汚い家に必ずあるもの7選と汚部屋の特徴!片付いた家になるコツ
汚い家は誰にとってもストレスの元ですが、その原因となるアイテムや特徴を知ることが第一歩です。現代社会では、多くの人が仕事や家事、育児に追われており、家をきれいに保つのが難しくなっています。
汚い家には、共通する特徴やアイテムが存在します。この記事では、汚い家にありがちな7つのアイテムと共通の特徴を紹介し、片付いた家にするためのコツを解説します。日常生活の中で、快適な空間を維持しましょう。
【監修】遺品整理士協会認定 遺品整理士
片山 万紀子
祖父の遺品整理をきっかけに遺品整理や不用品回収に興味を持ち、遺品整理士協会認定・遺品整理士の資格を取得。ReLIFE(リライフ)のディレクターを務める傍ら、年間600件以上の遺品整理に携わる。遺品整理を通して「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとしています。
汚い家に必ずあるもの7選
汚い家には、いくつかの共通する特徴があります。その中でも、特に目立つのが以下のアイテムです。家の中にこれらのアイテムがあれば、整理整頓ができていない証拠です。
汚い家に必ずあるもの7選を詳しく見ていきましょう。それぞれのアイテムがどのようにして家を汚く見せるのか、対策についても触れていきます。
不要なダイレクトメールやチラシ、クーポン券
不要なダイレクトメールやチラシ、クーポン券は、汚い家にあるものの一つです。これらは連続して届くこともあり、整理を怠ると山積みになりやすいです。また、必要と思って取っておいたものの、実際には使わずにそのまま放置されるケースが多いです。
スーパーやドラッグストアのセール情報が掲載されているチラシやクーポン券は、一度目を通しただけで使わずに積み重なったりします。ダイレクトメールも、ついつい開封せずに放置することが多いです。
汚部屋化を防ぐためには、不要なダイレクトメールやチラシ、クーポン券はすぐに処分する習慣を身につけましょう。
使い道が決まっていない綺麗な空き箱や空き缶
汚い家には、使い道が決まっていない綺麗な空き箱や空き缶が必ずあります。
「何かに使えるかもしれない」と思って捨てられなくなることが多いため、家に溜まりがちです。ギフトセットの箱や使用済みのティン缶などは、見た目が綺麗なので捨てにくいですが、置いておいても使うことはほとんどありません。
汚部屋から抜け出すためには、使い道が決まっていない空き箱や空き缶を思い切って処分することが重要です。
便利グッズや収納用品・小物入れ
便利グッズや収納用品・小物入れが増えすぎて、逆に雑然としてしまうことがあります。様々な収納用品や小物入れを持つことは一見便利ですが、それぞれのアイテムの収納場所を確認せずに追加していくと、汚部屋の原因になりやすいためです。
複数の小物入れを使っている場合に、不要なものや使わなくなったものが混在していることがあります。その結果、使わない小物入れが部屋のあちこちに置かれ、整理整頓の妨げになります。便利グッズや収納用品、小物入れなどは必要最小限に抑え、使用頻度や目的を考えて選ぶことが大切です。
サイズ豊富な大量の紙袋
整理整頓を妨害するものの一つが、大量の紙袋です。さまざまなサイズの紙袋が散在すると、見た目も乱雑になります。
使うつもりでとっておいた紙袋が、気づけば収納スペースを占領し、汚部屋の原因の一つになることがあります。そのため、紙袋はどうしても残しておきたい物だけを置いておき、整頓された環境を維持しましょう。
何年も着ていない服が眠るクローゼット
長期間着用していない服がクローゼットに溜まっているのも、汚い家の特徴です。使わない服でクローゼット内の収納スペースが占拠され、新しい服を購入したときに収納スペースが足りません。
また、使わない服を放置しておくと、ダニやカビの温床になりやすく、汚部屋をより不衛生にする可能性があります。
3年以上着ていない服がクローゼットに山積みになっている場合、その大半はもう必要ない可能性が高いです。思い切って処分すると、新しい服のためのスペースを確保でき、クローゼット全体がスッキリと整理され、必要な服をすぐに取り出せます。
いつ買ったかわからない洗剤や食品のストック品
いつ買ったかわからない洗剤や食品のストック品も、汚い家に見られる共通点です。古くなったり、使用期限が過ぎたりすることで使えないものにスペースが占拠されます。
また、長期間にわたって放置されていると、衛生面でも問題が発生する可能性があります。キッチンの棚の奥に何年前に購入したか不明な缶詰や、使用期限が過ぎた洗剤が積み重なっている場合、ホコリやゴミが溜まっていることが考えられます。定期的にストック品をチェックして、不要なものは処分し、適切に管理することが大切です。
住んでいる人数よりも多い傘
住んでいる人数よりも傘のほうが多いと、整理整頓ができていない可能性が高いです。
雨が降りそうな日に傘を持たずに出かけ、雨が降ればビニール傘を買うことを繰り返すと、すぐに玄関に傘が溢れてしまいます。見た目にも乱雑に感じられるので、定期的に点検して使わない傘は処分するようにしましょう。
当てはまったら危険!汚部屋の特徴
居住空間は私たちの精神状態や、生活の質に直接影響を与えます。汚部屋に共通する特徴を知ると、自分の家がその兆候を示しているかどうかを確認できるので、早めに対策を講じられます。
以下の特徴のうちいずれかが当てはまる場合、汚部屋の可能性が高いため、注意が必要です。
最後にいつ掃除機をかけたかわからない
最後に掃除機をかけたのがいつか覚えていない家は、要注意です。
掃除機をかけられる部屋は床に物がないことが大前提になりますが、汚部屋の床にはバッグや衣類、通販のダンボールが山積みになっているため掃除機がかけられません。最後に掃除機をかけたのは汚部屋になる前ということになります。
すぐに掃除機をかけられない部屋になっているのは汚部屋の始まりとも言えます。
床や机の上にはいつも物が置いてある
床や机の上に常に物が置かれている状態は、汚部屋の典型的な特徴です。物が散乱していると、日常生活で必要なスペースが制約されます。また、視覚的にもストレスを感じやすく、生活の質が低下します。
床に服が散乱していたり、机に本が積み上げられていたりすると、掃除が難しくなるだけでなく、生活空間が制限されてしまいます。
インターフォンが汚れている
汚部屋になっている場合、インターフォンも指紋やホコリで汚れが目立っていることがよくあります。
玄関の外は普段目にする機会が少ないため、住民本人は気にとめることがほぼありません。また、掃除をしていたとしても最後に取り掛かる場所です。
玄関に出ている靴が多く、下駄箱の上にも物がある
玄関に靴が多く出ている家は、家全体の整頓ができていないことが多いです。玄関は家の顔とも言われる場所で、整頓されていないと来客に良くない印象をあたえてしまいます。また、靴や物が多いと掃除がしにくいため、ホコリが溜まりやすくさらに見た目が悪くなります。
また、家に帰って来たときに足の踏み場がなく、つまずいたり靴や物を踏んでしまうと危険です。散らかっていると家全体が狭く感じられ、快適さが損なわれてしまいます。
玄関を整頓し、靴や物を定位置に戻すことで、家全体の印象を良くし、出入りの際のストレスを軽減しましょう。
汚い家を卒業するコツ
汚い家を卒業するためには、計画的かつ継続的な片付けが重要です。まずは使っていないものを捨てることから始めましょう。一歩ずつ進めれば、家が次第に綺麗になっていきます。定期的に片付け時間を設けることも大切です。
まずは使っていないものを捨てることから
まず、使っていないものを捨てることから始めましょう。不要な物が多いと、家が散らかっている状態が続くからです。長期間使っていない服や壊れた家電製品などは、思い切って捨てるべきです。使っていないものを捨てることで、スペースができ、片付けがしやすくなります。
気になるチラシは写真に残して、処分
チラシやクーポン券は溜まりやすく、整理が難しいため、気になるチラシは写真に残して処分することをおすすめします。物理的なスペースを取らないために、デジタル形式で保存する方が効率的だからです。
スマートフォンでチラシの写真を撮り、アルバムアプリにフォルダーを作成して整理する方法があります。必要な情報を簡単に確認できるだけでなく、収納スペースを節約し、見やすく整理できます。デジタル化された情報は検索も簡単なので、急いで探す際にも便利です。
定期的にスマートフォンの写真を整理し、不要なものは削除することで、デジタルデバイスも常に整理された状態を保つことができます。LINEやクラウドサービスを活用して、家族や友人と情報を共有できます。
ストック品はルールと上限を決める
ストック品はルールと上限を決めて管理することが大切です。無計画にストック品を溜め込むと、使い切れなくなったり、収納スペースを圧迫したりして、かえって整理整頓が難しくなります。
例えば、調味料や洗剤などのストックは2つまでと決めることで、必要ないものの買い足しを防げます。セールやお買い得という言葉に惑わされず、ルールに従ってストック品を計画的にアイテムを管理することで、無駄を減らし整った住環境の維持が可能です。
収納グッズは最後に買う
部屋を片付ける際に収納グッズを購入するタイミングは、実はとても重要です。まずは不要な物を片付けて、どれくらいの物が残るのかを正確に把握しなければなりません。
最初に収納グッズを衝動買いしてしまうと、実際には使わないまま無駄になる可能性があります。例えば、クローゼットを片付けて不要な服を処分した結果、思っていた以上にスペースができる場合があります。このスペースに合わせて適切な収納ボックスを購入すれば、無駄のない効率的な片付けが可能です。
収納グッズを最後に買うことで、必要な物を把握した上で最適なアイテムを選べます。これにより無駄を省き、整理整頓が効率的に進みます。その結果、部屋全体がすっきりし、快適な生活空間を手に入れることができるのです。
残す紙袋はサイズで選ぶ
紙袋の保管は、サイズで選ぶことが大切です。サイズを適切に選ぶことで、必要な場面に直面したときにすぐ使え、無駄なスペースを削減できます。
用途に合わせたサイズの紙袋があれば、整理がしやすくなります。大きな紙袋は衣類や靴などの収納に適し、小さな紙袋はギフトや小物の保管に使えます。紙袋の保管はサイズで選び、用途に応じた最適なものだけを残すようにしましょう。
自分で片付けられないときは片付け専門業者に頼りましょう
自分で片付けられない場合は、片付け専門業者に頼ることが有効です。専門業者はプロフェッショナルな技術と知識を持っており、効率的かつ迅速に片付けを進められます。また、心理的な負担も軽減されるため、片付けに対する抵抗感が減るのもメリットです。
大量の荷物が積み重なった部屋や何年も放置された物置など、自力で片付けきれない状況でも、専門業者は適切な方法で整理整頓し、清潔な環境に戻すことが可能です。特定のスペースだけでなく、家全体のクリーニングや不要品の処分まで一貫して対応してもらえます。また、業者によっては、遺品整理やゴミ屋敷の清掃など、特別なケースに対応するサービスも提供しています。
まとめ
汚い家に必ずあるもの、汚部屋の特徴、そして汚い家を片付けるコツについて詳しく説明しました。不要なダイレクトメールやチラシ、長年使用していない衣服、使わない収納グッズなどが溜まることが、家を汚くする一因です。さらに掃除の習慣や換気、物の整理が欠かせないこともポイントです。
今すぐ、家の中の不要なものを確認し、一つひとつ片付け始めてください。迷った際は写真を撮って処分する、ストック品のルールを決めるなど、具体的なアクションを取りましょう。
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