豆知識

不用品回収

傘の捨て方は簡単!大量にあっても手間なく捨てられる!

雨の度に傘を買っていたら、いつのまにか大量の傘がたまっていた、ということはありませんか?

傘をごみとして出して良いのか迷いがちですが、傘の正しい捨て方が存在します。
自治体によっては分解が必要になることもあります。

この記事では、傘の正しい捨て方、大量の傘の処分方法についてご紹介します。

 



【監修】遺品整理士協会認定 遺品整理士
片山 万紀子

祖父の遺品整理をきっかけに遺品整理や不用品回収に興味を持ち、遺品整理士協会認定・遺品整理士の資格を取得。ReLIFE(リライフ)のディレクターをする傍ら、年間600件以上の遺品整理に携わる。遺品整理を通して「ありがとう」という言葉をいただけること仕事のやりがいとしています。

不用品回収

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傘の捨て方

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傘は自治体にごみとして出すことができ、大きさにより「不燃ごみ」か「粗大ごみ」のいずれかに分類されます。

自治体でのごみの出し方と、大きさの基準についてご紹介します。

1.不燃ごみで捨てる

傘は不燃ごみに指定する自治体が半数以上ですが、30cm以上、50cm以上など一定の大きさを超えると粗大ごみ扱いになります。大きさの基準は自治体により異なります。

折り畳み傘は8割以上の自治体で不燃ごみとして捨てられます。

一定の大きさを超えても不燃ごみとして捨てられる自治体もあります。

自治体 ごみの出し方 その他条件
千葉市 不燃ごみ 傘の本数に制限はない

傘は袋からはみ出ても構わない。

名古屋市 不燃ごみ 30cm角を超える場合も不燃ごみ。
堺市 不燃小物類
粗大ごみ受付センターへの申し込みが必要。
1回の申し込みで4本まで無料
神戸市 燃えないごみ 多少先が袋から出ても構わない。できるだけ袋の奥まで傘を入れて口をしっかり結ぶ。
大阪市 普通ごみ 1m以内であること。
品川区 陶器・ガラス・金属ごみ 金属部分が多いため

2.粗大ごみで捨てる

傘を粗大ごみで捨てるには、事前に電話またはインターネットで申し込む必要があります。

新宿区を含めた東京都14区の「粗大ごみ受付センター」によると、2022年5月現在、電話がつながりにくい状態になっており、24時間受付が可能なインターネットでの申し込みを推奨しています。
新型コロナウイルスの影響でオペレーターを減らしているからです。

インターネットは、自分の都合が良い時に申し込みができて便利なため、忙しくて申し込みの時間が取れない方はインターネットを活用しましょう。

引き取り日時などの申し込みが完了したら、粗大ごみのシール「有料粗大ごみ処理券」をスーパーマーケットやコンビニなどで購入して傘に貼り付けます。

引き取り当日の朝に、指定の場所に粗大ごみを出せば処分は完了です。

自治体によっては一度に出す本数が決まっています。あらかじめ捨てる傘の本数を確認しておき、申し込みの手間が無駄になるのを防ぎます。

傘のパーツを分解して捨てる

傘,捨て方

傘は、「柄、骨、布・ビニール部分」の3つのパーツに分解し、材質ごとに分別すると不燃ごみや可燃ごみとして捨てられます。

分解・分別する手順について説明していきます。

傘を3つのパーツに分解する手順

傘を分解するために必要な道具は、ハサミ、カッター、ペンチ、軍手の4つです。

軍手をはめたら、以下の手順で分解していきます。

① 先端を取る
骨組み先端部分(つゆ先)を反時計回りにひねって、外します。手で外れない場合はペンチを使うか、どうしても外れない場合は次の工程にうつります。

② 布部分を分ける
傘布と骨組みを繋ぎとめている部分をはさみやカッターで切っていきます。

③ 持ち手を外す
持ち手部分を、引っ張るようにして外します。持ち手が外せたら分解完了です。
分解した後の骨組みは、広がらないように紐でまとめておきます。

分解作業をする時には、ガラス繊維強化プラスチック(グラスファイバー)の怪我に気を付けましょう。グラスファイバーの怪我については、国民生活センターも注意喚起をしています。

グラスファイバーは細くて肉眼では見えにくく、触れると棘が刺さったような痛みが出ます。

怪我の防止のために軍手は必ずはめましょう。

自治体による分別方法の違い

自治体によっては、傘は分解してから捨てる必要があります。

東京都墨田区では、簡単に分解できる傘であれば、分解してから捨てるというルールがあります。

細かい分別が必要な自治体もあります。

自治体 ごみの種類 詳細
横浜市 小さな金属類と

燃やすごみ

骨組み(金属製)
→週1回の「小さな金属類」(長さは問わない)骨組み(金属以外)
→週2回の「燃やすごみ」

布部分→「燃やすごみ」

川口市 一般ごみと金属ごみ 骨組み(金属類)→月2回の金属類。

布部分→週2回の一般ごみ

相模原市 金物類と一般ごみ

もしくは

粗大ごみか一般ごみ

骨組み(金属製)
→広がらないようにひもでまとめて「金物類」
※柄は金属製以外でも可傘布→一般ごみ

・骨組み(金属製以外)または傘布が外せないとき

50cm以上の傘→粗大ごみ。
50cm未満の傘→一般ごみ

不用品回収業者に依頼する

傘,捨て方

傘の処分に手間がかかる時には、不用品回収業者に依頼をするという方法があります。

自治体の中には、1回に捨てられる傘の本数に制限がありますが、不用品回収業者であれば本数に制限はありません。傘を分解する必要もないので手間をかけずに傘を処分することができます。

以下のいずれかに当てはまる方は、不用品回収業者に依頼することがおすすめです。

不用品回収業者がおすすめの方
・10本以上と大量の傘を捨てたい方
・引っ越しなどですぐに片づける必要がある方
・傘が分解できずに困っている方

傘だけではなく一緒に傘立ても回収できるので、傘以外にも処分したいものがあるなら、不用品回収業者に依頼をすると全てが片付いて玄関がすっきりします。

傘の回収にかかる費用

基本手数料と合わせて4,000円で10本以上の傘の処分が可能です。
傘立ても一緒に処分する場合には、傘立ての処分費用も追加でかかってきます。

1回の依頼につき基本手数料3,000円がかかりますが、家具や家電など品目や量が増えても基本料金は変わりません。

傘1本でも回収費用は3000円以上はかかるので、費用を抑えたいという場合には、不用品回収業者に依頼するよりも自治体の不燃ごみに出した方が安く済みます。

不用品回収業者に依頼する手順

以下の手順で不用品回収業者に依頼をします。

①問い合わせ
不用品回収業者サイトの問い合わせフォームか電話で問い合わせをします。
業者によってはLINEで受付ができるので、自分の生活スタイルに合わせた問い合わせ方を選べます。

②見積り・予約
回収してほしい不用品を伝えるとメールや電話で見積額を提示されるので、見積額に納得できれば回収日時の予約をします。
見積額や回収日時をいつでも見返したいなら、メールやLINEでのお問い合わせがおすすめです。

③回収当日
予約した日時に作業員が自宅を訪問し、運び出しや積み込みなどすべて行います。回収作業費を支払ったら作業完了です。
現金払い/クレジットカード払いが主流ですが、電子マネーや振り込みができる業者もあるのであらかじめ確認しておくとスムーズな支払いが可能です。

傘の回収事例

私自身は日傘をよく買っており、夫がビニール傘を頻繁に持ち帰ってくるので傘が15~20本くらいたまった状態になっていました。自治体のごみに出そうかと思っていましたが、あまりにも数が多く恥ずかしかったので、不用品回収業者に依頼することにしました。
それほど急いではなかったのですが、タイミングが合い2日後には来てもらうことができました。傘が大量にあり恥ずかしかったのですが、作業員の方は嫌な顔一つせず傘を回収してくれました。また何かあったら頼みたいと思います。
(30代・板橋区・女性)

傘,捨て方

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捨てる以外の方法

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捨てる以外にも不要な傘を手放す方法が2つあります。
傘を売る方法と、傘を寄付する方法です。
売れる傘の基準や金額、傘を寄付する手順についてお伝えします。

傘を売る

高級ブランドの傘であれば売ることも1つの方法です。

主にポロ・ラルフローレン/ルイ・ヴィトン/バーバリー/セリーヌなどのブランド傘が売れやすいです。
ほかにも、エルメスは折り畳み傘の種類が豊富で人気が高いブランドです。

傘を売るには、リサイクルショップに持っていく方法と、フリマアプリを使って出品する方法があります。

リサイクルショップの場合は、傘を持ち込むとその場で査定をしてくれます。

フリマアプリの場合は、商品の撮影・説明から始まり、値段設定や発送まで全て自分で行う必要がありますが、自宅にいながら取引ができるので忙しい方におすすめの方法です。

2022年5月現在、フリマアプリのラクマで売れ筋価格600円~3,746円との確認が取れました。ブランド物や状態の良い傘であるほど高く売れる傾向があります。

人気ブランドで状態の良い傘であれば、捨ててしまうよりも売る方がお財布が潤うというメリットが得られます。

寄付をする

まだ使える傘なのに捨てるのはもったいない、誰かに使ってもらいたいと考えているのなら、傘を寄付するのがおすすめです。

NPO法人である『ワールドギフト』は傘の寄付を募集しています。
海外途上国への物資支援を目的にしており、ビニール傘、日傘、折り畳み傘などあらゆる種類の傘が寄付できます。

寄付の手順は、以下の通りです。
①メールフォームで問い合わせて依頼する。
②注意事項・確認メールに返信する。
③集荷当日までに寄付金の振り込みを済ませる。
④希望した日時に、寄付したい傘を自宅集荷してもらう。

自宅集荷を行う場合、主に郵便局か佐川急便を利用します。
いずれの方法も送料は無料です。

集荷方法 寄付金
郵便局 1箱あたり2,900円
佐川急便 1箱あたり3,700円

忙しくて自宅集荷の時間がとれないという場合には、都合の良い時間に寄付したい傘を発送するという方法があります。

自宅集荷とは違い、自分で傘を発送する場合には寄付金に加えて送料がかかります。

傘の処分を減らす意識

傘,捨て方

ビニール傘の大量消費・処分には環境に負担がかかります。過剰に傘を購入しないために、傘の処分を減らす意識が必要です。

日本の傘消費事情、傘の処分を減らすための具体的な方法についてご紹介していきます。

傘の消費事情

日本では、傘の「使い捨て」が問題視されています。

日本洋傘振興協会によると、日本では年間で約1.3億本の傘が消費されており、そのうちの8,000万本をビニール傘が占めています。日本人のビニール傘消費本数は世界で1位であると言われています。

警視庁が発表している遺失物取り扱い状況によると、傘の所得届は241,277件なのに対し、遺失届は4,068件です。傘を失くしても大した問題として扱っていない人が多いと考えられます。

ビニール傘には塩化ビニールが使われており、焼却処理をするとダイオキシンが発生することから、ビニール傘は埋め立てて捨てられています。
埋め立てて捨てられることで、地球に負担がかかっています。

マイバック所有化の動き、紙ストローの導入など「脱プラスチック」としてごみ削減の動きが推奨されている中で、日本では大量のビニール傘が消費されているのが現状です。

ビニール袋やストローだけではなく、傘への意識も必要になってきます。

傘のシェアリングサービスを利用

傘を購入する回数を少なくすることが、傘の処分数を減らす第一歩です。

必要以上にビニール傘を買わずに済むために、傘のシェアリングサービスを利用する方法があります。

『アイカサ』と『レンタルアンブレラ』が傘のシェアリングサービスを提供しています。
『アイカサ』は近くにあるアイカサスポット(傘立て)から1日70円で傘を借りることができるサービスです。

アイカサのサービスは、鉄道会社も導入しており、駅から出たら雨が降っていた、という場面で役立ちます。

借り方はアプリをダウンロードした後に、アプリにQRコードをスキャンもしくは暗証番号を入力して、傘立ての鍵を外すだけです。
返す時は家の近くのアイカサスポットに返します。

『レンタルアンブレラ』は、無料で傘の貸し出しを行っているサービスです。

自動販売機の側面にレンタルBOXが設置されており、急な雨の時に活躍します。
返す時は、同じレンタルBOXか近くにあるレンタルBOXに返却します。

1つの傘を長く使う

デザインや大きさなど心から気に入る傘を買いましょう。1本の傘を長く使うほど、傘を捨てる回数は少なくなります。

コンビニで売っているビニール傘はいつでも、どこでも手に入りますし、500円程度なので扱い方は自然と雑になってしまいます。

晴雨兼用など機能性に優れた傘、デザイン性のある傘であれば10,000円を超えることは珍しくありません。

デパートで悩んだ末に購入した1本10,000円以上する傘であれば、傘への愛情が重くなるので簡単に忘れてくることはできなくなります。たとえ、お店に忘れたとしても取りに戻るでしょう。

デザインが奇抜なものであれば、取り間違えや盗難被害にもあいにくくなり買い替える必要もなくなります。

デザインだけではなく晴雨兼用など機能性に優れた傘もあり、自分にとってのお気に入りの1本を持つことは傘の処分本数削減につながります。

傘の捨て方まとめ

<傘の捨て方>
1.不燃ごみで捨てる
・袋からはみ出ても不燃ごみとして出せる自治体がある。
・折り畳み傘は不燃ごみとして捨てられる。
2.粗大ごみで捨てる
・30cm以上、50cm以上など一定の基準を超えた傘は粗大ごみ
・粗大ごみで捨てる時は、申し込みと「有料粗大ごみ処理券」が必要。
・「有料粗大ごみ処理券」はスーパーマーケットやコンビニ等で買える

<傘のパーツを分解する>
・傘は、分解後してから捨てるというルールがある自治体もある。
・傘を「柄・骨組み・布(ビニール)部分」の3つのパーツに分解する
・分解作業は軍手をはめて行い、怪我に注意する。

<傘の分別方法>
・分解した傘のパーツはそれぞれ分解して捨てる
・傘の骨組みは「金属類」、布部分は「燃えるごみ」扱い。
・細かいごみの分類については自治体によって異なる。

<不用品回収業者に依頼する>
・自治体に出すよりも早く処分できる可能性がある
・以下のいずれかに当てはまる人におすすめ
・10本以上と大量の傘を捨てたい方
・引っ越しなどですぐに片づける必要がある方
・傘が分解できずに困っている方

<傘を捨てる以外に手放す方法>
1.傘を売る
・人気ブランドの傘であれば売れやすい
・リサイクルショップに持ち込む方法とフリマアプリで出品する方法がある。
2.寄付をする
・NPO法人に傘を寄付
・日傘、ビニール傘でも寄付ができる
・寄付の方法は自宅集荷と発送の2通りがある。

<傘の処分を減らす意識>
・日本の年間傘消費量は1億2000万本で、そのうち6,000万本がビニール傘
・ビニール傘は埋め立てて捨てられており、環境への負担が大きい
・傘のシェアリングサービスを利用して傘の消費量を減らす
・お気に入りの傘を購入することで傘を大切にする意識が芽生える。
・一つの傘を長く使うと不必要な傘の購入を防ぐ

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