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リノベーション

廃屋をリノベーションして移住したい!考えるべき9ポイント

多様なライフスタイルが実践されている昨今、にわかに注目されているのが、廃屋をリノベーションして移住する、という選択肢です。
「家を好きな内装にしたい!」
「子供のために、のびのび成長できる田舎に移住したい!」
という方が増えているのでしょう。
この記事では、これから廃屋をリノベーションして移住しようという方が、考えるポイントをまとめました。
移住後のライフスタイルまで提案するので、皆様の新生活の参考になれば幸いです。

廃屋を選ぶポイント


まずは廃屋を選ぶところからです。全国の空き家は、空き家バンクなどで探すことができます。これから住むところになるので、じっくり検討しましょう。選ぶ時のポイントを3つ提案するので、ぜひ参考にしてみてください。

田舎に住んでみる


どうせ廃屋に移住するなら、好きな場所から選びましょう。その際ぜひ、田舎を選択肢に入れてみてください。
お子様のいるご家庭なら、自然の豊かな環境でのびのび育ってほしい、という方も多いでしょう。あるいは、静かな環境で定年後の第二の人生を謳歌する、というのも魅力的ですね。都会のしがらみに邪魔されることなく趣味に没頭したい、という方にもおすすめです。
田舎の方が、廃屋が多い分選択肢もたくさんあります。格安物件も見つけやすいので、一度検討してみてください。

古民家風の家なら雰囲気は抜群


廃屋は古くて汚らしい…と決めつけないでください。立派な門構えの、瓦が吹かれた屋根の古民家なんて素敵です。間取りや内装は、古い家独特のものがありますが、それを生かしたリノベーションをすることも可能です。少し色あせた木材からは、この家で積み重ねられてきた歴史を感じます。太く渡った梁があれば、そのまま残してリノベーションするとアクセントになります。廃屋でも、リノベーションの工夫次第で、レトロな雰囲気が魅力的なおうちにすることができますよ。

どうせなら庭つき、駐車スペースつき


田舎の廃屋なら、庭や駐車スペース付きの物件も探すことができます。
庭も一緒にリノベーションして、子供用の遊具を設置すれば、子供の笑い声の絶えないおうちになります。家庭菜園のスペースをとれば、自分で収穫した野菜を収穫するなんて粋なこともできます。老後の楽しみにしてもいいですね。
田舎に移住するなら、移動手段は車がメインになります。駐車スペースがあったり、ガレージがあると便利です。ないなら自分で作る、なんて選択肢も。

廃屋を住みやすくリノベーションする3つのポイント


廃屋をリノベーションする最大のメリットは、自分のライフスタイルに合わせて家の間取りや内装を好きに変えられるところです。以下で3つの切り口から、リノベーションするときに考えることを解説します。リノベーションに手間と時間をかけるだけ、出来上がった家に愛着がわきますよ。

間取り


廃屋の間取りは、一般的なLDKとは異なることがあります。そのため、元の間取りを生かしたつくりにするか、全く新しい間取りにするかを考えましょう。
大きくとられた和室をリビングとして残しておけば、空き家の雰囲気を生かしたオリジナリティある家になります。もっと自分の中のイメージがはっきりしているなら、壁をすべて取り払って理想の間取りにすることも可能です。
間取りは家の使いやすさに直結します。変更が難しいので、詳しい人に相談しながら慎重に検討するといいでしょう。

内装


リノベーションなら、細かい内装まで自分の好きにすることができます。床はフローリングにするのか畳にするのか、壁紙の色、収納スペースの場所など、多岐にわたります。実際に移住して生活する場面をイメージして選びましょう。
リノベーションの際に出た、古い家の廃材を再利用する手もあります。使えるものは使った方が処分するコストが省けますし、空き家らしい味のある雰囲気を出すのにも一役かってくれます。
家のところどころに、同じ色味や材質の内装を施せば、家全体の統一感が出ます。コンセプトを決めてから内装のアイデアを練りましょう。

DIYしてみる

 


廃屋リノベーションを最大限楽しみたいのであれば、DIYにチャレンジです。経験者でもなければ、かなりの時間と労力を要するでしょう。ただそれだけ、出来上がった家には愛着がわきますし、大事に利用するというものです。最近では業者の方に教えてもらいながら自分で作ってみる、というサービスもあります。友人などにも手伝ってもらえれば、完成した時の感動はひとしおです。
自分の手で何かを作り出す経験というのは、それ自体楽しいものです。時間が許せばぜひトライしてみてください。

リノベーションした廃屋に移住し、あこがれの田舎ライフを楽しむコツ


廃屋のリノベーションが終わって移住したら、いよいよ新しい生活のスタートです。田舎に移住したら、都会よりゆっくり流れる時間に驚きますよ。移住後の生活を楽しむためのコツをお教えします。

地域の人々とつながる


新しい場所で新しい人とつながるのは、不安もあります。ただ、それはご近所さんも同じです。積極的に地域の人々と交流して、打ち解けられるといっそう生活に色どりが出ます。地域の行事やお祭りに参加したり、運営を手伝ったりするのもいいでしょう。近くの美味しいお店や気候のことなど、住んでいる人にしかわからない情報を得ることもできます。ご近所さんに助けてもらえば、新しい生活にもすぐ慣れることができますよ。

自然を楽しむ生活


窓の外には広い田んぼが広がっていて、子供たちは時間があれば原っぱを駆け回っている…という緑の豊かな生活は、都会では考えられないですよね。緑のある景色は心が洗われますし、空気もおいしいです。散歩や家庭菜園など、外に出る趣味をつくるのもいいでしょう。自分の好きな環境にある家を選べる、というのが廃屋をリノベーションして移住するメリットです。

ちょっと不便を、楽しむ


田舎には大きなショッピングモールやコンビニはないし、飲食店が少ないのも不便です。ただ、なんでも簡単に手に入ってしまう、というのも退屈なものです。不便なりにも工夫すれば、楽しく過ごすことができます。娯楽が少ないので、家族団らんの時間が増えるでしょうし、飲食店がないなら庭先でバーベキューパーティを開いてもいいでしょう。
モノやサービスの少なさが、心の豊かさにつながります。なんでも楽しむ心を忘れずに。

廃屋をリノベーションして自分なりのライフスタイルを手に入れる


廃屋リノベーションのメリットは、自由度の高さです。住む場所や間取り、内装など、自分好みに仕立てることができます。リノベーション自体も、工夫次第で楽しむことができます。移住することまで考えている方は、どのようなライフスタイルが理想か整理しておくといいでしょう。
皆様の廃屋リノベーションプランのご参考になれば幸いです。