不用品回収業者選びの注意点と厳選!不用品回収業者3社
不用品回収業者選びの注意点と厳選!不用品回収業者 3 社
不用品回収業者とは
引っ越しや大掃除、遺品整理の際には不用品が沢山出てきます。 1つや2つであれば、自分で処分することが容易にできるでしょう。しかし、運び出すのも大変な大きな家具や冷蔵庫などが出てきてしまったらどうしますか?
そんな時に活躍するのが不用品回収業者です。不用品回収業者は基本的に電話一本で引き取りに来てくれます。
不用品回収業者はまだ新しいサービス事業です。そのため、制度や法律が曖昧な部分が多い現状があり、それをよいことに法律の抜け穴をかいくぐる悪徳業者もいます。悪徳業者に依頼すると、最初に提示された倍の金額を要求されることや、頼んでいないものまで回収されてしまうリスクが潜んでいます。
ここからは不用品回収業者を選ぶ際の注意点と安心できる不用品回収業者 3 社をご紹介し ます。不用品回収業者に依頼しようとしている方に読んでいただきたいです。
不用品回収業者を選ぶ際の注意点
不用品回収業者を選ぶ際には以下の項目に注意してください。
1.ホームページ、名刺などに不用品回収業者の所在地が記載されているか
不用品を回収し、適切に処理している不用品回収業者では、会社の所在地を名刺やホーム ページにはっきりと記載しています。なぜなら優良な不用品回収業者の場合、滅多に移転しません。それは、トラックの車庫証明手続きや倉庫のセキュリティー契約の変更、設備の移動などに労力とお金がかかるからです。そのため、不用品回収業者の名刺、見積書や領収書などは企業名と所在地が印刷された物を使っています。
反対に悪徳な不用品回収業者の場合、事業所を構えずトラック1台で回収している場合が多く、その業務実態が明らかになる前に所在地を転々とする傾向が見られます。悪徳な不用品回収業者の中には名刺すら持っていない場合もあります。
依頼したい不用品回収業者にはホームページがあるか、見積りの際に名刺をもらえたか、そこには所在地がきちんと記載されているかを注意してみてください。
2.不用品回収に必要な資格や許可を持っている不用品回収業者か
不用品回収を生業として行う場合、いくつかの許可が必要となります。 代表的な3つの許可をご紹介します。
①古物商許可
古物商許可は警察署(公安)に申請を提出し得られる許可です。 窃盗品や盗難品が市場に流れ出てしまった場合に警察が捜査しやすいように設けられた 許可です。
不用品回収業者の多くは回収後、中古市場やオークションに出品し利益を得ています。中古市場やオークションでは盗難品や窃盗品が紛れ込んでしまう可能性が高く、一度売却 されてしまうと売主を見つけることは非常に困難です。
そこで、警察が盗難品の早期発見と売主の特定を目的とし、「商売目的で利益を出し、それに継続性がある不用品回収業者」にはこの許可申請を提出することを義務付けました。警察が管理しやすくするためこの許可を下しています。古物商許可を得た不用品回収業者は許可収得後も売主の本人確認や帳簿を作成する義務が課せられます。
②廃棄物収集運搬業許可
家庭から排出される廃棄物を回収、運搬するには最低でも「廃棄物収集運搬業許可」が必要です。
廃棄物は 2 つに大きく分けることができます。1つ目は「産業廃棄物」、2つ目は「一般廃棄物」です。産業廃棄物とは法人格を有する企業が活動する上で排出される廃棄物です。
産業廃棄物以外の廃棄物は『一般廃棄物』とされています。企業から出た廃棄物でも、社員が食べたお弁当のゴミは一般廃棄物の事業系一般廃棄物として扱わなければなりません。
それら廃棄物を運搬するためには、活動する自治体に設備や車両が整っていることを証明し、許可の得る必要があります。
③自賠責保険
引っ越しと同様、不用品回収では大きな家具や家電を搬出します。そのため、不用品回収業者は壁や床を傷付けてしまうリスクを抱えています。優良な不用品回収業者は万が一のリスクに備え、自賠責保険へ加入しています。
自賠責保険に加入している不用品回収業者に依頼すれば、破損された時も保険会社を通して保証が受けられるので安心です。
3.回収後の行方が明確である不用品回収業者か
不用品回収業者が各ご家庭から不用品として回収した後、どのように処理されるかご存知でしょうか。不用品回収悪徳業者の場合、河川や山林に不法投棄を行っている可能性があり ます。
不用品を適切に処理するためには費用が掛かるからです。
反対に許可を得て、適切に営業している不用品回収業者では、利益を残す企業努力を怠りません。例えば、回収物の中に年式が浅く、売れる家電製品があればオークションや市場に持って行き売却します。
また、国内での販売が難しくても海外で需要があるケースは多々あります。特に日本製の商品は海外では重宝されるので、輸出する業者に委託します。
製品のままでは売却できない場合も、それらを資源として、買い取りしてくれる業者に売却します。例えば、鉄は1キロ 27 円で売却が可能です。スチールラックなどは鉄でできているため資源としては価値があります。その他にもプラスチックや紙も買い取りしてくれる業者に売却し利益を得ています。
このように資源として再利用するためには、手作業での仕分けが必要なため、人件費がかかります。人件費をかけてもリサイクル、再利用する不用品回収業者は優良な不用品回収業者と言えるでしょう。 回収された不用品の中には商品としても資源としても売ることができないものも出てきます。例えば、生ごみや可燃ごみですが、これらであっても優良な不用品回収業者であれば、適切に処理するルート(提携しているゴミ処理場がある)を持っています。
以上3つの条件を確認できれば、その業者は悪徳業者である可能性は極めて低いでしょう。
この条件を確認する方法をご紹介します。
安心な不用品回収業者を見分ける3つの方法
安心な不用品回収業者を見分けるための 3 つの方法をご紹介します。
1.不用品回収業者のホームページから情報を確認する
まずは、ホームページの確認です。チラシでも構いませんが、A4 サイズ程度のチラシでは記載できる情報が限られてしまいます。より多くの情報を収集するため、ホームページの確認をおすすめします。
ホームページの一番下にある会社概要を確認してみましょう。そこに「所在地、設立年月日、 資格や許可の有無」が記載されています。 また、料金形態や回収後の流れ、安さの理由も記載されていれば、確認しましょう。優良な不用品回収業者は隠す必要がない為、情報量が多いのが特徴です。
ホームページ上の「ブログ」「お客様の声」も必ず確認してください。管理が行き届いているホームページであれば、ブログは最低でも1ヵ月に1回は更新されています。 ホームページ作成の初期費用は 5 万円程度で済みますが、ブログを継続的に更新するためには毎月のランニングコストがかかります。そこに費用をかけている=お客様に安心をお届けしたいと考えている不用品回収業者と言えるでしょう。
お客様の声も重要なポイントです。お客様の声に写真が載っていると更に安心と言えます。
2.電話応対から安心できる不用品回収業者か見分ける
次に電話応対です。ここでは直感も必要になります。なんとなく嫌な感じがした場合や、聞いたことに対してほしい返答がされず、はぐらかされる場合には何かやましいことがあるのかもしれません。
また、良い不用品回収業者はスタッフの教育が行き届いているため、電話の応対も丁寧な口調で話します。不用品回収業者の中には、まるで友人と電話しているかのような言葉遣いをする場合もあります。フランクで馴染みやすい印象を受ける方もいらっしゃるでしょう。しかし、仕事として不用品回収を行っているというプロ意識に欠けると考えられます。
また、不用品回収業者は受付専用の事務員が在籍していない会社も多くあります。その場合、 現場スタッフが対応することとなり、作業中であれば資料が手元に無いので折り返し連絡を待つケースも多々あります。その際、折り返し連絡がその日のうちに来る業者を選んでください。
「折り返し連絡します。」と言われたのにも関わらず、こちらから電話をしなければならないような不用品回収業者は信用にかけますよね。これから見積もり、回収当日、と関わっていく中でトラブルが発生した時にも迅速な対応は望めないでしょう。
3.不用品回収業者の見積もり、作業当日
電話で見積もりの日程が決まったら、いよいよ不用品回収業者のスタッフとご対面です。 ここでの注意点はその身だしなみです。電話応対の際にも記載しましたが、プロとして意識が高いスタッフは身なりもお客様に不快感を与えないよう清潔感があります。
汚い方には家の中に入ってほしくないというお客様の心理をきちんと理解しており、その思いを汲み取った社内規定で身だしなみについて定められているからです。 服装はもちろんのこと、髪型、やひげなど少しでも不快に感じたら、今後のために断ったほ うが良いでしょう。
断る際は見積もりの段階で断っても構いません。「せっかく来てもらったのに何だか悪い」と思う必要は全くありませんよ。不用品回収業者は成約に至らなかった見積もりも含めて仕事なのですから。
料金を支払ってしまった後では返金してもらう必要が発生します。断る際にはなるべく早く断りましょう。他にも不用品回収業者は沢山あります。
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不用品回収業者は回収先から近い方が料金も安くなりますし、スケジュールにも柔軟に対応してくれます。また、不用品の内容によっては買取が得意な不用品回収業者に依頼した方が料金が抑えられます。
相見積もりをされたい方も早く回収してほしい方もお気軽にお問い合わせください。
以上、不用品回収業者を選ぶ際の注意点をご紹介しました。 不用品回収業の規定はまだ曖昧な為、悪徳な回収業者も沢山います。不用品を安心できる不用品回収業者に任せて家の中をスッキリとさせ、気持ちよく過ごしてくださいね。