豆知識

不用品回収

女性のおひとりさまが今すぐできる5つの終活。ペットへの資産の残し方

パートナーに先立たれて「おひとりさま」になった方も「おひとりさま」という生き方を選んだ方もいざという時のことを考えると不安になる時があるのではないでしょうか。
2021年現在、65歳以上男性の8人に1人、女性の5人に1人がひとり暮らしの「おひとりさま」です。

突然、倒れた時や不慮の事故にあった時でも、慌てないためには事前準備が鍵になります。

この記事を読むと自分がいなくなった後の「財産」や「ペット」を守る方法が分かり、不安がなくなります。



【監修】遺品整理士協会認定 遺品整理士
片山 万紀子

祖父の遺品整理をきっかけに遺品整理や不用品回収に興味を持ち、遺品整理士協会認定・遺品整理士の資格を取得。ReLIFE(リライフ)のディレクターをする傍ら、年間600件以上の遺品整理に携わる。遺品整理を通して「ありがとう」という言葉をいただけることを仕事のやりがいとしています。

おひとりさま,終活

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老後のおひとりさま5つのリスク

おひとりさま,終活

ひとりで生活しているとは年齢とともにリスクも高くなります。
ここからは想定される5つのリスクをご紹介します。

1.孤独死しやすい

おひとりさまは自宅で倒れた時に発見されるまで時間がかかるので、孤独死しやすくなります。
同居の家族がいる場合や週に1回程度様子を見に来てくれるケアマネージャーや身内がいれば、倒れてから発見まのでスピードが早いので死に至らないことが多いです。しかし、日常生活を一人で問題なくできているときには、自分で予定を作らない限り人と会う機会は少なくなるので倒れていることに気づかれにくくなってしまいます。

年齢が上がるとともに不慮の事故も起こりやすくなり、孤独死のリスクも高くなります。

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2.認知症に気づかない

家族と過ごしていると、体に異変が起きても顔色の悪さや食欲減退の指摘などをしてもらえるため、早めの対処ができます。

しかし、おひとりさまになると、体に異変が起きてもそれを外部から指摘してくれる存在がいません。そのため、病気が進行しても自覚症状が無ければ対処できず、気付いたときには手遅れになっていることもあります。

これは、ガンや脳卒中などの病気だけでなく認知症も同様です。人の脳は会話をすることで活性化されます。

家族がいれば毎日会話をすることで脳が刺激されるため、認知症の予防に繋げられます。しかし、仕事も引退し自宅でもひとりで過ごすとなると、そうした会話の機会は生まれません。そのため認知症のリスクが高まってしまうのです。

3.終末医療への希望が通らない

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突然の病に倒れた時や事故にあった時に自分の希望を伝えられないことがあります。倒れた時には脳死になっていたり、意識はあっても手足が動かなかったり、声が出せない状態になっていることも考えられるからです。

代表的な終末医療に「胃ろう」があります。
胃ろうは口から物が食べられなくなった時に胃に直接チューブを通して栄養や薬をながしこむ治療で、24時間ベッドに縛られ誰かの手と医療の力を借りなければ生きられない状態になるケースもあります。

事前に残していなかった時には病院や疎遠となっている身内の判断にゆだねられることになり、自分の希望とは違う状態になることもリスクです。

4.健康を崩しやすい

年齢が上がると共に体力や気力も低下します。家族がいれば家事などを分担して行うことで個人の負担を軽減できますが、おひとりさまではすべてを自分でこなさなければなりません。

体力や気力が低下した頃に、身の回りのことを自分ひとりで行うのは大変です。
とくに老後は、介護が必要になる前段階として「フレイル」という状態を経験します。

フレイルとは「加齢によって心身の働きが衰えた状態」を指すものです。食事を作ったり家事をしたりすることが困難になり、健康面や部屋の衛生面に悪影響を及ぼします。

フレイル状態

フレイルの基準となる項目は以下の5つです。
①意図せず体重が減少している
②歩くのが遅くなった
③理由もなく疲れやすくなった
④運動習慣が減った
⑤握力が低下した

この状態になってしまうと、日常のことに取り組むのが困難になるため、暮らしの質が低下してしまうのです。食事や運動など基本的な健康維持が低下すると、免疫力が低下しているので病気にもなりやすいです。

5.入院の手続きが困難

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入院や手術をする際は、身元保証人になってくれる方を用意したり同意書にサインをしたりする方が必要です。

この身元保証人には以下の対応が求められます。

・治療費や入院費の支払いを保証する
・転院時のサポート
・死亡時の引き取り

しかし、おひとりさまの場合はそうしたことをしてくれる繋がりがありません。体調が整わない中で退院手続きや費用の支払いも全て自分でこなさなければならないのがおひとりさまです。

おひとりさまの終活でやること5つ

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おひとりさまに向けた終活を進めると、5つのリスクが訪れた時に慌てず対処できるようになります。ここからは今すぐできる5つの終活をご紹介します。

1.入院セットを準備する

突然の入院時に対処できるように、終活の一環として入院セットを準備しておきます。特に女性の場合には化粧水や乳液など普段使いしているものを準備すると入院時のストレスを減らすことになります。

身内がいればストローや充電器など細かいものを持ってきてもらうこともできますが、おひとりさまの場合には事前に準備しておいた方が気持ちの面でも安定します。

入院セットの一例

・健康保険証
・着替えのパジャマ
・スリッパ
・貴重品(お金・印鑑・自宅の鍵)
・普段使っている薬
・お薬手帳
・洗面用品(歯ブラシ・スキンケアグッズ・ストロー)
・タオル
・充電器

2.エンディングノートを書いて自分の意思を整理する

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自分の頭を整理するためにもエンディングノートを作り始めましょう。

「エンディングノート」とは、遺された方々に向けて「死後に何をしてほしいのか?」などを中心として、自分の終末期に関する希望やメッセージを記録しておくものです。

遺言書とは違い、法的拘束力はありません。しかしそのぶん自由度は高く、形式にとらわれずに自分が伝えたい内容を記載できます。

記載しておくと良い内容は以下の通りです。
・医療や介護に関する希望
・自分の資産状況
・銀行口座やクレジットカード会社などの情報
・契約している保険情報
・契約しているサービスについての情報

このような内容を記載しておくと、上記でご紹介したような「解約するサービスがわからない」「相続をどうすればいいかわからない」などのリスクを回避できます。

エンディングノートで資産や希望を明確にする10項目―無料配布先も

遺言書の作成

不動産や預貯金など資産にかかわる事柄は、エンディングノートではなく遺言書に残しましょう。遺言書であれば法的な効力が働くため、確実に自分の意思を残すことができます。

規定に沿った書き方以外は認められないことがあるので、司法書士や弁護士と相談して作成するのがおすすめです。

3.かかりつけ医・薬局を決める

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かかりつけ医やかかりつけの薬局を決めておきましょう。

かかりつけの医者がいれば、倒れている状態で発見されても連絡すべきところがわかります。薬局が決まっていればお薬手帳で服薬の履歴からアレルギーの有無や常時飲んでいて薬が分かります。

緊急搬送されるときには自分の意識がない、あったとしても状況を伝えられないことがほとんどです。過去の履歴から病状が特定できるようにかかりつけ医と薬局を作っておきましょう。

自分を知っている人が増えることで、孤独死防止にもつながります。

4.身元保証人を決める

入院や手術、施設への入所の際は身元保証人や身元引受人が必要です。そのため、保証人になってくれる人を事前に頼んでおきましょう。

親類と疎遠になっていることも多いおひとりさまですが、万が一に備えて保証人の確保は必要です。もしいなければ、身元保証を代行している法人等に依頼する選択肢もあります。

また、自分の死後に必要な手続きについてもまとめておきます。おひとりさまの場合、事前に希望をまとめておかないと誰も内容を把握できません。

死後の手続きとしては以下のようなものがあります。
・死亡届など行政上の手続き
・火葬や納骨などの葬儀関係
・相続について
・物の整理について

葬儀や物の整理に関する希望があれば併記しておきます。
ただし、相続に関しては、エンディングノートではなく法的拘束力のある遺言書に記載しておきましょう。

5.不用品の処分

おひとりさま,終活

終活では、荷物の整理(断捨離)も行います。残された遺品の処理は、親類などが担当することになります。

物が大量にあるほど、処理に時間も手間もかかります。もしゴミ屋敷状態になっていると、業者に依頼せざるをえません。その場合、疎遠だった親族に20万円以上もの余計な出費の負担をしてもらうことになります。

処理する方の負担を減らせるように、終活では計画的に断捨離をしておくことも大切です。

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おひとりさま,終活

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ペットへの終活

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故人が生前に自分がいなくなった後のペットの面倒を見てくれる人を探していなかったり、周辺の方が里親探しが行われなかった時には最悪、保健所によって殺処分されてしまうケースもあります。

事実、孤独死の現場ではご遺体の隣にやせ細った、犬や猫が寄り添っていることがよくあります。

ペットに資産を残す

長年連れ添っていてもペットに財産分与することはできません。日本の法律ではペットは「モノ」として扱われているからです。

ただし、「負担付遺贈」によって間接的にペットに資産を残す方法はあります。負担付遺贈は特定の人に財産を相続させる見返りとして指定した義務を負担させることができるものです。
遺言書には「財産を引き渡すので、ペットのお世話もお願いする」という内容を残しておきましょう。

老犬(猫)ホーム

身内や友人にペットの引き取り手がいない時には「老犬(猫)ホーム」を負担付遺贈にするという選択肢もあります。
老犬ホームや老猫ホームでは障害があったり、寝たきりになった犬や猫の面倒も見てくれるので、安心できます。

年間平均60万円と決して安くはない金額ですが、飼い主がいなくなってしまったペットのケアをしてくれるサポート体制が整えられています。

おひとりさまの遺品整理のゆくえ

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亡くなったその瞬間から大きな家具や家電からピアス1つまで遺品へと変わり、相続人の持ち物となります。相続人が見つからない時にはほどんどの資産は国の物になってしまいます。

現金

身寄りが全くない人の場合、葬儀費用を差し引いた残りの財産は基本的には国のものとなります。不慮の事故だった時には老後の資金として貯めていた500万円以上が見つかることもありますが、相続人がいない時には国へと吸い込まれていきます。

お世話になった人や施設、団体へ遺産を残したいと思うのであれば、遺言書を遺しておきましょう。また、死後事務委任契約を結んでおくと、死後に必要となる法的な手続きを第三者へ依頼することができます。

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家財・小物

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おひとりさまのモノは亡くなった時から全てが遺品となってしまい、相続人へと引き継がれます。相続人がいない時には資産と同様に国の持ち物とみなされます。

例えば、読みかけの本や自分へのご褒美に購入したアクセサリーも全て遺品整理の対象となってしまいます。引き継いでほしいモノがある時には余所金と同様に遺言書に残しておきます。

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おひとりさまで相続人がいない場合の持ち家やマンションなど不動産も預貯金や家財と同様に国の資産になってしまいます。

不動産が国の資産になる過程には5つ以上の複雑な工程があり、身内はもちろん内縁関係にあった人にまで相続放棄の確認が入ります。同意が取れた後で競売にかけられ、生前の借金や死後の手続きにかかった費用の整理に充てられ、残った金額を国に吸収されます。

おひとりさまの遺品や資産は年間440億円も国のものとなっていると言われています。

また、何の手続きも行われない時には長期間空き家となり町の景観を崩したり、近隣住民の苦情の対象になることもあります。

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賃貸物件の場合

賃貸物件の場合には
・家財の整理
・賃貸契約の解消
の2点が必要になります。

身寄りのないおひとりさまの場合には管理会社や大家さんが上記の2点を代行してくれるケースが多いです。その際の費用は入居時の敷金や保険で賄われます。

孤独死で特殊清掃が必要な時には別途費用が掛かり、故人の資産に請求されることもあります。

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終活支援サービス

おひとりさま,終活

上記のように終活を進めておくことで、おひとりさまでも万が一の事態に慌てず対処できます。

もしどうしても不安であれば、各種終活支援サービスを利用するというのもひとつの手です。

NPO法人や一般社団法人や自治体の終活支援サービス

「終活支援サービス」では、終活に関する希望を叶えるために、さまざまな側面から支援をしてもらえます。

現在ではNPO法人や自治体など、終活を支援してくれる団体がいくつも存在しています。

主に以下の面で支援してくれることが多いです。
・エンディングノートの作成
・遺品整理
・葬儀の際の手続き
・生前に結んだ各種契約の解約手続き
・保険など行政手続き
・相続に関する調整

どのような形で支援してくれるのかは、団体によって異なります。

例えば、おひとりさま向けに遺言書作成などをすべてワンストップで支援してくれたり、「葬儀手続きをしてほしい」「介護施設を紹介してほしい」などピンポイントな希望に応えてくれたりと、支援内容はさまざまです。

そのため、自分の希望に合った終活支援サービスを見つけることが大切です。

死後の手続きを委託する時に必要な契約書

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上記の終活支援サービス以外にも、各種契約を結ぶことで、死後の手続きを別の方に依頼することもできます。

このような契約には以下の種類があります。

・死後事務委任契約
葬祭時の事務手続きや遺品整理、契約サービスの解約手続き、周囲の人物への訃報連絡など、本人が亡くなった後にやるべきことをお任せする契約のことです。

・見守り契約
おひとりさまのようにひとりで暮らす方と定期的に連絡を取り合い、安否や健康状態を確認してもらう契約です。

・任意後見契約
本人の判断能力が低下する前に任意後見人を選び、その後見人に代理で行ってほしいことを定めておく契約です。不正が行われないように、証人が同席し「公正証書」を作成します。

・財産管理等委任契約
主に財産のことを自分の代理で管理してもらう方を指定する契約です。

こうした契約を終活の一環で結んでおくことで、自分の死後に備えることができます。

おひとりさまの終活費用

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おひとりさまの終活でかかる費用は「老後にかかる費用」と「死後にかかる費用」の2種類に分けられます。

終活にかかる費用

終活で必ずかかるという費用はありません。
しかし、資産を残すために遺言書を作成したり、お墓を作ったりすると当然費用は発生します。
自分の希望通りに資産を分けたい時には、法律の知識が必要となるので弁護士や司法書士に相談しましょう。遺言書の作成価格は資産の金額に比例しますが、最低30,000円程度から作成できます。

おひとりさま終活パックに注意

自分が亡くなった後で手続きや葬儀の手配を行う「おひとりさま終活パック」というプランが50万円~発表されています。

自分が亡くなった後で身の回りの整理をしてくれる方には便利なサービスと思われますが、サービスが開始されるのは自分が亡くなった後なので確認することができません。また、区民葬や直送であれば葬儀にかかる費用は20万円~30万円ほどです。

自分が亡くなった後の費用を残しておくだけでも終活になります。

お金の終活

また、終活ではお金に関する確認も欠かせません。とくにおひとりさまでは、使える資産が自分ひとりのものだけです。いざというときに足りないことがないように、丁寧に確認していきます。

自分の資産を記録しておくことで、相続をする方が「資産がどれくらいあるのか?」と迷わずに整理できます。

・毎月のおおよその収入と支出
・自分が持っている資産状況(預貯金、不動産、株、保険等)
・(もしあれば)負債

は最低限把握しておくといいです。

老後にかかる費用

老後にかかる費用は1人当たり平均2,000万円といわれていますが、おひとりさまの場合には自分の生活スタイルによって、倍以上かかることもあります。反対に持ち家で質素な生活をしていればもっと安くなることもあります。

自分で予算を決めたり、稼いだお金を自由に使えるのはおひとりさまの良い点です。
ただし、子どもと同居したり親族を頼ることはできないので、年間にかかる生活費を計算して働いているうちから貯蓄した方が安心です。

終活・生前整理・老前整理とは

おひとりさま,終活

ある程度の年齢になると、死後に備えて「終活」を考えはじめる方もいます。

終活では、自分の財産分与や葬儀の希望も含めて、老後や死後にしてほしいことを記録しておくことが重要です。

終活については、以下の記事でさらに詳しいことをご説明しています。
終活の基本と5つのやることリスト-人生を不安なく過ごしたい

生前整理」「老前整理」は、この終活の中で行うものです。2つに大きな違いはありませんが、「生前整理」が自分の死後を見据えて持ち物等を整理するのに対して、「老前整理」では充実したセカンドライフを送る準備をすることを指すことが多いです。

終活で使われる「おひとりさま」3パターン

おひとりさま,終活

終活では「おひとりさま」という言葉が使われることもあります。

さまざまな理由で配偶者や子どもなどの頼れる人物が身近におらず、ひとりで老後を迎えた方を指します。

おひとりさまはさらに3つのパターンに分けることができます。

①生涯結婚せずにひとり暮らし

生涯で結婚をすることなく、おひとりさまで老後を迎える方がいます。日本において、おひとりさまで老後を迎える方の割合は上昇傾向にあります。

「国立社会保障・人口問題研究所」が2015年に調査した結果によると、2035年には「男性の29%・女性の19.2%」が生涯未婚になると推測されているほどです。

②離婚や死別でひとり暮らし

離婚や死別によっておひとりさまになることもあります。

離婚でおひとりさまを選んだ時にはある程度の覚悟を決めているので、さほど慌てることはありませんが、パートナーが突然いなくなってしまった時には心も環境も準備が整っていません。

おひとりさまになってしまったら、1人暮らしを続けるのかそれとも子供や兄弟と一緒に暮らしていくのかなどおひとりさまにならない選択をすることもできます。

③ “縁”がなくなりひとり暮らし

生涯未婚であっても、兄弟や親戚などとの繋がりがあれば、完全なおひとりさまではなくなります。ただし、自分も親も一人っ子だった時にはおひとりさまになる確率はとたんに上がります。

独立した子どもに頼りたくない

子どもがいても「頼らずに生きていきたい」と考える方もいます。それ自体は大切な心がけです。

しかし定期的な連絡すらも取らなくなってしまうと、子どもは親の様子を把握できず、おひとりさまと変わらない状況になってしまいます。

現役で働いている間は、いずれのおひとりさまも会社のメンバーなどがいるため、完全に孤立することはありません。しかし、現役を引退して仕事を通しての関わりがなくなってしまうと、おひとりさまの老後を迎えてしまいます。

おひとりさまの終活まとめ

・老後のおひとりさまには「孤独死」「認知症」「終末医療」「健康」「入院時」におけるリスクが大きい
・今すぐにでも入院セットの準備やかかりつけ医を決めるなどできることから始めるといい
・断捨離や不用品の処分も早いうちから始めた方がいい
・自分がいなくなった後のペットの引き取り手とかかる費用を残すこともする
・相続人が現れなかった時の遺品や資産は国の物になる
・自分一人で進めるのが不安な時には自治体やNPO法人のサービスを利用するといい
・終活自体に費用はかからないが、お金の終活と資産の把握はした方がいい
・生涯未婚のおひとりさま以外にもパートナーをなくしておひとりさまになるケースは年齢とともに上がる

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