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不用品回収

ニトリで布団処分は2024年も実施中?手軽な処分方法を解説

「布団を処分したい」と思ったとき、どう処分すればよいのか悩んでしまうものです。

布団は処分方法によって、かかる手間や金額が違います。また処分方法によっては、環境保全に貢献できることもあります。

本記事では、布団の処分方法と、ニトリでは布団回収を行っているか、またその条件などを解説します。
不用品回収業者,危険

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2024年8月現在、ニトリの布団回収状況

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結論から申しますと、2024年8月現在ニトリでは布団の無料回収を行っていません。

2023年10月から12月の2か月間限定でサスティナビリティに考慮された羽毛布団の回収サービス展開していたのは事実です。

回収された羽毛布団はリサイクル施設にて分解・洗浄されたあと再生製品として販売されています。

ニトリでは定期的に製品のリサイクルの取り組みを行っており、布団以外にもカーテンやカーペットの回収サービスも提供しています。いずれも期間限定での実施となっていましたので、公式サイトを豆に確認する働きかけが必要です。

布団の処分方法|回収編

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布団を回収や下取りをしてもらい、処分する方法があります。回収を行っている企業や店舗に持ち込み、あるいは発送することで回収されます。

回収や下取りには店舗ごとに条件があるため、事前に確認しておく必要があります。

ニトリ・イオンなどの布団回収サービスを利用する

2024年7月現在、「ニトリ」では羽毛布団の回収を受け付けていません。しかし2023年末までは回収を行っており、2022年度には約13,000人のお客様の協力のもと、約20,000枚の羽毛布団を回収、リサイクルしています。

「ニトリ」と同様の取り組みは「イオン」や「フランスベッド」などの企業でも行われています。

羽毛布団はいずれも持ち込みでの回収となりますが、羽毛布団をリサイクルしたいと考えている場合は、回収サービスの利用を検討するとよいでしょう。

メリット  デメリット 
・処分費用を抑えられる 

・環境保全に貢献できる 

・他社製品でも回収してもらえる 

・回収は羽毛布団のみ 

・状態によっては回収できない 

・回収していない期間がある 

・店頭まで持ち込む必要がある 

「ニトリ」の場合、サービスを利用できるのはニトリメンバーズ会員のみです。また未成年の場合は、保護者の同伴が必要となります。

回収可能な羽毛布団はダウン比率50%以上のものです。条件に合っているかは品櫃表示タグを確認してください。

回収条件はメーカーごとに違います。回収を検討している場合はメーカーに確認しましょう。

回収された羽毛布団は解体され、羽毛のみを収集、羽毛を徹底的に滅菌し、乾燥させます。さらに丁寧に洗浄と消毒を行い、あらたな羽毛布団となって生まれ変わります。

布団買い換え時の下取りサービスを利用する

布団を買い替えるタイミングで、下取りサービスを利用できます。店舗によって条件は異なりますが、引き取り料金を節約できます。

メリット  デメリット 
・手間がかからない 

・運搬の必要がないことがある 

・費用が抑えられる場合がある 

・回収は買い替え時のみ 

・回収枚数に限りがある 

布団の購入時に引き取りをしてくれるメーカーの一部と、引き取り条件は以下の通りです。

店舗名  引き取り条件 
昭和西川  Webにて55,000円(税込)以上の購入 

・注文サイズと同じサイズの布団のみ 

・引き取り料は無料 

など 

ふとんのつゆき  ・購入枚数と同数に限る 

・店舗持ち込みのみ 

・引き取り料は無料 

など 

ジャパネットたかた  ・注文時に依頼する 

・新品を配送時に回収 

・下取りサービスのある商品を選ぶ 

など 

布団を新しく買い替えるなら、古い布団を引き取ってもらえる、あるいは下取りしてもらえるサービスを利用するとお得に処分できます。

布団の処分方法|廃棄編

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布団の主な処分方法には「廃棄」があります。廃棄する場合は、自治体を通して行います。

廃棄にあたっての分別ルールは自治体によって異なりますが、一般的に布団は「粗大ゴミ」あるいは「可燃ゴミ」として処分します。

粗大ゴミに出す

メリット  デメリット 
・費用を抑えられる 

・適切な方法で処分できる 

・確実に処分できる 

・処分のための手続きが必要 

・回収日まで時間がかかる 

・回収場所まで運搬しなければならない 

処分したい布団は、自治体において粗大ゴミとして回収処分ができます。布団1点当たり200円~500円と安い価格で処分できます。

多くの自治体においては、粗大ゴミの処分に予約が必要です。さらに回収日まで1週間程度の時間がかかることもあるため、急いで処分したい方には向きません。

また、家からの持ち出しや指定された回収場所への運搬は、自身で行う必要があります。

細かくして可燃ゴミに出す

メリット  デメリット 
・処分費用がかからない 

・確実に処分できる 

・解体の手間がかかる 

 

布団をそのまま処分するのではなく、解体、裁断することで一般ゴミとして回収に出せます。解体、裁断には裁ちバサミを使います。

1.裁ちバサミで布団を切る

2.中身を取り出す

3.布をゴミ袋に入るサイズにカットする

4.燃えるゴミの袋(指定ゴミ袋)に入れる

5.自治体の回収日に集積場に持っていく

可燃ゴミとして処分するためには、一辺を30cm未満にカットします。中身を先に取り出してからゴミ袋に入れると、素材の飛び散りを最小限に抑えられ、後片付けが楽です。

確実に処分できるうえ、処分費用がかからないのがメリットですが、解体は重労働で手間がかかります。

不用品回収業者に引き取ってもらう

不用品回収業者では枚数や布団の状態に関わらず、引き取ってもらえます。

回収費用は最低でも3000円~と粗大ゴミや普通ゴミで処分することと比べると高くなってしまいますが、自分の都合のよい日時に自宅まで来てくれる点は魅力的です。出張料金は1回につき1度しかかからないので、大量に処分したい方や家具や雑貨類、家電もまとめて処分したいときには検討する価値があります。

利便性とスピード感から引越しで布団を処分したい方から選ばれている処分方法です。
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布団の処分方法|売却・譲渡編

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布団の廃棄以外の処分方法として、以下の4つの方法があります。

・リサイクルショップで売る

・フリマサイト、オークションサイトなどで売る

・インターネット掲示板などを活用して譲る

・慈善団体などへ寄付する

ここでは、それぞれの方法について、メリットやデメリットを紹介していきます。

リサイクルショップで売る

メリット  デメリット 
・買い取り方法が選べる 

・お金に換えられる 

・布団の取扱をしていない場合がある 

・布団の状態によっては買い取り不可となる 

布団をリサイクルショップで売ることも可能です。布団のように衛生面が気になるものは売れにくいことから、取り扱いをしていないショップもありますが、高級布団で状態がよければ売れる可能性もあります。

リサイクルショップに布団を売る場合は、以下の3つパターンがあります。

店頭買取

店頭買取とは、布団を自身で店頭まで持ち込み、査定してもらう方法です。万が一布団が売れなかった場合、そのまま持ち帰る必要があるのがデメリットです。

出張買取

出張買取とは、リサイクルショップのスタッフが自宅に来て、査定する方法です。買取不可の場合もありますが、持ち運ぶ手間などがかかりません。

宅配買取

宅配買取とは、布団を宅配にて送り、査定と買取をしてもらうシステムです。スタッフと顔を合わせることなく取引ができるのがメリットですが、買取不可だった場合、返送にかかる費用は自己負担になるデメリットもあります。

フリマサイト・オークションサイトなどで売る

メリット  デメリット 
・高額で売れることがある 

 

・サイト登録などの手間がかかる 

・売れるまで保管する必要がある 

・梱包・発送の手間と費用がかかる 

高級な布団やきれいな布団、または未使用の布団の場合は、フリマサイトやオークションで売れる可能性があります。

フリマサイトの利用手順は、以下の通りです。

1.フリマサイトに登録する

2.フリマサイトに布団を出品する

3.購入されたら購入者に連絡する

4.布団を発送する

5.購入者が布団を受け取ったらフリマサイトに入金される

6.フリマサイトから自身の口座に振り替える

フリマサイトの利用に慣れていない場合、登録や設定が手間に感じるものです。また、出品に際しても、写真を撮ったり値段を決めたりと細かな作業も必要となります。

布団はサイズが大きく購入先への発送も大変ですが、売却価格を自分で設定できるため、高額で売れる可能性もあります。

インターネット掲示板などを活用して譲る

メリット  デメリット 
・発送の手間を省けることがある 

・手数料などがかからない 

・手渡しが基本 

・トラブルに巻き込まれる可能性がある 

・メッセージでのやりとりが必須 

「ジモティー」などのインターネット掲示板を利用して、布団を譲る方法があります。手渡しが基本となるため、発送の手間や送料を省ける点はメリットです。

しかし、見知らぬ人と取引をするため、少なからずトラブルが発生する恐れがあるのも事実です。メッセージでのやりとりが必須なのも、利用者にとっては手間に感じます。

慈善団体などへ寄付する

メリット  デメリット 
・慈善活動になる 

・環境への配慮ができる 

・団体ごとに条件が違う 

・発送の手間や送料の負担が必要となる 

布団は、郵送での寄付と持ち込みでの寄付ができる団体があります。団体ごとに寄付できる条件が違うため、事前の確認が必要です。

団体によっては布団の状態によらず受け付けていることもあり、古い布団を処分したい場合はおすすめです。

ただし、送料の負担や発送の手間はかかります。また団体によっては新品のみ、羽毛布団のみなど条件が異なるため、必ず確認しましょう。

布団の処分方法に関するよくある質問

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ここでは、布団の処分方法に関するよくある質問をまとめました。

ニトリで布団の処分はできるの?

2024年7月現在、ニトリでは布団の回収を行っていません。羽毛布団の回収サービスについても行っておらず、サービスの再開は未定となっています。

布団を捨てるときは切って捨てますか?

自治体の分別ルールにもよりますが、布団を切ってから回収に出すことで、可燃ゴミとして処分できます。可燃ゴミとして処分できれば、回収費用は無料です。

一辺が30cm以上になると粗大ゴミに分類されることが多いため、30cm未満になるようにカットが必要ですが、多大な労力がかかります。また、切らない場合は粗大ゴミとして手順に従って処分できます。

布団カバーはつけたまま粗大ゴミに出せますか?

布団を粗大ゴミに出す場合は、カバーは外しましょう。シーツやカバーは、古着・古布類に分類されます。粗大ゴミと処分方法が異なるため、布団とシーツは別で回収に出します。

布団を粗大ゴミに出すときのしばり方は?

布団を粗大ゴミとして回収に出す場合は、なるべく小さく折りたたむ、またはくるくると巻いて筒状にしてから、しっかりと紐でしばりましょう。

布団の処分方法としておすすめなのは?

布団の処分方法は大きく分けて「廃棄」「売却・譲渡」「回収」の3種類があります。

費用はかかっても、確実に処分したいなら粗大ゴミとして処分するのがおすすめです。

回収までに1週間程度かかることがありますが、手間はそれほどかからず、200円~500円の費用で処分できます。

まだ使えるためゴミとして捨てたくない場合や少しでもお金にしたい場合は、売却がおすすめです。ただし、布団は衛生面での心配もあり、売れにくく、買い取り不可となる可能性もあります。高級布団や未使用に近い状態でない限り、売却は難しいでしょう。

リサイクルを目的とするなら、リサイクル回収がおすすめです。回収を行っているメーカーに持ち込みましょう。環境保全にも気を配った処分方法と言えます。

布団の処分時期の目安は?

一般的に布団の寿命は、使い方や保管状況、手入れの仕方によって変わりますが、敷布団なら3年程度、掛布団で5年程度です。

しかし布団の打ち直しを行うことで、さらに長持ちさせることができます。打ち直しは

3年~5年に1度を目安とし、3回~5回行えます。

羽毛布団は10~15年が寿命と言われており、大切に使えばその分長持ちします。

羽毛に使用されている羽毛は、リサイクルできる資源です。滅菌や洗浄、乾燥することで、リメイクすることもできるため、寿命より長く使用できる可能性があります。

まとめ

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布団の処分方法は「廃棄」「売却・譲渡」「回収」の3パターンがあります。

2024年7月現在においては回収を行っていませんが、ニトリでは期間を設けて羽毛布団のリサイクル回収を行うことがあります。回収された羽毛布団はリサイクルされ、新しい布団となって販売されます。

「イオン」や「フランスベッド」でも同様の取り組みをしています。

自治体を通して「廃棄」、不用品業者などを利用した「売却・譲渡」、あるいは寄付など布団の処分方法は選択肢が多いため、自身の状況や布団の状態に合った方法での処分を検討しましょう。



【監修】遺品整理士協会認定 遺品整理士
片山 万紀子

祖父の遺品整理をきっかけに遺品整理や不用品回収に興味を持ち、遺品整理士協会認定・遺品整理士の資格を取得。ReLIFE(リライフ)のディレクターを務める傍ら、年間600件以上の遺品整理に携わる。遺品整理を通して「ありがとう」という言葉をいただけること仕事のやりがいとしています。

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