リノベーションで生活感を隠す家に!シンプルに見える方法とは?
思いもよらない急な来客。身の回りのものを慌てて寝室に押し込んで、お客様をお招きした経験がある方も多いことでしょう。洗濯ばさみやハンガー、文房具などおしゃれにそろえても生活感が出てしまうアイテムは多くあります。
また、綺麗に片づけをしているのに、なぜか生活感が出てしまう。なんてお部屋があってお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はリノベーションでも多くの方が取り込んでいる、生活感を隠す部屋にするためのアイデアをご覧いただければと思います。お客様がいきなりいらしたときも安心です。
目次
リノベーションで生活感を隠す?そもそも生活感とは何なんだろう?
人がそこで暮らしている様がありありと目に浮かぶような状態を生活感があると言います。
しかし、住まいというのは必ず人が暮らしている空間です。なぜ同じ人が暮らしている空間でさがでてくるのでしょう。
例えば、食品用ラップフィルムやアルミホイルパッケージのままだと生活感がかなりあります。しかし、黒や白の入れ物に入れ替えるだけで生活感は大きく減少し、生活感を感じづらくなります。
生活感の多くはひと工夫で確実に無くすることが可能で、その方法は意外と簡単なものが多いのです。
リノベーションで生活感を隠す方法とは
生活感の多くはまず視覚的なもので変えることが可能です。リノベーションで多くの方が利用している視覚効果はどのようなものかまとめてみましたので、是非ご一読ください。
リノベーションで生活感を隠す方法①広く見えるだけで見た人の感覚は大きく変わる
壁をできるだけ取り除き、床、壁は白色に統一。これだけでかなり生活感が減少します。壁をなくすことで、入り口から見た視線が部屋の奥まで通り、色味も一緒なので広くてすっきりとした印象を作り出します。
玄関を開けた瞬間、開放感を感じることが出来るので、その後の部屋に対する印象も大きく変わってきます。
リノベーションで生活感を隠す方法②あえて配管とコンクリートを見せる
壁をできるだけ取り除き、床、壁は白色に統一。これだけでかなり生活感が減少します。壁をなくすことで、入り口から見た視線が部屋の奥まで通り、色味も一緒なので広くてすっきりとした印象を作り出します。
玄関を開けた瞬間、開放感を感じることが出来るので、その後の部屋に対する印象も大きく変わってきます。
リノベーションで生活感を隠す方法③天井を高く
天井の高い家はそれだけで広々と感じることが出来ます。しかしリノベーションではなかなか天井を上げることは難しいでしょう。しかし、天井の手前に梁などの飾りをすることで、まず梁に視線が行き、その先の天井が高く見えるという効果があります。
ライティングなどもおしゃれにこだわることで、天井の位置を変えなくても視覚的にすっきりとした部屋に見せることが可能です。
リノベーションで生活感を隠す方法④その他、本格的な目の錯覚も利用する
建築や、リノベーションでは視覚効果を利用してお部屋作りを行うことが多くあります。例えば、横貼りのタイルを張ると横に部屋の広がりが生まれたり、サイドにダークトーンの色、中央には明るいトーンの色を配置することで、一点透視図法のように奥行を感じるなどといったものです。
このような視覚効果を利用することで部屋の面積を変えずにも大きくお部屋の印象を変えることが出来ます。
リノベーションで生活感を隠すために必要な収納術
生活感が出てしまう大きな理由は、やはり出しっぱなしの物です。整理整頓してあってもやはり使わないものが人の目につく場所に出ているとごちゃごちゃした印象になります。
テーブルの上のお醤油やふりかけ、無造作に置かれた処方薬…、目につかないほうがいいものは様々あります。しまえる物はしまった方が絶対にいいのですが、収納するスペースはどうすればいいものか。そんなお悩みをお持ちの方はぜひご一読ください。
リノベーションで生活感を隠すために必要な収納術①和室だからこそできる床下活用
寝室としてお使いになる和室は小上がりにして床下を収納に。床下一面を収納にすることが可能なので季節ごとにしか使わない衣類や来客用の布団、趣味の本やお子様の写真など多くの物を片付けることが出来ます。
リノベーションで生活感を隠すために必要な収納術②あえて部屋を分割、憧れのウォークインクローゼット
タンス、チェスト、ハンガーラックなど。おしゃれな家具は多くありますが、やはり洋服が出ていることは生活感を感じる大きな原因となります。ウォークインクローゼットのある生活はそのようなお悩みを解決し、生活を大きく変えることが出来るでしょう。
リビングに取り込んだ洗濯ものも、たたんだ後さっとしまうことができますし、洗濯でお洋服を干すのをハンガーのみにしたら、取り込んだままかけて片付け終了!なんてことも可能です。
リノベーションに合わせて家電の新調も予定しているなら、ランドリールームと一体にして洗濯、乾燥、片付けをスムーズにできる動線にするなど多くのアイデアを形にしている方が多くいらっしゃるようです。
リノベーションで生活感を隠すために必要な収納術③床の間から本棚へ、もともとあった形を有効活用
和室から洋室へのリノベーションで悩みどころとなってくるのが押し入れと床の間の活用でしょう。押し入れはハンガーパイプを取り付けることでクローゼットとして活用している方がほとんどですが、床の間は独特な形状ということもあり上手く使えてない方も多いようです。
ここでお教えしたいのが備え付け型の本棚です。可動棚を付けることで天井まで活用することが出来、下は本の量によって戸棚を取り付けるなどと使いやすい収納スペースを作ることが出来ます。
リノベーションで生活感を隠すために必要な収納術③壁面全てを収納に
ここ最近の注文住宅やリノベーションで多いのが、壁面を全て棚状にするものです。戸を付けて隠せるものとオープンにして飾れるものを混同することで、おしゃれに自分らしさを入れながらインテリアすることが出来ます。
壁面全体が収納になっていることで使った物をすぐ片付ける癖も付きますし、作業中の来客などにも焦らず対応することが出来ます。
リノベーションで生活感を隠すために必要な収納術④主婦は嬉しい、パントリー
キッチンに小さなスペースを設けてパントリーを作ってしまうことも素晴らしいアイデアです。食品やキッチン用品は、パッケージが様々で、目に見えると生活感を大きく感じてしまいます。
全てを裏に隠してしまうことで見栄えも良く、作業するにも余裕のあるキッチンを作りだすことが可能です。
リノベーションで生活感を隠すために必要な収納術⑤階段下は壁に見せかけた収納スペース
階段下はあえて壁と同化する引き戸に。中には棚板や引き出しなどを付けて掃除道具やアイロン、アイロン台などをしまう収納スペースにしてしまいましょう。戸を引き戸にすることでお客様からの違和感も少なくなり、もともと荷物がすくないお宅に見せることが出来ます。
リノベーションで生活感を隠すために必要な収納術⑥しまうものと見せるもの
買いそろえた日用品の中には、こだわりのデザインや色味を統一した物もあることでしょう。買いそろえたのに全てしまい込んでしまうのはあまりにも勿体ないです。あえて壁に飾り棚を付けることによってこだわりの食器や、空の花瓶などを飾ることによって物を出していてもあえておしゃれに見せる空間になります。
おしゃれだからと何でもかんでも並べるとごちゃごちゃした印象になってしまうので、空間や物のサイズとのバランスを考えインテリアも一緒にしていきましょう。
リノベーションで生活感を隠すと部屋の良さがグッと引き出される
生活感を隠すリノベーション術は参考になりましたでしょうか。リノベーションにあたって収納の数を増やすのは今や基本になっています。
さらに、部屋の雰囲気を変えるためにはタイルの貼り方にさえもこだわっているかったもとても多いようです。リノベーションをした方のアイデアを参考に自分らしいシンプル生活を送ってみてはいかがでしょうか?