豆知識

リノベーション

ユニットバスのメーカー別によりすぐり!人気の商品を厳選してご紹介

近年では、ユニットバスの機能性は格段に向上し、各メーカーから機能・デザインなどに優れたユニットバスが販売されています。

浴室のリフォームを検討されている方には、「どんなユニットバスを選んだらいいのか?」と悩んだり迷ったりする方も多いと思います。

そこでこの記事では、2019年3月に発行された『リフォーム産業新聞』の「リフォーム大賞2019年バス部門」において、上位を獲得した3社のユニットバスの特色を比較しご紹介します。

ユニットバスをメーカー別比較①LIXIL(リクシル)のユニットバス 

LIXILのユニットバスの特徴は、「拡張性のあるデザイン」で評価が高いことです。
特に女性人気が高く、様々なオプション機能を自由に組み合わせて「こだわりの」お風呂を実現させたい方にオススメです。

お風呂掃除でネックになる、排水口の髪の毛等の掃除を劇的に簡単にしてくれる「くるりんポイ排水溝」は、たったの2ステップで排水口のゴミを捨てることができます。浴室からの排水で渦を起こし排水溝を綺麗にするこの仕組みは、お風呂を清潔にしたい方にとっては嬉しいですよね。

さらにLIXILのお風呂の床「キレイサーモフロア」は特殊な表面加工処理がなされており、汚れが定着しづらいことに加え、掃除の際にスポンジが奥まで届きやすい構造になっています。独自の断熱構造で冬でもお風呂の床が暖かいので、お風呂床のヒヤっとした感覚がなくなるもの良いですね。

ここからはLIXILのユニットバスを見ていきます。

アライズ(一戸建て住宅用)

引用元:lixilホームページ

https://www.lixil.co.jp/lineup/bathroom/arise/

「もっと、お風呂が好きになる」を掲げたこちらのユニットバスは、39種類の壁パネル・12種類の床・7種類の浴槽など形状・デザイン・カラーなどのバリエーションが豊富なのが特色です。

シャワーに「フルフォールシャワー」を採用しており、高級ホテルのようなお湯が真上から降り注ぐタイプのシャワーを採用しています。こちらを使えば、浴槽に浸かる時間がないときでもリラックスできそうですよね。

そのほかにも広々とお湯に浸かることのできる「ミナモ浴槽」や浴槽のお湯の温度を保ってくれる「サーモバスS」などの機能・仕組みもあり、リラックスして家族みんなが追い焚きなしで温まることができます。

LIXILのユニットバスはどんな人にオススメ?

LIXILのユニットバスは、その拡張性が多様で、日々のお掃除にも嬉しい機能とリラックスのための仕組みが魅力的です。
家族皆がリラックスできる浴槽を作りたい方や様々なデザイン・オプション機能を組み合わせたい方にオススメです。

ユニットバスをメーカー別比較②TOTOのユニットバス

TOTOのユニットバスの特徴は、「リフォーム満足度が高い」ことです。特にお風呂の保温性、シャワーの節水性には高い評価がなされています。ご自宅のトイレ、キッチンなどの水回りがTOTOの方も多いと思いますので、ユニットバスのリフォームもTOTOに合わせても良いかもしれませんね。

踏みしめた心地と座り心地がクセになる「ほっカラリ床」は暖かく乾きやすいお風呂床の先駆けですよね。床の内側に柔らかいクッションが入っており、物を落とした際やお子様・お年寄りのことを考えても安心です。冬でも断熱性が高く、家族全員で安心して使い続けられるお風呂床ですね。

従来品と比べ、約35%もの節水ができる「エアインシャワー」は水に空気を含ませて、シャワーを浴びる気持ち良さを底上げしつつ、水量を大幅に削減しています。様々な水周りの技術が結集されたTOTOらしいアイディアですよね。

浴槽は「魔法びん浴槽」を採用しており、LIXILの浴槽と同様優秀な保温力で追い焚きをする必要がありません。4時間後の温度低下はおおよそ2.5℃以内なので、家族全員が追い焚きなしで湯船に浸かれます。

TOTOのユニットバスを見ていきましょう。

サザナ(一戸建て住宅用)

引用元:TOTOホームページ

https://jp.toto.com/products/bath/sazana/

TOTOのユニットバスといったらこれ!という定番商品「サザナ」は上記の『リフォーム産業新聞』の「リフォーム大賞2019年バス部門」において二連覇を成し遂げたユニットバスです。

汚れを弾く人工大理石素材、つなぎ目が少ない設計で石鹸汚れ・カビ汚れなどのお掃除に手間がかからないのが特徴です。

また、スイッチ1つで床周りのキレイが続く床ワイパー洗浄機能なども備え付けられており「お掃除ラクラク」を実現しています。

さらに、前述の「エアインシャワー」を天井に設置できますので、シャワー中心の入浴スタイルの方にもオススメです。

TOTOのユニットバスはどんな人にオススメ?

TOTOのユニットバスは高齢者から子供まで安心して使える仕様になっていますので、ご家族に高齢者がいる世帯や子育て世帯にはぴったりではないでしょうか。

さらに、たくさんの水を使うお風呂の節水効果は絶大なものがありますので、「環境にも配慮したい」というニーズを持った方にもオススメです。

ユニットバスをメーカー別比較③タカラスタンダードのユニットバス

高品位ホーローで有名なタカラスタンダードのユニットバスの特徴は、ユニットバスに使われている上質なホーローもさることながら、間口・奥行きを2.5㎝刻みでサイズオーダーできる「ぴったりサイズシステムバス」です。

「今よりもお風呂を広くしたい」
「リフォームでサイズが合うユニットバスがない」
といった悩みやニーズを解決してくれるサービスを展開しています。

浴室リフォームのあらゆる形に対応しているのはタカラスタンダードらしい目の付け所ですね。

普段のお手入れが、サッとシャワーで流すだけという「ホーロークリーン浴室パネル」はマグネット収納を使って、自分好みに収納をレイアウトすることができます。お手入れも簡単で収納に関してもカスタマイズできるのは魅力的です。

さらに、耐震構造についても強みを持っており、震度6相当の振動にも負けないフレーム構造の架台を採用しています。地震が多い日本ならではの着眼点でですね。大きな地震でお住まいのユニットバスが傾いたり、壊れたりした経験がある方にも安心です。

タカラスタンダードのユニットバスを見ていきましょう。

鋳物ホーロー浴槽 プレデンシア

引用元:タカラスタンダードホームページ

https://www.takara-standard.co.jp/product/system_bath/predencia_premium/

「鋳物ホーロー浴槽 プレデンシア」の特徴は前述のものに加え、何と言っても「鋳物ホーロー浴槽 」です。
タカラスタンダードの代名詞とも言えるホーローの浴槽の品質は高級ホテルに採用されているほどで、通常の浴槽(FRP浴槽)と比較しても保温率がかなり高いです。浴槽自体の蓄熱とお湯の温かさによって、「いつまでも触れていたい」浴槽を実現しています。

また、お掃除の面でも表面がガラス質のため、微細な凹凸もなく一拭きで汚れが落ち、表面硬度が非常に高いため、強くこすっても全く浴槽に傷つきません。

タカラスタンダードのユニットバスはどんな人にオススメ?

タカラスタンダードのユニットバスは、高いホーローの技術と痒いところに手が届く使い勝手のいい機能が特徴的でした。

お風呂のサイズで悩んでいる方・耐震対策を万全にしたい方・肌触りが良い浴槽に入りたい人にオススメです。

ユニットバスをメーカー別比較で各社の特徴を把握しよう

ここまで、ユニットバスの代表的なメーカー・商品を紹介しました。

ご自宅のユニットバスのリフォームを検討されている方は、この記事で紹介した商品以外にもラインナップがありますので、「お風呂の時間では何を大切にするのか」を考えて、メーカー・製品を選んでください。

もちろん、各社のショールームに足を運んで、納得してリフォームするのが最善だと思いますので、気になるユニットバスがあったら足を運んでみましょう。

お風呂が変われば、生活が変わります。この機にユニットバスのリフォームを検討されてみてはいかがですか?