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リノベーション

リノベーションとゴミ問題の悩み!解決方法などと合わせてご紹介

リノベーションとゴミ問題

リノベーションには夢が膨らみますが、ゴミの問題を忘れていた方もいるでしょう。リノベーションを行えば必ずゴミが出ますし、リノベーションが終わると場合によっては生活の導線や部屋の位置が変わり、ゴミ出しの習慣を変える必要がある場合もあります。

今回は、リノベーションの前とあとで、どのようなゴミ問題が発生するのか。そしてその解決策は何なのか。またリノベーション時に気をつける点はどこなのか。それぞれ紹介しながら、具体的で実行しやすい解決方法を紹介します。

リノベーションを行うと、100%ゴミが出ます。例えば、壁紙の張り替えを行ったのであれば、古い壁紙がゴミとなって出てきます。ですが、そのようなゴミをリノベーション業者が要望もないのに置いていくことは、通常ありません。

また、リノベーションの内容によっては、リノベーション後にゴミで困ってしまう場合も存在します。

それでは、具体的にリノベーションをするとどのようなゴミ問題が発生するのか、リノベーションの前とあとで、それぞれ解説します。

リノベーション前のゴミ問題

リノベーション前のゴミ問題 粗大ゴミは自分で処分の手続きをする必要がある

リノベーションを行う際に出る粗大ゴミは、ご自身で処分をしなければなりません。

日常生活でも使ったことがあるかもしれませんが、粗大ゴミ処分のシールを買い、収集してもらえるよう地域のゴミを回収している行政に依頼し、指定の日に指定の場所へシールを貼って粗大ゴミを出しておく必要があります。

そのままにしておいては、せっかくリノベーションしてもゴミ屋敷と化してしまいますし、見栄えの悪さや居住スペースの狭さが目立つようになってしまいます。そのためにも、リノベーション業者が回収してくれない粗大ゴミは、自分で処分することを覚えておかねばならないのです。

リノベーション前のゴミ問題 粗大ゴミが回収してもらえない場合もある

粗大ゴミのことを思い出し、早速ゴミの回収に来てもらうと行政サービスに依頼しようとしても、回収できないものも存在します。例えば、テレビやパソコン、洗濯機や冷蔵庫など、一般的な家庭にあるものも含みます。

これは家電リサイクル法によるもので、指定の品目はそれぞれ、処分方法が異なるためです。この考え方は、経済産業省の動画を見るとわかりやすいでしょう。

この動画では引っ越しがモデルになっていますが、リノベーションでも日常生活でも、考え方に違いはありません。

つまり、大きすぎない本棚であれば、ゴミ回収のシールを買って回収の申し込みをする流れでいいのですが、家電リサイクル法に含まれる洗濯機を処分したいのであれば、購入した店舗や居住している市区町村に別途確認して処分方法を確認しなければならないのです。

リノベーション前のゴミ問題 粗大ゴミの処分が面倒な場合

粗大ゴミの処分量が多かったり、重量があり運ぶのが面倒だったり。とにかく処分が面倒な場合には、自分で処分しなくても済む場合もあります。それは、粗大ゴミ回収の業者を利用する方法です。

ただしこの場合、先に紹介した動画にも出てきましたが、悪徳な業者には要注意になります。

見分け方としては、その回収業者の名前でネット検索し、悪質だったという口コミが散見されないことを確認すること。そして回収業者自体のホームページを確認し、「会社概要」が不自然でなく、「非通知で」公開されている電話番号に連絡した際にも、社名を名乗るかどうかを確認することです。

リノベーション後のゴミ問題

リノベーション後のゴミ問題 リノベーションをするとゴミ出しが大変になることがある

リノベーションをしたことにより、ゴミ出しの習慣が変わってしまい、ゴミ出しが大変になってしまうこともあります。

例えば、ゴミをゴミ出し前日の夜に玄関に置いておき、翌朝ゴミ出しをするという習慣にしていたのに、リノベーションによって玄関のスペースがなくなりリビングと一体となった大きなスペースとなると、ゴミの臭いが家の中に漂いやすくなってしまうでしょう。

この場合にはゴミ出しの習慣を変えねばならず、毎朝ゴミを急いで集め、ゴミ出しをして出かける必要性も考えられます。このように、思わぬところでゴミ出しが大変になってしまうこともあるため、リノベーションは生活習慣も踏まえておくことが大切なのです。

リノベーションのゴミ問題を解決する方法

ここまでに紹介したように、リノベーションはする前としたあとで、ゴミ問題に発展することがあります。ゴミ問題を放置してしまうと自宅の被害だけでなく、近隣住民とのトラブルの原因にもなりかねないため、避けねばならない問題でしょう。

ここからは、リノベーションで発生するゴミ問題を解決する方法を紹介します。

リノベーションのゴミ問題を解決する方法①粗大ゴミはあらかじめ捨てる準備をする

ゴミ処分のシールで行政に委託するにしろ、家電リサイクル法により定められており、購入店舗や市区町村に相談するにせよ、廃棄することとなる粗大ゴミが判明しているのであれば、あらかじめ捨てる準備をすべきです。

例えば、お風呂場と脱衣所のリノベーションを行い、これを機に古くなった洗濯機を処分すると決まっているのであれば、あらかじめ家電リサイクル法に基づき、洗濯機の購入店舗や市区町村に処分方法を聞いておくことで、スムーズにゴミの処分ができます。

リノベーションのゴミ問題を解決する方法②一般ゴミは保管場所を考えておく

リノベーション行い出てしまった一般ゴミは、一時的な保管場所を考えておきましょう。

ゴミは自治体により決められた曜日に出すのが基本的なルールですので、回収日まで保管しておく場所を決めておかないと、異臭がしたり虫が湧いたりする原因となってしまいます。

長期間保管しておく必要はないはずですが、リノベーションする時期によっては、ゴミの回収がない期間に当たってしまうこともあります。量が多く、リノベーション中にも毎回ゴミ出しができるとも限りませんので、「ゴミが出てしまった場合の一時的な保管場所」を考えておくことが大切です。

リノベーションのゴミ問題を解決する方法③ゴミの量が多いならば専門業者に依頼する

ゴミの量が多くなってしまうと、ゴミ出しするだけでも一苦労です。とくに粗大ゴミは、行政で取り扱いできないものや、取り扱いできても分解しておかねばならないものもあるため、ゴミの量が多くなるとますますやっかいと言えます。

そのような時に活躍するのが、ゴミの回収を専門に行う業者です。ゴミ屋敷のような大量のゴミ回収まで対応しています。

また料金も「トラックに積めるだけ積んで定額いくら」としている業者も多く、さらに「ゴミの運び出しは業者が行う」といったメリットがあります。立ち会いさえ行えば、たとえ重いゴミでも処分してくれるため、回収費用はかかりますが専門業者の見積もりを取ってみるのもいいでしょう。

リノベーションのゴミ問題を解決して悩みのないスムーズなリノベーションを実現

リノベーションをして、せっかくすてきな家に仕上げたのに、実際使ってみたらゴミ問題に悩まされるようでは台なしです。ライフスタイルを大きく変えることなく、リノベーションできるといいでしょう。

リノベーションする際には、紹介してきたように、ゴミの問題を考えて導線設計や事前準備もせねばなりません。リノベーションにこだわりすぎてライフスタイルが大きく変化してしまうと、日課となるゴミ出しも大きな負担となる恐れがあります。

せっかく家をきれいにするのですから、ゴミの問題で悩まないよう、リノベーション前から注意をしておきましょう。