豆知識

不用品回収

ワインセラー5つの処分方法|売れる条件と買取価格は〇円~

「インテリアの一部になってしまっているワインセラーをそろそろ処分したい…」
「一回り大きいワインセラーに買い替えたい」

と考え始めている方が知りたいのは、今使っているワインセラーの処分方法です。

面倒だと思われがちですが、電話一本で処分まで完結する方法もあります。需要が高いワインセラーは買取価格が付き、実質無料で捨てられるケースもあります。

この記事でわかること
・ワインセラーの捨て方が分かる
・売れるワインセラーの特徴と売り方が分かる
・今の自分に合った処分方法が見つかる



【監修】遺品整理士協会認定 遺品整理士
片山 万紀子

祖父の遺品整理をきっかけに遺品整理や不用品回収に興味を持ち、遺品整理士協会認定・遺品整理士の資格を取得。ReLIFE(リライフ)のディレクターをする傍ら、年間600件以上の遺品整理に携わる。遺品整理を通して「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとしています。


遺品整理,一軒家,費用

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ワインセラーは粗大ゴミではない

ワインセラー,処分

ワインセラーは粗大ゴミではないため、自治体での粗大ゴミ回収やゴミ処理場への持ち込み処分はできません。なぜなら、ワインセラーは家電リサイクル法の対象に含まれてる品目だからです。

ワインセラーは冷蔵庫の一種と分類されており、処分するときには冷蔵庫と同様の手順を踏む必要があります。

家電リサイクル法の対象

家電リサイクル法とは1998年6月に公布された法律で、正式には「特定家庭用機器再商品化法」と呼ばれています。特定家庭用機器廃棄物からリサイクル可能な部品や資源を取り出して有効活用し、廃棄物を減らすために制定されました。

家電リサイクル法対象の家電を捨てるときにはリサイクルのための費用を支払い、小売業者は排出された対象家電を引き取って製造業者等に引き渡し、製造業者等はその対象家電のリサイクルを実施することが義務付けられています。

家電リサイクル法対象
エアコン、テレビ、冷蔵庫(冷凍庫)、洗濯機(乾燥機)

家電リサイクル法が施行されてから、エアコン、テレビ、冷蔵庫(冷凍庫)、洗濯機(乾燥機)の「家電4品目」は自治体で粗大ゴミとしての処分ができなくなりました。

家電4品目を処分するには、不用品回収業者を利用する、購入店で引き取りを依頼するなどの方法でリサイクルすることとなります。具体的な処分方法は次の項目でご紹介します。

1.不用品回収業者で引き取り処分

ワインセラー,処分

ワインセラーの処分には、不用品回収業者を利用すると便利です。不用品回収業者に依頼すると電話一本でワインセラーの引き取りから処分までの全工程を任せられ、自分は見ているだけで済むので手間がかかりません。

重量物であるワインセラーを自分で室内・店舗からの運び出すのは大変ですが、不用品回収業者ならスタッフが運搬してトラックに乗せてくれます。土日祝日でも対応可能で、自分の好きな時間に来てもらえるという利便性の高さも魅力のひとつです。日中忙しいビジネスパーソンや重量物の運搬に不安のある人など、さまざまな人が不用品回収業者を利用しています。

不用品回収業者で処分する手順

不用品回収業者の利用手順は簡単で、次の3つのステップで完結できます。

1.問い合わせと見積もり

住所地を対応可能エリアとする業者を選び、電話やメールで見積もり依頼をします。ワインセラーのサイズやメーカー、製造年数を伝えると電話口で回収費用の見積もりが可能です。

2.予約

見積金額に納得がいけば、その場で予約可能です。予約の際、希望に合わせて回収日と時間を調整してくれます。

おすすめの時間帯は平日の朝一番で、予約が取りやすく到着時間がずれにくいのがメリットです。夕方以降に予約すると前の作業が長引いて到着時間がずれ込む可能性があるため、1時間前後の幅をもって時刻を設定される場合もあります。

3.作業と支払

回収作業や養生はすべてスタッフが行うため、自分の手間はかかりません。ワインセラーの回収が完了したら、料金を支払います。

支払い方法は現金のほか、クレジットカード、スクエア決済、paypay、電子マネーなども可能な業者も増えています。追加で不用品の引き取りを依頼する場合を除いて、支払い金額が見積もり金額と変わることはありません。

不用品回収業者での処分料金

ワインセラーの引き取り料金は8000円前後です。内訳は、基本料金3000円とワインセラーの回収費用5000円となります。状態の良いワインセラーや、人気ブランドの製品だと買取対象になる場合もあります。

買取の場合はキャッシュバックがあったり、回収費用が相殺されて無料になったりするのがメリットです。処分したいワインセラーがほぼ新品の場合など、買値がつきそうなときは買取に力を入れている不用品回収業者を選ぶことをおすすめします。

悪質な業者に注意

ワインセラー,処分

残念ながら不用品回収業者のなかには、高額請求や不法投棄などのトラブルを起こす悪質な業者も混在しています。悪質な業者に関わると高額費用を請求されたり、不法投棄で自分自身が廃棄物処理法の処罰対象にされたりする場合もあるので注意しましょう。

悪質な業者を避けるには、一般廃棄物収集運搬許可や古物商許可を取得する業者を選ぶのがポイントです。自社で一般廃棄物収集運搬許可を持っていない場合でも、許可を持つ別業者と提携していれば問題ありません。

また、作業前に具体的な見積もり金額を提示でき、問合せ時のマナーが問題ない業者を選ぶとトラブルを避けやすくなります。

さらに、複数の不用品回収業者で合い見積もりを取ると、相場価格を把握できて安心です。相場よりも高すぎる業者や、安すぎる業者は除外しましょう。安すぎる業者は当日に追加料金を請求してきたり、無茶苦茶なコストカットの末に不法投棄したりといった問題を起こすリスクがあるので注意が必要です。

2.指定引取場所へ持ち込み処分

ワインセラー,処分

家電リサイクルの「指定引取場所」に、ワインセラーを自分で持ち込んで処分する方法もあります。自分で持ち込み処分すると悪質な業者に関わるリスクを確実に避けることが可能です。

しかし、持ち込みには手間がかかり、ワインセラーを運搬する車両と人手が不可欠なので、実際に持ち込み処分を選べる人は限られています。

持ち込み処分する手順

1.家電リサイクル券の購入

まずは、ワインセラーの大きさやメーカーに合ったリサイクル料金を、一般社団法人家電製品協会ホームページの「再商品化等料金一覧(家電リサイクル料金)」で検索して確認します。その後、料金分の家電リサイクル券を郵便局の窓口で購入しましょう。

家電リサイクル券の書き方と書き損じの対処法/郵便局での購入手順

2.持ち込み予約

最寄りの指定引取場所に電話して、持ち込み予約をします。指定引取場所は自治体のゴミ処理場ではなく、物流会社やリサイクル企業などが指定されている点に注意が必要です。指定引取場所は、自治体のホームページや一般社団法人家電製品協会ホームページの「指定引取場所検索」で調べることができます。

受付時間は平日・土曜の9:00~17:00などと設定されている場合が多いですが、施設によって異なるのでホームページで確認しましょう。

3.持ち込み

予約日に、指定引取場所へワインセラーを持ち込みます。スタッフの指示に従って、ワインセラーと家電リサイクル券を渡せば完了です。

家電リサイクル協会のサイトに受付番号を入力すると、自分が持ち込んだワインセラーが各メーカーの分解工場へ運ばれたかわかります。

持ち込み処分の料金

指定引取場所での処分料金は、ワインセラーにかかる家電リサイクル料金の3740円(税込)~4730円(税込)だけです(2022年9月2日時点)。自分で持ち込むため、収集運搬料金や引き取り費用などは発生しません。

料金の支払いは指定引取場所ではできず、郵便局で家電リサイクル券の購入することで納付したこととみなされます。

3.家電販売店で処分

ワインセラー,処分

家電販売店でも古いワインセラーの処分が可能です。購入した店舗以外でも訪問引き取りを利用できる場合があります。

処分の際には、基本的にはリサイクル料金と収集運搬料金を家電量販店に支払います。ただし、買い替えではなく処分だけを依頼する際には、収集運搬料金・リサイクル料金のほかにも訪問回収費用の支払いが必要となる家電販売店が多いです。

また、買い替えであっても回収日と配送日が別日になるときには、訪問回収費用が別途発生します。

ヤマダ電機

ヤマダ電機では、ウェブまたは店頭で新製品を購入する際に旧機種の有料引き取りを申し込めます。このサービスは、家電リサイクル対象となる「テレビ・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(衣類乾燥機)・エアコン」を新規購入する際に利用できます。

ヤマダウェブコムで該当の製品を新規購入する際に、カートから「ご注文手続きへ進む」へ進んでオプション選択画面で「リサイクル申込」を選択すれば申し込むことが可能です。配送日当日に、リサイクル券料金と収集運搬費を支払って引き取ってもらいます。店舗購入の場合は、自分で古いワインセラーを持ち込んで店頭で所定費用を支払うか、新製品の配送日に訪問回収してもらう形となります。

収集運搬料金

買い替えの時 1650円(税込)
処分だけの時 収集運搬料金1650円(税込)

+訪問回収費2750円(税込)

ビックカメラ

ビックカメラもウェブと店頭の両方で、ワインセラーを含む家電リサイクル対象商品のリサイクルを受け付けています。ウェブの場合はビックカメラドットコムの商品購入画面で、リサイクル回収を「希望する」にチェックを入れると有料引き取りを利用できます。なお、このサービスは新製品の届け先と回収引き取り先が同一住所である場合のみ利用できます。

店舗での購入の際も、販売員に申し出れば所定費用を支払って旧製品のリサイクルが可能です。新規の購入をせずにリサイクルのみを依頼することもできますが、費用は商品購入時と異なるため別途問い合わせが必要となります。

収集運搬料金

買い替えの時 1650円(税込)
処分だけの時 収集運搬料金1650円(税込)

+訪問回収費2750円(税込)

ジョーシン

ジョーシンでも、ワインセラーを含めたリサイクル家電の有料引き取りを利用できます。店舗で申し込みのうえ、不要となったワインセラーを自分で持ち込むか、商品配達時に古いワインセラーを回収してもらう「配達時引取」を利用できます。なお、回収運搬料金が別途発生する場合もあるため、申込時に確認することをおすすめします。

収集運搬料金

買い替えの時 1650円(税込)
処分だけの時 収集運搬料金1650円(税込)

+訪問回収費2750円(税込)

アマゾン

アマゾンでも、古いワインセラーのリサイクル回収が可能です。ただし、回収には条件があり、「ワインセラーと同種の家電(冷蔵庫やワインセラー)を販売者アマゾンから購入して、古いものを処分したい場合」または「買い替えでなくても過去に販売者アマゾンからそのワインセラーを購入していた場合」にのみ適用されます。

リサイクル回収を希望する際は、「Amazon.co.jp家電リサイクル受付窓口」に連絡します。新商品との買い替えの場合には、配達完了後でなければ申し込むことができません。回収日は、申し込み日の7日目以降で設定されます。

なお、「販売者」がアマゾンではなく、アマゾンマーケットプレイスの場合には出品者によって対応が異なるため、各出品者に問い合わせる必要があります。

買い替えの時 2750円(税込)
処分だけの時 2750円(税込)

4.一般廃棄物収集運搬許可業者へ引き取り依頼

ワインセラー,処分

市区町村ごとに定められた一般廃棄物収集運搬許可業者に、ワインセラーの引き取りを依頼することもできます。一般廃棄物収集運搬許可による引き取りの手順は、不用品回収業者と同じです。

一般廃棄物収集運搬許可業者はホームページを持っていないことも多く、自治体ホームページを検索したり役所の担当課に問い合わせたりして業者を調べる必要があります。また、処分料金はそれぞれの一般廃棄物収集運搬許可業者に問い合わせるまで分かりません。

回収手順

1.問い合わせ

自治体のホームページにある「一般廃棄物処理業の許可業者一覧」などのページから一般廃棄物収集運搬許可業者を探すか、役所の担当課に電話して紹介してもらって業者を選定します。

電話でワインセラーの引き取りを希望していることを伝え、費用の見積もりを頼みます。前述の家電リサイクル券を自分で準備するのか、業者側が準備してくれるのかは業者によって異なるため電話口で確認しておくとスマートです。

2.予約

回収の流れや金額に納得がいったら、日時を調整して予約を入れます。3月から4月にかけては引っ越しのピークであり、業者の繁忙期に当たるため希望日時が取りづらくなっている点に注意しましょう。

3.引き取りと支払

回収当日は立ち会うだけで済み、依頼者がすることは特にありません。運び出しから積み込みまですべて業者スタッフが行うので、トラックへの積み込みが終わったら料金を支払います。

料金

料金はワインセラーの家電リサイクル料金である3740円(税込)~4730円(税込)に、収集運搬料金や引き取り料金が加算された金額です。収集運搬料金や引き取り料金は業者が独自に定めるものであり、相場価格は1650円~5000円程度です。支払い方法は現金払いが主流ですが、クレジットカードに対応する業者も増えています。

5.収集している自治体もある

ワインセラー,処分

愛知県刈谷市のように、ワインセラーを含む家電リサイクル対象製品の戸別有料収集を行っている自治体もあります。自治体が受付窓口を担当しており、所定の手順を踏むことでワインセラーを収集してもらえます。

粗大ゴミの収集とは別の手順を設けていることも多いので注意しましょう。

自治体での収集手順

1.申し込み

自治体のホームページで家電リサイクル対象製品の戸別回収専用窓口の電話番号を調べ、戸別収集の予約をしましょう。自治体によっては、粗大ゴミ予約受付窓口と同じ電話番号で対応しているケースもあります。

2.家電リサイクル券の購入

郵便局で家電リサイクル券を購入し、収集運搬手数料を支払います。リサイクル料金はワインセラーのメーカーやサイズにより異なるため、事前に一般社団法人家電製品協会ホームページの「再商品化等料金一覧(家電リサイクル料金)」で検索しておきます。

家電リサイクル券は裏面がシール状になっており、自治体によって家電に貼るよう指示される場合や収集作業員に手渡しするよう指示される場合などがあります。また、収集運搬手数料は自治体ごとに設定されています。

3.指定場所への排出

収集日当日は、申込時に指定された場所にワインセラーを排出します。収集時の立ち合いの要・不要は、自治体によって異なるので確認が必要です。

料金

自治体による戸別有料収集の利用料金は、家電リサイクル券の料金と収集運搬料金の合計額となります。家電リサイクル券は製品のメーカーとサイズにより3740円(税込)~4730円(税込)の幅があり、収集運搬料金は自治体ごとに設定されており2000円~2500円程度であることが多いです。

家電リサイクル券は、前述の通り郵便局で購入する必要があります。収集運搬料金は、自治体指定の「粗大ゴミ収集処理手数料等納付券」などのチケットを購入する形で納付します。

ワインセラーを売る

ワインセラー,処分

状態がよくて人気ブランドなどのワインセラーであれば、売却も可能です。

買取相場価格

ワインセラーの買取価格は10000円前後~50000円程度が相場です。同一ブランドであれば、もとの値段が高い製品ほど高価買取が期待できます。全体的な傾向としては小型よりも大型のワインセラーのほうが高値で売買されやすく、フォルスタージャパンやさくら製作所、ユーロカーブのような人気ブランドのワインセラーは需要が高いので高価買取のケースが多いです。

ワインセラーはインテリアとしての価値もあるので、おしゃれなものや限定品、人気デザイナーによる製品などは高価買取の可能性が高まります。

一方で、製造から5年以上経っているワインセラーや、付属品・説明書がない製品、使用感や傷のある製品は買い取ってもらえないおそれがあります。買い取り価格を上げるために、査定に出す前に掃除をして汚れを取って付属品を降り揃えておきましょう。

リサイクルショップで売る

リサイクルショップで売却する場合、店舗持ち込みや出張買取、宅配買取が利用できます。大型のワインセラーは運搬が困難なので、出張買取か宅配買取が現実的です。スマホで画像を撮影して査定してもらう「LINE査定」に対応しているショップも便利です。

店舗持ち込みでは、自分でワインセラーを店舗まで運んで査定を頼みます。出張買取は電話やメールで問い合わせて査定額を確認し、金額に納得できたら予約日時にスタッフにワインセラーを回収してもらってその場で売却します。宅配買取の場合は、電話などで査定額を確認してから集荷依頼をして買取業者に送ると、後日口座に送金してもらえます。

売却は、ワインセラー買取専門店またはワインセラーの買い取り実績が豊富な大型チェーン店を利用するのがおすすめです。ワインセラー買い取り実績の乏しい店舗や一般的な総合リサイクルショップでは、専門スタッフが在籍しておらず査定基準があやふやになる場合があるためです。また、出張買取・宅配買取の手数料や送料がかからないお店を選ぶと、無駄な出費を抑えることができます。

フリマアプリやネットオークションで売る

メルカリやヤフオクなどのフリマアプリを利用してワインセラーを売却することも可能です。たとえば、メルカリでは2022年9月2日現在、5000円前後~60000円程度の価格帯でワインセラーの出品が多く見られます。出品後すぐに売れているケースも見られ、商品状態がよくて購入後5年以内の人気ブランドのワインセラーなら50000万円以上で売買が成立しています。

送料に注意

大型の重量物であるワインセラーは配送料が高く、送料を出品者負担にすると売却益が大きく目減りしてしまうことに注意が必要です。
ヤマトホームコンビニエンスのらくらく家財宅急便を利用して標準的なサイズである90Lのワインセラーを送る場合、東京から新潟までで5000円程度かかってしまいます。

手数料に注意

メルカリでは商品価格の10%の販売手数料と200円の振込手数料がかかり、ヤフオクでも8.8~10%の落札システム手数料が出品者に課せられます。送料と手数料を差し引いても利益が出るような価格設定が必要です。

ワインセラーを譲る

ワインセラー,処分

ワインセラーを他人に譲るのもひとつの方法です。ワイン好きで日常的に何本ものワインを買っている人や、保存状態による味の変化を気に掛ける人、ワインの保存だけでなく部屋のインテリアとしてワインセラーを求めている人などに、ワインセラーは需要があります。

2つの譲り先

ワインセラーの譲り先は

①知人や友人などの知り合い
②インターネットを介して見つけた人

の2通りです。

「友人の友人がちょうどワインセラーを欲しがっている」というケースもあるので、ワインセラーを必要としている知り合いがいないか、身近な人に尋ねてみるのもおすすめです。

インターネットを通じて譲る

ジモティーのようなインターネットの譲渡掲示板を使うと、ワインセラーの譲り先を効率的に探すことができます。「引き取りに来てくれる人限定」「○○市限定」など限定して、欲しい人を募集することが可能です。ただし、引き渡しの場所や日時などの詳細は個人間でメッセージをやり取りしなければならない点に注意が必要です。

ドタキャンや条件変更の要求など、ユーザー間のトラブルが起こった際には自己責任で解決しなければなりません。また、地元の人同士のやりとりが多いので、対面取引で住所を知られてしまうリスクなどにも配慮する必要があります。

譲るときのマナー

ワインセラーを譲渡するときのマナーを知っておくと、お互いに気持ちよくやりとりができます。

譲るときのマナー
・説明書や保証書・付属品をすべて揃えておくこと
・故障箇所や傷などがある場合にはあらかじめ伝えること
・最低限の清掃を済ませること

相手が気持ちよく利用できるよう配慮することも大切です。また、配送する場合には送料をどちらが負担するのか事前に決めておくのも、トラブル回避のポイントです。

【状況別】最適なワインセラーの処分方法

ワインセラーをどの処分法で手放したらよいか悩んでしまう場合には、以下のポイントを参考にしましょう。

買い替えで処分したいとき

新しいワインセラーと買い替える場合には、古い製品を販売店で引き取り処分してもらうのがおすすめです。購入時に店舗スタッフに依頼すればすぐに引き取り手続きができるため、処分にかける時間と手間を大幅に省くことができます。なお、他の処分方法の場合には業者選びや家電リサイクル券の購入、ワインセラーの運び出しなど、方法に応じて様々な手間がかかります。

販売店でのワインセラーを引き取り処分してもらう場合には、新しい製品の搬入と古い製品の処分を同時に完了でき、不用となったワインセラーの置き場所に頭を悩ませることもありません。買い替えを検討している人は、販売店に処分を頼んで手間と時間を省くとよいでしょう。

安く捨てたいとき

ワインセラーをできるだけ安く捨てたい人には、自分で指定引取場所にワインセラーを持ち込んで処分する方法が適しています。家電リサイクル券の値段を調べて郵便局で購入したり、持ち込み前に予約をしたりと手間がかかりますが、コストを抑えて処分することが可能です。処分費用は家電リサイクル券のみなので4000円前後で済み、他の処分法に比べて2000円~4000円程度節約することができます。

見えない費用に注意

自分で持ち込む際にはワインセラーを運搬するための車両費や、往復のガソリン代なども含めて費用を見積もらなければなりません。自力で家から運び出し、指定引取場所で荷下ろししなければならないため、マンパワーも必要です。必要な人手や車両を確保できる人は、費用を抑えて処分するために持ち込み処分を活用するのも一つです。

すぐにでも捨てたいとき

すぐにワインセラーを処分したいときや、引越しなどで早く処分しなければならないときには不用品回収業者を利用するのがおすすめです。不用品回収業者は土日祝日も含めて、自分の都合の良い日程・時間帯にワインセラーを引き取りにきてくれるからです。

面倒な家電リサイクル券の購入や、重たいワインセラーの運び出しなどもすべて業者側が行ってくれるので、自分は電話予約と引き取り時の立会い以外には手間がかかりません。手間をかける時間が取れない、迅速に処分したいという場合には不用品回収業者による処分を検討しましょう。

ワインセラーの処分まとめ

●ワインセラーは粗大ゴミではない
・家電リサイクル法対象なので、全国どこでも同じ方法で処分できる

●ワインセラーの処分方法は大きく分けると以下の5つ

 

処分方法 目安料金 家からの運び出し
1.不用品回収業者で引き取り処分 8000円~ 不要

(スタッフが対応)

2.指定引取場所へ持ち込み処分 3740~4730円 自分で
3.家電販売店で処分 5390~9130円 不要

(配送業者が対応)

4.一般廃棄物収集運搬許可業者へ引き取り依頼 5390~9730円 業者による
5.収集している自治体もある 5740~7230円 地域による

●ワインセラーを売る
・相場価格は10,000円~50,000円
・ネットやリサイクルショップで売るのが主流

●ワインセラーを譲る
・知人に譲る方法とネットを通じて譲る方法がある
・付属品を揃えたり、不具合を伝えるなど相手のことを考えて譲る

●【状況別】最適なワインセラーの処分方法
・買い替えるなら、購入先で処分すると入れ替える形で引き取ってもらえる
・安く捨てたいなら、自分で指定引取場所へと持ち込み処分する
・すぐに捨てたいときは不用品回収業者に依頼するといい。自分の好きな日時に引き取りに来てくれるうえ、運び出しやリサイクル券の購入もしてくれる。

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