床下活用リノベーションを実践しよう!リノベーション方法とポイントを解説
床下がデッドスペースになってしまっているという方もいるのではないでしょうか?特に床下は目立ちづらいです。また、何を入れておけばいいのかわからないという方も多いため、使われないスペースになりがちでしょう。そこで、今回は床下の活用方法と床下のリノベーションについて解説していきます。
目次
床下の活用リノベーションの為に知っておきたい床下活用方法
床下の活用方法を知ることで、どのように使えばいいのかがわかります。そのため、有効活用できるようになるでしょう。
床下活用方法①長期保存のできる食品を入れる
長期間保存することができる食品を収納するときに活用することができます。例えば、野菜です。普通のご家庭であれば冷蔵庫があります。冷蔵庫には野菜室があり、そこに野菜を保存しておくことが可能ですが、いっぱいで入らないというご家庭もあるのではないでしょうか。
そのようなときに床下が使えます。例えば、キャベツやほうれん草、ブロッコリーなど、常温保存ができる野菜がいいです。しかし、床下に収納する場合、定期的に野菜の状態をチェックする必要があります。特にカビや腐敗には注意するようにしましょう。
そのほかの食品としては、お酒です。お酒は瓶で販売されているので、どうしてもかさばりがちになります。実際にワインボトルの収納に困っている方も少なくないでしょう。床下を活用すれば、ワインボトルなどのお酒類を収納することができます。
水や非常食を収納されているご家庭もあります。断水が発生したとき、停電やガスの供給がストップしたときだけ使うものです。使用頻度が少ないので床下に収納しておくと便利でしょう。
床下活用方法②調理器具を収納しよう
食品の収納だけでなく、床下は調理器具の収納入れとして活用することができます。基本的に調理器具はシンクの下などに入れることが多いです。しかし、調理器具の種類は豊富なので、いろいろ揃えようと思うとシンクの下がいっぱいになってしまいます。
調理器具がたくさんあり、シンクの下に収納できないという場合、床下を活用できます。床下はモノを取り出しづらいです。そのため、使わなくなった調理器具や頻繁に使用しないものを入れるようにしましょう。
床下活用方法③ストックされた日用品の収納に活用
お店の特売日に商品を大量に買い込むという方も多いです。ストックが多いと収納に困るときはありませんか?そのようなときに床下を活用するのがおすすめです。
例えば、食器洗い洗剤やトイレットペーパーなどを収納しておくことができます。床下は住居の中で比較的湿度が高いので、湿度が高い部屋でも保管できる日用品を入れるようにしましょう。トイレットペーパーを裸の状態で入れると湿度により傷むことがありますので、注意してください。
床下活用方法④防災グッズ
簡易トイレや懐中電灯、防災リュックなどは災害が発生したときにしか使用しません。また、意外に災害グッズは多いので、場所を取りがちです。床下を活用すれば住宅のスペースを取らず、安全に保管することができます。
しかし、耐震基準を満たした住宅に限ります。もし、満たしていないと地震が発生したときに建物自体が崩れてしまうことがありますので、床下から防災グッズを取り出せなくなる可能性があります。せっかく準備をしていても取り出せないと意味ないので、耐震基準を満たしていない住居にお住まいの方は耐震補強工事をおすすめします。
床下活用リノベーションの為に知っておきたいの床下活用のポイント
床下収納を活用するときは、いくつかのポイントがあります。これから床下を活用するよという方はこれから紹介するポイントを把握して収納するといいでしょう。
床下活用ポイント①見やすい収納を心がける
食器棚やクローゼットとは違い、床下の収納スペースは上から見下ろしてものを入れたり収納したりします。そのため、上から収納したものを把握できる状態にしておかないと取り出すとき大変です。例えば、モノを積み重ねてしまうと下の部分の食品や日用品を把握することができなくなります。
上から見下ろせるようにするためには、取手の付いた入れ物に入れて収納するといいでしょう。箱ごと取り出すことができるので、非常に便利です。また、ラベルなどを付けておくと何が入っているのかひと目でわかるので、床下でも上手に収納することができます。
床下活用ポイント②湿気対策を忘れずに!
床下は住居部分の中でもっとも湿度が高くなりやすいスペースです。そのため、野菜などを入れておくと傷みやすくなりますので、湿気対策をすることをおすすめします。湿気対策をすれば、カビが発生しづらくなりますので、食品の保ちもよくなるでしょう。
湿気対策の方法としては、除湿剤を入れることです。そうすることで湿度を取り除けます。また、新聞紙を除湿剤と一緒に入れておけば、新聞紙が水分を吸ってくれるので、さらに湿度を抑えることができるでしょう。
床下を活用出来ていないならリノベーションしよう
収納スペースを増やすために、床下の活用を調べている方もいるのではないでしょうか。床下に収納を増やすためには、リノベーションが必要になります。リノベーションと聞くと、費用が気になるという方も多いでしょう。
例えば、キッチンの床下に収納スペースを作る場合、床下収納ユニットが必要になります。このユニットは平均6万円程度で購入することが可能です。また、リノベーション費用が4万円ほどかかります。キッチンの床下なら住居の様子によっても異なりますが、10万円程度でリノベーションすることができるでしょう。
キッチンの床下に収納スペースができるだけモノの収納が非常に楽になります。まだ床下に収納スペースがないという方はぜひリノベーションを検討するようにしましょう。
床下活用のリノベーションは収納スペースを増やすことだけじゃない
床下に収納スペースを作ることは立派なリノベーションです。しかし、それだけではありません。床下をリノベーションするだけで住居の性能をアップさせることができます。では、具体的にどのような床下のリノベーションがあるのか解説していきます。
床下断熱のリノベーション
床下をリノベーションすることで、断熱性を高めることができます。断熱性能を見直すとき、多くの人は窓や壁に目が行きがちです。しかし、温かい空気は床から外に抜けます。そのため、床に断熱性がないと寒いです。
また、足元が温かいと冷えを感じづらくなります。そのため、秋なのに暖房を付ける必要があるというご家庭や家の中にいても足の冷えを感じる方は断熱性が低下している可能性があります。リノベーションをしてウレタン素材を床下に貼ることで、断熱性を高められるので、興味のある人はリノベーションを検討してください。
湿気対策がリノベーションで出来る
床下は湿度が高いとお話しましたが、リノベーションをすることで湿度対策をすることができます。調湿材を床下に施工すれば、湿度が高くなりづらい床下を実現できます。湿度が高いとシロアリも発生しやすくなるので、シロアリ対策としてリノベーションするのもありです。
床下活用リノベーションでお家のデットスペースを生活の一部に
床下がデッドスペースなっていると非常にもったいないです。野菜などの食品や日用品などさまざまなモノを入れることができるので、ぜひ活用するようにしてください。また、床下に収納スペースがないという方はリノベーションをして住宅の収納力をアップさせてみてはいかがでしょうか?