豆知識

不用品回収

スプレー缶の安全な捨て方|中身が使い切れないときの対処法

ちょっと残っているかもしれないヘアスプレーや殺虫剤の捨て方に迷う方もいるんではないでしょうか?スプレー缶の処分方法は時代や自治体によって変わっていますが、処分方法は非常に簡単で、シンプルです。

この記事を読むと分かること
・スプレー缶の正しい捨て方
・やってはいけないスプレー缶の処分方法と事故事例
・スプレー缶の穴の開け方

この記事を読むとスプレー缶が不安なく捨てられます。


遺品整理士

【監修】遺品整理士協会認定 遺品整理士
片山 万紀子

祖父の遺品整理をきっかけに遺品整理や不用品回収に興味を持ち、遺品整理士協会認定・遺品整理士の資格を取得。ReLIFE(リライフ)のディレクターをする傍ら、年間600件以上の遺品整理に携わる。遺品整理を通して「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとしています。

実家,片付け

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スプレー缶を自治体で捨てる手順

スプレー缶,処分

ヘアスプレーやスプレー式の殺虫剤を捨てる方法は以下の3ステップです。

スプレー缶を捨てる手順

1.中身を出す

2.袋にまとめる

3.集積所に出す

それぞれの注意点や具体的な方法をご紹介します。

1.中身を使い切る

スプレー缶の中身は空にしてから捨てるというのが共通のルールです。
中身が残ったままだと収集車やリサイクル工場で処理中に引火し、火災や爆発事故につながる恐れがあるからです。

シャカシャカ、ちゃぷちゃぷなどの音がするうちは中身がまだ残っている状態です。
缶を振っても音がしなくなるまで噴射ボタンを押し続けましょう。

2.袋に入れる

中身が空になったら自治体によって決められた「資源用指定袋」または「透明または中身の見える半透明の袋」に入れます。
「中身が確認できるのであれば、ロゴ入りの袋であっても問題ない。」「袋にスプレー缶と記入する」など自治体によって細かなルールが定められているので、事前に確認しましょう。

スプレー缶だけを袋にまとめて、他のごみとは分別します。
自治体のルールに従っていないと回収されなくなってしまいます。

3.決められた日時・場所に捨てる

地域ごとに決められたスプレー缶の収集日・指定場所に袋に入れたスプレー缶を捨てます。
スプレー缶の収集の頻度は週に1回~月に1回程度で、資源ごみや可燃ごみと同日に設定されていることもあります。

収集日時や場所は地域によって決められており、自治体のホームページやゴミの分別ガイドブックで確認できます。

不安な時や分からないときは役所へ電話で確認すると、ゴミ処分の担当課で教えてくれます。

通常の収集以外にも神戸市の様に「スプレー缶の専用回収箱」を設置している自治体もあり、専用回収箱の場合は通常の収集とは違い、収集日時の指定がありません。回収箱がある地域では好きなタイミングで処分することが可能です。

スプレー缶の処分料金は無料

スプレー缶,処分

自治体でのスプレー缶処分料金は実質無料です。

処分にかかる費用は税金で処理されているので、基本的にゴミ袋以外の料金はかかりません。
資源用指定ゴミ袋は最寄りのスーパー、コンビニ、ホームセンターなどで手に入り、10枚1組で販売しているため1セット200~300円で購入できます。

スプレー缶の持ち込み処分はできない

スプレー缶,処分

スプレー缶のゴミ処理場への持ち込み処分は基本的に受け付けていない自治体が多いです。
スプレー缶の分別方法は8割以上の自治体で不燃ごみ、資源ごみ、発火性危険物に分類されているからです。

ごみ処理場へ持ち込めるのは粗大ゴミや可燃ゴミ、不燃ごみのみと限定されています。

下処理がされていない発火性危険物をゴミ処理場に持ち込むと、他のゴミと混ざって事故や火災になる可能性があるので、不燃ごみと混ぜて捨てないよう注意しましょう。

【参考:大阪府堺市ホームページ

不用品回収業者でスプレー缶を捨てる

スプレー缶,処分

不用品回収業者で捨てる方法をもあります。
不用品回収業者は独自の処分ルートを持っているので、未使用のスプレー缶や大量のスプレー缶も適切に処分することができます。

スプレー缶を回収業者に依頼する場合、中身が残った状態でも処分してもらえるので面倒なガス抜きは不要です。

また、不用品回収業者は家まで回収に来てもらえるので運ぶ手間が省けて楽に処分することができます。

ただし、規模の小さい不用品回収業者では1㎏を超えるスプレー缶や取っ手の付くタイプの消火器は受け付けていない業者が多いので事前に確認しましょう。
受け入れ可能なスプレー缶の種類は業者によって異なるので、事前に確認や予約が必要です。

不用品回収業者の利用方法

不用品回収業者の利用方法は以下の3ステップだけです。電話一本で相談から見積もり、予約まで無料でできる手軽さが人気です。

1.お問い合わせ・見積り

インターネットを使って不用品回収業者を探し、条件を満たす不用品回収業者へ電話やメールで問い合わせます。
電話口での問い合わせの場合は事前にサイズ、スプレー缶の本数などが分かるようにメモなどにまとめておくと見積もりがスムーズにできます。

回収を希望する品問が決まっているときには電話やメールで概算料金を教えてもらうこともできますし、日にちまで決まっていれば確定料金を出してくれることもあります。

2.予約

金額に納得できたら予約を取ります。
・合計金額
・日程、到着時刻
・作業内容(作業にかかる時間)
・支払方法、支払のタイミング
など少しでも気になることは予約の段階で納得するまで質問しましょう。

疑問を解消せず、回収日当日を迎えてしまうと後のトラブルの原因となります。お互いに納得したうえで回収予約をとりましょう。

3.回収作業・支払

予約した日時に不用品回収業者が家までスプレー缶を引き取りに来ます。

作業はすべてスタッフが行い、スプレー缶1~5袋程度であれば回収、積み込みから支払いまでが10分以内に終わります。
すべての作業が完了し、最終確認をして問題がなければ支払いをします。
支払方法は現金または、カード払いの他にpaypay決済を導入している不用品回収業者も増えています。

不用品回収業者の回収料金

スプレー缶,処分

不用品回収業者のスプレー缶引き取り料金は3,500円~が相場です。
基本料金として3000円、スプレー缶1本につき500円円程度が加算されていく料金体系です。

基本料金にはスタッフの人件費や車両費、作業費用が含まれています。
1回の訪問につき1回発生するだけなので、スプレー缶1本でも50本でも基本料金は変わりません。

スプレー缶だけを捨てたいときには自治体と比べて割高になってしまいますが、

・すぐに捨てたいとき
・中身の入っているスプレー缶を捨てたいとき

には便利です。

回収費用が高くなるとき

スプレー缶やガスボンベなどは中身が入ったままだと別途料金が発生したり、回収を断られるケースも多くあります。
なぜなら回収業者自身が廃棄する前に必ずガス抜きをしなくてはならないからです。1本のスプレー缶からガスを抜くためには5分以上時間と手間のかかる作業です。

中身が入っているときは追加料金がないか確認してから依頼を進めましょう。

不用品回収業者へ持ち込み処分

スプレー缶,処分

スプレー缶の持ち込み処分を受け付けている不用品回収業者もあります。

自分で不用品回収業者の倉庫や支店へと持ち込むときには、基本料金がかからないので、スプレー缶の処分料金のみで引き取ってくれます。
持込処分をするときにも、予約が必要となります。

自治体と不用品回収業者の比較

スプレー缶処分について比較した表を以下にまとめました。

処分方法 不用品回収業者 自治体で処分
料金 3500円~ 無料
かかる時間 最短即日 1週間~1か月
ガス抜き 不要 必須

時間に余裕のある人や少しでも安く処分したい人は自治体での処分が向いています。

手間なく処分したい人や引っ越しや遺品整理でスプレー缶以外にも家具や家電などを処分したい人には不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。

悪徳業者に注意

不用品回収業者の中には一定数の悪質な業者も存在しています。
違法な業者と知らずに依頼してしまうと「不法投棄」や「高額請求」の被害にあうこともあります。

街を軽トラックで巡回している業者は廃棄物処理の許可を得ずに違法営業している可能性が高いです。

不用品回収業者を選ぶ時には「許可」や「資格」を持っていることを確認し、トラブルに巻き込まれないようにしましょう。

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【種類別】スプレーの中身の使い切り方

スプレー缶,処分

スプレー缶に残っている量や種類によって中身の出し方が変わりますが、必要な道具や場所は共通しています。

誤った方法で中身を出すと事故につながったり、健康に害を及ぼすこともあります。

ガス抜きの道具

ガス抜きをするときには少量であっても以下の道具を揃えましょう。

• マスク
• 軍手またはゴム手袋
• メガネやサングラス

中身がたくさん余っている時や殺虫剤など空気中にそのまま出せないときには以下の道具も必要です。

• 大き目のビニール袋
• トイレットペーパー1ロール、
• バケツ

中身を出す作業時の服装

スプレー缶,処分

スプレー缶の中身を出すときはマスクとメガネをつけて、汚れてもよい服装で、作業しましょう。
ただし、服の素材の組み合わせには注意してください。
服の組み合わせによって静電気が起きやすくなり、発生した静電気にガスが引火する危険性があるからです。

冬の寒い時期に重ね着する場合は同じ素材同士のものを選びます。
異なる素材のものを重ね着すると摩擦で静電気が起きやすく、発火の原因となり得るからです。

おすすめはウール×ウールやポリエステル×綿などの組み合わせです。
例えば、綿100%のティシャツにスウェット生地のパーカーがあげられます。

綿は帯電しにくい素材なので異なる素材同士を重ね着しても、綿を取り入れれば静電気は発生しにくくなります。

中身を出す場所

中身を出す作業は火の気がなく、風通しの良い屋外でおこないます。
屋内で作業すると引火・爆発の恐れがあり危険ですので絶対にやめましょう。

スプレー缶のほとんどに使われているLPガスは引火性の強い可燃性ガスで、火災や事故を引き起こしやすい性質をもっています。
LPガスは空気より重く下に溜まりやすい性質があるので、換気扇を回していても、キッチンや浴室ではガスは下に溜まっている状態になってしまいます。

湿度が30%以下だと、静電気が起きやすく引火の恐れがあり危険ですので乾燥しやすい冬場は湿度にも気を付けましょう。

ヘアスプレー・デオドラントスプレー

ガス抜きキャップを被せるか、噴射ボタンを押して、中身が出てこなくなるまで中身を出し切ります。

「シュー」という音が聞こえなくなることが目安の一つです。

噴射ボタンが押せないときには、ノズル先端部分をコンクリートなどの硬い地面に押し付けて中身を出し切ります。
中身をすべて出し切るまでにかかる時間は、450mlの未使用のスプレー缶で8分程です。

デオドラントスプレーや消臭スプレー、ヘアスプレーは比較的危険性の低いガスと言われており、中身を空中に放出しても問題はありません。
ヘアスプレーやデオドラントスプレーは人に対して使用するものですので、基本的には無害ですが、念のためマスクやメガネをして作業しましょう。

香料が使われているため、吸い込むと作業中に気分が悪くなってしまうこともあります。

ペンキスプレー、殺虫スプレー

スプレー式塗料、殺虫剤など有害性のあるものは紙類に染み込ませて中身を出します。

染み込ませる紙にはトイレットペーパーがおすすめです。トイレットペーパーはスプレー缶の中身を飛び散らせることなく吸収してくれます。
塗料、殺虫剤は身体に有害な物質を含んでいるため、必ずマスクと軍手を着用してから作業しましょう。

1.入れ物を作る

バケツの中にトイレットペーパーを入れたビニール袋をセットして、中身を染み込ませる場所を整えます。

2.噴射する

スプレー缶の噴射口をトイレットペーパーに押し付けてから噴射ボタンを押し続けます。「シュー」という音が聞こえなくなることが目安です。

3.放置後、捨てる

中身が染み込んだトイレットペーパーの入った袋は、半日程度そのまま置いておきましょう。
すぐに封を閉じると中に可燃性ガスが残り爆発などの危険性があるためです。ガスが抜けきったら袋を縛り、燃えるゴミの日に出して捨てます。

どうしても中身が出せない時の対処法

スプレー缶,処分

スプレー缶の中身が残っているのに出せない時の対処法をご紹介します。
中身が残っているのに出せないスプレー缶は、一時的に復活させることはできますが、完全に元に戻すための方法はありません。

1.噴射口の掃除

塗料の薄め液を含ませた綿棒で噴射口をぬぐってみると中身が出せることがあります。

噴射口に内容物が固まって出てこなくなっている場合は、塗料の薄め液を付けることで塗料が溶けて噴射可能になることがあります。

2.ぬるま湯につける

40度くらいのぬるま湯を洗面器に張ってスプレー缶を10~15分程度つけるのも効果が期待できます。
ぬるま湯にスプレー缶をつけることで缶の中のガスが膨張して圧力が高まり噴射可能になるからです。
この2つの方法は短時間しか効果は期待できませんが一時的に中身を出すことは可能です。

中身が出ない原因

中身が出ない原因はスプレー缶の内容物が噴射口に付いて固まり、一時的に膜ができて出てこなくなっている可能性があります。
その他にスプレー缶のガス圧が落ちてしまい、中身を噴射する力が落ちてしまっていることも考えられます。

また、スプレー缶の底に赤錆が発生し、針でついたほどの小さな穴から噴射ガスが逃げて、中に内容物だけが残ってしまっている場合もあります。
長期間湿気の多いところで保管していると起きやすく、小さな穴が開いてしまった時には対処不可能となります。

【危険】やってはいけない5つのこと

スプレー缶,処分

スプレー缶の処分時には以下5つのことは避けましょう。いづれも事故のきっかけになってしまいます。

1.中身の残して捨てる
2.ほかのゴミと混ぜて捨てる
3.室内でガス抜き
4.スプレー缶の穴あけ
5.古いスプレー缶のガス抜き

それぞれの理由を具体的に説明します。

1.そのまま捨てる

スプレー缶の中身を使い切らずに捨ててしまうと爆発する危険があります。
また、ゴミ収集車の中で爆発する恐れもありますし、可燃物に紛れ込んでいた場合は焼却炉の中に入ってしまうと、炉を傷つけることもあり危険です。
焼却炉が事故で破損した時にはその地域のゴミ収集が一時的にできなくなってしまう可能性もあります。

スプレー缶の中身は使い切ってから処分しましょう。

2.他のゴミと混ぜて捨てる

スプレー缶を他のゴミと混ぜて捨てると収集車の中や工場で発火や爆発の恐れがあります。
特にライターと混ぜて捨てると危険です。清掃車の中で圧縮されたスプレー缶が破損して、漏れ出たスプレー缶のガスにライターが引火すれば瞬く間に火は燃え広がり清掃車の火災事故につながるからです。
実際に東京消防庁のデータによると、過去10年間でエアゾール缶によるごみ収集車の火災事故は300件以上と言われています。

スプレー缶とライターどちらも発火性危険物に分類される自治体もありますが、分けて処分しましょう。

3.室内でガス抜き

室内でのガス抜きはキッチンや給湯器など火気が近くにあり、引火する恐れがあるので危険です。
スプレー缶に含まれるガスは空気より重い可燃性ガスで換気扇を回していても部屋の底に溜まったまま換気されません。また、殺虫剤など毒性のあるスプレー缶の場合、室内でガス抜きをすると中身を吸ってしまい人的被害が及ぶ危険性もあります。

ガス抜きの際は風通しの良い屋外で、風上側で行うことで中身をほとんど吸わずに作業することができます。

4.スプレー缶の穴あけ

2023年現在、スプレー缶の穴あけを禁止する自治体が増えています。
スプレー缶の穴あけがきっかけとなって爆発事故につながったケースが多々報告されているからです。

スプレー缶の穴あけ作業をするときに釘やきり、金づちを使って穴をあけると金属がこすれて火花が散り、引火爆発につながることがあります。
屋内で穴あけ作業をしたことにより充満したガスが台所に引火して爆発事故につながることもあります。

中身を目視できないため振って音がしなくなっても、内容物が残っていることもよくあります。
日本で消費される噴射剤の70%が液化石油ガス(LPG)でLPGが使用されているスプレーは非常に燃えやすく危険なものです。
少量であってもガスが残っていると発火などの事故を引き起こす可能性を秘めています。

5.古いスプレー缶のガス抜き

古いスプレー缶はガス抜きしない方がいい時もあります。
製造されてから15年以上たっているスプレー缶の中身は、今では使用が禁止されている物質が入っている可能性があるからです。

また、一般的なスプレー缶は7年が使用期限とされているため、使用期限の過ぎたスプレー缶は内部のゴムパッキンが劣化したり、錆などによりスプレー缶自体にダメージが入り内容物が漏れ出ている可能性もあります。

古いスプレー缶を処分する際は外部の劣化具合と中身をメーカーへ確認をしてから作業に取り掛かると安心です。

スプレー缶の事故事例

スプレー缶,処分

実際に起こったスプレー缶にまつわる破裂事故とゴミ収集車での火災をご紹介します。

スプレー缶の破裂事故

ガスコンロと電子オーブンレンジを使用中にスプレー缶が破裂し、民家が全焼する破裂事故が発生しました。この破裂事故により住人2名が火傷を負っています。

破裂の原因は電子オーブンレンジの側方に新品の殺虫剤のスプレー缶を置いたままにしていたことです。
長時間オーブン調理をしたことから電子オーブンレンジが高温となり、スプレー缶が加熱されて破裂し、ガスコンロの火に引火したと考えられています。

スプレー缶は高温になると中のガスが膨張し破裂する恐れがあるため40度以上の場所には置かないよう注意喚起がされています。

スプレー缶の破裂事故は冬場になると多くあります。石油ファンヒーターや暖房機のそばに置いたままにしていたことでスプレー缶が加熱され、高温となり破裂する事故が増えるからです。

滋賀県長浜市で発生したごみ収集車火災

長浜市ではゴミ収集車での火災事故が報告されています。
走行中の車内から出火、爆発し、作業員男性(65)が顔に軽いやけどを負う被害がありました。

原因は中身の残ったスプレー缶が収集したごみに混入されていたことです。

穴の開いていない多数のスプレー缶がゴミ収集車内で圧縮されてガスが漏れ、金属接触で引火したとみられています。

長浜市ではこの事故を受けて「不燃ごみに発火の危険性のあるごみが混入すると、収集車や処理施設の火災、人命に関わる大事故につながる恐れがある」として分別の協力を訴えています。

スプレー缶の消防署へ持ち込みできる?

消防署ではスプレー缶の持ち込み受付はしていません。
スプレー缶が原因となって火災が発生した時に出動するのが消防署です。

消防署はスプレー缶による火災防止のために、ホームページなどでスプレー缶の処分方法について

・中身が余っているときの対処法
・捨て方

について注意喚起をしているため、スプレー缶の持ち込みができると思われてしまうことが多いようです。

スプレー缶の処分方法まとめ

スプレー缶は中身を使い切ってから、発火性危険物として捨てるというのが自治体で処分するときの基本ルールとなります。

中身が残ったまま捨てたいときや大量のスプレー缶をまとめて処分したいときには、不用品回収業者に引き取ってもらうという選択肢もあります。

誤った方法で中身を出したり、分別方法を間違えると事故を引き起こすきっかけになってしまうので、注意しましょう。
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