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リノベーション時は仮住まいに引っ越しをするの?ポイントや引っ越し手順などを解説

リノベーションの際の引っ越しと、一口に言っても、中古の物件を買って、リノベーションする場合と、今住んでいる家をリノベーションする場合など、状況は様々です。出来れば負担が少なく、一番お得に引っ越し出来る方法を、知りたいですね。

フルリノベーションの場合、引っ越しが必要になりますが、お風呂やキッチン、トイレのみをリノベーションする時は、その場所の荷物を、別の部屋に移動して、作業する場所をしっかり確保しておけば、引っ越しをすることなく、作業してもらえますね。今回は既に住んでいる家を、フルリノベーションする場合の、引っ越しの手順について、ご紹介していきます。

リノベーション時は仮住まいへの引越しが必要

既に住んでいる家を、老朽化や、家族構成の変化によって、フルリノベーションする場合は、仮住まいとして、賃貸を借りる事になります。職場や学校の関係、工事の進行具合を、見に行く事などを考えると、リノベーションしている間も、自宅の近くに賃貸を借りるのが、理想的ですね。そこで、仮住まいを決める時の、ポイントを見ていきましょう。

リノベーション時の仮住まいへの引越しにも費用がかかる

賃貸を借りるとなると、一時的に借りる場合でも、仲介手数料や敷金と礼金が発生して、金銭的な負担になってしまいます。リノベーションをするだけでも、お金が必要なので、仮住まいにかかってしまう費用は、なるべく安く済ませたいですよね。

リノベーション時に仮住まいの引越し先を紹介してもらえるか確認

リノベーション業者などが、仮住まいの事を考慮して、不動産屋と提携している場合があります。初期費用をかける事なく、仮住まいを確保出来るので、その点はしっかりチェックしておきましょう。確認してみて、そういったサービスを受けることが出来れば、無駄な費用がかからないので、助かりますね。

リノベーション時に仮住まいの引越し先を自分で賃貸を探す場合

自分で仮住まいを探す時には、事情を説明して、短期の入居になる事を伝えておくと、初期費用の安い物件を、探してもらえるでしょう。そして、賃貸の場合、契約の期間を2年などと決めていて、途中解約すると、違約金が発生する事が多いので、注意しておきたい所です。

敷金などの面を考えて、短期で利用出来る、ウィークリーマンションなどの物件も良いですね。ですが、単身向けの物件が多いことと、家賃が賃貸より、高くなっているケースが多いです。家具などが備え付けになるので、リノベーションで家具を、全て買い換える事を検討している方には、ピッタリです。

リノベーション時に仮住まいへの引っ越しをする際のポイント

フルリノベーションの場合、引っ越しとなると、一時的に住める物件探しから、仮住まいへの引っ越し、リノベーションが完了してから、仮住まいから自宅への引っ越しという、流れになります。なるべく効率よく、スムーズに行えるように、気をつけたいポイントを確認しましょう。

リノベーション時に仮住まいへの引っ越しをする際のポイント①早めに仮住まいを決定

フルリノベーションの時には、仮住まいを探すのが、やはり一番大変です。物件を決めてからも色々と、時間がかかってしまうので、最低でも一ヶ月前には、物件を決めて、引っ越しの段取りをしていきたいですね。

リノベーション時に仮住まいへの引っ越しをする際のポイント②荷物の仕分け

リノベーションの場合は、引っ越しを二回行う事になるので、なるべく移動する荷物は、少ないのが理想的ですね。不要な物は早めに処分して、一時的に預ける荷物と、仮住まいに持っていく荷物とを、全て分けておきましょう。そうすることで、引っ越しの時に作業をスムーズに、進める事が出来ます。

リノベーション時に仮住まいへの引っ越しをする際のポイント③建て替えパックを利用

建て替えパックは、大手であれば、ほとんどの業者が、提供しているサービスです。リノベーションする前の家から、仮住まいまでの引っ越し作業と合わせて、一時預かりの荷物を倉庫に運び、その荷物を一時保管してもらえます。

また、リノベーション後の家に、倉庫の荷物と仮住まいの荷物を、引っ越しするという所まで、全てをまとめた便利なサービスです。家財の一時保管は、トランクルームを利用するという手段もありますが、荷物の輸送の事を考えると、建て替えパック利用よりも、費用が高くなってしまいます。

二度の引っ越しを、1つのサービスで完結出来るので、是非利用したいですね。料金は上乗せになりますが、荷造りなどのオプションもあるので、忙しい方にも、嬉しいサービスとなっています。

リノベーション時に仮住まいへの引っ越しをする際のポイント④家具を一新

仮住まいに引っ越すタイミングで、家具を全部処分して、必要最低限の物だけを持っていって、リノベーションして、新しく生まれ変わった家に、戻る引っ越しをするタイミングで、家具を全て新調する、というのもおすすめです。

どうしても、買い足していく過程で、長く使っている家具と、新しい家具の雰囲気が、合わなくなってしまいます。リノベーションは、まとめて家具を揃えられる、滅多にないチャンスです。リノベーション後の家に、合うデザインを考えて、全て同じメーカーの家具で統一すると、心機一転出来ますし、オシャレで素敵な家になります。

リノベーション時に仮住まいに引っ越しをする時の手順

それでは、リノベーションする為に、仮住まいを決めて、いざ引っ越しとなった時の流れについて、ご紹介します。

リノベーション時に仮住まいに引っ越しをする時の手順①引っ越し業者を決める

仮住まいの物件が決まったら、早い段階で引っ越し業者に、荷物を見てもらって、見積もりを出してもらいます。業者を一つに絞ると、相場も分からないので、出来れば複数の業者に、見積りしてもらいましょう。やはり、繁忙期の3月~4月や夏休みのシーズンは、近距離であっても、料金が高くなってしまうので、避けたいですね。

リノベーション時に仮住まいに引っ越しをする時の手順②荷造り

仮住まいに持っていく物は、使用頻度の高い物を、最小限で選びます。引っ越し業者に、不要品の処分をお願いすると、高額になる可能性もあるので、出来るだけ粗大ごみとして、地域のルールに従って、処分するのが良いです。

地域によっては、手配を早めにしておかないと、回収してもらえない場合があるので、確認しておきましょう。荷造りは、1ヶ月前には、取り掛かっておきたいですね。

リノベーション時に仮住まいに引っ越しをする時の手順③住所変更

大体3週間から2週間前を目処に、郵便物の転送届け、インターネットなどのサービスの休止手続きや、住所の変更を済ませましょう。インターネットなどは、仮住まいに、一度サービスを移してもらって、また自宅に戻してもらうという事も、可能な場合もあるので、一度相談すると良いです。

水道や電気、ガスの住所変更は、通常の引っ越しと、同じ要領で出来ます。また、保険やクレジットカード、ネット通販での注文受け取りの住所の変更、新聞や銀行の住所変更など、忘れがちな手続きも、確認しておくようにしましょう。

リノベーション時に仮住まいに引っ越しをする時の手順④家電の移動準備

冷凍庫などに入れている食品など、見落としてしまう可能性が、高いので注意が必要です。引っ越し当日には、冷蔵庫を空にしておけるように、きちんと整理しておきたいですね。

リノベーション時に仮住まいに引っ越しをする時の手順⑤引っ越し作業

引っ越し業者に、家財の一時保管を依頼した場合は、仮住まいへの荷物と、倉庫で保管する荷物を、それぞれ輸送してもらいます。預けた荷物の出し入れが、可能かどうかは業者によって、変わってくるので、確認しておきます。

リノベーション時に仮住まいに引っ越しをする時の手順⑥住民票の異動

フルリノベーションには、数ヶ月から半年前後かかる事が多いです。仮住まいに引っ越し後、同じ市区町村の場合でも、住民票の異動をする必要があります。市外に引っ越す時は、印鑑登録も新たに手続きが必要です。リノベーションが終わって、自宅に戻る時に、もう一度住民票の異動を行う事を、忘れないように気をつけます。

リノベーション時にスムーズに仮住まいへの引越しを行えれば、工事中もすとれるなく暮らせる

リノベーションの際の引っ越しには、大変な事も多いですが、リノベーションが、身近なものになった近年では、リノベーション業者も引っ越し業者も、しっかりサポートしてくれます。快適な住まいへの第一歩として、リノベーションの計画を、しっかり立てておけば、きっと充実した毎日が、送れる家を手に入れる事が、出来るでしょう。