豆知識

不用品回収

テレビの寿命は何年?買い替えすべき症状と長持ちのコツを徹底解説

テレビを長年使っていると
「調子が悪い」
「画面が暗くなったような気がする」

と感じることはありませんか?

どうしても劣化は避けられないテレビですが、その寿命は何年になるのでしょうか。
テレビには正しい捨て方が存在し、一般ごみや粗大ごみとして出すことはできません。

この記事では、テレビが寿命を迎えた症状と正しい処分方法について解説していきます。
テレビをより長く使うためのコツも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。


【監修】遺品整理士協会認定 遺品整理士
片山 万紀子

祖父の遺品整理をきっかけに遺品整理や不用品回収に興味を持ち、遺品整理士協会認定・遺品整理士の資格を取得。ReLIFE(リライフ)のディレクターをする傍ら、年間600件以上の遺品整理に携わる。遺品整理を通して「ありがとう」という言葉をいただけること仕事のやりがいとしています。

ごみ,分別,世田谷区

ごみ,分別,世田谷区

テレビの寿命

テレビ,寿命

テレビの寿命は、種類によっても異なります。目安の寿命年数と種類ごとの寿命について説明していきます。

寿命は10年

テレビの寿命は10年が目安です。

内閣府の消費動向調査によると、テレビの平均使用年数は10年です。テレビを買い替える理由として最も多いのは故障によるもので、その割合は61.9%になります。

家電製品には部品保有期間が設けられておりテレビの場合は8年です。部品保有期間を過ぎると修理ができなくなるので、部品保有期間である8年もテレビの寿命年数であると言えます。

平均使用年数は10年ですが、8年使い終わった頃には、購入時と比べて機能が劣っていないか、不具合がないかを確認しはじめましょう。

液晶テレビ

液晶テレビの寿命は一般的には8~10年、テレビをほとんど視聴しない家庭では、20年持つこともあります。テレビの視聴時間がパネルの寿命に影響するためです。液晶テレビの場合、6万時間視聴するとパネルが寿命を迎えます。

消費電力が少なく部品の消耗も抑えられることから、比較的寿命が長い傾向にあります。

液晶パネルの裏側からバックライトを照射して映像を表示させる仕組みになっています。バックライトの寿命や半導体など内部の不具合もテレビの寿命に影響します。

有機ELテレビ

有機ELテレビは自然光によって高画素数の映像を映し出すことができます。液晶テレビと違いバックライトは内蔵していないため、他のテレビに比べて格段に薄いことが特徴です。

ハイクオリティな映像を映し出す有機ELテレビですが、パネルの寿命は短く発売初期のものは購入から4年程度で故障することもあります。

2022年現在販売されているような最新モデルであれば、耐久性が向上したことで、液晶テレビとほぼ同じ寿命のものも増えています。

プラズマテレビ

プラズマテレビの寿命年数も7年~10年が基本です。

プラズマテレビは画素の1つひとつがプラズマ光で描画されます。発熱や焼きつきが起こりやすいテレビのため、半導体など部品の消耗が激しくなりますが、他のテレビよりも比較的寿命が長い特徴があります。パネルの寿命が来た時が買い替えのタイミングで寿命は時間であれば、10万時間とされています。パネルではなく部品が故障して寿命を迎える場合もあります。

各メーカー販売初期のプラズマテレビの場合は、寿命が2~3万時間とされているので注意しましょう。

ブラウン管テレビ

ブラウン管の寿命は約3万時間とされていて、1日8時間の視聴で3~5年使用可能です。

故障や不具合が起きやすいブラウン管テレビは、ほとんどのメーカーで生産が終了しているため、使用している方もほとんどおらず、新品を手に入れるのは困難です。ブラウン管テレビが故障した場合は他のテレビへ買い替えなければなりません。

手元にあるブラウン管がまだ使用できる場合は、レトロな物として人気があり買い手がつくこともあります。

寿命の症状5つ

テレビ,寿命

テレビの寿命である症状を5つ説明します。

1.電源が入らない

寿命を迎えたテレビは電気が通らず、テレビの主原電ボタンを押しても電源が入りません。テレビの電源が入らない原因は様々ありますが、雨で一時的に電波が弱くなったり、雷で本体が故障することもあります。

電源はついても画面が映らない時は、パネルが寿命である可能性が高いです。特に液晶テレビの場合に起こることが多いです。

テレビ本体もしくはパネルではなくリモコン側が故障している可能性もあり、この場合はリモコンを修理に出すと元通りにテレビを使用できます。

2.画面が暗い

画面が暗くなったように感じたり、明るさ調整を最大にしても暗い場合は、テレビの寿命を疑います。

テレビ画面の明るさは「輝度」と呼ばれ、寿命を迎えると新品の50%の明るさになります。液晶テレビやプラズマテレビでは、バックライトや自然光の力が落ちるため画面が暗くなります。

暗い画面を見続けると目にも影響が出ます。テレビの画面と周りの明るさに差がありすぎる場合は、目の調整が上手くいかず疲れ目の原因となります。

機能面だけではなく、体調面のためにも画面が暗くなったテレビは寿命として手放すことが重要です。

3.画面に線が入る

画面に黒、白、緑の線が入った時も寿命であると言えます。画面の色が赤や緑が強く出た場合も寿命を疑いましょう。

画面に線が入る主な原因はパネルや基盤、バックライトの劣化です。普段使用しているだけでもテレビの部品が劣化していくので、こうした異変が起こったら修理もしくは買い替えを検討しましょう。

画面の異常を放っておくと、黒、白、緑色でかつ細い線だったものが、線が太くなり面積が広がっていくことで最終的には画面が見れなくなります。

電源が入っている状態で、音声は流れているのに映像だけ映らない時は、初期不良の可能性があります。この場合はメーカーに問い合わせをすれば解決します。

4.音が出ない・ノイズが混じる

突然音が出なくなったり、音声にノイズが混じることも寿命のサインの1つです。音声の不調はテレビ内の回路や基盤の劣化が原因で起こり、使用年数が増えるごとに音声に不調が出る可能性が高くなります。

音声の不調は、本体ではなくテレビ内蔵のスピーカーが原因の場合もあります。イヤホンやスピーカーにつなぐことで音声が改善することもあるため、寿命とは言い切れない場合もあります。

毎日音が出ない状態が続く、テレビを使用する度にノイズが混じって視聴が困難という場合は寿命であると言えます。

5.テレビから焦げた匂いがする

テレビから焦げた匂いがしたり煙が出ている時は要注意です。テレビの内部が故障していたりショートが起きている可能性が高いです。不適切な電圧を使用した時、こぼした水が内部に入り込むことでこのような異変が起こります。焦げた匂いのテレビは寿命を迎えていると考えましょう。

そのまま使用していると火事の原因になる場合があり、非常に危険です。焦げ臭さを感じたり煙が出ていることを発見したら、すぐにテレビの使用をやめてコンセントを抜いてメーカーに問い合わせましょう。

症状が出た時に行うこと

テレビ,寿命

テレビに異変を感じたら、すぐに処分はせず改善できるかどうか確認してみましょう。
電源やコンセントを入れ直すことと、修理を検討するかの2通りです。

電源を入れ直す

テレビの映像や音声が普段と異なると感じたら、テレビの電源を入れ直しましょう。寿命の症状が現れていても、テレビの寿命ではなく一時的な不良の場合もあります。

電源を入れなおしても不具合が改善されない時はコンセント自体を外します。テレビの電源を切り、コンセントを抜いてから数分放置します。その後コンセントを差し込んで電源を入れ直すだけで不具合が改善されることもあります。

電源を入れ直しても、コンセントを抜いても変わらない時はテレビ自体の寿命が疑われます。

修理に出す

症状が改善されない、度々不具合が起きる場合はテレビを修理することも検討しましょう。不具合があるまま使い続けると、発火の危険もあります。

テレビを購入した際の保証書を確認しましょう。その保証期間内であれば無償で修理してもらえるケースが多いです。保証期間が過ぎている場合は修理代がかかります。

修理代の相場は約5,000円~60,000円と幅があり、リモコンの修理は1万円以内で抑えられますが液晶パネルの修理には50,000円以上がかかることが多いです。

テレビを買い替える

テレビ自体を買い替える方法もあります。

寿命を迎えたテレビはどんどん不良箇所が増えていき、1か所修理したら、別の部分が壊れたということも起こります。

1個所ずつ修理をしていくと結果的に料金が高くついてしまうため、新品に買い替えた方が良い場合もあります。

修理してから1か月以内に別の場所に異変が出た時がテレビ自体を買い替える目安です。

テレビの寿命を延ばすコツ5つ

テレビ,寿命

テレビを長く使い続けるためのコツについてお伝えしておきます。

1.テレビの使用時間を設定する

テレビをつける時間を設定することが長持ちのコツです。テレビをつけっぱなしにすると経年劣化のスピードを早めます。現在販売されているテレビは、約6万時間視聴すると寿命を迎えるとされているため視聴時間が長くなるほど寿命も短くなります。

テレビの劣化を防ぐためには、こまめに電源を消すことが大切です。ゲームやBlu-ray Discの再生のためテレビに使うと視聴時間が長くなりがちです。タイマー機能を利用して、視聴時間を設定しておくとテレビのつけっぱなしを防ぐことができます。

2.高温多湿を避けた場所に置く

テレビは窓から離して日光を避けた場所に設置しましょう。テレビに最も適した気温は25度で、25度を超えた部屋で使用するとテレビの寿命を縮める原因となります。

強い日差しが直接日光に当たるとテレビ本体が熱くなり機能の劣化が早まるので、窓から離し場所に置くことが大事です。

気温だけではなく湿度にも注意しましょう。防水性能のあるテレビでなければ、湿度によって内部の部品がサビつく原因となります。

リモコンもテレビ本体と同様に日光が当たらない涼しい場所に保管しましょう。高温多湿の場所に置くと電池の消耗が早くなったり、電池の液漏れが発生することがあります。

3.定期的に掃除をする

毎日こまめに掃除を行うことでテレビの寿命を長くさせることができます。ホコリはテレビを劣化させる大きな原因です。たまったホコリがテレビの内部に入り込むことで基盤や回路を故障させることもあります。

テレビには内部にたまった熱を放出するための通気口があり、ホコリで通気口がふさがれると熱がこもった状態となり劣化を早めます。テレビの熱で発火する危険性もあるため、定期的にゴミやホコリを取り除くことが重要です。毎日マイクロファイバーで簡単に拭くだけでも効果的です。

部屋でタバコを吸う場合は、定期的にテレビ画面についたヤニをウェットティッシュで拭き取りましょう。数か月に1度は中性洗剤を使って掃除をするとテレビが長持ちします。

4.画面保護シートを使用する

テレビ画面に一度傷がつくと修復は不可能できず、ヒビ割れの原因となります。修理にはパネルの交換が必要で、高額な修理費用がかかります。50インチ以上の大型テレビはさらに高額な費用が必要になるため、画面の故障は避けたいです。

画面を保護するために購入時にはパネルやシートを使用することをおすすめします。特に小さな子どもやペットがいる家庭では、怪我防止の面でも効果的です。

子どもがいる家庭では、おもちゃやゲームのコントローラーを振り回して画面に傷がつく可能性があります。壁掛けテレビは子どもの手が届かない高さに設定したり、置き型テレビなら収納ボードを使って対策しましょう。

5.安定した場所に置く

置き型テレビの場合、テレビ台はサイズの合ったものにしましょう。十分なスペースを取ることも重要です。

不安定な場所におくと、振動でテレビが落ちたりぶつかって倒れる危険があるからです。何度も落ちると部品が外れたり画面が割れる可能性があります。

対策としては、テレビを購入する時にテレビ本体とテレビ台の大きさを測りメモに残しておくことです。テレビ台に耐震シートを敷くことやテレビ本体を固定することも有効で、地震対策にもなります。

テレビの処分方法

テレビ,寿命

寿命を迎えて使えなくなったテレビや不要なテレビの処分方法について解説します。

家電リサイクル法とは

テレビは家電リサイクル法の対象品です。家電リサイクル法とは、家電に含まれる材料をリサイクルすることで資源を有効活用するための法律です。

自治体で一般ごみや粗大ごみとして捨てることは出来ないので注意しましょう。
テレビを処分する時には料金がかかり、リサイクル代は液晶・プラズマテレビで1,870円~です。
メーカーや家電量販店などに処分を依頼する場合は、リサイクル料金の他に運搬・収集手数料も発生します。店舗に直接持ち込めば運搬手数料はかからないこともあるため、問い合わせてみると確実です。

家電量販店に引き取り

テレビの処分方法で最も主流方法は、メーカーに引き取りを依頼することです。家電リサイクル対象品であるテレビは、家電量販店で古い型のテレビを引き取ることが義務付けられています。

店舗によっては、新しく購入するテレビの価格から金額が引かれる下取りサービスを行っているメーカーもあります。テレビを買い替えたいと考えているならおすすめの方法です。
期間限定で高額下取りサービスが実施されていることもあるため、常に情報を手に入れるようにしておくと、金額面での負担を減らしながらテレビが処分できます。

不用品回収業者に依頼

不用品回収業者に依頼をすれば、自分でリサイクル券を購入する手間なく処分が可能です。スケジュール次第では申し込み当日に回収ができるため、急いでいる方におすすめの方法です。

処分費用は6,000円~7,000円ほどが相場で、出張費とテレビのリサイクル料金及び処分費用が含まれています。家電量販店と比較すると割高になりますが、部屋からテレビを搬出してもらえるので、テレビを運ぶ手間が省けることは大きな利点です。

電話やメール、LINEで問い合わせをすれば、見積りから予約まで解決することができます。夜間や土日も対応している業者もあり、都合が良い日時を選べるのが不用品回収業者を利用するメリットです。

テレビを買取に出す

テレビ,寿命

テレビを処分するには引き取り料金がかかりますが、買取に出して売ることができればお金を稼ぐことができます。

どのようなテレビが売れやすいのか、高く売るコツについて解説していきます。

売れやすいテレビ

液晶テレビは人気が高く、中古でも需要があるので査定価格が高くなりやすい傾向にあります。買取価格は液晶テレビのサイズによって異なりますが、おおよそ20,000円が目安です。

型番に「P」の文字があるプラズマテレビは、リサイクルショップよりもオークションに出品することをおすすめします。プラズマテレビには根強い人気があり、ファンも多くいるため買取価格が高くなりやすいからです。

パナソニックがプラズマテレビの生産を終了しており、希少価値が高いことも高値で取引される理由です。

リサイクルショップで売ると買取価格の相場を大きく超えることは少ないですが、オークションでは40万を超えて落札されたりと高値での取引が見られます。

ブラウン管テレビは、ほとんど売れないため買取に出すよりも不用品回収業者などを利用して処分することが主流です。ただし、レトロなインテリアが好きな人には需要があることもあります。

テレビを高く売るコツ

テレビを高く売るためには、大きく3つのコツがあります。
・なるべく早く売る
・外箱や付属品と一緒にする
・掃除をして綺麗な状態にしておく

テレビは不要になった段階で売ると高値で取引されやすくなります。毎年新しい型のテレビが販売されるため、年数が経つにつれて価値が下がるからです。

外箱を保存しておくことも高く売るためのポイントです。保証書や説明が書かれている箱がついたテレビはさらに高値で売れやすくなります。リモコンやコードなどの付属品も一緒に売り出しましょう。付属品がない状態で査定をすると買取を断られる場合があるからです。

見た目も買取額に影響します。テレビの画面や本体を掃除したり、内部に溜まったホコリを取り除いてから査定に出すことが大事です。

B-CAS カードを変更する

テレビを売る前にはB-CASカードの変更が必要です。B-CASカードはテレビを購入した際についてくるものですが、使用者の情報が入っているため単体での販売や売買は禁止されています。

使用していたB-CASカードを挿入したままテレビを買取に出すことはできませんが、B-CASカードがついていないテレビは査定価格が大きく下がってしまいます。

B-CASカードとテレビを一緒に売るためには、カードの使用者変更の申請を行う必要があります。変更申請はメーカーのカスタマーセンターに問い合わせるだけで完了するので、必ず変更を行いましょう。

テレビ 寿命 症状まとめ

・テレビの平均寿命年数は10年
・テレビの種類によって寿命年数が異なる。
テレビの種類 寿命年数(目安)
液晶テレビ 8年~10年
有機ELテレビ 4年程度
プラズマテレビ 7年~10年
ブラウン管テレビ 3年~5年

<寿命のサイン5つ>
1.電源が入らない
2.画面が暗い
3.画面に線が入る
4.音が出ない・ノイズが混じる
5.テレビから焦げた匂いがする

<症状が出た時に行うこと>
・寿命の症状が出た時には
1.電源を入れ直す
2.修理に出す
3.テレビを買い替える

<テレビの寿命を長くするコツ>
1.テレビの使用時間を設定する
2.高温多湿を避けた場所に置く
3.定期的に掃除をする
4.画面保護シートを使用する
5.安定した場所に置く

<テレビの処分方法>
テレビは家電リサイクル法対象のため、自治体で不燃ごみや粗大ごみとして出すことが出来ない。
処分方法は以下の2通りが主流。

①家電量販店に引き取ってもらう
②不用品回収業者に依頼

・どちらもリサイクル費用がかかる。
・テレビの買い替えを検討しているなら下取りサービスを行っている家電量販店に引き取ってもらうことがおすすめ。
・テレビを急いで処分したい、テレビ以外にもまとめて処分したい物があるなら
不用品回収業者に依頼するのが手早く処分可能。

<テレビを買取に出す>
・購入後3年以内など比較的新しいテレビの場合は売る方法もある。
・リサイクルショップよりもネットオークションやフリマアプリの方が高額買取の可能性が高い
→特にプラズマテレビは需要が高い。
・テレビを売る場合は、B-CAS カードを変更する必要がある。
→カスタマーサービスに問い合わせるだけで変更可能。