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エアコンクリーニングのアレルギー性鼻炎への効果と今すぐできる除菌

近年の住宅は、断熱性や機密性が向上し、生活様式も大きく変化してきました。
そして、大気汚染やダニ、花粉、カビなどの原因から、喘息やアレルギー性の疾患が大きな問題として取り上げられています。

エアコンを点けると、くしゃみが止まらないなどの症状をよく耳にしますが、エアコンクリーニングは、そもそもアレルギーに効果があるのでしょうか?
アレルギー性鼻炎の発症のメカニズムや、効果的な対処法、自分でエアコンクリーニングをする方法についても記入していきます。

エアコンクリーニングはアレルギー性鼻炎に効果がある?

アレルギー性鼻炎の症状がある人にエアコンクリーニングは効果的です。

エアコンクリーニングをすると、エアコン内の汚れやカビが取れるので、エアコンを点けた時に内部の汚れが舞うのを防ぐことができます。

エアコンクリーニング業者に任せる?自分で掃除する?

週1回のフィルター掃除の他、定期的にエアコン内部のクリーニングをしていないエアコンの内部にはカビが充満している可能性があります。スプレータイプのエアコン内部洗浄剤もありますが、自分では取り切れない奥の汚れやカビの場合は、エアコンクリーニング業者に依頼するのがおすすめです。

エアコン内部を分解し高圧洗浄機などで徹底的に掃除してくれることから、自分で掃除することによるエアコン清掃時の故障の心配が少なくなりますし、汚れを中途半端に残しません。

自分でyoutubeなどを見て、エアコンクリーニングをすることも以下の理由からおすすめできません。細かいネジを合わせると数10種類以上のパーツからできているエアコンは分解できても戻せなくなってしまうこともあります。

エアコンでアレルギー性鼻炎が悪化する理由

エアコンを点けるとアレルギー性鼻炎が悪化する時には、エアコン内部のアレルゲン物質が空気中に放出されることと空気中にあったアレルゲン物質が送風で室内を浮遊することの2つが考えられます。

エアコン内部のカビや埃が舞う

カビは湿度が高い場所や、25~30度の温度を好み、エサとなる埃などが大好物です。つまり、エアコンの内部はカビの温床になっているのです。特に春と秋のエアコン内部にはカビに好まれる環境が整っており、ファンやフィンには大量のカビがビッシリ生えている可能性がとても高いです。

室内のカビや埃が舞う

もう1つの原因は、エアコンの風によって室内のカビや埃、ダニなどが空気中に舞い上がることにあります。通常は眠った状態のカビや埃がエアコンの風によって呼び起こされてしまうので、空気中に飛び交いアレルギー症状を引き起こすきっかけになります。

アレルギー性鼻炎とは…

アレルギー性鼻炎とは、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの症状を引き起こす、アレルギー性の鼻の病気です。

空気中を浮遊する花粉やハウスダストだけでなく、食べ物や化学物質などの原因物質「アレルゲン」が鼻粘膜に付着することから起こります。
さらっと透明な鼻水が発作的に連続で出たり、くしゃみ、鼻づまり、また、目のかゆみといった辛い症状として現れるなどの特徴があります。

アレルギー性鼻炎は、喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー素因があると起こりやすいとも言われています。

風邪の合併症に多く見られる症状ですが、風邪の原因はウイルスであり、アレルギー性鼻炎の原因は花粉やハウスダストなどであることが多いです。季節性アレルギー性鼻炎と通年性アレルギー性鼻炎があり、アレルギーを引き起こす原因物質(アレルゲン)は、人によって様々であり異なりますが、ハウスダスト(室内塵)が原因のモノが多くあります。

ハウスダストとは、室内の塵のことです。
アレルギーを引き起こす原因物質(アレルゲン)となるヒトやペット等の動物の皮屑(フケ)やカビ、ダニ、細菌などのいくつかが混じりあったもので、冷暖房の普及や住宅の密閉化が進む近年は、より増加傾向にあります。

アレルギー性鼻炎の自分でできる予防方法

病院で診てもらい服用したりするだけでなく、日頃の対策で症状を軽減改善することもできます。

外出時はマスク・メガネ・室内に持ち込まない

雨上がりの晴れた日、天気が良く湿度の低い日、風の強い日の特に12時~14時は花粉の飛散が量的に多い傾向があります。その時間帯は外出を控えたり、マスクや眼鏡でガードしたり、帰宅時はよく服を払い、室内に持ち込まないように気を付けましょう。

アレルゲン物質を取り除く

アレルギーを引き起こす原因のアレルゲンを取り除くこと、それらを避けるように心がけることが改善のための一番の近道です。

毎日使用する布団はダニが繁殖しやすいことから、マメな天日干しをして布団そのものを乾燥させることで、繁殖しにくい環境を作ることができます。干した後は、布団に掃除機をかけることでダニの栄養分であるハウスダストを取り除きます。
シーツや枕カバーなどのリネン類は最低でも1週間に1回はたっぷりの水で洗濯し、アレルギーの元を取り除きます。

また、冷房使用時は湿度を50%以下に下げて除湿もすることでダニが繁殖しにくくなりますし、室内でマスクをすることも有効です。

アレルゲン物質を避ける環境を作る

カーペットや布のソファーは、使用しない方が無難です。
湿気がたまりやすいカーペットや布のソファーの隙間は、埃、ゴミ、ハウスダストが集積しやすくダニにとって居心地のいい場所となるので使用を避けます。

使う時には毛足の短いものや洗いやすいものを選びましょう。

また、カーテンやぬいぐるみにも埃やダニがつきやすいことから、洗濯後の天日干しを定期的に行います。

日中に私たちの動きと同時に舞っていた活発なゴミやハウスダストは夜に静まり、朝までに落ち着いていることから、朝はまず掃除機をかけるだけでなく、日々の中で掃除の回数を増やすようにします。
掃除の際は、2カ所以上窓を開けて空気の通り道を作って換気します。掃き出し窓は全開に開け空気が出ていく窓にし、小窓は半分くらい開けて空気が入る窓にすると効率的に空気の入れ替えができます。

エアコンのカビをアルコールで掃除する

エアコンの掃除を行い、汚れや既についてしまった汚れを取りのぞいた後にアルコールで掃除します。

エアコンのアルコール除菌で使用するのは消毒用エタノールがおすすめです。
スプレー式の「消毒用エタノール」は、近所のホームセンターやドラッグストアで500円前後で販売されています。70~80%ほどがエタノールで残り30~20%ほどが水分のものが最も効果的です。

エアコンの掃除には「エアコン洗浄スプレー」を使用します。ホームセンターやネットで500円程度で購入できます。

エアコン内部は
・フィルター
・フィン
・ファン
・ドレンパン
それぞれに用いるクリーナーがあります。

金属の薄い板が並んでいるところをラジエータと呼びますが、その部分に「エアコン洗浄スプレー」を用いると、スプレーの薬剤や汚れがエアコンの室外のホースに排出されるため、室内は汚れることがほぼありません。

エアコンのカビをアルコールで掃除する手順

ここからはエアコンのアルコールで掃除する方法をご紹介します。
準備から作業終了までは半日程度かかりますので、時間に余裕があり、天気の良い日に行うのがおすすめです。

<用意するもの>
脚立や椅子
ゴム手袋、キッチンペーパー、爪楊枝、歯ブラシ、菜箸のような棒の先に不用な布を巻き付け輪ゴムで止めたもの

<手順>
①準備

窓を開けて換気し、ビニールシートをエアコンの下に敷いて、クリーナーから落ちてくる液だれで部屋が汚れないようにします。45リットルゴミ袋をテープで繋げるとそのまま捨てられるので便利です。

コンセントから電源プラグを抜き、フロントカバーを開け、フィルターを取り外します。メーカーによってカバーのボタンの外し方は多少違いますので、説明書で確認しながら行います。

②フィルターの掃除

フィルターの埃を掃除機で吸い、目に見える埃を取り除きます。その後、浴室で不用になった歯ブラシと中性洗剤を用いてフィルターの汚れを落としていきます。強くこすりすぎると網目が崩れてしまうので、優しくブラッシングします。

③吹き出し口のアルコール除菌

シャワーで洗い流したら水分をふき取り、乾かします。
乾いたら、フィルター全体にまんべんなく消毒用のエタノールスプレーを吹きかけます。
フィルターを乾かす間にエアコンの吹き出し口の汚れを、消毒用エタノールをキッチンペーパーに含ませ、拭き取っていきます。

④エアコンスプレーで洗浄

エアコン洗浄スプレーでフィン(フィルターを外すと見える、薄い金属がずらっと並んでいる部分)の掃除をします。フィンに掃除機をかけ、爪楊枝や歯ブラシを用いてできるだけほこりを取り除きます。
大体の埃が取れたらフィンに5cmくらいの距離からエアコン洗浄スプレーをまんべんなく吹きかけます。スプレーは必ず1本は使いきります。

洗剤や分解された汚れは、ドレンホースを通過後、外に排出されます。

⑤乾燥

10~15分放置して乾燥させ、フィルターやカバーを戻し、3時間~4時間は送風運転させてエアコン内部を完全に乾燥させます。内部に水滴が溜まっているとカビの温床になりやすいので、重要な作業です。

エアコンクリーニングとアレルギー性鼻炎のまとめ

エアコンによるアレルギー症状は、昨今の深刻な問題となり、一種の現代病ともいえます。発症してからケアするというよりも、日ごろから生活環境の改善に努めるようにしていきたいものですね。

定期的なエアコンクリーニングを行いながら、自分の手の届かないエアコン深部の汚れは、2年に一度は業者に依頼してカビを寄せ付けない工夫などもしていきましょう。