台東区でベッド・マットレスを処分する方法-最安値は1200円・買取・無料処分はできる?
ベッドを処分するのは子供が巣立ったとき、結婚する時、転職・転勤で引っ越しする時など人生で転機が訪れる時です。人生で3回くらいしか処分しないので、前回処分した時とは手順や料金が変わっていることもあります。
状況や地域に合わせた処分方法を選ばないと、料金や時間がかかり後悔に繋がります。
この記事を読むと今の状況に最も適した処分方法が分かり、ベッドをすっきり捨てられます。
目次
1. 台東区でベッド・マットレスを粗大ゴミで処分する
台東区の自治体でベッド・マットレスを処分する方法をご紹介します。
台東区ではベッドを含む粗大ゴミの戸別収集を行っています。この方法が最も安く処分できる方法ですが、収集予約から収集日までは2週間以上時間がかかります。
1-1.台東区でベッド・マットレスは粗大ゴミ
台東区では家庭から排出される家具・家電類で一辺の長さが30cmを超えるものは粗大ゴミに分類されるので、ベッドはシングルベッド、ベビーベッド、2段ベッドなどどれも粗大ゴミになります。
マットレスもその大きさから粗大ゴミに分類されます。
1-2.台東区の戸別収集でベッド・マットレスを処分する
台東区の戸別収集を利用してベッド・マットレスを処分する方法をご紹介します。台東区でベッド・マットレスを処分する中でこの方法が最も安く処分できます。しかし、時間と手間がかかるため、急いで処分したい場合は不用品回収業者を利用しましょう。
手順
①予約をする
粗大ごみ受付センターに粗大ゴミの収集予約をし、収集日が決まります。料金や収集日について疑問があるときにはこの電話で相談します。
インターネット受付の場合一度にお申し込み可能な個数は10個までです。それ以上の場合は電話で受付をします。
【予約受付】
名称 | 粗大ごみ受付センター |
電話受付 | 03-5296-7000 月曜日~土曜日(祝日を含む)8時~19時 |
インターネット受付 | https://sodai.tokyokankyo.or.jp/ 24時間受付 |
②「有料粗大ごみ処理券」(シール)を購入する
コンビニやスーパーで必要料金分の粗大ごみ処理券を購入し、氏名等を記入し、ベッド・マットレスのよく見える位置に貼ります。
自分の名前を書くことに抵抗がある方は4桁の受付番号でも構いませんが、誤収集を防ぐために必ずどちらかを記載します。
[処理券取扱店一覧]
③指定場所に出す
収集予約日の朝8時までに指定された場所にベッド・マットレスを置きます。
指定時間を過ぎた場合には回収してもらえませんので、時間に余裕をもって排出しましょう。
収集予定時間を事前に確認したい場合は、収集予定日の前日(月曜日収集予定の場合は土曜日)の15時から17時15分の間に台東清掃事務所(03-3876-5771)に確認します。
料金
戸別収集を利用した場合の台東区でのベッド・マットレスの処分料金は以下のようになり、粗大ごみ処理券を購入して納付します。
ベッド料金表
シングルベッド | 1,200円 B券300円4枚 |
セミダブルベッド | 1,600円 A券200円2枚, B券300円4枚 |
ダブルベッド | 2,000円 A券200円1枚, B券300円6枚 |
二段ベッド(梯子を含む) | 2,400円 B券300円8枚 |
パイプベッド | 1,200円 B券300円4枚 |
ソファーベッド | 2,000円 A券200円1枚, B券300円6枚 |
ベビーベッド | 800円 A券200円1枚, B券300円2枚 |
マットレス料金表
ベッドマット (脚付ベッドマット、畳タイプ、ソファー兼用型、 分割式の厚マットレスを含む) |
1,200円 B券300円4枚 |
ウォーターベッドマット・エアーベッドマット (水・空気を抜いたもの) |
400円 A券200円2枚 |
ベビーベッドマット | 400円 A券200円2枚 |
1-3. ベッド・マットレスを持ち込み処分する
台東区ではベッド・マットレスを含め粗大ゴミを持ち込めるゴミ処理施設はありません。
ベッド・マットレスを廃棄処分したい時は戸別収集を利用するか、不用品回収業者に依頼します。
台東区の処理手数料の減免制度
下記の場合には粗大ごみの収集料金が減額または免除になる場合があります。 粗大ごみ受付センター(03-5296-7000)へ電話で問い合わせてください。インターネットでは受付できません。
【対象者】
・大規模災害、火災等の災害を受けた人
・生活保護受給者
・特別児童扶養手当受給者
・児童扶養手当受給者
・老齢福祉年金受給者(老齢基礎年金受給者は減免対象ではありません)
高齢者・障がい者の粗大ゴミの運び出し補助
65歳以上の高齢者・障がい者の方は運び出しを補助する制度が利用できます。室内から清掃事務所のスタッフが運び出しを手伝ってくれますので、該当される方は台東清掃事務所にお問い合わせください。
その場合でも収集日までに有料粗大ごみ処理券の購入は必要です。
【問い合わせ】
台東清掃事務所(電話:03-3876-5771)
台東区の粗大ゴミで新型コロナウィルスによる影響
2020年10月26日現在、粗大ごみ受付センターでは新型コロナウィルス感染症対策として電話受付体制の規模を縮小して運営しています。電話が繋がりにくいので、インターネットから収集予約をすることをおすすめします。
また、不要不急の問い合わせは控えるように指示されています。
2.台東区でベッド・マットレスを不用品回収業者で処分する
ベッド・マットレスの処分を不用品回収業者に依頼する方法もあり、最も早くて簡単な方法です。
家まで取りに来てくれる点は戸別収集と同じですが、不用品回収業者は室内から運び出してくれる点が大きく違います。ここからは料金・日数・手間・安全面でベッド・マットレスを粗大ゴミとして処分する場合と比較します。
手順
不用品回収業者にベッド・マットレスの回収を依頼し、訪問見積もり日や回収日、料金を確認します。スケジュールや料金に納得できれば回収予約をし、回収日に不用品回収業者スタッフに引き取ってもらい、料金を支払います。
室内から搬出し、トラックに積み込み、処分してくれるので依頼者がすることは電話と料金の支払いのみです。
3.不用品回業者と台東区の戸別収集を比較
3-1.料金で比較
不用品回収業者を利用した時の料金は出張料金3000円とベッド・マットレスの処分料金5000円の合計8000~12000円程度です。
粗大ごみ収集の料金1200円と比較すると6倍以上の費用がかかりますので、費用を抑えたい場合は台東区の戸別収集を利用した方が安いです。
3-2.回収日数で比較
渋谷区の戸別収集は申込から収集日まで最低でも2週間以上かかります。
不用品回収業者であればその日のうちや自分の都合のいい時間に合わせてくれますので、引越しや買い替えで期日が迫っている方は不用品回収業者を利用した方が満足できます。
3-3.簡単さで比較
台東区の戸別収集では地域やマンションによって決められた粗大ゴミ集積所までベッド・マットレスを運び出さなければいけません。不用品回収業者は家の中から運び出し、トラックへの積み込みも行ってくれます。
特にマンションの2階以上に住んでいる時や一人暮らしの方は不用品回収業者を利用する価値があります。また、不用品回収業者の料金には処分料金も含まれているので、粗大ごみ処理券を買いに行く必要もありません。
2階にあるベッド・マットレスの処分で比較
戸建て、集合住宅に関わらず2階以上に設置してあるベッド・マットレスの処分方法に悩む方には不用品回収業者を利用した方が安全です。
不用品回収業者は戸建ての2階に設置してあるベッド・マットレスを回収する時には階段に養生をし、室内の壁や床が傷つかないようにします。階段を通るのが難しい時には2階のベランダから吊り作業をして運び出します。
台東区の粗大ごみ収集では2階にあっても自身で家から集積所まで搬出しなければならないので、搬出時に壁や床を傷つける恐れもあります。
信頼できる不用品回収業者の選び方
不用品回収業者の中には悪徳業者も存在します。悪徳業者とは関わらないことが一番のトラブル回避方法です。ReLIFEが審査した不用品回収業者をご紹介していますので、右下のチャットからお気軽に「台東区のベッド・マットレス処分方法」とご相談ください。
「信頼できる不用品回収業者の選び方」では不用品回収業者の選び方をご紹介しています。
https://relife-site.jp/akutokugyosha-characteristic/
4.ベッド・マットレスを買取処分する
リサイクルショップや買取業者、不用品回収業者ではベッド・マットレスの買取も行っています。買取り対象のベッド・マットレスだった時は買取金額と回収料金や出張手数料が相殺されることもあります。
台東区の戸別収集ではベッド・マットレスの買取はしていないので、処分したいベッド・マットレスが買取り対象だった場合には利用する価値がありますが、ベッドやマットレスは毎日使うものですし、汗や汚れも染みこみやすいので買取りは期待できません。
4-1.買取対象のベッド・マットレス
買取対象のベッドは状態が良いブランド家具です。
例えば、カッシーナ、シモンズ、B&B italia、IDC大塚家具、カリモクなど専門店でしか購入できず、販売価格が10万円以上するベッド・マットレスです。反対に、ニトリやIKEAなど工場で大量生産される組み立て式の家具など販売価格が5万円以下のベッド・マットレスは買い取られないことが多いです。
4-2.ベッド・マットレスの買取相場
ノーブランドのベッド・マットレスの買取相場は500円から2,000円で、人気ブランドの場合は1万円〜60万円程度です。無料で引き取ってもらえることもあまりない品目です。
5.台東区でベッド・マットレスは無料で処分できる?
台東区でベッドやマットレスを無料で処分することは難しいです。
台東区ではベッド・マットレスを解体して、可燃ゴミや不燃ゴミとして出すことも明確には禁止されてはいませんが、ベッドの骨組み部分は170cm以上あるので30cm以下にするには1つの部品につき3~4回以上切断しなければなりません。
マットレスも同様に表面の布を切り、中に何十本と入っているバネを抜くのは手間も時間もかかるためおすすめできない方法です。
6.ベッドはニトリ・無印良品で引き取ってもらえる?
ベッドの引き取りサービスを行っているニトリや無印良品などの家具店もあります。それぞれに引き取りには条件が決まっていますが、当てはまる状況であれば便利なサービスです。
引き取りを行っている家具店と条件、内容をご紹介します。
ニトリのベッド回収
ニトリでは「配送員設置商品」を購入したときは1回の配送につき3,000円(税別)で引き取りを行っています。
引取りできる家具は、ニトリ製品以外も受け入れてくれますが、購入した商品と同数量もしくは同容量までの物に限定されるので、同じサイズのベッドを買い替える時には有効な手段です。
注意事項
ニトリでは配送先以外から引き取りはできませんし、引き取ったベッドを別の住所へ転送するサービスは行っていません。引き取りには配送者側に事前に準備が必要なので、配送日の4日前までに依頼します。
また、引取サービス利用する時には午前中指定ができません。
無印良品のベッド回収
無印良品では配送する家具を購入した時に限り、購入商品と「同種」かつ「同数」の不用品の搬出作業や引き取りを1点につき3,000円で引き受けてくれます。
ネットストアでの注文でショッピングカートに「引き取り」のチェックができる商品に限ります。
注意事項
吊下げ搬出には対応していませんし、引き取り作業をスムーズに行うため、組み立て式のベッドは事前に解体しないと引き取ってくれないので事前に確認します。
開梱設置、組み立てサービス等の作業が発生する商品のご注文時のみ、引き取りを承ります。
ベッドの回収ができる家具店
ニトリや無印良品以外にもベッドを引き取りしてくれる家具店をご紹介します。
ディノス
通信販売のディノスでは購入した商品と同等・同数の品を引き取りしています。
商品のご注文時に無料引き取りを選択することが条件で、注文時以降は対応できませんし、日時指定も出来なくなります。
配送と同時に古いベッドを交換する形で引き取ってくれるのでディノスでベッドを買い替える方には便利な処分方法です。
台東区でベッド・マットレスを処分する方法のまとめ
台東区でベッド・マットレスを廃棄処分する方法は粗大ゴミの戸別収集か不用品回収業者を利用する2つです。安く処分したい時は戸別収集を利用し、早く簡単に処分したい時には不用品回収業者を利用すると満足できるベッドの処分に繋がります。
ニトリや無印良品、大塚家具での引き取りサービスもありますが、利用するには同等の家具の購入が必要です。引き取りサービスを実施している家具店で買い替える方はスムーズに処分することができます。