リノベーションで後悔したポイントは?体験談・失敗例をご紹介
今、流行となっているリノベーション。現在の住宅をより快適に、価値を高められる方法として親しまれています。しかしながら、流行りとは裏腹に数多くの失敗例も存在しています。せっかくリノベーションしても「前のままの方が良かった」「元に戻したい」というような結果になってしまったらとても残念です。 そのようなことにならないよう、今回は実際にあったリノベーションの失敗例をいくつかご紹介させていただきます。
目次
リノベーションで後悔したポイント リビング編
リビングのリノベーション失敗例として、床の材質に選んだフローリング材が、リビングに不向きな材質を選んでしまい、傷や汚れが非常に目立つようになってしまったケースがあります。
フローリングのリフォームを行う場合には、床材によってはとても変形しやすく、傷がつきやすい材質があります。色合いや雰囲気でその材質を選んだとしても、リビングには向いていないということもあるのです。
また、リビングなど比較的に広い面積でのリノベーションの場合、追加工事が発生してしまい、当初計算していた予算をオーバーしてしまうというケースも珍しくありません。
床の張り替えを行う職人さんを雇う費用、養生などの仮設工事費、また、忘れがちなのが新しい床材の費用だけでなく撤去費や古い床材の処分費といった費用です。更には、古い床材を剥がした際に基礎がボロボロに劣化してしまっていると追加で修繕する必要が出てしまい、さらに追加費用が発生してしまいます。
リビングリノベーションで後悔や失敗をしないためのポイント
リノベーションで失敗しないためのポイントは、この記事のようにリノベーション例を自分の目で確かめることが大切です。また、現在の間取りをよく考え設計することです。 費用について失敗しないためのポイントは、複数社から見積もりを取り、各社を比較すること。安いといっても、相場からかけ離れていたら追加費用が発生する可能性がとても高いです。また、その見積もり内容について、プロからキチンと説明を受けるようにしましょう。
リノベーションで後悔したポイント キッチン編
・間取りを計算せずにリノベーションしてしまったため、狭いキッチンになってしまった
・汚れにくい掃除のしやすい床材に張り替えたが、滑りやすく危なくなってしまった
・キッチンを移動させようとしたが、上下水道管の関係から大掛かりな工事になってしまった
リビングなどと比較して、キッチンのリノベーションは非常に大掛かりになるケースが多いです。
キッチンの位置自体を移動させるというリノベーション例も多く存在します。しかしながら、上下水道管の関係から、配管の取り回し、更には配管自体の増設も必要な場合もあり、大掛かり工事になることが多くあります。当然のことですが間取りの関係から移動ができなかった。、ということも珍しくありません。
キッチンリノベーションで後悔や失敗をしないためのポイント
リノベーションは見た目ももちろん大切です。しかし見た目だけにこだわってリノベーションしてしまうと、広さ、間取りで失敗してしまいます。また、キッチンの移動を行うリノベーションは先に記載した通り、上下水道館の都合もあり、DIYでのリノベーションは非常に困難なケースがほとんどです。その場合は、しっかりとプロの業者に相談して、施工を行うようにしましょう。
リノベーションで後悔したポイント お風呂場編
お風呂場リノベーションでよくある失敗例としては、素材の選択ミスによりカビや結露に弱くなってしまうということ。やはりお風呂場は水がつきものの場所となります。リノベーションに使用する素材によっては、結露しやすくなってしまうこともあります。そして、お風呂場はもとより湿気がたまりやすく、カビが非常に発生しやすい場所となりますので、リノベーションをするのであれば、水アカ、カビ対策は万全にしておきましょう。
お風呂場リノベーションで後悔や失敗をしないためのポイント
浴室のリノベーションでは、デザインだけでなく、何より結露のしにくさ、カビ対策を考慮することが大切です。素材選びはもちろんですが、換気や浴室のサイズ、シャワーなど設備を整えるのに十分なスペースは確保出来るのかなども入念にチェックするようにしましょう。
リノベーションで後悔したポイント 子供部屋編
子ども部屋のリノベーションで多い失敗としては、床材や壁材の選択を失敗することです。当然のことですが、子どもは飛び跳ねたり走り回ったり、とにかく動き回って、騒ぎまくります。そして子どもの成長は、大人が考えているよりもずっと早いものです。そのため、小さい頃に好きだったキャラクターものの柄が入っているデザインだったり、あまりにも可愛らしいデザインのものを選んでしまうと、数年後には子供がいやいやその部屋を使わないといけなくなってしまうこともあります。
子供部屋リノベーションで後悔や失敗をしないためのポイント
床材には傷や汚れに強いことはもちろん。可能であれば騒音対策もできればベストです。先にも記載した通り、子供は何かと飛び回ります。お子さんがいるご家庭であればお分かりかと思いますが、朝から晩まで走り回るのが子供です。一軒家であればそこまで騒音は気にしなくても良いかもしれませんが、マンションなど近隣住民がいる場合には、騒音対策はトラブル防止にもつながります。
フローリング材の中でも遮音性に優れたものを使用するのがポイントです。また、畳は非常に遮音性に優れていますので、一つの選択肢としてオススメです。またどうしても防音性の高い材質を選べない場合には、カーペットを使用することも有効です。
リノベーションで後悔したポイント 寝室編
寝室に必要なのは、やはりくつろげる空間ですよね。リラックス出来なければ意味がありません。
例えば、部屋の東側に大きめの窓を設置してしまったため、日が昇ると共に、暑くなり眩しい思いをすることになってしまったという失敗例もあります。さらに西側に窓を設置した場合は、西日が差し込むために、夕方には非常に眩しく暑い部屋になってしまったということもあります。
そして壁紙に派手な色を選択したために、なんだか落ち着かずにリラックス出来ず、寝にくい部屋になってしまったという失敗例もあります。
寝室リノベーションで後悔した体験談・失敗をしないためのポイント
東側、西側に大きめの窓を設置するのであれば、日光をしっかりと防ぐことが出来る、遮光カーテンやシャッター、雨戸などの設置、増設を検討しましょう。窓の方角、位置をしっかりと考えてからリノベーションに臨むようにしましょう。
また、リラックスする出来る空間にするためには、壁紙や床材に暖色系や落ち着いた色を選ぶようにしましょう。黒などは一見落ち着くように感じますが、あまりにも暗い印象の壁紙に囲まれてしまうと、気分まで落ちてしまうこともあり、全然落ち着けない結果になってしまうこともあります。小さな色のサンプルで見ているといい色に見えることもありますが、四方を覆う壁に施工した場合には、急に圧迫感を感じることもありますので、注意して色を選択するようにしましょう。
リノベーションの後悔したポイントや体験談・失敗例から学んで素敵な部屋を作ろう
いかがでしたでしょうか?今回はリノベーションの失敗例についてまとめてみました。やはり失敗から学ぶことの方が遥かに多いです。失敗例をまとめてしまったのでリノベーションに対して少し不安を抱かれてしまったかもしれませんが、リノベーションは理想の家にするためにはとても有効な手段です。
失敗しないように、入念な計画、準備をして、憧れのマイハウスを作り上げていきましょう。