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豆知識

リノベーション

今、リノベーションが熱い!人気の秘密とは

新築が多く建てられたバブル期から約30年。最近では、リフォームやリノベーションという言葉をよく聞くようになりました。当時建築された多くの家が老朽化し始めてきた今、建て直しではなく何故リフォームやリノベーションを選ぶのか。

今回は、そんなリフォーム・リノベーションの人気の理由と、これからどのように進化していくかをまとめてみました。

リノベーションと リフォームの違い

リフォームとリノベーションはどのような違いがあるのか、まずは基本から見ていきましょう。一般的にリフォームは、老朽化した建物を新築の状態に戻すことを言います。

古くなっていたり、壊れている部分を直すことを意味するので壁を張り替えるだけの簡単な物などもリフォームのカテゴリに位置します。

一方でリノベーションとは、デザインや性能を新しくしながら行う大規模な改築工事のことを指します。リフォームと比較すると、間取りを変更したり、内装も大きくかえることが出来るような工事のことを全体的にリフォームと呼ぶことが多いです。

今リノベーションが熱いのは何故なのか

以前は新築物件を買うことがステータスとられていました。しかし、近年では少子高齢化も進み、人口が減っていく中で空き家の数が増えてきました。この中で、国が積極的に空き家対策に取り組み、銀行では中古物件購入+リノベーションなどの一体型ローンを打ち出していることから、リノベーションを利用する方が増えてきていると言えます。

新しいものがいいと思う方よりも、自分たちらしく住むことを希望している人が増えてきているのです。

中古住宅の魅力とは

中古住宅は年々増加傾向にあります。しかし、全体の住宅の約2割程度です。これがヨーロッパだと約8割が中古物件となります。もちろん、地震などの災害の頻度などの違いはありますが、やはり歴史を刻んだ古い家のほうが価値があり愛されているという背景があるのです。

日本でも築100年を超える古民家などは、当時の職人の技術がたっぷりと込められており、職人の少なくなっている今ではとても貴重なものになってきています。木や石は時を重ねるごとに味を出していきますし、新築にはない趣がそこにはあるのです。

リノベーション業界の進化

リノベーションはかつて、住宅メーカーやリフォーム業者、設計事務所が主に行ってきました。近年では、不動産業、家電量販店、デザイン事務所、その他多くの業種が、それぞれの特性を生かしてリノベーションを行っています。

よく目にするのが有名アパレルメーカーのリノベーション。得意のコンセプトを活かし独自のデザインで設計したリノベーションハウスがとても人気です。

近年熱いリノベーション

最近は部屋数を少なくし、壁や仕切りを取っ払いリビングや収納を広くとる設計が人気です。室内窓や棚などを取り入れる部屋も増えています。

また、女性がDIYなどの日曜大工を手軽に行えるようになったこともあり、家を建てるという概念から、インテリアを含めたデザインありきの部屋作りが身近になっています。今までショールームでしか見られなかったようなお部屋に実際に住み、それをSNSなどでシェア出来ることもリノベーション人気の理由の一つ。

全てに通して言えるのがシンプルかつ、自分らしい部屋。家族の形やライフスタイルの多様化に伴って今まであった家の形とはどんどん変わってきているのでしょう。

熱いだけじゃない!リノベーションの現状

中古物件や今ある住まいをリノベーションする方が増えていき、リノベーション事業も増加しています。古民家リノベーションしたカフェや宿泊施設、また賃貸経営者が最新の住居設備を導入するなど、リノベーション幅広い目的に活用されています。

リノベーションのポイントとは

中古物件を購入して、リノベをしようと検討している方もそもそもその中古物件が、リノベーションに向いているどうかというところから考えなければなりません。

これらを判断するためには、まず、2つのポイントをチェックしてみましょう。

間取りや構造

マンションの構造は、大きく分けると「ラーメン構造」か「壁式構造」の2種類になります。ラーメン構造とは、柱と梁でマンションを支えている形です。壁を取り払うことで自由な間取りに変更ができます。ラーメン構造であればかなりリノベーション向けと言えるでしょう。

一方、壁式構造はマンションを支えているのが壁です。この為、間取りの変更が制限されがちです。壁式構造は5階建て以上では使われることが無いので、もし物件が5階以下の場合は不動産業者に確認しておく必要があると言えます。

管理組合規則の確認

マンションの構造上ではリノベーションが可能でも、マンションの管理組合の規則でリノベーションが制限されている可能性があります。

口頭で説明がなくとも、書面記載してあるなどの場合はトラブルになってしまう可能性もあるので、必ず書面も丁寧に見ておきましょう。また、疑問に思う部分があれば納得するまで確認を取ることがとても重要になってきます。

期間の目安

工期は内容により大幅に変わります。事前準備・手続きなどにも時間がかかり約1~3カ月は取られると見ておきましょう。ここから準備を始め工事完了までは早くて3カ月、中には半年ほどかかる場合もあるので、会社と相談しながら期間中の過ごし方などを決めていきましょう。

費用

ワンルームのマンションをスケルトンな状態からリノベーションを行うには、面積によりますが350万円以上必要となってきます。お世話になる会社と相談の上無理のない範囲で設定していきましょう。また、設備費用は、予算に応じてグレード調整を行うことが出来ますので、微妙な額の調整はここからしていくのがおすすめと言えます。

リノベのカフェやホテル事例

静岡県静岡市用宗 「桃屋」

築100年の古民家をリノベーションしたカフェ。古民家の味のある建物が落ち着いた雰囲気を醸し出し、癒しの空間になっています。お店には看板犬や看板猫もいるんだとか。動物との相性が抜群なのも古民家の特徴と言えます。

 沖縄県中頭郡「SPICE MOTEL OKINAWA」

1970年代に建てられたモーテルをリノベーションしたホテル。

部屋は個々テイストが異なり、泊まる都度に楽しみがあるのも魅力。また、ところどころにモーテルの名残を残しているのが何とも言えない味となっています。

秋田県にかほ市 「福寿層の里 金浦温泉 学校の栖」

https://www.instagram.com/p/Bz5Se9JgHPo/

もともと小学校だった場所をリノベーションしてできた温泉。

木造平屋建て、合掌造りの建物は当時の形をそのままにレトロな雰囲気が漂っています。

温泉はミルキーブルーの硫黄泉と無色透明なラジウム鉱泉の二種類です、是非近くにお立ち寄りの際には寄ってみてはいかがでしょうか。

東京都大田区 「蓮月」

池上本門寺の近くにある木造の古民家です。昭和初期に建てられた建物をリノベーションした、こちらのカフェは池上本門寺の参拝客に古くから親しまれてきました。外見はそのままに、内装も古い味を残したままのこちらのカフェで昭和の懐かしさを感じてみてはいかがでしょうか。

今後も熱い!リノベーションの需要は右肩上がり

近年大きな進化とともに、拡大を続けているリノベーション業界。バブル期に建築された多くの建物が約30年を迎える今。今後もぐんぐんと需要が上がっていくことでしょう。各業界ともに競争が一段と激しくなっていくなか、近年の技術を存分に活かしながら自分らしい住まいづくりをしていきたいですね。