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不用品回収

​​一人暮らしにベッドはいらない?代用品&後悔しないコツ​

一人暮らしにベッドはいらないといわれることもあるため、購入するか迷う人もいるでしょう。また、ベッドを購入したものの、部屋を広く使うために処分したいと考える人もいます。

一人暮らしの寝具について、このような不安を感じていませんか?

・一人暮らしならベッドはいらないの?
・ベッドを処分して後悔しないの?
・ベッドの代わりに使えるものは?

この記事では、一人暮らしにベッドがいらない理由や代わりに使えるもの、ベッドを処分して後悔しないコツについて解説します。

ベッド,いらない

ベッド,いらない

一人暮らしにベッドがいらない理由

ベッド,いらない
一人暮らしにベッドがいらないといわれる理由は、経済的なものを含めて4つです。一人暮らしする人の多くは比較的コンパクトな部屋に住んでいることを踏まえると、ベッドを使わないことは合理的といえます。

購入にお金がかかる

布団と比べると一式そろえるのにお金がかかることが、一人暮らしにベッドがいらないといえる理由です。

ベッドで寝るためには、掛け布団や枕の他にマットレスやベッドフレームなどが必要で、一式そろえると4万円〜7万円程度の出費となります。

布団の場合は、掛け布団・敷布団・カバー・枕があれば良いため、すべて購入してもかかる費用は3万円〜5万円程度です。

特に学生や社会人になったばかりで、新生活にあまりお金をかけたくないと考えている人にとって、ベッドの購入は大きな出費といえます。

処分にお金がかかる

ベッドは購入時だけでなく、処分時もお金がかかる傾向にあります。

ほとんどの自治体では、ベッドのように一定以上の大きさのものを一般のゴミとして回収していません。ベッドは自治体に粗大ゴミとして処分してもらうか、不用品回収業者などの専門業者に回収を依頼することになるため、お金がかかります。

また、ベッドや部屋の玄関などのサイズによっては業者に搬出してもらう必要があるため、さらに費用がかかります。

部屋のスペースをとる

ベッドのサイズの分だけ、部屋のスペースが圧迫されることも一人暮らしにベッドが不要といえる理由です。

一人用のベッドは、セミシングルサイズを選んだ場合でも、縦の長さが約200cm、横幅が80cm〜90cm程度です。

一人暮らしではワンルームや1Kのようなコンパクトな部屋に住むことが多いため、部屋の中でのベッドの存在感が大きくなります。何か作業する際や、人が来た際などに「ベッドがなければもっと部屋を広く使えるのに」と思う可能性があります。

マットレスや布団で代用可能

マットレスや布団だけで寝ることもできるので、そもそもベッドは必要不可欠な家具ではありません。

一人暮らしに必要といわれる家具や家電の中には、冷蔵庫や洗濯機のように代用が難しいものもあります。

しかし、ベッドはマットレスや布団で代用可能です。すでに持っているものをベッド代わりに使えば支出を抑えられるだけでなく、ものが増えて部屋が狭くなることもありません。特にこだわりがない場合は、他のものでの代用も検討しましょう。

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ベッドなし生活の実態は?処分して後悔するケース

ベッド,いらない
ベッドはいらないと思っていても、後悔しないか不安でなかなか処分できない人は多いでしょう。

ベッドなし生活にはメリットだけでなく、デメリットもあります。実際にベッドを処分したことで後悔するケースを4つ紹介しますので、自分に当てはまるか見てみましょう。
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体に合わず睡眠の質が下がった

ベッドを処分し、布団やマットレスで寝ることで以前より睡眠の質が下がったと感じることがあります。睡眠の質が下がる理由としては、布団やマットレスが体に合っていないことが原因として挙げられます。

いわゆる「せんべい布団」のように薄い布団やマットレスは、体に合わせて沈み込まず、寝姿勢が悪くなりやすいため注意しましょう。また、床の硬さが体に伝わるため腰を痛めることもあります。

加えて、布団やマットレスは、ベッドに比べると床との距離が近いため、底冷えすることも睡眠の質が下がる原因です。特に冬はカーペットを敷くなどの対策が必要になります。

布団やマットレスの収納場所がない

布団やマットレスの魅力は、使わないときに寄せたり、畳んで収納したりして、部屋を広く使えることです。

ただ、収納場所がない場合は出しっぱなしになるため、布団やマットレスのメリットを十分に生かせません。

畳んでも布団やマットレスはかさばるため、収納には押し入れや大きめのクローゼットが必要です。

ベッドは布団やマットレスのように扱えませんが、高さや形によってはフレームの下を収納場所として使えます。押し入れやクローゼットがない部屋の場合は、むしろベッドを置く方がスッキリして見える可能性もあります。

ハウスダストアレルギーになりやすい

ベッドに比べると布団やマットレスは床に近いため、寝ている間にホコリの影響を受けやすくなります。

家の中のホコリのうち、特に注意が必要なのがハウスダストです。チリやホコリの中でも、1mm以下の大きさで目に見えないハウスダストにはカビやダニの死骸なども含まれており、アレルギー性鼻炎や気管支喘息などを引き起こすこともあります。

日中、空気中を舞ったハウスダストは、夜になって人の動きがなくなると落ちてきて、床に溜まる傾向にあります。

ハウスダストは非常に小さいため、掃除で完全に取り除くのは困難です。床から高さのあるベッドの方がハウスダストの影響を受けにくいといえます。

湿気で布団・マットレスが傷んでしまった

ベッドを使わなくなったことで、布団やマットレスが湿気で傷みやすくなったと後悔する人もいます。

寝ている間の汗や呼気に含まれる水分など、寝具には湿気が溜まりやすいです。

布団やマットレスは、ベッドのように床との間に風通しがないため、湿気が溜まりやすいです。

湿気で布団やマットレスが傷むのを防ぐには、毎日布団を上げたり、干したりすることが必要です。長くても3日以上続けて敷きっぱなしにすることは避けましょう。湿気で濡れた布団は寝心地が悪いだけでなく、カビが生えることもあります。

ベッドがいらない生活に向いている人

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ライフスタイルや価値観、性格によっては、ベッドがなくても問題ないという人もいます。ここではベッドがいらない生活に向いている人の特徴を3つ紹介します。ベッドの購入や処分を迷っている人は参考にしてください。

シンプルな暮らし重視のミニマリスト

ベッドは家具の中でもサイズが大きいため、処分すると持ち物の量を大きく減らせます。

最低限のものに囲まれて生活するミニマリストや、ミニマリストを目指している人の中には、ベッドはいらないと考える人が少なくありません。

ベッドを手放す代わりに折りたたみ可能なマットレスを購入し、夜は寝具として、日中はソファなどとして使っているミニマリストもいます。できる限りものを持たないシンプルな暮らしを重視している人は、ベッドなしの生活が向いているといえます。

一人暮らしで部屋のスペースを確保したい人

一人暮らしする人の多くが、ワンルームや1Kなどのコンパクトな間取りの部屋に住んでいます。限られたスペースを有効活用したいなら、ベッドを持たないのも選択肢の一つです。布団やマットレスであれば使用しないときは畳んでおけるため、部屋を広く使えます。

また、ベッドは場所をとるだけでなく、高さによっては圧迫感があるため、実際以上に部屋が狭く見えてしまうこともあります。部屋のスペースを確保することを重視するなら、ベッドがいらない生活を始めてみましょう。

布団やマットレスの管理が手間でない人

ベッドにはない、布団やマットレスのデメリットの一つが、毎日上げ下ろしが必要であることです。また、カビが生えたり傷んだりするのを防ぐために、ときどき干すことも必要です。こうした布団やマットレスの管理を手間だと考える人は、ベッドの方が向いているといえます。

反対に、布団やマットレスを管理することが苦でない人は、ベッドがいらない可能性があります。布団やマットレスのデメリットよりも、部屋を広く使えることや節約につながることなどといった、ベッドを手放すことで得られるメリットが大きいと感じる人は、ベッドを処分することを検討しましょう。

ベッドの代わりになる&ベッドなしの生活で使えるアイテムと工夫

ベッド,いらない
ベッドがいらない場合でも寝具は必要です。ベッドがなくても後悔しないかどうかは、代わりに使うものによって変わります。
ここではベッドの代わりになるものや選び方、快適なベッドなし生活をサポートするアイテムやコツを紹介します。

ベッドなしに向いた布団・マットレス

ベッドなしの生活に向いているのは、軽量の布団やコンパクトに畳める三つ折マットレスです。

布団は、毎日上げ下ろしすることや定期的に干す必要があるため、軽量のものが使いやすいです。寝心地を良くしたり、床から冷たさが伝わるのを防いだりするために、薄手のマットレスと組み合わせる方法もあります。マットレスを使わない場合は、厚手のものを選ぶと底冷えを防げます。

マットレスだけを使う場合は、コンパクトに畳める三つ折マットレスが人気です。

また、ベッド代わりに毎日使うため、自分に合う布団やマットレスを選ぶことも大切です。実物を見て硬さや寝心地をチェックしたり、レビューを参考にしたりすると良いでしょう。

ベッドとしても使えるソファ

いわゆるソファベッドとは、背もたれを倒したり、座面を伸ばしたりしてベッドとしても使えるソファのことです。ソファとベッドを別々に購入するのと比べると、費用もスペースも節約できることが魅力です。寝室とリビングが分かれていないワンルームや1Kの部屋にも向いています。

ただし、ソファとしての役割をメインに考えられている場合、ベッドと比べて寝心地が悪いと感じる人もいるため、寝心地を確認してから購入することが大切です。

また、ソファからベッド、ベッドからソファへ転換するのが面倒になる可能性もあるため、簡単に切り替えられるタイプの商品を選ぶと良いでしょう。

ベッドの代わりにすのこを活用

ベッドの代わりにすのこを活用することもできます。

ベッドを使わず、寝具を床に直接敷いて寝ると湿気が溜まりやすくなって、布団やマットレスが濡れたりカビたりすることがあります。特にフローリングの床は冷えやすく、寝具との寒暖差で結露が発生しやすくなります。ベッドの代わりにすのこを敷くことで、通気性を確保でき、湿気が溜まるのを防ぐことができます。

すのこを使うと、ホコリや底冷えの対策にもなります。

除湿アイテムなどで快適な環境づくり

湿気の溜まりやすいベッドなし生活は、除湿対策が必須です。

除湿アイテムを活用する、湿度を管理するなどの工夫をして、快適な環境をつくりましょう。

具体的には、市販の「除湿シート」を使う方法があります。除湿シートは、布団やマットレスの下に敷いておくと湿気を吸ってくれるアイテムです。湿気が溜まったら除湿シートだけを干せば良いため、布団を干すよりも手軽なのが魅力です。

また、除湿機を使用したり、こまめに部屋を換気したりして湿気が溜まるのを防ぐことも快適な環境づくりにつながります。

いらないベッドを処分する方法

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ベッドは可燃ごみや不燃ごみとして捨てられません。主に5つの方法で処分する必要がありますが、それぞれ費用や手間のかかり方などが異なるため、自分に合う方法を選びましょう。
なお、基本的にベッドを一人で運ぶのは難しいため、運搬を手伝ってくれる人がいるかどうかも処分方法を選ぶポイントになります。

自治体の粗大ごみ収集で捨てる

いらないベッドは予約のうえ、手数料を払うことで自治体に粗大ごみとして回収してもらったり、持ち込み処分できます。なお、ベッドは大きさから可燃ごみや不燃ごみとして捨てられません。

シングルベッドの場合、処分費用相場は800~2,000円程度です。

回収頻度は月に1回、多くても粗大ごみの収集日は週に1回と思い立った時にすぐ利用できるサービスではありません。

持ち込み処分とは、自治体のゴミ処理場で粗大ごみを処分してもらう方法です。受付時間内にベッドを運ぶ手間はかかるものの、急いで処分したいときには便利です。戸別回収よりも持ち込み処分の手数料が安い自治体もあります。

不用品回収業者に回収してもらう

不用品回収業者とは、不用品の回収や処分を専門に行っている業者です。ベッドを部屋から出すところから処分までを任せられるため、自分で運べない人や処分に時間をかけられない人に向いています。

なお、不用品回収業者の中には悪質な業者もいるため注意が必要です。依頼前に見積もりを取ったり、レビューをチェックしたりして、信頼できる業者か見極めることが大切です。特に無料で処分できるとアピールしている場合、一般廃棄物収集運搬業許可などの必要な許可を得ていない違法業者の可能性があるため注意しましょう。
ベッド,いらない

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引っ越し業者に回収してもらう

引っ越しのタイミングでベッドが不要になった場合は、業者に回収してもらう方法もあります。

運び出してもらえることや、引っ越しギリギリまでベッドを使えることなどがメリットです。ただし、サービスを実施していない引っ越し業者もいるため、いらないベッドの回収が可能か確認してから依頼しましょう。なお、回収だけでなく買取ができる引っ越し業者であれば、臨時収入が得られる可能性もあります。

リサイクルショップやフリマサイトで売る

まだ使える状態のベッドは、リサイクルショップやフリマサイトで売ることも検討しましょう。特に有名メーカーのベッドやマットレスは買取価格が高くなる傾向にあります。場合によってはリサイクルショップが回収してくれることもあります。

フリマサイトで売る場合は送料の設定に注意が必要です。サイズや送り先によっては、ベッド本体より送料の方が高くなることもあります。また、原則として個人同士でやり取りするため、トラブルに巻き込まれる可能性もあります。リスクを理解したうえ、自己責任で行いましょう。

寄付や譲渡する

寄付や譲渡もベッドの処分方法の一つです。インターネットなどを通じて、ベッドの寄付を受け付けている支援団体を探してみましょう。その際、寄付を受け付けているベッドの種類や送付方法などもよく確認することが大切です。

譲渡して処分したいが、ベッドを必要としている知り合いがいない場合は、インターネットの掲示板などで探す方法もあります。自宅などへ引取に来てもらったり、相手に運送業者を手配してもらったりする場合、無料でベッドを処分できることが譲渡するメリットです。

一人暮らしでいらないベッドはリライフにお任せください

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一人暮らしでいらないベッドの処分は、不用品回収の実績豊富なReLIFE(リライフ)にお任せください!信頼できる業者がご都合の良い日時に自宅まで伺います。

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リライフではベッド以外の不用品の回収も可能です。

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まとめ

ベッド,いらない
購入や処分にお金がかかることやスペースをとることから、一人暮らしにベッドはいらないといわれることがあります。ミニマリストや部屋を広く使いたい人、布団やマットレスの管理が手間でない人は、ベッドなしで快適に生活ができる可能性が高いです。

一方で、睡眠の質が下がった、収納場所がないといった理由で、ベッドを処分したことを後悔することもあります。

ベッド代わりに使う布団やマットレスは質の高いものを選ぶ、すのこや除湿グッズを使うといった工夫が大切です。

ベッドを処分する方法としては、自治体の粗大ごみ収集やリサイクルショップでの買取などがありますが、手間がかかります。自分で運べない場合や、急いで処分したい場合には不用品回収業者を利用しましょう。ベッドの処分でお困りの人はリライフへお気軽にご相談ください。



【監修】遺品整理士協会認定 遺品整理士
片山 万紀子

祖父の遺品整理をきっかけに遺品整理や不用品回収に興味を持ち、遺品整理士協会認定・遺品整理士の資格を取得。ReLIFE(リライフ)のディレクターを務める傍ら、年間600件以上の遺品整理に携わる。遺品整理を通して「ありがとう」という言葉をいただけること仕事のやりがいとしています。

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