者に依頼します。ただし梱包は自分で行い、配送業者に引き渡すために家から搬出しなくてはいけません。自分で運べない場合は別の方法を検討することをおすすめします。

ベッドやマットレスは大きくて重量もあるため、一人で梱包するのは大変です。また送料もかかるため、値段を付けるときは送料を考慮しなくてはいけません。

需要は多くないため、なかなか売れない可能性もあります。その場合は、売れるまで保管しておくことも必要です。

7.ジモティーなどの掲示板で譲る

「ジモティー」などのインターネットにある「譲ります掲示板」を利用して、ベッドを譲る方法があります。

ジモティーは基本的に手渡しでの取引になります。「取りに来てくれる人」などの条件を付ければ、発送の手間や発送料もかからず、場合によっては搬出も協力して行えるでしょう。

しかし、見知らぬ人を自宅に招くには不安もあります。信用できる取引相手が見つからない場合は、取引を見送る方がトラブルを防げるでしょう。

8.買い替え時に引き取ってもらう

ベッドなどの大型家具は、新品を買った際に、購入元に引き取ってもらえることがあります。新品のベッドの配送時に古いベッドを引き取るため、自分で運ぶ必要はありません。

引き取りの条件や料金は店舗によって異なります。下表では、一例を紹介します。

メーカー 引き取り料金 条件
無印良品 無料 ・同種のベッドの購入 他
ニトリ 4,400円(税込) ・引き取りするベッドと同数量、同容量 他
源ベッド 9,900円(税込) ・同種のベッドの購入 他
ベルメゾン 無料 ・同種のベッドの購入(対象商品)
・41,800円(税込)以上で大型送料7,150円(税込)がかかる家具 他

細かな引き取り条件や費用はメーカーごとに異なりますが、どのメーカーにおいても引き取る家具と同種のベッドなどを購入することが条件となっています。

小さな家具や雑貨を購入して、ベッドを引き取ってもらうことはできません。また、引き取りには商品購入とは別に費用がかかる場合もあります。

基本的には、購入した商品を届ける際に古いベッドを引き取るため、配達が完了してから引き取りを依頼することはできません。

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ベッドの捨て方に関するよくある質問

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ここでは、ベッドの捨て方に関するよくある質問をまとめました。

ベッドを捨てたいが運べない時の対策は?

ベッドは大きくて重いので、捨てたいと思っても運ぶのは容易ではありません。そのような場合は、以下のような対応策があります。

・家族、友人などに協力を頼む
・運べる大きさになるよう解体する
・ベッドを購入する店舗に引き取ってもらう
・買取業者に出張買取を依頼する
・不用品回収業者に回収を依頼する

家族や友人に協力してもらうことで、ベッドを搬出できます。協力を仰げないときは、その場でベッドを解体し、持ち運べるサイズにしてから搬出します。

新しいベッドの購入を考えている場合は、購入した店舗で引き取りサービスを行っていないか確認するとよいでしょう。購入したベッドの搬入時に、古いベッドを引き取ってくれる場合があります。

捨てたいベッドが買取可能であれば、買取業者に出張買取を依頼すれば業者のスタッフがベッドの搬出、運搬を行ってくれます。買い取りを希望しない場合は、不用品回収業者に依頼もでき、費用はかかりますが手間なくベッドを処分できます。

マットレスが重くて運べないのですが、どうしたらいいですか?

マットレスが重くて運べないときは、一人で動かそうとせず、誰かに協力してもらいましょう。

マットレスにはウレタンマットレスやスプリングマットレスなど種類があり、重さが違います。またサイズによって持ちにくいものもあります。

基本的に、マットレスを一人で運ぶのは難しく、危険が伴います。2人以上で運ぶのが賢明でしょう。

使わないベッドはどうすればいいですか?

使わないベッドは、以下の方法で処分しましょう。

・自治体にて粗大ゴミとして処分する
・自治体のゴミ処理施設に持ち込む
・不用品回収業者へ回収依頼する
・引っ越し業者に回収依頼する
・リサイクルショップにて買取する
・フリマサイトで売却する
・ジモティーなどで譲る
・買い替え時に引き取ってもらう

自治体での処分は、ベッドを自分で搬出、運搬しなくてはなりませんが、確実に処分できるうえに処分費用も抑えられます。
不用品が多くあるときや引っ越しのタイミングであれば、不用品回収業者や引っ越し業者へ回収を依頼するのもおすすめです。
リサイクルショップ、フリマサイト、ジモティーは、手間がかかっても廃棄ではなくリサイクルしたい方に向いています。

新しいベッドの購入予定がある方は、条件によっては「買い替え時の引き取りサービス」を利用できます。

ベッドの回収は実績豊富なReLIFEにお任せください!

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大きくて重いベッドを運び出すのは大変であり、処分するのも一苦労です。
無理に自分で処分しようとすると怪我の恐れもあるため、難しいと感じたら専門業者へ依頼することをおすすめします。

ReLIFEでは、ベッド以外にも処分したい不用品があれば、まとめて回収が可能です。また、ご相談やお見積もりは無料で対応させていただきます。

ベッドを捨てたいのに運べない、処分方法がわからないときには、ぜひReLIFEにご相談ください!

ベッドが捨てたいのに運べない時のまとめ

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ベッドは大きくて重くいため、捨てたいと思った時に一人で運べず、処分に困ってしまうものです。
ベッドの処分にあたって家族や友人の協力を得られるのであれば、自治体での戸別回収やゴミ処分場への持ち込みができます。もし協力者の確保が難しければ、不用品回収業者にすべて任せてしまうのがおすすめです。ベッドを運べなくて処分に困ったら、ご自身の状況や優先事項を確認し、費用面を比較しながら処分方法を選びましょう。

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