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リノベーションでの玄関ドアの選び方のコツ!費用などもあわせてご紹介

玄関ドアが古くなるとリノベーションを考えるご家庭が多いです。家の外観の中でも多くの人に見られる部分になるので、見た目を気にされる方がたくさんいます。玄関ドアと一言で言ってもたくさん種類があるのをご存知ですか。種類の多さから選び方に困る方も少なくありません。

そこで、今回は玄関ドアの種類と選び方のコツ、リノベーションにかかる費用もご紹介します。

リノベーションでの玄関ドアの選び方はどうする?まずは種類を知る

まずは、玄関ドアの種類には何があるのかピックアップし、それぞれ詳しく解説してきます。

リノベーションでの玄関ドアの選び方と種類①片袖ドア

現在の新築住宅や建売住宅に使われているタイプです。扉部分の横に大きなガラスが備え付けられています。そのため、日が入りやすく、玄関を明るい印象にすることができるでしょう。

リノベーションでの玄関ドアの選び方と種類②親子ドア

扉の横に小さな扉が備えられているタイプのドアです。片袖ドアと似ていますが、開閉するという点で違いがあります。メリットとしては、開口部分が広いことです。

お買い物をした後、大きな荷物を運ぶときに、小さい扉も開ければ袋が突っかかることがありません。つまり、荷物を入れやすいというわけです。また、子どものお友達がたくさん来るときでも家の中に入りやすくなっています。

リノベーションでの玄関ドアの選び方と種類③片開きドア

日本の住宅の場合、このタイプのドアが一番多く使われているのではないでしょうか。名前からも想像できるように、片開きのドアです。長方形の扉が多いですが、現在は上部が丸みを帯びているおしゃれなものもあります。

最大のメリットは価格が安いことです。また、頻繁に使われるので、取り扱っている工務店やメーカーがたくさんあります。バリエーション豊富なので、選び方に迷われる方も多いです。基本的に選ぶときは、お家の外観に合ったものを選択しましょう。

リノベーションでの玄関ドアの選び方と種類④両袖ドア

文字通り、扉の両側にガラスが備えられたタイプのドアです。さまざまな方向から光が入るので、日当たりが良いと玄関が非常に明るい印象になります。しかし、ガラスの面積は片袖ドアと変わらないケースが多いです。そのため、ガラス部分の面積が広くなり、光もその分多く入るということはありませんのでその点は注意しましょう。

リノベーションでの玄関ドアの選び方と種類⑤両開きドア

扉が2枚あり、それぞれに取手が付いています。開くときは、扉の真ん中から開くイメージです。最大の特徴は、入り口がとても広いという点になります。

親子ドアよりも広く、大きな家具をそこから入れたりすることも可能です。また、玄関の広さによってはバイクや自転車も簡単に入れられます。重厚感を感じられるので、セレブな住宅に見えるというメリットもあるでしょう。

リノベーションでの玄関ドアの選び方と種類⑥引き違い戸

昔の住宅から現在まで使われている玄関ドアです。2枚の扉があり、横にスライドさせることで開口部を作ることができます。2枚両方ともスライドさせられますが、重なりますので、開口部の広さは扉1枚分です。

引き違い戸は昔から使われているので、古い住宅をイメージしがちでしょう。しかし、現在は洋風に適したデザインのものも販売されており、おしゃれにリノベーションすることも可能です。

リノベーションでの玄関ドアの選び方と種類⑦片引き戸

1枚の扉をスライドさせて開口部を作る玄関ドアです。一定方向しかスライドさせられませんので、引違い戸のように左にも右にもスライドさせられるということはありません。片引き戸は価格が安いのでリーズナブルにリノベーションすることができるでしょう。

リノベーションでの玄関ドアの選び方と種類⑧両引き込み戸

両引き込み戸は、扉が2枚あり、左のドアは左へ、右のドアは右へスライドさせられるタイプです。昔からある大きな住宅やお寺さんで頻繁に見かけます。両開きドアと同じように開口部がかなり広いです。そのため、引き戸で開口部分を広く取りたいという方は選ぶといいでしょう。

リノベーションでの玄関ドアを選び方ポイント

玄関ドアの種類がたくさんあることは理解できたでしょう。では、どのように選べばご家庭に合ったものにリノベーションすることができるのでしょうか。玄関ドアの選び方のチェックポイントを見てきましょう。

リノベーションでの玄関ドアを選び方ポイント①お庭や駐車スペースを考慮する

それぞれのご家庭でお庭のスペースが異なります。お庭が広いとその分駐車スペースも広くなりますので、片開きドアや両開きドアの設置が可能です。しかし、狭いと扉が邪魔になることがあるので、引き戸を選択するといいでしょう。

リノベーションでの玄関ドアを選び方ポイント②住んでいる人のことを考えて選ぶ

その家に住んでいる人が安全かつ使いやすい玄関ドアを選ぶのが基本です。例えば、小さいお子様がいる場合、引き戸にしてしまうと手を挟んでしまうリスクがあります。怪我をする恐れがあるときは片開きドアなどにすると安心です。

また、ご家庭の中には車椅子を使用している方と一緒に住んでいるという人もいるでしょう。そのような場合、車椅子が余裕で通過できるものを選択するといいです。例えば、親子ドアや両開きドアなどは開口部分がゆったりとしているのでおすすめになります。

リノベーションでの玄関ドアを選び方ポイント③玄関が明るくなるようなドアを選択しよう!

玄関周辺に窓を設置していない住宅も多く、どうしても暗い印象になりがちです。実際に暗い印象を変えるためにリノベーションを検討されている方も多いでしょう。明るくなるようにリノベーションしたい方はガラスが備え付けられているドアがおすすめです。

例えば、片袖ドアや両袖ドアは扉の横にガラスがついているので、そこから光が入り、明るい印象になります。予算上、難しい人はランマ窓が付けられた片開きドアにリノベーションするという方法もあるでしょう。

リノベーションでの玄関ドアを選び方ポイント④断熱性を考慮しよう!

暖められた空気は窓から逃げます。玄関ドアも例外ではありません。そのため、断熱性を考慮して選択しないと、光熱費がかかったり、寒さを感じやすかったりします。もし、断熱性能の高いものを選びたいという方は木製のタイプがおすすめです。

リノベーションでの玄関ドアを選び方ポイント⑤耐久性を考えて選ぶ

耐久性も選ぶ際のチェックポイントです。耐久性が高い素材はアルミ製になります。そのため、耐久性を重視したいという方はアルミ製の玄関ドアを選ぶといいでしょう。

しかし、アルミ製は見た目が灰色になりますので、住宅デザインに合わないという方も少なくありません。そのような方は木製を選んでも問題ないです。現在、販売されている木製の玄関ドアはしっかりとメンテナンスすれば30年以上使えます。そのため、無理にアルミ製を選ぶ必要もないでしょう。

玄関ドアのリノベーションにかかる費用

玄関ドアをリノベーションするときにかかる費用は、21万円〜50万円という方がもっとも多いです。例えば、カバー工法で金属の玄関ドアを取り付ける場合、大体25万円が相場になります。

また、玄関ドアの交換だけでなく、玄関に収納スペースを増やすリノベーションも同時にお願いすると、約50万円かかります。もちろん、費用はどのような玄関ドアを取り付けるのか、リノベーション規模によって変化します。具体的な値段を知りたいという方は業者に相談して見積もりをお願いするといいでしょう。

リノベーションでの玄関ドアの選び方は思ったよりも簡単!

玄関ドアの種類を変えることで、開口部分が広くなったりしますので、出入りしやすい玄関に生まれ変わることがあります。また、ガラスを多く取り入れた玄関ドアに交換すれば、日差しが入りやすくなるので、明るい玄関になるでしょう。もし、玄関ドアに悩みがあるのなら、この機会にリノベーションしてみてはいかがでしょうか。