ニトリでできるベッド処分とは?ニトリ以外でできるベッド処分方法も幅広く解説
ベッドを処分する際は、部屋からの搬出や処分場所や集積場までの運搬など、大きな労力がかかります。思わぬ怪我をしてしまう可能性や、家屋を傷つけてしまう可能性もあるため、人の手を借りることも大切です。
本記事では、ニトリでベッドを処分する方法を解説していきます。ニトリでベッドを処分できなかったときの処分方法も併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ニトリでベッドを処分するなら「家具引取サービス」を利用
ニトリでは、ベッドの処分を依頼できる「家具引取サービス」を展開しています。
家具引取サービスとは
ニトリの「家具引取サービス」とは、ニトリで新たに家具を購入する際、不要となる同種の家具を引き取ってくれるサービスであす。
ニトリの家具引取サービス
対象 | 大型家具(家電不可) |
費用 | 1配送につき4,400円(税込) |
ニトリで購入した家具と引き取りしてほしい家具が同数、同容量であれば、他社製品でも引取り可能です。
家具引取サービスの申し込みは、原則として商品お届け日の4日前までに行う必要があります。店頭購入とニトリネットでの購入それぞれの申し込み方法は、以下の通りです。
店頭購入の場合 | ニトリの店頭で家具を購入する際に、店舗スタッフに「家具引取サービスを利用したい」と伝える |
ニトリネットで購入の場合 | 購入を希望する商品をカートに入れたら、「引き取りサービスを利用する」にチェックを入れてから会計に進む |
申込後、注文した商品が自宅に届いた際に、処分したい家具を引き渡すだけで完了です。
家具引取サービス利用の際の注意点
ニトリの家具引取サービスを利用する際には、注意すべき点があります。特に以下の3点に注意しましょう。
・対象は大型家具のみ
・購入商品と同数量、同容量までの家具
・ニトリ配送を利用する
ここでは、それぞれのポイントについて解説します。
対象は大型家具のみ
ニトリの家具引取サービスで引き取りができるのは大型家具のみであり、ベッドやソファー、ダイニングテーブルなどが該当します。家電、仏壇、ウォーターベッド、楽器などは引き取りできません。
購入商品と同数量、同容量までの家具
ニトリの家具引取サービスで引き取りできるのは、購入した家具と同数量で同容量の家具のみとなります。
例えば、シングルベッドを一つ購入したら、引き取りできるのはシングルサイズのベッドを一つだけです。ダブルベッドやシングルベッドを二つなどの引き取りはできません。
ニトリ配送を利用する
ニトリの家具引取サービスは、ニトリ配送を利用したときのみ利用できます。
他の宅配便等を利用した場合や、新しく購入したベッドの配送先以外の場所での引き取りを依頼する場合には、引き取ってもらえません。
また、引き取ったベッドについても返却や別の場所への配送はできないため、把握しておきましょう。
ニトリ以外でベッドを処分する場合の方法6選
ニトリ以外でも、ベッドを処分する方法があります。主な方法としては、以下の6つが挙げられます。
・自治体の「粗大ゴミ」に出す
・不用品回収業者に回収や買取を依頼する
・家具店の引取サービスを利用する
・リサイクルショップで売る
・フリマサイト・オークションサイトなどで売る
・インターネット掲示板などを活用して譲る
ここでは、それぞれについて費用や手順、かかる手間について解説します。
1:自治体の「粗大ごみ」に出す
ベッドは自治体で粗大ゴミとして処分できます。粗大ゴミには、「戸別回収」と「ゴミ処理場へ持ち込み」、2つの処分方法があります。
戸別回収
自治体において粗大ゴミであるベッドを戸別回収する際は、以下の手順で行います。
自治体で回収を予約したら、費用分の粗大ゴミ回収シールを購入します。ベッドの回収費用の目安は、1,000~2,000円です。
ベッドに粗大ごみ回収シールを貼り付け、指定された日時に指定された場所までベッドを運び、無事に回収されれば完了です。
回収までには、1週間~1か月ほどかかる場合があります。また、決められた時間にベッドを運ばなくてはならないため、運搬の協力をお願いする人とのスケジュール調整が必要です。
ゴミ処理場へ持ち込み
ベッドをゴミ処理場に直接持ち込んで処分できます。多くの場合、料金は重さで決められており、ベッドを持ち込んだ場合の費用の目安は500円~1,000円になります。
予約の有無など、ゴミ処理場への持ち込みルールは自治体によって違うため、自治体に問い合わせてみましょう。
また、ゴミ処理場への持ち込みには、ベッドを運ぶための車両や人手が必要です。
2:不用品回収業者に回収を依頼する
不要になったベッドは、不用品回収業者に回収を依頼することで処分できます。費用は8,000円程度が目安です。
費用はかかりますが、運び出しから運搬、処分まで一通り任せられるため、安全で手間がかかりません。また早ければその日のうちに処分できるため、急いで処分したい場合にもおすすめです。
ただし、不用品回収業者には悪質な業者も混じっているため、業者の選定には気を配る必要があります。特に以下の特徴が見られる場合は、注意しましょう。
・無料や格安をうたっている
・連絡先が携帯電話のみ
・必要な資格や免許を持っていない
・服装が乱れている
・マナーが悪い
もし少しでも不信感を覚えたら依頼を避け、別の業者を探しましょう。
3:家具店の引取サービスを利用する
ニトリ以外の家具店でも、以下の店舗では引取サービスを実施しています。
・無印良品
・東京インテリア
・大塚家具
・ベルメゾン
・フランスベッド
引き取りに関する詳細条件や料金は店舗ごとに異なりますが、共通しているのは、「新しい家具の購入と引き換え」という点です。新しいベッドを購入し、古いベッドを処分したい時にだけ利用できるものと覚えておきましょう。
4:リサイクルショップで売る
ベッドやベッドのマットレスは、リサイクルショップで取り扱いをしていないこともあります。これは、衛生面の心配もあることから、需要が少ないためです。ただし、高級ブランドや未使用品であれば、買い取ってもらえることもあります。
リサイクルショップに直接持ち込むのが難しい場合、スタッフが自宅まで来て査定を行い、買取可能となればそのまま引き取ってくれる出張買取の利用がおすすめです。
5:フリマサイト・オークションサイトなどで売る
フリマサイトやオークションサイトでベッドが売れることもあります。フリマサイトでベッドを売る手順は、以下の通りです。
1.フリマサイトに登録する
2.ベッドの写真を撮る
3.写真やベッドの料金、情報を記載し、出品する
4.買い手が付いたら、梱包、発送する
5.フリマサイトから代金が入金される
フリマサイトでベッドを売る場合は、ベッドのサイズなどの情報だけでなく状態もできるだけ詳しく記載しましょう。特に小さな傷や汚れがある場合は、写真付きで載せおくと後々のトラブルを防げます。
買い手が付いたら、ベッドの梱包や発送を自分で行います。一人では大変だと感じたら、ヤマトホームコンビニエンスのらくらく家財宅急便や佐川急便の飛脚大型家具・家電設置便などの大型家具配送サービスの利用を検討しましょう。
衛生面などが気になるため、ベッドの需要は多くありません。なかなか売れない可能性もありますが、一度出品したら売れるまで保管しておく必要があります。
6:インターネット掲示板などを活用して譲る
インターネットには「ジモティー」のように「譲りたい人」と「欲しい人」を繋げる掲示板があります。
リサイクルショップやフリマサイトで売れなかったベッドでも、欲しいという人に出会える可能性があります。ジモティーでは原則として商品は直接引き渡しのため、ベッドの運搬は必要ですが、発送料はかかりません。
できるだけ費用をかけずに処分したいときには便利な方法ですが、譲り手が見つかるまで時間がかかることもあるため、なるべく早く処分したい方には向きません。
ニトリでのベッド処分に関するよくある質問
ここでは、ニトリのベッド処分に関するよくある質問をまとめました。
ニトリでベッド処分はできるの?
ニトリでは、不要になったベッドの処分のみは依頼できません。しかし、ニトリで家具を購入したタイミングであれば、同数、同サイズのベッドであれば4,400円(税込)で引き取ってもらえます。
例えば、購入した家具がダブルベッドだった場合において、現在使用しているシングルベッド2つを引き取ってほしいと思っても引き取ってもらえません。
このケースであれば、置いてあるベッドがダブルサイズの場合のみ家具引取りサービスを利用できます。
また、引き取りには他にもニトリ配送を利用するなどの条件があるため事前に確認しておきましょう。
ニトリでベッドフレームだけでなくマットレスも処分できる?
ニトリの家具引取サービスでは、ベッドフレームだけでなくマットレスも処分できます。マットレスの種類は、高反発マットレスからスプリングマットレスまで対応しています。
引き取りできるマットレスのサイズはスモールシングルからクイーンサイズまで幅広いですが、同じサイズのベッドやマットレスを購入する必要があります。
ニトリ以外でベッドを処分するならどういう方法がある?
ニトリ以外でも、ベッドを処分する方法があります。
・自治体での戸別回収
・ゴミ処理場への持ち込み
・不用品回収業者での回収
・リサイクルショップにて買取
・フリマサイトなどでの売却
・ジモティーなどでの譲渡
どの方法にもメリットやデメリットがあるため、精査したうえで自分に合った処分方法を選びましょう。また、ニトリと同様に家具引取サービスを行っているメーカーもあります。
家具メーカー | 料金の目安 | 条件など |
無印良品 | 無料 | ・購入商品と同種かつ同数
・電動ベッドや介護ベッド、跳ね上げベッド、ウォーターベッドは引き取り不可 |
東京インテリア | ベッド
4,000~5,000円 |
・購入商品と同等・同数の家具 |
大塚家具 | ベッド
2,200~4,400円 |
・購入商品と同等・同数の家具
・電動や跳ね上げ機能がある場合は追加料金が必要 ・ウォーターベッドのジェルタイプは不可 |
ベルメゾン | 無料 | ・購入商品と同種かつ同数
・販売価格41,800円(税込)以上かつ大型商品送料(特大)7,150円(税込み) |
フランスベッド | ベッドセット
9,900円~ |
・購入商品と同種、同サイズ、同数以下
・地域によって追加費用が発生する場合あり |
どのメーカーにも共通する条件として、新規に家具を購入することが挙げられます。また、エリアによっては引き取りできない地域もあるため、事前に対象地域となっているかどうかも確認しておきましょう。
ニトリでのベッド処分方法のまとめ
ニトリでは、ベッドを購入した際に「家具引取りサービス」が利用できます。新しいベッドと同数、同サイズのベッドに限り4,400円(税込)で引き取りを依頼して処分できます。
引き取り以外では、自治体、不用品回収業者、リサイクルショップ、フリマサイト、インターネット掲示板などでベッドを処分できます。
大きくて重いベッドを安全に処分するためには、家具引取りサービスの利用や不用品回収業者への依頼を検討しましょう。
【監修】遺品整理士協会認定 遺品整理士
片山 万紀子
祖父の遺品整理をきっかけに遺品整理や不用品回収に興味を持ち、遺品整理士協会認定・遺品整理士の資格を取得。ReLIFE(リライフ)のディレクターをする傍ら、年間600件以上の遺品整理に携わる。遺品整理を通して「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとしています。
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