リノベーションの打ち合わせ回数は?期間や準備しておきたいことも解説
リノベーションを検討している人の中には、実際にどのような打ち合わせが行われるのか、打ち合わせ回数は何回必要なのかイメージできないという方もいるのではないでしょうか。イメージができないと不安が強くなりますので、あらかじめ把握しておきたいというのが普通です。そこで、今回はリノベーションの流れや打ち合わせ回数、打ち合わせに準備しておきたいことなどをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
目次
リノベーションの打ち合わせ回数を確認する前に、まずはリノベーションの流れをチェックしよう
まず、リノベーションは工事開始までどのようなステップを踏んで行われるのか気になる方も少なくないでしょう。そこで、工事開始までの流れを詳しく解説していきます。
リノベーションの流れ①打ち合わせ
1番はじめのステップは、打ち合わせです。もちろん、それまでに業者を選定して電話をしておく必要があるでしょう。打ち合わせは基本的に業者のオフィスまで足を運びます。そこで、具体的にどのようなリノベーションを行いたいのか、要望などを伝えることになるでしょう。
リノベーションの流れ②現地調査
打ち合わせが終わったら日を改めて現地調査を行います。もちろん、打ち合わせ当日に調査する業者もあるでしょう。現地調査では、希望通りのリノベーションができるのか調査します。
例えば、造られて工法によっては間取りを変更することができなかったり、水回りを移動させられなかったりする可能性があります。そのような点をプロの業者の目で確認してくれるのです。大体、現地調査には1日〜3日までかかることがあります。
リノベーションの流れ③見積もり
打ち合わせと現地調査を踏まえて見積書を作成してくれます。見積書からリノベーションにかかる具体的な費用を知ることができるでしょう。もし、書かれている内容に不明な点や疑問点がある場合、その場でお伺いするようにするといいです。
リノベーションの流れ④契約の締結
見積書に同意することができたら、次は契約に移ります。契約の際にローンのお話などを聞いてくれるところも多いので、相談できるでしょう。
リノベーションの流れ⑤着工開始
契約を締結したら、実際に工事が開始されます。着工までに近所の挨拶回りを済ませておくようにしてください。
リノベーションの打ち合わせ回数と期間について
流れを把握できたところで、打ち合わせ回数や期間をチェックしていきましょう。
リノベーションの打ち合わせ回数
結論から言うと、最低2回以上になります。少なくとも1番はじめに要望を聞く打ち合わせと現地調査による打ち合わせは必ず行われますので、最低2回の打ち合わせは必須です。リノベーションした方の中には、4回以上打ち合わせをした人もいます。もちろん、回数はリノベーション内容や業者によって変化しますので、大体のイメージとして掴むようにしてください。
打ち合わせの期間
打ち合わせの期間は1〜2ヶ月を予想しておくといいでしょう。基本的に、お仕事や家事をこなしながら打ち合わせをすることになります。そのため、1週間の中で打ち合わせに割ける時間は限られている人が多いでしょう。
例えば、平日の夜の時間と土日の休日を打ち合わせに当てても、1ヶ月半かかったという方もいます。すべてがそれぐらいかかるとは言えませんが、ある程度の期間が必要なのだと覚えておきましょう。また、打ち合わせ期間を短くすると理想の住宅へリノベーションできなくなる可能性もあるので、焦りは禁物です。
リノベーションの打ち合わせで必ず聞かれる質問への備え
打ち合わせの際に、どの業者でも必ず聞く質問があります。その答えを準備しておくと打ち合わせに挑む気持ちが軽くなるでしょう。
リノベーションの打ち合わせで必ず聞かれる質問への備え①どこをリノベーションするのかあらかじめ決めておく
リノベーションする場所はそれぞれのご家庭で異なります。例えば、お部屋を全面的にリノベーションしたい人やキッチンだけの方、お風呂のみをリノベーションしたいご家庭などさまざまです。リノベーションする箇所はご家庭で違うので、必ず打ち合わせのときに聞かれる質問になります。
打ち合わせをする前に、どこをリノベーションするのか具体的に話し合いましょう。特に、複数箇所リノベーションする人は、たくさんありすぎて言い忘れてしまうこともあるので、メモをしておくといった対策をしておくことをおすすめします。
リノベーションの打ち合わせで必ず聞かれる質問への備え②リノベーションの予算を明確に
打ち合わせをする前に、リノベーションにかけられる費用を明確にしておきましょう。業者はその予算に合わせてリノベーションで使用する素材などを決めていきます。そのため、絶対に聞かれる質問です。
予算を数字で具体化するだけでなく、ローンについても決めておきます。基本的にリノベーションする人はローンを組むという方も多いです。あらかじめローンについて考えておくことで打ち合わせがスムーズになるでしょう。
リノベーションの打ち合わせで必ず聞かれる質問への備え③工事可能な期間を把握しよう
工事ができる期間を決めます。工事が大規模な場合、リノベーションする期間は、別のお部屋を借りたりする必要があるご家庭もいるでしょう。また、小規模なリノベーションでも、立ち会いが必要になるケースもあります。そのため、工事の期間はあらかじめ決めなければなりません。
リノベーションの打ち合わせに必ず準備しておきたいもの
リノベーションの打ち合わせの際に、必ず提出を求められるものがあります。そのため、これからご紹介するものを持参して業者の打ち合わせに挑むのがおすすめです。
リノベーションの打ち合わせに必ず準備しておきたいもの①家の間取り図
持参したほうがいい持ち物のひとつとして、家の間取り図を挙げることができます。例えば、間取りを変更する場合、壊せる壁かどうかチェックしなければなりません。また、庭のリノベーションをする場合も隣の家との境界線を考える必要があります。そのため、持参できるのなら持っていたほうがいいです。
リノベーションの打ち合わせに必ず準備しておきたいもの②リノベーションしたい部分の写真を持参しよう
部分的なリノベーションを検討している人もいるでしょう。その場合、リノベーションしたい箇所を写真におさめておくのがいいです。写真があることで、業者はリノベーションのイメージがしやすくなります。また、現在どのような製品が使われているのか確認することもできるので打ち合わせがスムーズになるでしょう。
リノベーションの打ち合わせで大事なこと
打ち合わせでもっとも重要なことは何でしょうか。打ち合わせで大切なことを知っておけば、それを意識して業者とお話ができるので便利です。
リノベーションの打ち合わせで大事なこと①工事内容
工事内容がもっとも重要です。リノベーション工事の内訳を確認し、しっかりと理解することでトラブルになるリスクを減らすことができます。想定していない工事が行われることがなくなりますので、何度も業者と確認するのがおすすめです。
リノベーションの打ち合わせで大事なこと②追加費用について
家の構造によって、追加費用が発生する恐れがあります。追加費用は想定の予算を上回ることになるので、負担が大きくなります。また、聞いていないことが原因でトラブルに発展するケースもあるので、追加費用の確認は必ずしておくようにしましょう。
リノベーションの打ち合わせ回数は業者によっても違うので余裕をもって工事に挑もう
リノベーションにかかる打ち合わせ回数は、業者や工事内容によって変わります。そのため、一概に何回と断定することはできません。しかし、2回未満になるケースは少ないです。また、打ち合わせ期間は長くなる場合が多いので、日にちに余裕を持ったリノベーションをするようにしましょう。